2010.02.26 (Fri)
民主党による小沢切りは自殺行為
このところ、長崎県知事選で民主党、社民党、国民新党の与党3党が推薦した元農林水産省の官僚だった橋本剛(40歳)候補が自民党が支援した無所属新人で元副知事の中村法道(59歳)候補者に敗れた原因は、「政治と金」の問題にあるとして、小沢幹事長の辞任を求める声が民主党内からもでてきているようだが、とんでもないことだ。私には、なぜ民主党が元官僚の候補者をたてたのか(それも、悪名高き脳水産省の)、とても理解に苦しむところだが、敗因は、きっとその本人にあったのであり、小沢幹事長の「政治と金」の問題ではないと思う。
特に、前原誠司と渡部恒三が報道陣に発表したコメントは、もしこれが本当に本人のものだとしたら、ひどい。前原のコメントの記事はどこかにいってしまったが、渡辺のじいさんの発言はこれだ。
小沢氏進退、参院選までにけじめ~渡部氏
(日テレNEWS24 - 02月24日 18:45)
民主党・渡部恒三前最高顧問は24日、政治資金規正法違反事件で元秘書らが逮捕・起訴された民主党・小沢幹事長の進退問題について、「夏の参議院議員選挙までにはけじめをつける」と述べ、幹事長辞任を求めていく考えを示した。
渡部氏は「ちゃんと参院選前には『さすが』と、ちゃんとけじめをつけて民主党を再生させる」と述べ、民主党内から小沢幹事長への批判が上がらないことについては、「私が抑えているところもある。私が『辛抱しろ』と言うので、黙っている者が多い」と、党内には批判がくすぶっているとの認識を示した。
その上で、枝野行政刷新担当相らの名前を挙げ、「民主党には日本を背負う中堅・若手議員がいっぱいいる。みんなで克服して、新しい政治をやらないといけない」と、民主党への支持と理解を求めた。
『晴耕雨読』の早雲さんが「小沢切りは自殺行為…うろたえるな民主党!」小泉政権の足跡というエントリーで「判官びいき」氏による重要な記事を自エンドのTBPより転載されているので、その記事を紹介させていただきたい。