2011.08.18 (Thu)
ナイアガラの滝に転落した徳升綾乃(とくますあやの)さん最後の瞬間
"Huffington Post"が、ナイアガラの滝に転落した女子学生の名前と写真を公表した。とくますあやの(徳升綾乃)さん20歳。最初の報道では、19歳と伝えられていたが、実際は20歳だったそうだ。トロントのHANSA(ヘンサ)語学学校で英語を学んでいた。語学学校のクラスメイトによると、徳升さんは、いつも笑顔で明るい女性だったという。
彼女のフェイスブックの写真を見ると、とても可愛らしい女性で、ラクダの背中に乗ってポーズをとったり、夕日の沈む海辺でショーを見たりと、とても活動的な冒険家だったようだ。

オンタリオ州のウィンザー在住のカップル、アンドレア・スミスさんと、ジェイソン・ワトソンさんが、カメラに映った徳増さんの最後の姿を公開した。この写真は、カップルの息子、ジェアード・ワトソン君がその日の夜8時を少し過ぎたときに撮ったもの。
アンドレアさんたちは、写真を撮ってその場を去った。翌日、ニュースで、女性がナイアガラの滝に転落したと聞き、仰天した。徳升さんが落ちたのは、まさにこの写真を撮った場所で、アンドレアさん一家が去った2、30分後だった。この写真を見ると確かに徳升さんは、柵の向こう側に立っているのがわかる。ただ、他の目撃者は、徳升さんは、赤いフードつきのセーターを着ていたと証言しているそうだが、この写真で徳升さんと見られる女性が着ているのは、フードなしの赤いセーターであり、その点に矛盾がある。又、徳升さんは傘を持っていたはずだが、この写真では傘は見えない。ちょうど隠れた部分の右手に持っているのだろうか。
アンドレアさんによると、確かにこの女性が徳升さんで、徳升さんは、女友達と話しながら、この柵の上にまたがったり、石の上に座ったりしていたそうだ。そして、これが、最後に立ち上がった瞬間だったのかもしれない。

アンドレアさんは、なぜ、あのときに注意してあげられなかったのかと今さら後悔しても遅すぎるけれども、とてもつらい気分になるという。ジェイソンさんも、一言注意していれば、彼女の人生を変えられたかもしれないと思うと、残念でならないと語る。そのときには、徳升さんの柵を越えるという行動がそれほど気にならなかったが、この写真を見る度に後悔の念にかられるそうだ。
昔なら、注意すれば聞き入れられたかもしれないだろうけど、今だと見ず知らずの人に注意しても、無視されるか、逆切れされて、「あんたには関係ないだろう。」と言われるのがオチだからね。最悪の場合は、せっかく注意してあげたのに、逆切れされた相手にナイフで刺されたり、滝に落とされてしまう可能性だってないわけではない。「触らぬ神に祟りなし」というのが、現代の人々が平穏に暮らしていく上での生活の知恵だろう。
しかし、2人が言うように、もしこのとき、誰かが注意していたら、徳升さんはナイアガラの滝に落ちることもなかったかもしれないと思うと、いたたまれない気持ちになる。
ナイアガラ川がすぐ下に流れるこの場所から落ちたら、まず助かる見込みはないだろう。2度とこのような悲劇を繰り返さないよう、徳升さんが転落したこの場所に1人の女性が柵を越えて命を落としたという事実を伝えるための看板を立て、滝に直接落ちる場所だけ、柵に沿って45度の角度でセイフティネットをつけたらいいのではないか。そのくらいしか、転落事故を防止する方法はないように思われる。
彼女のフェイスブックの写真を見ると、とても可愛らしい女性で、ラクダの背中に乗ってポーズをとったり、夕日の沈む海辺でショーを見たりと、とても活動的な冒険家だったようだ。

オンタリオ州のウィンザー在住のカップル、アンドレア・スミスさんと、ジェイソン・ワトソンさんが、カメラに映った徳増さんの最後の姿を公開した。この写真は、カップルの息子、ジェアード・ワトソン君がその日の夜8時を少し過ぎたときに撮ったもの。
アンドレアさんたちは、写真を撮ってその場を去った。翌日、ニュースで、女性がナイアガラの滝に転落したと聞き、仰天した。徳升さんが落ちたのは、まさにこの写真を撮った場所で、アンドレアさん一家が去った2、30分後だった。この写真を見ると確かに徳升さんは、柵の向こう側に立っているのがわかる。ただ、他の目撃者は、徳升さんは、赤いフードつきのセーターを着ていたと証言しているそうだが、この写真で徳升さんと見られる女性が着ているのは、フードなしの赤いセーターであり、その点に矛盾がある。又、徳升さんは傘を持っていたはずだが、この写真では傘は見えない。ちょうど隠れた部分の右手に持っているのだろうか。
アンドレアさんによると、確かにこの女性が徳升さんで、徳升さんは、女友達と話しながら、この柵の上にまたがったり、石の上に座ったりしていたそうだ。そして、これが、最後に立ち上がった瞬間だったのかもしれない。

アンドレアさんは、なぜ、あのときに注意してあげられなかったのかと今さら後悔しても遅すぎるけれども、とてもつらい気分になるという。ジェイソンさんも、一言注意していれば、彼女の人生を変えられたかもしれないと思うと、残念でならないと語る。そのときには、徳升さんの柵を越えるという行動がそれほど気にならなかったが、この写真を見る度に後悔の念にかられるそうだ。
昔なら、注意すれば聞き入れられたかもしれないだろうけど、今だと見ず知らずの人に注意しても、無視されるか、逆切れされて、「あんたには関係ないだろう。」と言われるのがオチだからね。最悪の場合は、せっかく注意してあげたのに、逆切れされた相手にナイフで刺されたり、滝に落とされてしまう可能性だってないわけではない。「触らぬ神に祟りなし」というのが、現代の人々が平穏に暮らしていく上での生活の知恵だろう。
しかし、2人が言うように、もしこのとき、誰かが注意していたら、徳升さんはナイアガラの滝に落ちることもなかったかもしれないと思うと、いたたまれない気持ちになる。
ナイアガラ川がすぐ下に流れるこの場所から落ちたら、まず助かる見込みはないだろう。2度とこのような悲劇を繰り返さないよう、徳升さんが転落したこの場所に1人の女性が柵を越えて命を落としたという事実を伝えるための看板を立て、滝に直接落ちる場所だけ、柵に沿って45度の角度でセイフティネットをつけたらいいのではないか。そのくらいしか、転落事故を防止する方法はないように思われる。
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