2010.09.23 (Thu)
パリス・ヒルトンが日本に入国できずに帰国
先月、米ネバダ州ラスベガスでコカイン所持容疑で逮捕され、世間を騒がせたパリス・ヒルトン(29)が、時計や香水、バッグ、洋服などを含む自身のブランド、「Paris Hilton Bags & Accessories, Watches」のプロモーションのため、21日(火)に自家用ジェットで成田空港に到着した。新作PRのイベントが、22日(水)に都内六本木で開催される予定だった。
しかし、来日する2日前にラスベガスでコカインを所持しているところを見つかり、執行猶予付きの有罪判決を受けたばかりのパリスが、入国する際に足止めをくらったのはすでにご存知の方も多いと思うけど、その後、東京入国管理局成田空港支局で2日に渡り、6時間に及ぶ事情聴取を受けたんだけど、結局入国を認めてもらえずに、空港内のホテルに宿泊した後、帰国したそうな。
いかにもおバカなパリスらしく、成田の入国管理局に事前に連絡をせずにいきなりやってきた為、入国は許可されなかった。東京入国管理局成田空港支局によると、執行猶予中の場合は特別な理由がない限り、入国は許可されないことにはなっているが、これが、事前に連絡さえすれば、入国できた可能性は高い。
日本はこれまでにも麻薬取締法違反を犯した多くの有名人の入国を拒否してきた。アルゼンチンの国民的サッカー選手のマラドナも最初は2002年のワールドカップで来日した際、最初は入国を拒否されたが、結局、特別訪問者として30日間のヴィザが与えられた。
ローリング・ストーンズにしても、長年日本への入国をめざして奮闘していたが、グループ・メンバーが麻薬取締法違反で有罪判決を受けていたにもかかわらず、最終的には入国を許された。
1980年1月には、元ビートルズのポール・マッカートニーが大麻所持の疑いで成田空港で逮捕された。そのときは、予定されていた彼のグループ、ウィングスのコンサートは中止され、ポールは入国を認められずに、引き返した。
パリス・ヒルトンは入国を拒否され、日本を離れるときに、日本のファンに向けて、「しかたなく、お家に帰るわ。アジアのファンにお会いできなかったことは非常に残念だけど、そのうち絶対に戻ってくることを約束します。みんな大好きよ。」とのメッセージを残して飛び立った。
アジアに熱狂的なファンがいるとはいえ、海外では金持ちだからという理由で法を犯すようなその奔放な行動に批判が集まっているパリスちゃん。いくらお金持ちとはいえ、何でも自分の思い通りになると思ったら大間違いだ。
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