2010.11.17 (Wed)
沖縄知事選で伊波洋一氏を勝利させるためにブログカラーをイエローに
植草一秀の『知られざる真実』「基地のない平和な沖縄」の出発点になる県知事選
沖縄知事選で政権与党の民主党は候補者の擁立を断念した。その結果、沖縄県知事選は仲井真弘多現知事と、伊波洋一宜野湾市長の一騎打ちで戦われることになった。
自民党と公明党は仲井真氏を支援するが、この両党は普天間基地の辺野古への移設を主張している。
伊波洋一氏は普天間基地の県内移設反対を明示し、国外移設を主張している。
仲井真弘多氏は、県外移設希望の見解を表明したが県内移設反対を表明することを拒絶している。知事に再選された場合、最終的に普天間基地の辺野古への移設を容認する可能性が高いと考えられる。
米官業政電の利権複合体=悪徳ペンタゴンに支配される日本政治構造を刷新するためには、政権を刷新することが不可欠であるが、その第一歩になるのが今回の沖縄県知事選である。
伊波洋一氏の座右の銘は「基地のない平和な沖縄」だという。恐らく沖縄の主権者国民の共通の願いがこの「基地のない平和な沖縄」であると思われる。
沖縄県の主権者国民のこの声を実現するには、沖縄の新しい知事に伊波洋一氏を選出する以外に道はないと考えられる。
沖縄から基地をなくしたいと考えているブロガーの方は、ブログを黄色に変えて、伊波洋一氏支援の意思表示をしませんか。
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2010.06.05 (Sat)
参院選で勝てば、9月には小沢政権の誕生か
鳩山政権では、そもそも前原が沖縄担当大臣であったということからして間違いであったのであり、『晴天とら日和』のとらちゃんも前から言っていたし、『きっこのブログ』オムライスの夜明けにも書かれていたように、官房長官だった平野、防衛大臣だった北澤、外務大臣だった岡田ら官僚の犬が官僚に言われるままに妨害工作をしていたことも、普天間基地の代替施設を県外に移せなかった最大の原因だ。
9月に小沢政権が誕生した暁には、福島みずほタンをぜひ沖縄担当大臣にして、今度こそ、本当に米軍基地を日本から、少なくとも沖縄から排除する方向に持っていってもらいたい。
「選挙勝てば先頭に立つ」=9月の代表選に出馬?-小沢氏
民主党の小沢一郎前幹事長は4日夜、党岩手県連の集会に寄せたビデオレターで、「参院選に勝利して政権を安定化することで、本当の意味の改革が実行できる。そのときに、まさに自分自身が先頭に立って頑張ってまいりたい」と述べた。9月の党代表選に自ら立候補する可能性を示唆したともとれる発言で波紋を広げそうだ。
集会では、衆参両院の本会議で菅直人代表が新首相に指名された直後に、ビデオレターが収録されたと説明された。
また、小沢氏は同日夜、都内で開かれた自身を支持するグループの会合であいさつし、代表選で樽床伸二衆院環境委員長が129票獲得したことについて「私は立場上、動けなかったが、次につながる良い数字だ。あと90(票獲得)で首相が取れた。90なんて難しい数字じゃない」などと語った。(2010/06/04-23:45)
2010.05.12 (Wed)
沖縄普天間基地の即時撤去などを求めるデモのお知らせ
【転送歓迎】
●明日、5月12日は、みんなで国会包囲!
~沖縄普天間基地は即時撤去!労働者派遣法改悪反対!政府・国会行動&請願デモへ~
◆行動予定 全体責任者…吉岡 080-6146-9646/山川 090-8536-3170
・午前
①10:00…衆議院会館前座り込み開始(全体集合)
②10:00~10:30…防衛省要請(普天間関係 9:50防衛省前集合/担当 山川 090-8536-3170)
③10:00…外務省要請(アフガン・劣化ウラン関係/担当 小山 070-5653-7886)
④11:00~12:00…イラク検証委員会設置 議員要請行動(担当 高瀬 080-3013-3618
・昼…派遣法改悪阻止 行動
・午後
①派遣法国会議員要請行動
②普天間関係 議員要請行動
③13:00~16:00…イラク検証委員会設置 議員要請行動
④15:30…内閣府(普天間緊急署名提出 担当 矢野 090-2466-5184)
⑤外務省要請(普天間関係)…時間未定 (担当 中川 090-7090-6579)
・16:45…社会文化会館前集合
・17:05…「普天間基地即時無条件撤去」国会請願デモスタート (担当 山崎 090-2672-7491)
→17:15参議院議面 17:25衆議院議面→日比谷公園まで(デモ後、集約集会)
●普天間基地撤去へ~政府・国会周辺は大きく動いています!
◆首相官邸前
10日午前に、山内議員たちが「異例の」官邸前行動に決起!
(新聞記事では)
社民党の山内徳信参院議員と服部良一衆院議員が
10日午前、
首相官邸で開かれた米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題の関係閣僚会議に合わせ、
官邸前交差点の歩道で、県内移設反対を訴え、演説を行った。
連立政権を組む与党議員が官邸前で鳩山由紀夫首相らを公然と批判するのは極めて異例の事態だ。
山内氏は
「辺野古くい打ち工法反対首相、『国外・県外』への公約守れ」と書かれた横断幕を掲げ、
「県外・国外と言ったのは誰だったのか。国家が人をいじめ犠牲にしていいという法律はない」と訴えた。
さらに「沖縄県民を(県外移設という)その気にさせておいて、米国と交渉する気概も気迫もない。
(県内移設は)もはや狂気の沙汰(さた)だ」と政府を激しく批判した。
◆防衛省前抗議行動
10日夕方、辺野古への基地建設を許さない実行委員会が主催する行動に100名ほどが参加。
官邸前で山内議員が、「こんな案はゆるしませんよー」と大声をはりあげ抗議されていたと報告。
帰宅を急ぐ防衛省職員が信号の前で沢山立ち止まるので、彼らに語りかけるような静かな抗議集会なのですが、
「絶対に許さない」という怒りがひしひしと伝わる集会。
来月は6月7日(月)の予定。毎週金曜日、官邸前抗議行動は継続されるとの事。
●普天間問題での国会請願デモは、5・12が初めてです。
5・12国会請願デモを大きく成功させることは、沖縄をはじめ全国の反基地平和運動と連帯する行動です。
国会を包囲するこの行動は、全国へと波及します。
●5・12国会行動には、パナソニック、キャノン、ヤンマー、いすゞ、日産など、
派遣切りの争議当該の参加が決まってきています。
全労連は、この日10:30より国会前座り込み。お互いの行動をエール交換し成功させよう。
●あらゆるところに宣伝してください。
一人でも多くの皆さんの参加を呼びかけます。
菊池
ekmizu8791アットezweb.ne.jp
(菊池へ送信の場合、アットの部分を@に直して送信してください。菊池)
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2009.12.23 (Wed)
普天間基地の即時閉鎖・撤去と辺野古移設断念を要求する緊急アピールのお知らせ
でも、だいたい半分の国民が全く逆の考えを持っているとしたら、どちらにころんでも国民にとってはしようがないのかもしれない。ただ、あれだけ子供手当ての所得制限に反対していた瑞穂タンや亀井大センセはどうして無言を貫いているのだろうか。やはり、小沢一郎に逆らうことができないということか。

この調子では、普天間も安心できないだろう。鳩山首相はあの通り、信念というものがなく、言っていることがコロコロかわってとても信頼できないし、瑞穂たんも亀井センセもいまひとつ迫力にかける。やはり、国民が常日頃から訴えていくしかないのかもしれない。
『きっこのブログ』より、鳩山連立政権に、普天間基地の即時閉鎖・撤去と辺野古移設断念を要求する緊急アピールのお知らせです。
普天間基地の即時閉鎖・撤去と辺野古移設断念を要求する趣旨に賛成の方は、下記にメールして賛同表明しよう。
2009.12.06 (Sun)
普天移設問題:米国の主張よりも沖縄住民の声に耳を>岡田外相
一方的に自分の考えを住民に伝えるだけなら、わざわざ住民に会いに行く必要はなく、Faxとかメールで十分だったし、意見交換会とは呼べないだろう。それに、普天間移設問題には、全国民が注目しているのに、どうして非公開だったのだろうか。メディアが撮影を許可されたのは、下の動画の冒頭あいさつまでだったという。
岡田外相は、沖縄返還協定や沖縄密約など過去の日米関係についてきちんと把握した上で、交渉にあたっているのだろうか。
もし、まだ調査していなかったら、ぜひ、2006年12月10日にテレビ朝日で放送された『ザ・スクープスペシャル』の
"沖縄返還35年目の真実 ~政府が今もひた隠す"密約"の正体~"
の動画を見ていただきたい。今から34年前、毎日新聞政治部記者の西山太吉氏が「国家の犯罪」である密約を裏付ける外務省の極秘電文を女性事務官から入手するが、国家公務員法違反で逮捕され、「男女のスキャンダル」にすりかえられていく様子がよくわかる。この動画の中の証言では、沖縄返還時に当時の外務省アメリカ局長であった吉野文六氏が、協定上は米国側が「自発的に支払った」ことになっている軍用地の原状回復費400万ドルを日本が肩代わりしただけではなく、沖縄返還にかかった全ての費用、3億2000万ドルを日本が肩代わりしたそうだ。当時はドル高で、確か1ドル=300円くらいだったと思う。さらに、日本が核兵器を持たず、作らず、持ち込ませずとの非核三原則も単なる国民向けのパフォーマンスであり、実際はアメリカが核兵器を日本に持ち込んで良いという密約があったというようなことも語っている。
密約があったことが認められたこれだけ大きなニュースが、西山事件に懲りたせいかメディアではほとんど伝えられていない。だから、岡田外相が、沖縄返還によって、これまで日本がどれだけ米国に支払わされてきたのかということを把握していたら、普天間基地移転問題についても、米政府に対してもっと強くでることができると思う。恐らく、岡田外相は、外務省によってうまく操られてしまったに違いない。この調子では、岡田外相が約束した密約の解明もあてにならなそうだ。
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2009.12.04 (Fri)
橋下知事に神戸市の空港事業室長から抗議の電話

写真:『jaga.way-nifty.com』 キャンプ・シュワブ全景 より
橋下腐痴痔が普天間の移転先として、関空の軍民共用化や神戸空港の活用などを提案したことに、神戸市の空港事業室長から怒りの電話があったそうだ。メディアではあまりこの件は大きく伝えていないけれども、橋下の発言が大きな波紋を呼ぶことは誰もが予想していたこと。
昨日のエントリーで大阪のとらちゃんはどう思ってるのかなと書いたら、さっそくその日のうちに意見を表明してくださった。
基地機能一部移転、橋下知事と協議 + 増える激安店&激安商品。
そして、今日も又、もっと詳しく意見を述べてくださっている。
橋下徹発言「普天間を関空に」に対して、「グアム移転以外にありません。」と断固として申し上げる!
やっぱり、とらちゃんが橋下の意見をまともに受けとるはずはないよね。
ところで、明月さんが、「普天間基地はグアムに移転するようだ」というエントリーで、伊波洋一宜野湾市長が11月26日に衆議院第2議員会館で行ったPowerPointプレゼンテーションの資料と思われるものを紹介してくださっている。
普天間基地のグァム移転の可能性について
宜野湾市長伊波洋一
日時:2009年11月26日(木)
場所:衆議院第2議員会館・第2会議室
1.「海兵隊のグァム移転が司令部中心というのは間違い。
沖縄海兵隊の主要な部隊が一体的にグァムへ移転する。
普天間飛行場の海兵隊ヘリ部隊も含まれる。」
~米国海兵隊司令官ジェイムズ・コンウェイ大将委員会証言~
● 重要な決定事項の一つは、約8000人の海兵隊員の沖縄からグアムへの移転である。これは、沖縄で海兵隊が直面している、民間地域の基地への侵害(encroachment)を解決するためのものである。
● グアム移転により、アジア・友好同盟国との協働、アメリカ領土での多国籍軍事訓練、アジア地域で想定される様々な有事へ対応するのに有利な場所での配備、といった新しい可能性が生まれる。
● グアムへの移転は即応能力を備えて前方展開態勢を備えた海兵隊戦力を実現し、今後50年間にわたって太平洋における米国の国益に貢献することになる。
そして、こちらが、このプレゼンテーション用の資料の解説だ。
平和フォーラム・ヒアリング 2009/11/26
「普天間基地のグアム移転の可能性について」伊波洋一(宜野湾市長)
これを読むと、普天間基地のグアム移転の可能性はかなり高いと思われる。これまで、普天間の移設先はキャンプ・シュワブじゃないといけないと言ってきたのは、米国というよりも基地建設によって、建設業界から利権が転がり込む自民党だったのではないかとふと思ってしまった。自民党では、あまりにも評判の悪い政党の名前を変えるか変えないかが議論されているが、「道路族党」とか、東国原を総裁にして「土建化せんといかん党」にしたら、結構受けるかもね(笑)。「幸福実現党」と連立政権を組む「不幸実現党」でもいいかも。
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2009.11.09 (Mon)
普天間基地の移設計画問題
この複雑な問題の本質を踏まえて、植草さんがとてもわかりやすく、民主党が考慮すべき重要な3点を挙げてくださっている。
植草一秀の『知られざる真実』 普天間基地移設日米外交問題解決への提案
問題を考察する上で不可欠な認識は以下の三点だ。
第一は、沖縄の基地負担が突出して大きく、その軽減を図ることが極めて重要なこと。
第二は、日本外交をこれまでの対米隷属から脱却する契機を見出さねばならないこと。
第三は、キャンプシュワブにV字形滑走路を建設することに伴う環境破壊が極めて深刻であること。
確かにこの3点を考えれば、普天間基地をグアムか、領土問題が解決した暁には、北方領土などに移設するのがもっとも効果的ではないかと思われる。2014年までに、第3海兵遠征軍司令部、第3海兵師団司令部、第3海兵役務支援群司令部、第1海兵航空団司令部、第12海兵連隊司令部等約8,000人及びその家族約9,000人をグアムへ移転することになっているようだが、なぜ海兵隊やその家族の住宅だけなのか。ついでに飛行場もそっちに作ったらいいではないか。
こんなことを書くと、ネトウヨから攻撃されるのは必至だろうが、あえて言わせてもらえば、日本は核を保有していないことになっているが、海外で日本が核を保有していないなんて信じている国はないだろうし、米軍基地が日本から全て消滅したとしても、日本を攻めてくる国などあるはずがないと思う。実質的に、日本に米軍基地を保有する必要性はゼロと言っていいだろう。まさに、小沢幹事長が主張してネトウヨの批判の対象となってから久しいが、日本の防衛は、第七艦隊だけで十分なのである。
いずれにせよ、あと何十年かしたら米軍基地は全て日本から撤退するであろう。そんな基地のために日本国民の税金を使うのは無駄だと思う。その分、国民のために医療費を無料にしたり、社会保障を充実させる方がどんなに国民にとってありがたいか。民主党が米国と対等な関係を築き、税金の無駄遣いを徹底的になくし、国民の生活をコンクリートのわびしい生活から友愛で満ち溢れた豊かな生活へ変えるという公約を守るつもりなら、オバマ大統領が来日した際に、鳩山首相や岡田外相は普天間基地の代替施設を日本国内に建設するのは厳しいという見解をはっきりと米国側に示すべきだ。
沖縄の県民の心情をよくわかっているきっこちゃんもこれまでの基地問題のいきさつも交えて、民主党に対する要望を伝えている。
『きっこのブログ』 ハトポッポよ、沖縄の声を聞け!
今まで64年間もガマンして来た沖縄の人たちにしてみれば、わずか数年を焦って中途半端なことをされるよりも、この先、何年掛かろうとも、アメリカの基地は完全に排除してもらいたいって思ってるに決まってんだろ。普天間飛行場の移設問題に限って見たって、この移設案が持ち上がってから、13年間、ずっと反対の座り込みを続けて来た辺野古のオジィやオバァたちの願いは、ただひとつ、「県外移設」であり「国外移設」に他ならない。「自分たちのとこに来ないのならどうでもいい」なんてミジンも思ってない。
もし、民主党が米国の言いなりになってしまったら、これまでの自民党政権を追従することになり、自民党政権とは全く違うものを求める国民を失望させることになるだろう。これから米国と対等にやっていくつもりなら、植草さんがおっしゃられるように、ある程度、米国との短期的摩擦を覚悟しても、日本が「言うべきを言う」姿勢を貫くべきだ。そうすれば、中期的な日本の国益を増大させることも可能であろうし、国民からの信頼も得ることができる。
とにかく、民主党政権には、日米関係を重視するあまり、国民の期待を裏切るようなことをしないで欲しい。米国と1,2度交渉しただけで、早々と基地の県外や国外移設はありえないなどと発表するべきではない。これからも粘り強く交渉を続けていくべきであり、その中でどうしても無理な場合は国民もわかってくれるだろう。日米関係は重要だが、これからよりよい日米関係を築くために、米国と対等に議論していくことはもっと大切なことだと思うので。
「辺野古への新基地建設と県内移設に反対する県民大会」の情報はとらちゃんが集めてくれているのでそちらをご参考に。
『晴天のとら日和』 鳩山総理の優柔不断が、とうとう沖縄の住民を怒らせてしまった、。。。
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