2008.10.17 (Fri)
解散権はオレ様にある野田!(笑)
15日の参院予算委員会(ビデオ・ライブラリーより)での民主党石井一副代表の麻生攻撃は、本当に気持ちのいいものだった。
石井副代表は、まず、年金改ざんの問題について、国民が40年働いて65歳で退職した後に年金をいくらもらえるか知っているかと麻生に聞いたが答えられず。舛添厚労相も最初は答えられず、2度目に石井副代表が厚労相のくせにそのぐらいのことも知らないのかとあきれた様子で問いただすとやっと、「7万7千円」と答える。しかし、実際は、6万6千円だそうだ。もし、独身で預金のない人が、そこから後期高齢医療制度による保険料の天引きがされたら、食費だけしか残らないじゃないか。借り住まいの人なんかは、とてもじゃないけど、年金から家賃なんて払えない。1日1500円払って1ヶ月45000円のネットカフェに住むのも無理だろう。
次に石井副代表は、麻生が10月10日発売の『文藝春秋11月号』に寄稿した手記「強い日本を!私の国家再建計画」に国会の冒頭で解散すると書いたことをめぐって、「解散するか、手記を撤回しろ」と迫った。
この手記に関しては、植草一秀の『知られざる真実』の「文藝春秋麻生首相解散宣言で11月23日総選挙へ」が詳しい。
最初に、麻生が「小沢代表が自分の所信表明の質問に答えなかったから解散しなかった」と答弁すると、石井副代表は、「所信表明で野党党首に質問することこそ問題であり、その答えがないから自分の言ったことを守れない首相を国民が信用すると思うか」と猛攻撃をかけた。「全く納得できない」、「解散権をもてあそんでいる」、「首相としての資質に欠ける」、「参院で問責するぞ」としつこくしつこく何度も何度も非難した。麻生の答弁は、質問に全く答えず、「解散権は、オレ様にあるノダ!」の一点張り。石井副代表は心の底から麻生の答弁にあきれていた。お遊びで首相をやっているような麻生には、このくらいしつこく何度もきつく言わなければ全く効果がないのだ。少しは堪えて解散を本気で考えてくれたらこれ以上のことはないが、この答弁では、解散は来年の9月までなさそうなことを言っていたのが、気がかりだ。
この後の公明党と創価学会の関係を追及した石井副代表の質疑は、ちょうど日本で最もセクシー有名な平和活動家の遊牧民さんの元学会員としてのお話を紹介した13日のエントリー「創価学会特集:マインドコントロールや組織的選挙犯罪など」と関連しており、絶妙なタイミングだった。
創価学会の宗教施設数と使用内容について・・・。
ちょうど遊牧民さんが教えて下さった通り、創価学会とマスコミとの癒着についても、石井一副代表が尋問していた。
マスコミを金で黙らせる創価学会。
関連記事:
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『無党派日本人の本音』 民主党石井さんの公明党批判
麻生は、はぐらかしと開き直り答弁で始終し、野党の質問に誠意をつくして答えようという気は全くないようだった。解散総選挙から逃げるように、国会の答弁でも逃げの一手だった。
この後、壮絶な民主党攻撃がしかけられ、前田雄吉衆院議員がマルチ商法業者から献金などを受けていた問題がマスコミで大きく取り上げられ、民主党を離党した。しかし、それと同時に今度は、野田聖子消費者行政担当相が、平成8年に国会でマルチ商法業界を擁護する質問をしたり、「日本アムウェイ」からパーティー券を購入してもらったことが発覚する。
10.16 参院予算委員会 マルチ商法擁護が野田大臣にも・・・
野田氏によるマルチ商法擁護発言:
「一部の悪質な例ばかり強調されると新たな産業をつぶしてしまう」
「この業界こそベンチャービジネスの先駆け」
「国が公権力で大網をかけるよりも業界を発展させる支援ができないか」「消費者が賢明で強くならなければならない」
これらの発言に対して、本人は、「素朴な疑問を当時の見識で質問した。勉強不足だった。いまはマルチ商法は極めてリスクが高く、厳しい規制が必要だ」と弁明している。
関連記事:
『きっこのブログ』野田聖子とアムウェイの不思議な関係・アムウェイが野田大臣のパーティ券購入
民主党小沢代表は、前田議員に対して、15日の朝までに決断を電話で知らせるように言ったが、前田議員は、電話をしなかったばかりか、その夜の会見で、自分を擁護するような発言をし、それが小沢代表を怒らせた。そのすぐ後、小沢代表は、前田議員を小沢氏の議員会館事務所に呼びつけて、30分ほど話し合った。夜中の12時過ぎに小沢代表は異例の記者会見を行い、昨日のエントリーに書いたように、次の衆院選の民主党公認を辞退、次の衆院選には立候補しない、民主党籍を離脱したいとの前田議員の意向を伝えた。
前田議員とほぼ同じようなことをやってきた野田大臣だが、麻生の頭では、野田大臣を擁護することが支持率をどれだけ下げるか、考えも及ばないだろうし、そのまま、何の対処もしないことだろう。
消費者保護行政を推進する立場にもかかわらず、国民の被害を心配するよりも、マルチ商法業界の擁護に励む消費者行政担当相って、いったいナニ?前田議員のように、野田聖子は、次の選挙には立候補せず、自民党も離党せよ。野田聖子の身体検査を見過ごした麻生太郎首相の任命責任も問われるべきと思ったら、今日もランキングの応援よろしくお願いします。

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次に石井副代表は、麻生が10月10日発売の『文藝春秋11月号』に寄稿した手記「強い日本を!私の国家再建計画」に国会の冒頭で解散すると書いたことをめぐって、「解散するか、手記を撤回しろ」と迫った。
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