2012.01.28 (Sat)
映画『アーティスト』に出演したアギー・ザ・ドッグの芸がすごい
Uggie the Dog Does Tricks for Ellen!
アギーはとにかくスケボーが上手で、トレーナーに『ターン』と言われると、スケボーの上でぐるっと一回転したり、立ったままスケボーを漕いだり、とても犬とは思えない芸を見せてくれた。
チーズを手に持って匂いをかがせてから、結んだ手の中に持ったまま振ると、しゃべったり、2足で歩いているアギーを「バーン!」と撃つと、死んだふりをしたり、とてもシャイでキスをすると顔を両足の間にうずめたりと本当に芸が細かくて、見ている方も思わずニッコリしてしまう。
以下、サイレント映画時代のスター、ジョージ・バレンティンの浮き沈みを描いたフランス映画『アーティスト』のトレーラーをどうぞ。そこに出てくるアギーもかわいいよ。
2009.10.01 (Thu)
ココ・シャネルの魅力
『海から始まる?』の「5人のココ・シャネル! ココ・シャネル映画、続々公開!」が、下の4つのココ・シャネルの映画についてとても詳しく解説しているので、興味のある方はぜひ映画を見る前に読んで見てね。
①『ココ・シャネル』/“Chanel Solitarie”(1981/英・仏/英語)
②『ココ・シャネル』/“Coco Chanel”(2008/伊・仏・米/英語)
③『ココ・アヴァン・シャネル』/“Coco avant Chanel”(2009/仏/仏語)
④『シャネル&ストラヴィンスキー』/“Coco Chanel & Igor Stravinsky”(2009/仏/仏語・英語・露語)
Tags : CocoChanel |
ココ・シャネル |
フランス |
|
映画 |
2008.05.04 (Sun)
映画『靖国』を見て
シネ・アミューズは、渋谷の東急デパート横にあるビルの4階にある映画館で、靖国が上映されたのは、90名ほどしか入らないとても小さな部屋だったそうだ。あいにくの雨にもかかわらず、初日のチケットは午前中に完売。右翼の攻撃を恐れてか、映画館前には警察の車が上映時間中ずっと待機していたようだ。カメラを構えたマスコミの姿もちらほらと。

午前11時頃、シネ・アミューズの正面

映画館正面で待機する警察のバン

カメラを構える報道陣の姿もあった

映画館正面の報道陣

チケットを買うために並ぶ人々

映画館が小さいこともあってか上映前にチケットは完売
生徒によると、映画はなぜ右翼が騒いだのかわからないほど、中立的な内容だったそうだ。ただ、日本政府に洗脳された日本国民が、天皇や靖国に奉られている英霊を讃える場面は滑稽で、確かに日本人を馬鹿にしたようにも見えたらしい。最後に映し出される何枚かの南京虐殺の写真もネットに出回っているものに比べれば比較的衝撃の少ないものだとか。
まだ高橋哲哉氏の『靖国問題』を読まれていない方は、ぜひ映画を見る前に下記の書評だけでも読まれると、映画の理解度が変わってくると思う。
書評『靖国問題』高橋哲哉
一人でも多くの日本人がこの映画を見て、靖国神社の背景や日本の歴史認識について考えていただきたい。
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2008.05.02 (Fri)
映画『靖国』いよいよ明日渋谷で封切り
映画「靖国」 封切りへぴりぴりムード (2008年05月01日 Asahi.com)
(前略)
李纓(り・いん)監督や配給・制作会社はこの1カ月、映像の削除要求への対応に追われた。
主要登場人物の刀匠が「映像の使用を承諾していない」として削除を望んだと、3月27日に国会で取り上げられた。右翼系団体向けの試写会では、参加者が「撮影申し入れがなく自分が映っていた。削除を求めたい」と発言した。
靖国神社も「無断撮影がある」として、登場する神社職員や参拝者の承諾を取り、無断の映像を削除するよう求めた。制作会社・龍影は4月25日、「隠し撮りは一切していない」などとする回答を靖国神社に送付。完成している作品はそのまま放映するという。神社は「監督や配給会社の回答も検討し、(対応を)改めて公表したい」という。
そもそも、ドキュメンタリー制作で、取材対象からの許諾はどの程度必要なのか。
メディア訴訟に詳しい喜田村洋一弁護士は「靖国」では、いずれも削除が必要なほどの問題でない可能性が高いとみる。「普通は無許可撮影した段階で神社側が尋ねるはず。包括的な約束はなくても『暗黙の同意』は成立するのではないか」という。また「(登場人物が)思った内容と違うというのは『期待権』の問題だが、編集・表現の自由を上回る権利があるとは思えない」と指摘する。
「期待権」は先月最高裁で上告審の弁論が開かれた、旧日本軍の性暴力をめぐるNHK番組の改変訴訟の争点だ。二審の東京高裁は「取材者の言動により期待を抱くのもやむを得ない特段の事情がある時は、内容への期待が法的に保護される」と判断。NHKと番組制作2社に説明義務違反などを認めた。
この裁判の原告側代理人でもある日隅一雄弁護士は、「刀匠は取材対象で、NHK訴訟の原告・市民団体のような取材協力者と制作への関与レベルが違う。期待権が問題になる『特段の事情』はない」と指摘する。
ビデオジャーナリスト綿井健陽さんは「取材後に相手の要望に応じるのを前例にすると、要望通りにしか撮れなくなる。それはドキュメンタリーといえない」と警戒する。
(後略)
確かにドキュメンタリー映画をつくる際に、出演者の取材許可なんか取っていたら、ドキュメンタリーじゃなくなっちゃうよね。権力寄りの映画ばかりになってしまうだろう。
4年前に公開されたマイケル・ムーア監督の「Fahrenheit 9/11」も、その年のカンヌ国際映画祭で最高賞パルムドールを受賞したにもかかわらず、ブッシュ批判の過激な内容のため配給元のディズニーが公開を取りやめた。しかし、別の映画会社が買い取って、公開されると、全世界で220万USドルの興行収入を記録し、ドキュメンタリー映画としては過去最高の興行収入を記録したといういきさつがある。
明日渋谷のシネアミューズで封切られる『靖国』もかなりの混雑が予想され、多くの興行収入を期待できそうだ。そうすると、右翼や自民党の極右議員に圧力をかけられ、これまでに上映を拒否した映画館も再び上映に踏み切ることも考えられ、これまでの混乱は何だったのかということになる。上映前の混乱がかえってこの映画を見たいという思いに人々を煽動することになったかもしれない。又、映画が上映される前に検閲したり、出演者や神社などに圧力をかけた極右自民党議員は恥を知るべきだ。
Mixiの「映画『靖国』を観よう!」で映画上映劇場の情報があったので、転載させていただきたい。
劇場公開日 ( 4/21プレスリリースが配給元より発表されました。 )
5月3日 東京 渋谷 シネ・アミューズ(英語字幕版上映あり)
http://www.cineamuse.co.jp/
5月10日 東京 シネカノン有楽町1丁目
http://www.cqn-cinemas.com/yurakucho/
5月10日 大阪 第七藝術劇場
http://www.nanagei.com/
5月17日 東京 渋谷 シネマアンジェリカ(~5/30)
http://www.gojyu.com/
5月24日 広島サロンシネマ
http://www.saloncinema-cinetwin.jp/
6月7日 新潟 シネ・ウインド
http://wingz.co.jp/cinewind/
6月7日 京都 京都シネマ
http://www.kyotocinema.jp/
7月12日 群馬 シネマテークたかさき
http://www5.wind.ne.jp/tcc/
7月12日 福岡 シネテリエ天神
http://www.yu-raku.co.jp/cineterrie/
7月12日 福井 メトロ劇場
http://www2.interbroad.or.jp/metro/
7月12日 沖縄 桜坂劇場
http://www.sakura-zaka.com/
他
山形フォーラム、福島フォーラム、盛岡フォーラム、八戸フォーラム、北海道苫小牧 シネマトーラス、北海道十勝・シネとかちプリンス、北海道函館・シネマアイリス、岩手・一関市ネプラザ、宮崎・DENKIKANなど全国13館の劇場と調整中。
前売り特別鑑賞券について
すでに劇場窓口・プレイガイドにてお買い求めになられた前売り特別鑑賞券も全国の各劇場にてお使いいただけます。
関連記事
映画「靖国」公開、5月3日から渋谷で 各地も続々と asahi.com
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2008.04.15 (Tue)
『きっこのブログ』より「靖国」無料上映会のお知らせ

稲田朋美や有村治子の映画『靖国』への圧力が批判され、かえって逆効果となり、彼らのトーンはかなり落ちて来た。そうすると、今度はこの映画の舞台となった靖国神社が李纓(リ・イン)監督や配給のアルゴ・ピクチャーズなどに対して映像の削除を求める通知を送ったことが判明。又、登場する刀匠、刈谷氏(90)が高知県在住であることから、高知市の映画館では、上映が延期されるそうだ。
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靖国神社が映像の削除を求めた原因というのが、映画の撮影許可手続きが守られていないだけではなく、その内容についても事実を誤認させるような映像が含まれているからということだが、靖国神社のウェブサイトを読んでも、なぜ、誰でも勝手に入れる公共の場所で撮影許可が必要なのかとか、どの部分が事実を誤認させるような映像なのかということには詳しく触れられていないので、あまり説得力がない。
いまでこそ、「境内での撮影、取材について」というページがあるけれども、この映画が撮影され始めた10年前にこういった断り書きがあったと考えるのは難しい。
靖国神社がこの映画を上映させたくないのなら、法的手段に出るべきだろう。ドキュメンタリー映画を撮るのにいちいち許可を取っていたら、映画なんて作れないと思うが、この映画が違法に撮影されたものだという証拠と、どの部分が内容に事実を誤認させるような映像なのか、法廷ではっきりと示して欲しい。
そうすれば、法廷で靖国神社の意味の確認から始まって、昭和天皇の戦争責任の是非まで発展する可能性もあるのだし。これをきっかけに、日本ではタブーとされている靖国神社が造られた本来の目的や天皇の戦争責任についての議論が活発になるといいと思う。
![]() | Hirohito: Behind the Myth (1990/09) Edward Behr 商品詳細を見る |
私は、今回の一連の右翼政治家、右翼団体、靖国神社による映画上映の圧力の根底にあるのは、靖国神社の実態を知った国民が天皇の戦争責任を追究するのを避けるための動きだと見ている。戦争を企てたというと反感を買うかもしれないが、少なくとも戦争を始めることを承認した裕仁天皇はすでに亡くなられており、天皇の戦争責任を追究したところで、突然、今の天皇制度が廃止されるわけでもないのに、実に時代錯誤な動きだと思う。
こういった不快な動きがある中で、嬉しいニュースもある。『きっこのブログ』で知ったんだけど映画「靖国」の無料試写会とシンポジウムが行われることになったそうだ。日時や場所は下記の通り。
![]() | きっこの日記R 好き?好き?嫌い?編 (2008/02/14) きっこ 商品詳細を見る |
日時:4月23日(水)11時半から16時まで
スケジュール
11:30 開場
12:00 映画上映
14:30 シンポジウム(高橋哲哉氏もパネリストとして出演)
16:00 終了
コーディネーター
田場暁生氏(弁護士)
パネリスト
吉川正文氏(映画「靖国 YASUKUNI」配給宣伝担当者)
高橋哲哉氏(東京大学大学院教授)
内田雅敏氏(弁護士。「立川テント村」事件弁護人)
場所:弁護士会館 2F「クレオ」千代田区霞が関 1-1-3
定員:200名(4月17日までに往復ハガキで申し込み・抽選制)
主催:日本弁護士連合会・東京弁護士会・第一東京弁護士会・第二東京弁護士会
問合せ: TEL 03-3581-2205 東京弁護士会人権課
会場の地図などより詳しい情報は、こちらの告知(PDFファイル)を。
![]() | 靖国問題 (ちくま新書) (2005/04) 高橋 哲哉 商品詳細を見る |
関連ニュース:
日弁連が「靖国」試写会=23日、一般向けに-東京(時事通信 2008/04/14)
靖国神社が李監督らに削除要請=映画「靖国 YASUKUNI」(時事通信 2008/04/12)
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2008.04.07 (Mon)
映画『靖国 Yasukuni』:これまでのいきさつとその背景(備忘録)
映画『靖国』をめぐるこれまでのいきさつは、
「靖国」上映中止 何が起きた「靖国」派の圧力 手貸した文化庁
(2008年4月5日「しんぶん赤旗」)
にとても詳しく書かれているので、その記事から引用させていただきたい(文型など多少短く変更)。
異例の国会議員試写会
ことの発端は、昨年末、『週刊新潮』が、この映画に政府出資の芸術文化振興基金から助成金が出ていることを疑問視する記事を掲載。それを受け二月、自民党の稲田朋美衆院議員らが、文化庁を通じ、製作者に映画を見たいと要請し、三月十二日に異例の国会議員試写会が開かれた。
対応した配給協力・宣伝会社のアルゴ・ピクチャーズらは、協議のすえ、特定の議員に限定せず、全国会議員を対象にした試写会をアルゴ主催で開くことを決定し、文化庁の要請で国会議員のみを対象とした極めて異例の試写会が開かれた。
当日は約八十人の議員らが出席。稲田議員は試写後、「靖国神社が国民を侵略戦争に駆り立てる装置だったという政治的メッセージを感じた」と感想を述べ、翌日には、自身が会長を務める「伝統と創造の会」と、「平和靖国議連」のメンバーで文化庁を呼び、公的助成は不当だと声をあげた。両団体とも、日本の侵略戦争を正当化する議員の集まり。
上映予定だった新宿バルト9が、今後起こりうるトラブルや他のテナントへの迷惑を懸念し、上映中止を決定したのは、この試写会の後。ほかの東京・大阪の四館も、これに続き上映中止を決めた。
助成口実に国会質問
試写後、自民党の水落敏栄参院議員、有村治子参院議員が、この映画が助成対象にふさわしくないとして、映画への公的助成の返還を求める国会質問をした。
水落議員の理由:
●監督が中国人で、スタッフにも中国人が多い。
●タイトルに「YASUKUNI」と英語表記がある。
「靖国」は日中合作の映画だが、「基金」は一定の条件のもとで、合作映画も助成対象になると規定している。
ほかに、製作者が「映画の製作活動を行うことを主たる目的とする団体」であり「日本映画を製作した実績」があることなどが、助成を受ける条件だが、同映画は当然、いずれの条件も満たしているからこそ、審査を通過した。文化庁も審査は「所定の手続き」で審査されたと説明している。
*有村議員の理由:
●靖国神社とは「本来、御霊(みたま)と静かに向き合う場所」で「イデオロギー論争の場であり続けるのは、極めて御霊や御遺族に対して不遜(ふそん)」。
映画を助成した「文化行政の過失は決して小さくない」と述べ、助成審査の中身をただし、審査の具体的内容を書面で提出するよう文化庁に求めた。
会場手配・資料も提供
見過ごせないのは、映画の内容に介入しようとする議員らに、文化庁が手を貸し、公開前に、事前試写や資料提供の協力を図ったことだ。
文化庁は、稲田議員らの「見たい」との要求にこたえ、製作・配給側に繰り返し話を持ちかけました。製作・配給側は当初、特定議員にだけ見せることはできないと主張。それでも文化庁は食い下がり、製作・配給側も次善の策として、全議員むけの試写会を開くことに合意した。
もとは、文化庁が稲田議員らのためにおさえていた会場を使い、費用も文化庁負担で進められていた話だったが、試写の対象が、一部議員から全議員に変わったことで、文化庁は製作・配給側に費用負担を求めてきた。
文化庁はまた、「靖国」の製作者が助成を受けるため、基金に提出した交付要望書などを、議員の求めに応じて提供。国会質問も、それらの書類をもとに、審査過程を問題にしている。
*その他、有村議員の意見は、前編・映画「靖国」上映中止と参院内閣委での有村議員の質問(read moreにも有村議員インタビュー部分を転載)を参考にしていただきたいのだが、とにかく自分の偏った思想や考えを尾山文化部長に有無を言わせずに押し付ける言葉の暴力はまるでヤクザの脅しのようで、知性のかけらも感じられない。彼らがいかに中国を差別しているか、偏見を抱いているか、又いかに誤った歴史認識の上に暴論を重ねているかがよくわかるインタビューである。
Sohyaさまに教えていただいたDoblogの『悪口雑言罵詈讒謗ブログ』の稲田朋美という議員という記事では、稲田の過去について詳しく書かれている。この記事で稲田朋美が「安倍親衛隊」の一人であったことを知る。
(前略)
そして、この記事を書く下調べをしているときに“出会った”のが稲田朋美衆院議員である。稲田は2005年の9.11「郵政」総選挙の際、安倍晋三の要請を受け、郵政民営化法案に反対した自民党議員への「刺客」として福井県第1区から出馬して当選した議員である。
そして2006年2月には自民党の初当選組の半数を集めて「伝統と創造の会」というグループを立ち上げ、その会長に就任している。このグループは同年8月の自民党総裁選では安倍晋三の応援団役を務め、“安倍親衛隊”とも呼ばれていた。稲田議員は、総裁選予定者討論会の後、「一番感慨深く聴いたのは、安倍官房長官が政策として戦後体制の是正と自主憲法の制定をまっさきに掲げられたことです。誰もできなかったことに安倍官房長官は挑戦しようとされているのです」と述べ、安倍晋三を絶賛している。
稲田議員はまた、同年8月15日の福井新聞に掲載された加藤紘一氏との対談では、「(靖国神社問題は)憲法改正に伴いこれから自衛戦争や国際協力戦争で亡くなった人が出たら、どこで慰霊するのかも含めて議論が必要」と述べており、月刊誌「WiLL」の同年9月号では、「靖国神社というのは不戦の誓いをするところではなくて、『祖国に何かあれば後に続きます』と誓うところでないといけないんです」と語っている。さらに、同年8月29日に開かれたシンポジウム「新政権に何を期待するか?」においては、「教育基本法に愛国心を盛り込むべきだ」と強調したかと思えば、次のようなことも語っている。
「真のエリートの条件は2つあって、ひとつは芸術や文学など幅広い教養を身に付けて大局観で物事を判断することができる。もうひとつは、いざというときに祖国のために命をささげる覚悟があることと言っている。そういう真のエリートを育てる教育をしなければならない」
さて、このような“香ばしい”発言を繰り返す稲田議員が所属するグループは「伝統と創造の会」だけではない。それ以外にも以下のような団体に所属している。
・ 自由主義史観研究会・日本「南京」学会会員
・ 中国の抗日記念館から不当な写真の撤廃を求める国会議員の会事務局長
・ 日本会議国会議員懇談会事務局次長
・ 正しい日本を創る会会員
・ みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会
・ 神道政治連盟国会議員懇談会
スバラシイではないか!(笑) 極右団体にはすべて顔を出しているわけである。さらに、Wikipediaによれば、彼女は「南京大虐殺否定派」であり、弁護士としては、靖国神社参拝関連訴訟の国側の弁護を手がけるほか、「大江健三郎・岩波書店沖縄戦裁判の原告側弁護人」(大阪地方裁判所で原告の敗訴)や「南京百人斬り競争名誉毀損裁判の原告側弁護人」(最高裁判所で原告の敗訴)を務めているそうだ。
(後略)
鈴木邦男をぶっとばせ!:靖国が危ない!
鈴木邦男氏というのは、コメント欄でやっしゃんに教えていただいて初めて知ったのだが、政治活動家、新右翼団体「一水会」顧問でいらっしゃるそうだ。こういった右翼の方でも今回の靖国を国民に見せないことに対しては、意義を唱えている。一水会(いっすいかい)は、ウィキペディァによると、「1972年に創設された民族派政治団体。所謂新右翼といわれる政治団体の一つ。発足当時、それまでの右翼団体とは一線を画す、「理論派右翼」であるとして警察(公安)からマークされた」そうだ。
⑤「国民に見せない」のは、よくない
又もや、映画「靖国」だ。実は、内容についての反対は余りない。8.15の左右の集会、靖国刀をつくる刀鍛冶の仕事が紹介されて、貴重なドキュメントだ。文句のつけようがない。ただ、ラストに、南京事件の「写真」が出る。数十秒か、数分か。「それがけしからん」と言う。それと日本芸術文化振興会から750万円が出てるという。「反日映画に金を出すとは何事か!」というのだ。
しかし、多くの映画に出している。こうした真面目なドキュメントに金を出すのはいいことだ。たとえ、日本に対し批判的だろうと、(そんなことはないのだが)、それに金を出すなんて、日本の寛容さを示すことだ。いいことだ。世界に誇るべきことだ。
又、最後に「ニセ写真」を流したというが、まだ論議されている写真があるのなら、その点をクレジットで付けたらどうですかと、監督に言った。しかし、「確信があります」と言う。それ以上は、こちらも言えない。あとは公開した後に皆で話し合ったらいい。又、そのための〈場〉を作ったらいい。何度も言うように国民に見せないで、「上映中止しろ!」はおかしい。
又、新聞、テレビもだらしがない。こんな大きな騒ぎがあるのだ。ちゃんと関係者に取材して報道すべきだ。街宣をかける右翼の言い分も聞けばいい。映画制作側の言い分も聞けばいい。右翼が恐くて上映をやめた映画館の言い分も聞けばいい。そして、堂々と、討論させたらいい。今は、吉野VS浪人会の大正時代よりも、ずーっと言論が不自由になっている。勇気がない。
いや、平成の時代になってからでも、少しは自由な報道があった。嘘だと思うなら、ネットの「You Tube」を見たらいい。かつてTVで放映された右翼の映像が随分と流されている。「曲がり角に立つ平成の右翼」とか、「密着・少年右翼」などだ。又、右翼が車に火をつけて首相官邸に突っ込む衝撃の映像も流されている。島田紳介にインタビューされて私が答えている。又、一水会の若き活動家・徳弘三十四が街宣をやって人々を引き付けている様子も映っている。これを見て、「おーっ、右翼は立派だ」と思う人もいるだろう。又、「右翼は横暴だ」と思う人がいてもいい。見る人の自由だ。そして、多くの人に考えさせたらいい。
映画「靖国」の中でも、右翼の活動はかなり紹介されている。これだけでも、多くの人に見てもらう価値はあるだろう。
今の日本は、稲田朋美、水落敏栄、有村治子のような極右と言われる思想の偏った者が政治権力を握り、映画などの芸術を通しての表現の自由が奪われたり、国民が見たい映画を鑑賞する権利まで奪われる状況になってしまった。もっと恐ろしいのは、旧日本軍の行いを反省することなく、愛国心を教育の場で子供に押し付けたり、祖国のために命をささげる覚悟があるものこそが真のエリートであるなどと恥ずかしげもなく語る政治家が言論の自由を規制していることだ。
あまりにも右翼化してしまった日本。嘆くべき現実である。
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2006.11.03 (Fri)
横田めぐみさんのドキュメンタリー映画が日本でもうすぐ公開

シェリダン氏とその夫人であるパティ・キム氏は一緒に、横田めぐみさん拉致事件のドキュメンタリー映画『横田めぐみストーリー:拉致』を制作し、今年春にトロントで行われたドキュメンタリー映画際『ホット・ドックス』で公開したときも800人の観客を集め、観客賞を受賞している。
この映画はワシントンで11月20日に政治家や外交官を対象に試写会が行われ、その後、米国内で広く公開される予定。日本でも11月25日に公開される予定なんだけど、日本ではそのことについて大々的な宣伝かなんかされているのだろうか。このドキュメンタリーは今年の夏にすでにカナダでは上映されていたのに、なぜ、日本では今頃公開するのだろうか?なぜ、シェリダン夫妻がこのドキュメンタリーを制作する前に、日本で同様なドキュメンタリー映画が作られなかったのだろうか。
又、安倍政権は北朝鮮拉致問題を積極的に解決するために、拉致問題対策本部を設置し、担当補佐官まで配置したはずなのに、いまだに全く何も解決されていない。ごく最近、北朝鮮の拉致問題のニュースが取り上げられてきたようだけど、それがどうしたって内容ばかり。
北朝鮮工作員の記事とか、北朝鮮拉致の非難決議案を国連委に提出(Asahi.com 2006年11月03日11時16分)した記事とか・・・。
それにしても、政府が本当に拉致被害者の方々のことを親身になって思い、彼らを取り戻したいのなら、シェリダン氏のように拉致問題のドキュメンタリー映画を制作して、世界中に配布して、訴えるくらいできるはずなのに、それもせず、めぐみさんのご遺族をブッシュに会わせて、終わりじゃ何の解決にもならないだろう。きっとこのめぐみさんのドキュメンタリー映画がワシントンで上映されるのも、ブッシュがプッシュ(笑)したのかもしれないけど。
政府が担当補佐官まで配置して拉致問題を真剣に考えているというのなら、拉致被害者を生きたまま連れ戻して初めてその効果が表れるというものだろう。政府はそうでないと、無能な安倍政権を再び批判され、来年の参院選に大きく影響することだろう。恐らく、税金の無駄遣いで終わってしまう可能性は十分あるだろうが。
北朝鮮の報告によると、めぐみさんはすでに亡くなられていると伝えられている。以前、このブログにも書いたとおり、『Nature』でも、日本政府がめぐみさんのDNAと北朝鮮から取り寄せためぐみさんの遺骨のDNAが一致しないという結果から、その遺骨がめぐみさんのものではなく、めぐみさんは生きている可能性があると報告したという内容は疑わしいという論文が書かれているにもかかわらず、政府は、その真偽を確認するための調査は一向に進めていない。
Tさんによって、国会でもめぐみさんの遺骨問題について民主党の首藤議員の質疑と町村国務大臣による答弁の様子をメールで送っていただいた。下記のリンクは、Tさんのコメントによって始まる。
第162国会 外務委員会
第1号 平成17年2月23日(水曜日)
「横田めぐみ偽遺骨」問題について
この町村国務大臣の答弁の内容を読んでも、政府はいかにこの問題をはぐらかそうかと必至のようである。
今のお話を聞いておりますと、さらにそれをまた別の機関に、クロス
チェックというんでしょうか、した方がよりよかったのではないかという御意見も、私もそれを否定するものでもございませんが、しかし私どもとしては、警察が最も信頼するものとしての依頼をした帝京大学の結果ということなものですから、まあそれは正しいんであろうな、こう思いまして、直ちに先方に対する反論をしたということでございます。
したがいまして、今からでも遅くないから第三国あるいは第三者機関にもう一度やったらどうかということなのかもしれませんが、それよりも何よりも、私どもとしては、まず北朝鮮側がこういう累次申し上げたような不誠実な対応というものを早く改めることが重要で、余りDNA論争にぐうっと入っていくと肝心の主張そのものがぼやけてしまうのではないか、そんなことも考えるものですから、あえてこれ以上、さらにこれをどこか外国の機関に委託をして、また再検査といいましょうか、再鑑定をしようという考えは、今のところ実はないわけでございます。
はあ?ここでは、帝大講師による遺骨のDNA鑑定の真偽について、議論しているっていうのに、DNA論争に入っていくと肝心な主張そのものがぼやけてしまうだって?北朝鮮の不誠実な対応って何?日本の方が国民を騙して不誠実じゃないの?
横田めぐみさんの遺骨とされるものの一部から別人のDNAが検出されたとする鑑定結果について、本件のネイチャー誌から取材を受けた関係者にも事実関係を確認したところ、取材においては、焼かれた骨によるDNA鑑定の困難性について一般論を述べたものであって、鑑定結果が確定的でない旨や、あるいは汚染された可能性がある旨応答した事実はなかったという返事を受けているということだけちょっと申し添えさせていただきます。
この取材を受けた関係者というのは、帝京大の講師のことなんだろうけど、ネイチャー誌によると、帝京大の講師とは、この後、連絡がとれなくなってしまったということだ。最後にこの国会での質疑応答の後に書かれたネイチャーの記事を紹介する。
2 政治と現実
Politics versus reality
Nature Vol.434(257)/17 March 2005
日本の政治家は、科学的不確実性を正面から受け止める必要がある。
北朝鮮との外交戦では、外交手段を駆使すべきであって、科学的公正を損なってはならない。
Natureのニュース記事に落胆した日本の小泉内閣が「頭を抱えている」と日本の大衆週刊誌が伝えた。
1977年に北朝鮮によって拉致された日本人女性、横田めぐみさん(当時13歳)が生存しているかどうかが現在、問題となっている。2002年、北朝鮮は13人の日本人を拉致した事実を認めた。その中にはデートで海岸にいたカップルも数組含まれていた。その後の北朝鮮による拉致被害者の安否確認作業は十分とは言えず、日朝関係は混沌としている(本号ダイジェストp.7参照)。
北朝鮮は、横田さんを含む拉致被害者のほとんどが死亡していると発表したが、説得力に欠けている。昨年、日本側に引き渡された遺骨について、北朝鮮は横田さんのものだとするが、日本での鑑定では遺骨から採取されたDNAが横田さんとは別人のものであるという結果が出た。そのため、北朝鮮の軍当局が横田さんをスパイ養成に利用し続けているかもしれないという不安が生じている。
北朝鮮の声明ひとつひとつに疑義をさしはさむ日本政府の姿勢は正しい。しかし日本政府は、DNA鑑定結果の解釈にあたって、政治は科学に干渉してはならないという一線を越えてしまっている。NatureはDNA鑑定を行った研究者にインタビューし、遺骨に異物が混入していてDNA鑑定結果が決定的なものとはならない可能性があることを伝えた。北朝鮮の欺瞞に疑いの余地がないことを示したい日本政府にとって、このようなNatureの記事は愉快なものではない。
日本政府はこの記事に厳しく反応した。細田官房長官は記者会見の席で、Natureの記事には「不十分な表現」があり、研究者が言っていないことも書かれていると発言したと報じられている。当該記事に示されている当該研究者の意見は「一般的な知見」であり、今回の事例について語ったものではないという、研究者本人の確認もとってあるという。ところで、この研究者はその後、一切のインタビューに応じられなくなったようである。
遺骨に異物が混入していた可能性があることは、否定できない現実だ。この遺骨のたどった悲劇的な変遷は不明だ。北朝鮮によれば、この遺骨は2年間埋葬されていた本人の遺体を1,200℃で火葬し、夫の家で保管していたもので、そのうちの少量をサンプルとして日本に引き渡したらしい。この点も北朝鮮の完全な捏造かもしれない。だが、日本が頼りにするDNA鑑定で、この点は解明できないのだ。
問題は科学にあるのではなく、政府が科学的な事柄に口をはさんでいるという事実にある。科学は、実験とそれに伴うすべての不確実性を自由に精査できるということを前提に行われる。一部の日本人研究者は、より大規模なチームで今回のDNA鑑定を行うべきだったと主張しており、これには説得力がある。なぜ日本政府は、たった一人の研究者、それもこの件について自由に語れなくなった研究者にDNA鑑定をまかせたのだろうか?
日本政府の対応は、これまでの外交上の失敗、より正確に言えば日米安保体制の機能不全を取り繕うための必死の努力のように思われる。日米安保体制下で、米国は批判の多い基地を日本国内に配置する権利を有している。それと引き換えに、「日本国の安全に寄与し、並びに極東における国際の平和及び安全の維持に寄与する」役割も負うという。
ならば日本政府は、米国の支持のもとで更なる対北朝鮮政策を取り得ただろうか。これに対する明確な答えはない。しかし、次のように問い直したらどうなるだろう。もし、どこかの海岸から米国市民が全体主義国家によって拉致され、その後25年間にわたって英語教育でスパイ養成に関わっていたら、ブッシュ大統領や歴代の大統領は、遺骨の入った袋を手にDNA鑑定結果についての論争をせずにすむだろうか。
実験を行って結論を導き出し、それについての合理的な疑いを示すという使命をまっとうに果たしている科学者にも、日本の政治的、外交的失敗のツケがまわされているのだ。しかし、日朝間の摩擦は、DNA鑑定によっては解決できない。同様に、DNA鑑定結果をどのように解釈するかは、両国の政府が判断すべき事柄ではない。北朝鮮との外交は楽ではないが、だからといって、政治と科学の分離原則を破ることが正当化されるものではない。
これを読んでも判るとおり、このネイチャー誌では、日本政府が日本の外交政策を正当化するために、科学を歪めてしまったことが批判されている。とにかく、めぐみさんの生死を明らかにする為に、めぐみさんの遺骨を第三国あるいは第三者機関で再鑑定することを追求していきたいと思う。
村野瀬玲奈さんから、拉致問題担当官らの連絡先をいただいたので、まずは、この記事を送ってみよう。又、森ゆうこ議員にも、今度はネイチャーの記事を使って是非、もう一度国会で、安倍晋三総理に質疑いただきたい。返事が来たら、ブログで公開する予定。
一部、「教育基本法」のタウンミーティングでの内閣府によるやらせ質問の件でほかのブログに寄付した情報です。拉致問題でこの方々にはっぱをかけて国民のために働いていただきましょう。
塩崎 恭久 ,しおざき やすひさ ,自民,衆議院,愛媛1 ,4(参1),,内閣官房長官 拉致問題担当
http://www.y-shiozaki.or.jp/
shiozaki@y-shiozaki.or.jp
東京都千代田区永田町2-2-1 衆議院第1議員会館 6F 619号室
TEL:03-3508-7189(直通)
TEL:03-3581-5111(内線5619)
FAX:03-3508-3619
愛媛県松山市三番町4丁目7-19 塩崎恭久松山事務所
TEL:089-941-4843
FAX:089-941-4894
なお、拉致問題対策本部事務局長の中山恭子さんは議員ではないので、励ましのお便りは内閣府宛てでよいのでしょう。
〒100-8914 千代田区永田町1-6-1 内閣府庁舎
大臣官房 拉致被害者等支援担当室
電話番号 03-5253-2111(大代表)
これもまた、以前、村野瀬玲奈さんに送っていただいた森ゆうこ議員のアドレス:
森 ゆうこ [森 裕子],民主,参議院,新潟
http://www.mori-yuko.com/
yuuko_mori01@sangiin.go.jp
100-8962 東京都千代田区永田町二丁目1番1号 参議院議員会館524号 森ゆうこ国会事務所
TEL:( 03 ) 3508 - 8524
FAX:( 03 ) 5512 - 2524
〒956-0864 新潟市新津本町1-3-22 森ゆうこ新津事務所
TEL:( 0250 ) 21- 0222
FAX:( 0250 ) 21- 0888
〒975-0053 新発田市中央町4-1-2 森ゆうこ新発田事務所
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