2012.03.28 (Wed)
原発再稼動に反対する子供たちの切実な訴えを野田首相に届けよう byグリーンピース
日本のマスコミではほとんど伝えられなかったが、一昨日の3月25日、カナダのスティーヴン・ハーパー首相が日本とカナダ間の自由貿易の交渉で、東京を訪問した。その後、仙台の津波で生徒が行方不明になった小学校などを訪問した。その時の写真とヴィデオは、下のサイトで見られる。
ヴィデオ:Video: Harper tours Japan's tsunami devastation
機内から廃墟と化した福島第一原発を見下ろすハーパー首相の表情はとても険しいものだった。テレビで被災地を見るのと、実際に自分がその地に立つのとでは、全く違うと述べ、その被害の大きさをまざまざと実感していたようだった。
今日の朝日新聞の朝刊にグリーンピースが、子どもたちの再稼働反対への声を代弁した全面意見広告を掲載し、話題になっている。
掲載されたのは今日の関東版で明日の関西・北陸・中国・四国版の朝刊にも記載される予定だ。
意見広告には、福島から県外へ避難している小学生が、野田首相に宛てて、原発再稼動に反対する切実な訴えをつづった手紙が掲載されている。
「のだ首相、げんぱつを「さいかどう」しようとしてるって本当ですか?ぼくたちはまだ元の生活にもどれていません。」
「外であそびたい。なんで原発をこんなにたくさん作ったのですか。死にたくないです。(早く)友達とはなれるのがいやです。福島市五年」
http://www.greenpeace.org/japan/asahi/
原発は本当に安全ですか?
野田首相に「ちょっとまって」のメッセージを送りましょう。
政府は現在、原発の再稼働を急いでいます。
でも、ちょっとまって!
本当のところ、いま、再稼動などできる状況なのでしょうか?
原発事故という悲劇を繰り返さないために、次世代に安心で安全な社会を引き継ぐために、いますぐこのページのフォームで、あなたの考えを送ってみませんか?
グリーンピースがあなたに代わって、メッセージを首相に届けます。
「ちょっとまって、再稼働!」メッセージ送信フォーム
どんなに多くの人が野田首相宛てにフォームを送っても、思考停止してしまったメタボドジョウに国民の思いが伝わるかどうか。立教大学の吉岡知哉総長が、今年の3月24日の大学院学位授与式で「卒業生の皆さんへ」というメッセージを贈ったのだが、そこでは、卒業生に「徹底的に考える」ことを続けるようアドヴァイスしている。これをメタボにもぜひ、読んでもらいたいものだ。吉岡総長の挨拶から、一部転載させていただく。
東日本大震災が崩したのは、日常世界の物質的基盤だけではありません。深刻なのは、水や食料から社会制度まで、日常世界を構成しているさまざまな要素に対する「信用」が失われてしまったことです。
今回の事故では、原子力発電所の安全性の神話が崩れただけでなく、原子力工学や放射線医学など、現代科学の最先端領域の「専門家」たちの事故後の発言が事態の混乱を深めるばかりであったのは、記憶に新しいところです。
また、私たちは、既存の政治機構が機能不全を起こし、政治家の言動やマスメディアの報道が、事態をますます悪化させているのを目の当たりにしています。
高度な研究を行っている専門家や、著名な大学の出身者である政治家への不信が広がる中で、大学という研究・教育機関への信頼が失墜していったのは不思議ではありません。いま私たちは、大学の存在根拠自体が問われていることに自覚的であらねばならないのです。
では、大学の存在根拠とはなにか。
一言で言えばそれは、「考えること」ではないかと思います。
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2009.01.29 (Thu)
人気もないのに人気者のマネをしたがる麻生太郎のとてつもない軽さ

演説は言葉だけが先走りしていて、自民党の施政方針としては、あまりにも非現実的で、内容が全く伴わないひどい演説だったので、聞いているうちに、ダミ声に毒されて気分が悪くなってきた。聞いてるだけで気分が悪くなる声ってめったにないと思うけど、麻生の声には、これまでやってきた悪行が乗り移っているせいか、本当に効くだけで蕁麻疹が出来てしまうほどだ。ここまでアレルギー反応を起こす声には、かつてめぐり合ったことはない。
『晴天とら日和』麻生首相の施政方針演説(ノーカット・全文掲載):「私は決して逃げません」←逃げまくってるくせにいい加減にしろよ!
第171回国会における麻生内閣総理大臣施政方針演説 (動画)
この演説の中では、オバマのスピーチを真似てずいぶんと聞こえのいいことを言ってたけど、これまでの自公政権がやってきたことや自民党の基本方針や政策と正反対の事を言ったって、誰が信用するかって感じ。これまでは、さんざん国民から搾り取れるだけの税金を搾り取って、官僚の言うままに無駄遣いをしてきたってのに、ここにきて、政権交代の危機にさらされたら、突然、国民のための政治をするなんて誰が真に受けると思ってんの?
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2008.10.21 (Tue)
橋下が「朝日新聞」を「狙い撃ち」で「どうにもとまらない」(YouTube 動画あり)
植草一秀の『知られざる真実』の「正鵠を射た橋下大阪府知事批判」では、エントリーを紹介していただいた上に、共感を表明して下さった。
「カナダde日本語」の美爾依さんが、橋下徹大阪府知事が朝日新聞社説に激怒する橋下知事の知的レベルについて、的確な記事を掲載された。橋下知事は時代のあだ花であるのだと思う。小泉元首相流のパフォーマンスで有権者を惑わす劇場型政治が席巻した余熱が、大阪府民の判断を歪めてしまったのだろう。橋下知事は、新自由主義、市場原理主義の余韻のなかで誕生した知事であるが、時代の転換とともに姿を消してゆくことになるのだろう。
植草氏は今回の橋下の発言だけでなくて、これまでの橋下の問題ある言動を列挙し、それに対する批判もまとめてくださっているので、特に橋下を擁護する人たちに再考を促す為にも読んでいただきたい。
その後、あきれることに、橋下大阪府知事は、さらに「朝日新聞」への「悪口」をエスカレートさせ、他にも彼を批判している新聞はたくさんあるのに、「朝日新聞」一社を「狙い撃ち」。「朝日新聞」バッシングが「どうにもとまらない」ようだ。
朝日に「事実誤認したならすぐ廃業しろ」とほざく橋下
橋下知事、2日続けてブチ切れ!朝日新聞に「廃業しろ」「事実誤認やりゃ全員首切れ」 (スポーツ報知 10月21日)
橋下の新たな暴言:
「論説委員か、何様か知らないけど、狭い部屋でワーワーしゃべりながら『この表題でも付けておこうかな』っていうぐらいな意気込みでやってるなら、まったく愚かな言論機関だと。すぐさま廃業した方がいいんじゃないですか」
橋下の暴言を受けた朝日新聞大阪本社広報部の「(知事の)責任を厳しく指摘したもの。記念行事での当社に関する発言については理解いたしかねる」という反応を指して、
「理解いたしかねるって、偉っそうに」「素直に『ちょっと言い過ぎた』くらい言えばいいのに」
「人間誤ることもある。朝日は今まで事実誤認したことないのか。そんな完ぺきな人間ばっかりなんですかね、朝日は」
「朝日が弁護士資格返上しろって言うなら、これから事実誤認とかやりゃすぐ廃業しろと。全員首切れと。もっと言うなら戦争責任だってある。いますぐ廃業しろって」
「一番敬意を表さなきゃいけない人たち(自衛隊員)に対して、反対に、一番愚かな対象として朝日新聞は最適だったのかなと」
「朝日新聞は権力に悪口を言っていればいい、と思っていることがよく分かった」
「朝日みたいな新聞社は早くなくなってもらった方が世の中のため」
いやはや、大阪府知事という公人の立場でありながら、府民の中には、長年朝日新聞を購読している人や朝日新聞で働く人もいるという認識が全く欠けていることにあきれかえる。そんな人々が今回の橋下の朝日バッシングを聞いたら、どう思うだろうか。橋下は石原や中山前国交相、小泉などと同じ「ファシズム」体質をあらわにしており、昨日のエントリーにも書いた通り、日本の民主主義と逆行するかなり危険な人物である。この件について、植草氏が前述した記事の中で的確に言い得ていたので、その部分を転載したい。
民主主義のなかでの知事は独裁者ではない。知事の権能に基づいて、すべての府民の人権を尊重し、ルールに基づいて行政を執行する役割を担っているだけにすぎない。小泉元首相も首相が独裁者であると錯覚していたきらいがある。自民党という「民主主義」を掲げた政党であるにもかかわらず、「郵政民営化」に賛成しない議員を追放し、刺客を放つ手法は、反対意見の存在すら認めない、独裁者がとる行動だった。
メディアへの監視を強め、言論空間から反対意見を抹殺する「ファッショ」的な体質が、日本社会を息苦しいものに変質させた。橋下知事は小泉元首相をモデルとしているのか、その言動は権力を笠に着る高圧的なもので、他者に対する心配りを欠いている。
橋下知事の言動がこれまでメディアを賑わしてきた。メディアが社会の木鐸として、中立公正の立場から、橋下知事を批評すれば、誤りが是正されることも期待できる。しかし、政治権力に迎合するメディアは、橋下知事に対する当然の批判を抑制してきた。メディアの偏向が橋下知事の不適切な行動を助長してきた面も否めない。そのメディアの姿勢にようやく変化の兆しが見られ始めている。
大阪府民は府民自身の選択とはいえ、時代のあだ花と言える、人権意識の欠落した、傍若無人知事に、残り3年以上も府政を委ねるのだから、大変気の毒だと思う。
果たして、知的レベルも低く、府民に対する思いやりにも欠ける激情型府知事の橋下は、あと3年も持つのだろうか。これからの彼の言動に注目し、国民もメディアと一緒に彼の暴言などを批判し、必要ならば、弁護士の資格だけでなく、府知事の資格(笑)を返上していただきたいと思う。
山本リンダ - どうにもとまらない (1972)
注:このエントリーは、学会員タレントの宣伝を意図したものではありません(笑)。
少しでも共感するところがあったら、今日もランキングの応援宜しくお願いします。

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2008.10.20 (Mon)
朝日の社説「弁護士資格を返上しては」に激怒する橋下の知的レベル
まず、19日に兵庫県伊丹市の陸上自衛隊伊丹駐屯地であった記念行事に参加した時、祝辞の中で
「人の悪口ばかり言う朝日新聞のような大人が増えれば、日本は駄目になる」
と述べ、その後視察した同府島本町のウイスキー蒸留所で、報道陣に対し、朝日新聞3日付朝刊の社説「弁護士資格を返上しては」への批判だったと説明した上で、
「一線を越えたからかい半分の批判であり、たいへんな怒りを感じている」
と不快感をあらわにしたそうだ。

左写真:敗訴を受け、深々と頭を下げる橋本知事=大阪府中央区の大阪府庁で2008年10月2日午前11時11分、平川哲也撮影 (毎日新聞10月2日より)
橋下を激怒させた10月3日付けの朝日新聞の社説の全文を読んでみたいと思って、Asahi.comで探したんだけど、過去の社説を読むには、有料会員にならねばならないとのこと。そこで、ネット検索したら見つかった。
橋下TV発言―弁護士資格を返上しては(朝日新聞社説 10月3日)
歯切れのよさで人気のある橋下徹・大阪府知事のタレント弁護士時代の発言に、「弁護士失格」といわんばかりの厳しい判決が言い渡された。
山口県光市の母子殺害事件をめぐり、橋下氏は昨春、民放のテレビ番組で、少年だった被告の弁護団を批判し、「弁護団を許せないと思うんだったら懲戒請求をかけてもらいたい」と視聴者に呼びかけた。
その発言をきっかけに大量の懲戒請求を受けた弁護団が損害賠償を求めた裁判で、広島地裁は橋下氏に総額800万円の支払いを命じた。判決で「少数派の基本的人権を保護する弁護士の使命や職責を正しく理解していない」とまで言われたのだから、橋下氏は深く恥じなければならない。
この事件では、少年は一、二審で起訴事実を認め、無期懲役の判決を受けた。だが、差し戻しの控訴審で殺意や強姦(ごうかん)目的を否認した。
少年の新たな主張について、橋下氏は大阪の読売テレビ制作の番組で、弁護団が組み立てたとしか考えられないと批判した。弁護団の懲戒を弁護士会に請求するよう呼びかけ、「一斉にかけてくださったら弁護士会も処分出さないわけにはいかない」と続けた。
こうした橋下氏の発言について、広島地裁は次のように判断した。刑事事件で被告が主張を変えることはしばしばある。その主張を弁護団が創作したかどうかは、橋下氏が弁護士であれば速断を避けるべきだった。発言は根拠がなく、名誉棄損にあたる――。きわめて常識的な判断だ。
そもそも橋下氏は、みずから携わってきた弁護士の責任をわかっていないのではないか。弁護士は被告の利益や権利を守るのが仕事である。弁護団の方針が世間の常識にそぐわず、気に入らないからといって、懲戒請求をしようとあおるのは、弁護士のやることではない。
光市の事件では、殺意の否認に転じた被告・弁護団を一方的に非難するテレビ報道などが相次いだ。そうした番組作りについて、放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会は公正性の原則からはずれるとして、厳しく批判した。
偏った番組作りをした放送局が許されないのは当然だが、法律の専門家として出演した橋下氏の責任はさらに重い。問題の発言をきっかけに、ネット上で弁護団への懲戒請求の動きが広がり、懲戒請求は全国で計8千件を超える異常な事態になった。
橋下氏は判決後、弁護団に謝罪する一方で、控訴する意向を示した。判決を真剣に受け止めるならば、控訴をしないだけでなく、弁護士の資格を返上してはどうか。謝罪が形ばかりのものとみられれば、知事としての資質にも疑問が投げかけられるだろう。
橋下の暴言に対し、朝日新聞大阪本社広報部では、
10月3日付の当社の社説は、山口県光市の母子殺害事件を巡る橋下徹知事のタレント弁護士時代のテレビ発言について、橋下氏敗訴を言い渡した判決を論じた上で、橋下氏の責任を厳しく指摘したものです。陸上自衛隊記念行事での当社に関する発言については理解いたしかねます。
と困惑している。
みなさま、どうでしょう。この社説が悪口やからかい半分の批判に思える?悪口どころか、最初に「歯切れのよさで人気のある橋下徹」って褒めてるじゃん。その後は、事実に沿って書かれているだけでしょう。どこが悪口なのか、からかい半分なのか、さっぱりわからないんだけど。これは、どう読んでも、橋下がこれまでやってきたことをきちんとまじめに批判した文だよね。
正論の新聞社説までコントロールしようとする橋下は、大阪知事という権力を手に入れた自分の優位性を誇示し、相手を萎縮させて、言論の自由をさまたげようとしているとしか思えない。英語で言えば、れっきとしたパワーハラスメントだ。こういう人物が権力を手に入れることは非常に危険なことだ。これまでにも多くの問題を起こして来た橋下の本質を見抜けずに彼を大阪府知事にするために支援した自公政権や、彼に一票を投じた大阪府民は、多いに恥じるべきだ。
それにしても、謝罪したかと思ったら、今度は他の公の場で、持論を繰り返すって、ちょっと前に衆院選に出馬するとかしないとか迷走したモンスター中山前国交相にそっくりじゃない?橋下もこれまで数多くの失言をしてきたわけだけど、それにもめげずにこのザマじゃね。中山と同じ運命をたどらなければいいけど・・・・。口は禍いの元だよね。
関連動画:
橋下知事が謝罪
関連記事:三浦和義氏に対する意見は、全く違うけど、橋下氏に対する意見はほぼ一致するブログを紹介。秋原葉月さま、TBとコメントありがとうございました♪
『Afternoon Cafe』
橋下氏、自衛隊記念行事で自分を批判した朝日を批判 (10月20日)
追記・橋下氏の賠償命令の判決文を読んで (10月4日)
弁護士のくせに悪口と批判の違いがわからない橋下の知的レベルの低さを広めるためにもランキングの応援宜しくお願いします。

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2008.06.23 (Mon)
朝日の『素粒子』よりも毎日の『竹橋発』の方が問題あり

「私の友人の友人がアルカイダ。でも私は死に神ではないアルよ。」と胸を張る鳩山法相
朝日新聞の『素粒子』という夕刊一面、タイトルのすぐ下にある短文コラムが、鳩山法相を「死に神」と表現したことで、1800件の抗議が殺到したというニュースが駆け巡ったが、これは、死刑賛成派が日本にいかに多いかのあらわれであろう。なんでも、その「素粒子」という短文コラムは、短い言葉で世相を斬るのを信条としているようである。
なぜかこういった朝日が政府の方針をさりげなくバッシングしたことに対して非難が殺到するという出来事は大きな記事になるのに、ぐっちーさんが政府の闇を暴こうとした植草氏に対して捏造記事を書いたという件はいまだに沈黙が続いている。政府を支援するような記事は大きく報じられるんだけど、政府批判する記事は虐げられてばかり。
しかし、ぐっちーさんのブログはこのところ1週間以上更新されていないし、コメントも非表示になっているので、きっと『素粒子』にも勝るとも劣らない数の抗議が毎日殺到しているのだと思う。

ところで、『竹橋発』の「髭男爵2」さんへという記事の中で紹介されている「髭男爵2」さんから内密のメールをいただいたので、「髭男爵2」さんに迷惑がかからない程度に紹介したい。『竹橋発』では承認されなかった磯野氏へのメールならOKだと思うので、ここに転載させていただきたい。
■投稿コメント■
磯野さん こんにちは。髭男爵2です。
まず始めに、お名前を間違えたことをお詫び致します。
大変申し訳ありませんでした。
また、私の文章が幼稚で、使用した言葉が一般的でないため、質問がうまく伝わらなかったこともお詫び致します。
>2.なぜ、記事にしなかったのか教えて下さい。
磯野さんのお仕事は、「発信する素材の多くは編集局の原稿ですが、デジタルメディア部門にも取材記者・カメラマンがおり、紙とは違う内容の情報発信もしています。本紙向けに記事を書くこともあります。」
ということらしいので、
何故本紙向けの記事にしないのですか?(ブログではなく)
>3.ぐっちー捏造事件は、おいしくないですか?
磯野さんが、
>私とのやりとりを公表することよりも、私は
>「ぐっちー」さん本人がこの問題について
>もっと明確に説明すべきだと考えます。
と仰るのは至極当然だと思います。
それをぐっちーは、人に対して吐いた唾が自分に戻って来たのに、横を向いて口で受けない。
顔中自分の唾だらけなのに、吐いた唾を飲まない。汚したまま。
記事として、いいネタだと思いませんか?
という意味と思って頂ければ結構です。宜しくお願いします。
それともこの事件は、一般的なのでしょうか?普通の事なのでしょうか?
今回の磯野さんの記事で疑問があります。
>この問題で、以前私は、「ぐっちー」さんに問い合わせ
>をしています、という趣旨のことを書きました。
>「報告する」とは書かなかったつもりですが、
とありますが、過去のコメント中に、問い合わせをしているからもう少し待って欲しい、という意味のものがありませんでしたか?
今探すと無いようですが。。。
最後は、磯野さんのために。
6月5日の「お尋ねについて」の記事への2008-6-14 16:08のコメント主について。
ここに、このコメント主について良く纏めて下さったブログがあるのでご覧下さい。
カナダde日本語(勝手にリンク貼らせて頂きます。)
「貞子の謝罪」2008.06.13
http://minnie111.blog40.fc2.com/blog-entry-943.html
このコメント主へはインタビューに行かないと思いますが心配なので。
■投稿コメント終わり■
これに対する磯野氏の回答が少し前まであったはずなのだが、今は見当たらない。「ご指摘のブログのことは知っている。コメントにて返事を書いたら撃退されてしまった。」との趣旨の回答だったと思う。私は磯野氏を撃退した覚えはない。ブログのコメント欄で次のようなやりとりがあっただけだ。
毎日新聞の磯野です。
ご指摘のように、私が面白そうだと思っても、多くの人たちは面白くないかもしれません。おっしゃるとおりです。
「アルファブロガー」全員に取材するという選択肢もあったかと思いますが、力足らずでできませんでした。
JBAに対して批判があることは承知しています。そのことを考えながらも、カータンさんはじめ、受賞した人たちのブログはそれぞれ魅力があると思い、取材をしました。
毎日新聞及び磯野個人に対するご批判、ご叱責は肝に命じて今後に生かすようにしたいと思います。ありがとうございました。
磯野彰彦 | 2008.06.11(水) 16:25
磯野さま、
お忙しいところ、わざわざコメントありがとうございます。
誰をインタビューするかは新聞社にも政府の圧力をかけられたりと事情があるでしょうから、アンチ政府的なブログは紹介できないのではないかとお察し申し上げます。しかし、この国を衰退させた政府の圧力にいつまでも屈していたら、この国はいっこうによくなりません。真のジャーナリストだったら、そういった悪政を正すべき報道を心がけるべきではないでしょうか。
ましてや、JBAは、元ライブドアの社長であった堀江被告と一緒になって女子大生をレイプしてたアメブロの経営者、藤田晋が企画して、藤田のレイプ仲間、ビルコムの太田滋とか、サイバーバズの宮崎聡とかの、「ヒルズのレイプ軍団」が主催したイベントであることを磯野さんがご存知ないわけないと思うのですが・・・・。
私は、これまで毎日新聞を中立的立場の新聞であると思ったからブログ上で紹介してきましたが、植草氏の問題が解決するまでは、毎日新聞にアクセスするのはやめることにします。
美爾依 | 2008.06.12(木) 14:05 |
これが磯野氏を撃退したように読めるだろうか。
尚、JBAの審査の怪しさには過去のブログにも書いてあるので、興味のある方はそちらをご参考まで。
Japan Blog Awardのカテゴリー分けに疑問を呈す
コメント欄に続きが書いてあるし、TB欄にも興味深いトラックバックがあるので、忘れずに読んでね。
そんなわけで、磯野氏に対していろいろな注文をさせていただいたんだけど、最近ではそれを振り切るかのように、JBA受賞者ブロガーのインタビューにも余念がない。口では、「ご批判、ご叱責は肝に命じて今後に生かすようにしたい」とおっしゃられるけど、批判されればされるほど反抗する人。それが磯野氏ではないかと思うのである。朝日の「素粒子」なんかよりもずっと深くて大きな問題を背負っているのが、毎日の「竹橋発」ではないだろうか。
それでも、マスコミの世界の中では、こうしてわざわざブログを訪ねてくださってコメントまで残してくださる方は貴重なのかもしれない。25日には、改めてご昇進のお祝いを述べさせていただきたいと思う。
『素粒子』も問題だけど、『竹橋発』も問題だと思ったら、今日もランキングの応援お願いします。

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そろそろ高気圧がきて、こんな感じになるかな。懐かしい資生堂のCMをどうぞ。
資生堂 時間よ止まれ、まぶしい肌に
時間が止まって老化も止まってくれたらなぁ(笑)。
2008.06.13 (Fri)
貞子の謝罪
ぐっちーさんの回答
asahi.comにぐっちーさんの回答が出ていましたので、紹介します。
一方で、アルファブロガーが書いた内容でも信用性を疑問視する声がある。ぐっちーさんも「捏造(ねつぞう)疑惑」を指摘された。ぐっちーさんは「泥仕合になるのでノーコメント。うそだと思えば見なければいい」と話す。
http://www.asahi.com/showbiz/tv_radio/TKY200806090212.html
沈黙は金なりと判断されたようですね。
ははは・・・・。確かにぐっちーさんは私が、沈黙は金なり?じゃないでしょうとアドバイスしたにもかかわらず、貝のように口を硬く閉じて沈黙を守るつもりらしい。
「ブログ盗用の男性アナに処分 ネットの信用性も課題に」と題された上記の朝日の記事を読むと、タイトルの50%は「ネットの信用性も課題に」となっているわりに、この件に言及している部分は全体の記事の5%にも満たない。後の部分はほとんどが福島中央テレビのアナウンサーがぐっちーさんの記事を盗用したことや、アルファブロガーとしてのぐっちーさんの功績について述べた部分で占められている。この記事は13日で削除されてしまうそうなので、全文をRead more(続きを読む)に転載しておく。
こんな調子では、メディアがぐっちーさんの植草氏に関する捏造記事について書いたり、ぐっちーさんが捏造記事を削除して、植草氏に謝罪する日が来ることはあまり期待できないだろう。なぜぐっちーさんがこれだけ強気なのかと考えた時、政府関係者に対してインサイダー取引を斡旋したりしているからなのではないかとついつい考えてしまう。そして、多分、ぐっちーさんのアドバイスのおかげで、政府関係者は莫大な利益を得ているのではないか。だから、ぐっちーさんはこれだけ強気になれるのかもしれない。
一方の貞子は、同じ記事の中で3度も植草氏に謝罪の意を表明している。といっても全く心がこもらない謝罪であり、単なる形だけの謝罪である。貞子は本当に植草氏に謝罪の気持ちがあるなら、植草氏を中傷した下の2つの記事を削除するべきだ。
昨夜の私のブログ記事に植草教授の反論がありました。(6月12日)
冤罪を仕立て上げられた教授が、陰謀論という冤罪を捏造? (6月11日)
「植草氏がインフレターゲット理論を駆使できないでしょう」というのは、私の勘違いでした。それは深く謝罪します。本当に植草氏には申しわけなかったです。
(【追記】今夫に聞いたことですが、紹介者については、私の記憶違いでした。わが夫と植草氏の関係については、正しく植草教授のご指摘どおりです。この点については・・・植草氏には深く心の底から謝罪します。本当に申し訳ないです。)
わが夫と教授が知り合いであるから、ある程度、安心して気楽に昨夜のブログをアップしたことは、私の片手落ちだったかもしれない。一部表現に行き過ぎがあったかも知れない。その点は深く謝罪します。というか、私が教授を信じすぎたかもしれない。
今日は貞子のこれらの謝罪についてかる~く検証してみたい(笑)。

深く謝罪する貞子
貞子のブログ、昨日は炎上したようで、コメント欄やTB欄は閉じられたままになっている。
それにしても、貞子は自分のことを何様だと思っているのだろうか。植草氏の本もろくに読んでいないくせに、世に名の知られる経済学者である植草氏を存在感の薄いエコノミストだとか、旬を終えたエコノミストと呼んだり、インフレターゲット理論を駆使できないとかかなり真実とはかけ離れたことをのたうちまわっている。
インフレターゲット理論について事実に反することがわかるやいなや謝罪したのはいいが、そのすぐ後で反撃にでる。
「植草氏がインフレターゲット理論を駆使できないでしょう」というのは、私の勘違いでした。それは深く謝罪します。本当に植草氏には申しわけなかったです。
しかし「・・でしょう」という私が使った「推論箇所」部分だけを植草氏は切り取って、ご自分のブログでアップするのは、なんか、おかしいですよね。
私は間違っているかもしれないから「推論」の「でしょう」を使っているのに、あたかも私が断定した表現を使ったように切り取って、なぜ植草氏はご自分のブログでアップする必要があるのでしょうか?詭弁を使うのでしょうか?
謝罪をした後、間違った言い訳をしながらすぐに植草氏を執拗に責めているため、全く謝罪の意味がなくなってしまっている。貞子は「でしょう」が推測だと言っているが、貞子の「植草氏がインフレターゲット理論を駆使できないでしょう」というのは、推測というよりも、むしろ話し手が100%近く確信して言っているととらえられ、ほとんど断定に近い。だから、植草氏が貞子が確信しているととらえるのが自然であり、こうして過ちを訂正するのは当然のことだ。
もし、私が「貞子は馬鹿でしょう。」といったらどう思う?私がほぼ100%貞子が馬鹿であるということを断定しているようにとられないか?
とにかく自己中心的で理不尽な要求を相手に押し付けてくる貞子のモンスターぶりにはモンスターペアレンツもびっくりだ。
何かというと我が夫とか言っちゃって、ブログの記事もご主人から聞いたことを書いているだけだろ。まるで植草氏と対面したかのように書いているから、知り合いなのかと思ったら、植草氏によると、ご主人は知っているが、貞子とは会ったこともないということだ。
そして、貞子はまるで彼女のご主人が植草氏とトヨタの奥田会長との仲をとりもったかのように書いているが、植草氏が事実に反していることをブログに書くと下記のように訂正した。
一時期、わが夫はほんのちょっとですが、植草氏の社会復帰に非力ながら尽力した時期があります。(具体的には、愛知県在住中に、『彼ほどの頭脳の持ち主を埋もれたままにしておくのはもったいない」ということで、当時●●会長だった●田氏と植草教授との会見に、わが夫がちょっとだけ尽力したような話は聞いています。)
(【追記】今夫に聞いたことですが、紹介者については、私の記憶違いでした。わが夫と植草氏の関係については、正しく植草教授のご指摘どおりです。この点については・・・植草氏には深く心の底から謝罪します。本当に申し訳ないです。)
心の底から謝罪しますって言っておきながら、次の行では
そういったわが夫の分け隔てない行動も、私は今でも誇りに思っています。
だから、私が誰であるかは、狭い日本の金融村の中で、植草氏は私のプロフィールを読めばする判ったはずです。判らなかったら かなりの馬鹿だ。
と再び植草氏を中傷しているのである。まず、第一にこいつの日本語がおかしい。心の底から謝罪しますなんて普通言わね~だろ。心の底からお詫び申し上げますって言うんだよ!そして、これで2度目だよ。同じフレーズで謝るの。
そして、その後3度目の「深く謝罪」(笑)。
わが夫と教授が知り合いであるから、ある程度、安心して気楽に昨夜のブログをアップしたことは、私の片手落ちだったかもしれない。一部表現に行き過ぎがあったかも知れない。その点は深く謝罪します。というか、私が教授を信じすぎたかもしれない。
ねえ。ふつう自分の夫と知り合いの人に向かってここまで書くか?植草氏はご主人とは今でもいい関係だと書かれているが、奥さんがこれじゃ、もしかして、ご主人も心の底では同じようなこと考えているんじゃないかって疑心暗鬼になってしまうのではないかと他人事ながら心配してしまう。貞子が二人の仲にひびを入れたも同然だろ。そして、まず、ご主人が貞子のブログを読んで削除するように言わないとしたら、やはり、ご主人にも問題があるのではないかと思う。それにしても、あんな記事を安心して気楽にアップしたなんてどういった神経をしているのだろうか。
この人の謝罪は全く信用できないというのがこれでわかるだろう。謝罪しますといってるのに、そのすぐ後では相手を思いっきりたたいているのだ。
又、ブログを始めたばかりでTBもできないとか、アクセス数を稼ぐためにアルファブロガーであるぐっちーさんや貞子の記事についてブログに書いたとか、ひっちゃかめっちゃかなことばかり書き綴っている。とにかく、アルファブロガーというよりも、モンスターブロガーと呼んだほうがぴったりだと思う貞子なのだった。
関連記事:
植草氏が貞子の反論を受けて、貞子の事実に反した記述を正した記事:
植草一秀の『知られざる真実』「貞子ちゃんの連れ連れ日記」へのコメント(2)(追記を含む)(6月12日)
植草氏の支援者の方々の記事:
『一秀くんの同級生のブログ』 女ぐっちー登場!(6月13日)
『AAA植草一秀氏を応援するブログAAA』事実じゃない事がわかった時の対応が大事なのではと思う(6月12日)
『神州の泉』『貞子ちゃんの連れ連れ日記』は小泉・竹中路線の出先ブログか!?(6月12日)
その他の記事:
「小沢一郎&植草一秀」ビック対談 (夕刊フジ 2001年12月26日)
格差社会をつくり日本経済を破壊した新自由主義に反対!モンスターブロガー貞子は植草氏を中傷した記事を削除するべきだと思ったら、今日もランキングの応援よろしくお願いします♪

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2007.04.16 (Mon)
参院選では過半数割れに追い込み、AbEndさせよう!
このところ、英語の翻訳がなくなったせいか、読み応えのあるすばらしい記事の多い天木氏だが「政治の季節がやってくる予感」という記事の中で朝日新聞に連載されていた文を紹介してくださっており、その文にいたく感動したので、もう読まれた読者もいるかもしれないけど、ここでもう一度紹介したい。なるべく多くの方に読んでいただきたいと思ったので。
30代半ば、偶然に自分の戸籍を見たら親の欄に知らない名前がありました。両親が生みの親でないことを初めて知りました。
結婚する時、父は僕の妻にそれを告げ『實には知らせないで』と言ったそうです。希望を尊重し、僕も知らないふりをすることにしました・・・
(父は)青森の貧しいリンゴ農家の末っ子で、小学校を出てから働き、18歳で上京。進駐軍のスクールバスやタクシーの運転手をして働きづめでした。心臓に持病のあった母の治療費を工面するのに精一杯だったのでしょう。
僕の通っていた都立西高校は進学校。母の闘病を見ていたので、僕は医学部に行こうと決めました。でも父は『行かなくていい』。6年も通わせる余裕はなかった。僕は歯ぎしりしながら泣いて頼みました。そして、自分はなぜ医者になりたいのか、改めて真剣に考えました。
結局、許してくれました。同時に『弱い人、貧しい人がどんな気持ちで医者にかかるか。それを忘れるな』と・・・僕の背景には常にこの言葉があります・・・
87年、病院の近くにログハウスを建て、東京で暮らしていた父を呼びました。血はつながっていなくても、3世代の家族として共に過ごしたい。大事に使えば200年はもつ家です。『岩次郎小屋』と父の名をつけ、父を頂点とした家族を作りたかった。父は僕らと暮らし、7年前に88歳で亡くなりました。僕は最後まで、気づかないふりを通しました。
実の父親の墓を訪ねたことがあります。成功者だったそうで、驚くほど立派な墓でした。でも僕は、貧しくても運命から逃げず、誠実に生きた父に育てられて良かった。それに気づくまで、ずいぶん時間がかかってしまったけれど・・・
この世には運命のいたずらで自分の生みの親と小さいときに別れてしまう人もいる。一見不幸に思えるが、その育ての親や自らの体験によって、かけがえのない人生を送る人もいる。短いけれども作者の育ての親への感謝の気持ちが込められていて、それがひしひしと心に沁みる文章だった。まずは、育ての母親が病弱だったから、医者になろうと決心した「僕」という人間のすばらしさ。そして、それを認めた育ての父親が、「僕」に送った言葉、『弱い人、貧しい人がどんな気持ちで医者にかかるか。それを忘れるな』という言葉も心に響く。
育ての親が貧しかったおかげで、作者は、弱い人、貧しい人の気持ちがわかる医者になることができて本当に良かったと思う。そういった気持ちはどんなにお金を積まれても裕福な家庭で育ったら、学ぶことはできない。もし、作者が成功者だった実の親に育てられていたら、きっとその気持ちは理解できなかっただろう。自らが弱い人や貧しい人と一緒に生活を共にしたり、身近にそういった人がいないと、弱者の気持ちはわからないからだ。だから、裕福な家庭で育った2代目、3代目が多い今の日本の官僚や政治家には、決して弱者の気持ちは理解できないのだ。国民からは税金を搾り取るだけ搾り取り、官僚や政治家が優遇される日本社会の中で、官僚たちは退職後も天下りをして悠々と暮らす。こんな日本の仕組みを今こそ変えなければならない。その第一歩が参院選だ。
4月12日付けの『ゲンダイネット』によると、参院過半数割れ必至 県議選の分析結果に自民真っ青ということだが、これが、実際に起こることを祈る。
東京、北海道などの知事選は制した自民党が、実は慌てふためいている。大マスコミは報じていないが、県議選の方の数字がボロボロだったのだ。「このままでは参院選で大敗する」という声も続出している。
7月の参院選を前に22日には福島、沖縄で参院補選がある。青木幹雄参院議員会長は「2勝」と意気込んでいたが、福島県議選(定数58)の結果に自民党は青ざめている。単独過半数を狙ったのに、現職が5人も落選、過半数確保に失敗したのだ。
参院選の雌雄を決する1人区の情勢も厳しい。例えば、片山虎之助参院幹事長の岡山。先の県議選で自民は現職3人が落選するなど7議席の減。とくに岡山市では公明か、民主、共産候補が上位当選し、自民候補は滑り込みだった。小沢一郎代表は、昨年末から4度も岡山に通っている。片山の地盤がグラついているのが証明された格好だ。
「定数45の過半数に遠く及ばない19人(5減)の当選に終わった秋田、過去最低の16人(7減)の当選だった滋賀、候補者乱立で自民共倒れが続出した長崎(8減)や佐賀(3減)。アチコチで自民の牙城が崩された。県発注の官製談合が発覚して県議選で現職2人が落選した和歌山の世耕弘成・首相補佐官も安泰でないし、安倍“応援団”の山本一太の群馬も10減でした。こうした1人区を参院選で落とせば、過半数割れ必至です」(政界関係者)
自民は札幌、浜松、広島の政令市長選も落とした。地方の都市では自民離れが顕著だ。参院選後は政局である。
ネトウヨが又、『ゲンダイネット』の記事を信じるのかとコメントに書きそうだが、全くのデマというわけではないだろう。東京で石原が勝ったから、ノーテンキな安倍晋三は喜び勇んでいるようだが、現実はそう甘くない。このままいけば、参院選で過半数割れする可能性は高いのではないか。そうなれば、安倍を倒せる。AbEndが実現するのだ。その後のことはそれが実現したときに考えればいい。それまでは、AbEnd目指して全身全霊を注ぎ込むしかない。
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2007.01.11 (Thu)
天木直人氏がブログを再開
まず、生まれが安倍晋三の選挙区でもある山口県下関市で、父親は朝日新聞記者であった。父親やその記者仲間を通じて影響を受けて、自らジャーナリストを目指したこともあったそうだ。このブログにある天木氏の文章には、ニュースなどの記事に書かれていることの真偽を見抜く鋭いものが多くメディアリテラシーが感じられるのはそのせいか。
1968年に外務公務員上級試験に合格した翌年には、京都大学法学部を中退し、外務省に入省している。それから3年後には、米国オハイオ州のオバリン大学で政治学士を取得し、日本の外務省に戻った後は、経済協力局企画官や外務省中近東アフリカ局アフリカ第二課長、そして内閣安全保障室審議官を歴任。その後、1990年から2001年までの10年間は、在マレーシア日本国大使館公使、在豪州日本国大使館公使、そしてなんと在カナダ日本国大使館公使、在米国ミシガン州デトロイト日本国総領事、在レバノン国特命全権大使を経験されている。
順風満帆に見えた天木氏だが、2003年8月にイラク戦争に反対し外務省から解雇処分を受けてしまった。この辺を見ても、いかに日本の外務省が米国の支配下にあるかということがよくわかる。これだけの経験を持った人をイラク戦争に反対しているということだけで、いとも簡単に解雇できるのだ。天木氏はその後現在に至るまで、作家として言論活動を続けられている。
天木氏は休筆宣言を約1年間されていたそうだが、その間にも、天木氏の意見はメディアを通して紹介されてきた。国際的な視野を持った天木氏のブログは、日本の様子を海外に発信するために作られている。だから、日本語と英語の両方で書かれており、英語を勉強している人にとって、とても参考になるのではないだろうか。又、天木氏によって読者が送ったメッセージは全て読んでいただけると言う点もこのブログのすばらしいところだと思う。
彼のブログの最近の記事を読んでも、このブログ『カナダde日本語』の読者にはとても興味深いものが多いと思う。特に面白いと思ったものをピックアップ。
2007年01月11日「閣議より外遊を優先する安倍内閣の閣僚たち」
やることやって外遊ならまだわかるが、国民に迷惑かけて、その上、税金で外遊なんて許せない。カナダのテレビでも安倍のBBCのインタビューを放映していたが、日本で主張していることとの矛盾が多く、2枚舌を発揮していた。英国で拉致問題について語って何になるんだ?
2007年01月06日「安倍の不人気と小泉の再登板」
やはり、小泉の再登板はありえないと言い切っているが、私もそう思う。自分でつくった災いの尻拭いができるほど責任感があるとは思えないし、もし、これで、再登板したとしたら、本当に恥をかくことになるからだ。
2007年01月05日「美しい基地の国ニッポン」
次から次へと増加していく米軍基地。日本国民にとってはかなり醜いが、米軍にとっては、確かに美しいかもね(笑)。
2007年01月04日「それでも政権交代はない」
天木氏に政権交代はないとはっきり断言されると、逆に国民の間に「そんなことはない!」というパワーが湧いてくるような気がする。
天木氏は自らが「国家権力の内部に実を置く官僚として官僚の実態や政治と官僚の馴れ合いを嫌と言うほど見てきた」と言われているとおり、国家権力の偉大さとその影響力を知っているため、とても現実的な視点を持って語られている。
小泉政治の5年半によってこの国は壊れた。日本国民が自らの手で日本を蘇らせることは難しいと思う。ならばそれをこの目で見届けようではないか。そして一人一人が自らの人生を自衛する他はない。
そして何時の日にかこの国が、政治家や官僚そしてそれを支える大企業の政治献金によって本当に壊される前に、羊のように従順で無力な国民も立ち上がることだろう。その時に備えて我々は日本の動きを監視し続けなければならないと思う。
まさに、日本が壊される時とは、私達が生きている今この時であり、国民が立ち上がるべき時が迫ってきている。国民が国が壊されるのをただ傍観するのか、それとも、立ち上がるのかは、今年の春の統一地方選や夏の参院選にかかっているのだ。今の国民をないがしろにし、政治家や官僚や大企業だけを優遇する自民党政権に疑問を抱いている人は多いと思う。国民中心の真の民主主義を取り戻すためにも統一地方選や参院選のことを真剣に考えて欲しいと思う。
おまけ:天木氏へカナダからの手紙(文の転載許可のお願い)
初めまして。『カナダde日本語』というブログを管理している美爾依(みにー)と申します。現在は、カナダの大学で日本語を教えております。
参院選前のこの絶妙なタイミングでの天木氏のブログ再開はとても喜ばしいことでございます。
当ブログの「天木直人氏がブログを再開」
http://minnie111.blog40.fc2.com/blog-entry-376.html
という記事の中で、天木氏の記事から記事へのリンク及びに下記の文を引用させていただいたので、ここにお知らせします。
「小泉政治の5年半によってこの国は壊れた。日本国民が自らの手で日本を蘇らせることは難しいと思う。ならばそれをこの目で見届けようではないか。そして一人一人が自らの人生を自衛する他はない。
そして何時の日にかこの国が、政治家や官僚そしてそれを支える大企業の政治献金によって本当に壊される前に、羊のように従順で無力な国民も立ち上がることだろう。その時に備えて我々は日本の動きを監視し続けなければならないと思う。」
もし問題があれば、この部分だけ削除しますので、お知らせ願います。
これからも、政府への鋭い批判や日本の防衛、基地問題についてのすばらしい記事を期待しております。
美爾依
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