2020.03.20 (Fri)
「佐川局長の指示」自殺した職員の手記
「私も妻も一切この認可にも国有地の払い下げにも関係ないわけで、私や妻が関係していたということになれば、それはもう、私は間違いなく総理大臣も国会議員も辞めるということをはっきりと申し上げておきたい。」
というその嘘つき男の国会での証言が、一人の有能で実直な国家公務員の命を奪うことになってしまった。
自殺した近畿財務局の赤木俊夫さんの妻が公開した遺書の内容によると、安倍首相が上記のように証言したことによって、理財局長の佐川氏が実際に総理から命令されたのか、それとも忖度したのかはわからないが、森友学園への国有地売却をめぐっての公文書の中で、学園に厚遇したと取られる疑いの箇所はすべて修正するよう指示があったと報道された。
つまり、亡くなられた赤木俊夫さんの遺書によれば、安倍首相や昭恵夫人が森友学園の認可や国有地の払い下げに関係したことが証明されている。佐川氏が忖度したか、直接安倍首相の命令を受けてやったことかは関係ない。あくまでも、安倍総理が国会で嘘をついたことによって、事実をウソに変えるように指示された赤木俊夫さんが良心の呵責に苛まれて、自殺したという変えようのない事実が存在するだけだ。それでも、安倍総理は総理と国会議員を続けるつもりなのか。
【報ステ】「佐川局長の指示」自殺した職員の手記
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000179425.html
森友学園への国有地売却をめぐって公文書が改ざんされた問題で、自殺した近畿財務局の赤木俊夫さん(当時54)が一連の経緯を手記にまとめていたことがわかった。手記には「元はすべて佐川理財局長の指示です。局長の指示の内容は、学園に厚遇したと取られる疑いの箇所はすべて修正するよう指示があったと聞きました」「修正作業の指示が複数回あり、現場として、私はこれに相当抵抗しました」「抵抗したとはいえ、関わったものとしての責任をどう取るかずっと考えてきました」「事実を知っている者として責任を取ります」とつづられていた。赤木さんの妻は18日、国と、当時の財務省理財局長だった佐川宣寿氏に、損害賠償を求めて提訴した。佐川氏の指示で改ざんを強制され、自殺に追い込まれたと訴えている。赤木さんの妻はコメントを出し、「夫が死を選ぶ原因になった改ざんは、誰が何のためにやったのか、改ざんをする原因となった土地の売り払いはどうやって行われたか、真実を知りたい」と訴えている。赤木さんが亡くなった3カ月後、財務省は、調査報告書を公表したが、佐川氏の明確な指示は認めていない。18日の国会では、野党が財務省に対して「再調査を行う考えはないか」とただしたが、茶谷栄治官房長は「一連の問題についてのけじめをつけたものと思っている。再調査を行うことは考えていない」と述べた。
2019.06.02 (Sun)
籠池泰典「森友学園」元理事長が安倍晋三の犯罪を語る
しかし、安倍夫妻に痛い思いをさせられた籠池氏は、その安倍夫妻の裏の顔をよく知っている。官邸のメディア・コントロールに騙されないように警告している。
天下のペテン師・安倍晋三の悪辣非道な犯罪をばらすー籠池泰典「森友学園」元理事長 2019 05 26