2010.03.16 (Tue)
捕鯨問題に関するコメントの扱いについて
特に、toripanさんからや紙風船さんからのコメントは何度も何度も同じコメントがきちんと投稿されており、それに返事ができない状態が続いている。toripanさんの意見は、捕鯨賛成の立場から、根拠のない資料を示し、読者の方を惑わそうとしているため、私がその反論のコメントを書こうとすると、内容の重複から表示されないようになっている。自分のブログなのに、自分の返事が表示されないなんてとっても不思議だ。
たとえば、toripanさんがリンクした鯨肉在庫のグラフだが、何を元にそのグラフが作られたのか全く示しておらず、信用できない。「鯨・イルカが捕殺時に感じる苦痛はアタリマエの苦痛♪」という音符付きのコメントは、あまりにも鯨やイルカの気持ちを無視した残酷な意見だと思う。少し前のシャチが鯨を襲うという話も、確かに自然界ではそういうこともありえるだろうが、年間1千頭を殺す日本の捕鯨船と比べると、その量が全く違うのではないか。toripanさんはシャチに殺される鯨が年間何頭いるのかを示さずに、シャチにどうせ殺されるのだから、捕鯨されてもしかたがないという意見を示した。資料がないのでなんともいえないが、シャチに殺される鯨の数は年間10頭にも満たないのではないか。
つまり、toripanさんの意見は、南京大虐殺はなかったとか、慰安婦はもともと娼婦だったとかいう2ちゃんねるのネトウヨが根拠なく信じている妄想と一緒で、全く説得力もなく、読むだけ時間の無駄というコメントばかりだ。
toripanさんは、鯨が哺乳動物で、年に1度それも1頭しか子供を産めないということを知っているのだろうか。だから、大量に虐殺された場合、絶滅の危機に瀕してしまうのである。それに比べて、家畜はもちろんその種類によって違うけれども、年に何度か出産するのであり、家畜だって殺されているのだから、鯨が殺されるのも当然という考えには、違和感を感じ得ない。
そういった誰が読んでもおかしいと思うような話をもっともらしく書きなぐり、コメントを表示しないと今度は、重複コメントは表示されないはずのこのブログの設定を違法に変えて、何度も同じコメントを送ってくるのは、ブログテロと呼んでもいいほど、迷惑過ぎる存在だ。そして、他人のブログのコメント欄で、相手に有無を言わせずに自分の意見だけを伝えようとするのは、あまりにも、無神経すぎるのではないか。
どのコメントを表示するかは、それぞれのブログの管理人が決めることであり、読者が決めることではない。toripanさんのコメントについては、多くの読者の方からの助言もあり、表示しないことにした。持論を展開するのは、自分のブログ内だけでお願いしたい。そんなわけで、ブログテロ認定をされたtoripanさんと紙風船さんは、アクセス禁止とする。
捕鯨に関しては、それぞれの人がそれぞれの意見を持っていると思う。私の場合は、動物愛護の立場から、動物の無駄な虐殺は一切認めたくないので、反捕鯨の立場を取っている。これで、魚のように、毎年卵から多くの稚魚が生まれ、人に喜ばれて食されているなら、漁もしかたがないと思う。でも、鯨の場合は、生まれる数も少ないし、鯨肉も人気がないのに、日本の捕鯨船が鯨禁猟区までのこのこ出かけていって、無駄に大量虐殺するのを見るのは耐えられないのだ。このままいけば、絶滅の危機に瀕する可能性もあるし、グリーンピースの職員が告発したように、特定の人が、ほんの一部の鯨肉の高級部位を手に入れるためだけに虐殺が繰り返されて、世界的な信用を失っているようなものだ。
toripanさんや紙風船さんが捕鯨に賛成なのは、きっとそれぞれ理由があるのだろう。例えば、鯨研や水産庁で働いていて、捕鯨が廃止されたら、職を失ってしまうため、ここまで必死で捕鯨を支持しているのかもしれない。それならそれで、わざわざ、このブログにコメントを残さずに、自分のブログや掲示板などで自分が信じる意見を述べればいいと思う。私はわざわざ他人のブログまで行って、捕鯨派の人に反論したりはしない。
最後にシーシェパードについては、日本では日本の立場から一方的な報道がされているため、誤解されている方が多いと思うけど、そのサイトに和訳のページができたので、紹介したい。少しでも誤解を解く鍵になればと思う。
2010.02.24 (Wed)
鯨肉「土産」の矛盾と調査捕鯨の不正隠ぺい
山道の狭い道だったので、一歩間違えたら崖の下に真っ逆さまに落ちていただろうけど、運よくその車は、かすり傷一つなく、手で合図しながら、すまなそうに目でわびながら、走り去っていった。こちらとしても、相手の車が故意にぶつかろうと思って向かってきたのではないことはわかっていたので、ぶつかりそうになった瞬間は怖い思いはしたけれども、しょうがないなという気持ちで許せた。
私の場合とは違って、一方が故意にぶつかってきたせいだろうと思うけど、このところ、どっちがぶつかってきたといってしょっちゅうもめているシーシェパードと日本の捕鯨船だが、オーストラリアを訪問した岡田外務大臣とオーストラリアのラッド首相やスミス外相と会談でもその内容は、捕鯨に関する事項に終始したそうだ。
オーストラリア側は、なんとか日本の捕鯨を廃止したい意向であり、国際捕鯨委員会(IWC)で解決できない場合は、国際司法裁判所への提訴も辞さない構えを示している。これに対して政権が変わっても、官僚にいまだに支配され続けている民主党の閣僚は、農水省に言われるがままに捕鯨の維持を主張し、日豪首脳の話し合いも平行線に終わっている。官僚に取り入られている上に外交下手な岡田外相が日豪関係を悪化させる可能性もある。
話は、少し変わるけど、あれからすでに1年以上もたって、すっかり記憶から遠のいていたグリーンピース・ジャパンの職員、佐藤潤一氏と鈴木徹氏が告発した鯨肉横領事件の初公判が2月15日にあったそうだ。
クジラ肉裁判初公判
「土産」の矛盾と調査捕鯨の不正隠ぺいが明るみに
【2月15日 青森】本日、青森地方裁判所でグリーンピース・ジャパンの佐藤潤一と鈴木徹に対するクジラ肉裁判(注1)の初公判が開かれました。
本日のスケジュールは以下の通り――
罪状認否:グリーンピース・ジャパンの佐藤と鈴木のスピーチ、それぞれ5分間(注2)
検察官と弁護団の冒頭陳述
検察官と弁護側請求証拠の取り調べ
証人尋問(運送会社の責任者):被害者とされるクジラ肉入りダンボール箱の配送業者
証人尋問(共同船舶):「調査捕鯨」を実施している傭船会社のクジラ肉販売担当幹部
主任弁護人の海渡雄一弁護士は初公判を終えて、「クジラ肉横領の不正な慣行が浮き彫りになった。今日の証人は矛盾だらけであり、今後行う日新丸乗組員たちの尋問で、さらに横領の実態が明らかにされるだろう」と感想を述べました。また弁護団の日隅一雄弁護士は、「本日の尋問で共同船舶の幹部が、日新丸船上において乗組員らが自室に塩を持ち込み、私用のために塩蔵鯨肉を作っていることを認めた。さらに、どのくらいの量を各自が作っているのか監督するシステムもないという証言が得られたのは、クジラ肉横領を明らかにする大きな一歩となる」と語りました。
次回は、3月8日から11日まで4日間の連続開廷となります。3月8日は午後2時から開廷。
(注1)クジラ肉裁判:2008年グリーンピース・ジャパンの職員、佐藤潤一と鈴木徹が調査捕鯨におけるクジラ肉の横領疑惑を追及する中で、公的機関に告発するために横流しの証拠としてダンボール箱入りのクジラ肉を確保したことにより、同年7月11日に窃盗・建造物侵入罪で青森地裁に起訴された事件の裁判。
(注2)佐藤と鈴木の5分間スピーチはウェブでご覧いただけます。
佐藤潤一、鈴木徹のスピーチ
枝野行政刷新相が、行政刷新会議による事業仕分け第2弾に向けて、仕分け対象となる独立行政法人と公益法人の問題点を、ウェブ上で広く一般から募集するそうだ。意見の募集は、ウェブサイト「ハトミミ.com」で23日から1か月間行われるそうなので、ぜひ、(財)日本鯨類研究所を仕分け対象にして欲しい。
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2008.05.17 (Sat)
調査捕鯨船乗組員による鯨肉横領か、グリーンピースによる盗難か
最近の興味深いニュースでは、調査捕鯨で得た鯨肉の業務上横領の話題が、翌日にはグリーンピースジャパンが「西濃運輸」から告発鯨肉を盗難したとする盗難事件に話しがすり替わっているのには笑えた。
調査捕鯨鯨肉、調査団による横領発覚
まず、南極海という公海では、商業捕鯨が禁止されている。日本が調査捕鯨にこだわるのは、そういった捕鯨禁止地域でも捕鯨ができるからということなのだろうが、今回の事件で、調査の名目で捕鯨しているのに、実際は捕鯨した鯨肉を乗組員が私的に食しているということが判明したわけだ。つまり、グリーンピースは「これは、明らかに調査捕鯨ではない」ということを証明してくれたのだ。
おまけにこの捕鯨には天下り団体を通して国民の血税が年間で5億も注ぎ込まれている。これは調査捕鯨に必要な費用の50%で、残りの経費は、捕獲した鯨肉を販売して稼ぐ。したがって、必要な経費を稼ぐために、捕獲する頭数が決まるから、実質的な商業捕鯨なのだ。
「西濃運輸」の搬送途中の小包みを盗んで中身を勝手に開けて見たということでグリーンピースが批判をあびているようだが、調査目的でやったことであり、このくらいなんでもないだろう。違法な物を摘発するということで、海外に麻薬を運ぼうとしてスーツケースを勝手に開けられて取り上げられても文句は言えないのと同じだ。それを盗難事件として騒ぐのはどうかと思う。
5月15日のグリーンピースのサイトによると、
グリーンピースが明らかにした調査捕鯨鯨肉の横領について、水産庁、日本鯨類研究所(鯨研)、そして調査捕鯨母船・日新丸乗組員の管理会社、共同船舶株式会社(共同船舶)による主張に統一性がないことから、グリーンピースは同日夕刻、町村信孝内閣官房長官に面会を申し出、鯨肉横領スキャンダルの全貌究明を要求することにしている。
上記3つの団体は、複数の報道のなかでそれぞれの主張に一貫性がなく、鯨研や共同船舶がインタビューで「お土産」の存在を認める一方、当初水産庁はその存在を一切否定していた。しかし、その後水産庁はお土産の存在を認めつつ、鯨研に詳細解明の調査を要求している。
あ~あ。町村なんかに面会するから、マスコミに手を回されて、話題をすり替えられちゃったんだよ。町村は官僚側の人間だ。そんな人間に会って話したって、水産庁が有利になるように事が運ばれるだけだ。それよりも、民主党の長妻昭氏に相談するべきだった。年金問題の念入りな調査で定評のある長妻氏は天下りについても調査している。
【天下り調査】26,632人の天下りを受け入れている4,696法人に対して、1年間に12兆6047億円の税金が流入
少し前に、
国交省だけでなく、農林水産省も調査捕鯨で天下り
という記事にも書いたとおり、捕鯨問題は調査の名目で捕鯨が禁じられている南極海のクジラ保護区で、捕鯨をしているという違反捕鯨行為そのものも非難されるべきだが、同時に、5億という国民の血税を使って捕鯨を行っている裏に天下り問題が潜んでいることである。食糧危機の時代ならともかく、鯨肉をほとんど食べることのない日本が世界中の非難をあびながら敢行した捕鯨は本当に税金の補助を得てまで実施する必要のある仕事なのか。私には天下りを食べさせるために必要性の低い仕事をデッチ上げているとしか思えないのである。
この記事に対して反論したい方は、すでにこのブログ上の「捕鯨問題」のカテゴリーで交わされた議論や下記のサイトを読んだ上で反論していただけたらと思う。
南極海での「調査」捕鯨についてグリーンピースの見解・資料一覧
↑日本政府が主張する10の捕鯨推進理由と、それに対するグリーンピースの主張がまとめてある。
賛同される読者のみなさまは、政府にこれ以上税金の無駄遣いをさせないよう、調査捕鯨の見直しを含め、鯨肉横領行為に関する徹底した実態調査を求めるための署名にご協力を!
参考記事:
星川事務局長のオピニオン「調査捕鯨は民主主義の試金石」より(朝日新聞「私の視点」2008年1月31日掲載)
私が最も憂慮するのは、捕鯨問題が靖国参拝のようなナショナリズムに彩られ、政府をチェックすべき国会議員もメディアも、自己正当化に終始する水産庁側の主張を鵜呑みにしがちなことだ。南極海の捕鯨船団を監視するグリーンピースの船に乗り組んで、自前の報道を続けた英国BBCの現場主義は参考になるだろう。官製情報に頼った国策支持は危うい。
調査捕鯨鯨肉、調査団による横領発覚―― グリーンピース、証拠の鯨肉を持って東京地
5.15 2008
日本 — 本日グリーンピース・ジャパンは、日本の調査捕鯨母船・日新丸の調査団が今年、南極海で捕獲した鯨肉を組織的に横領しているとして、東京地方検察庁にこれを告発し、調査過程において証拠として確保した鯨肉1箱を提出すると発表しました。
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2008.03.09 (Sun)
捕鯨問題:日本鯨類研究所vsシーシェパード
捕鯨船日新丸とシーシェパードのスティーブ・アーウィンの乗組員の対立の余波では、 日本のマスコミで働く人々は、話を作り上げるために残業している。
まず最初に、彼らは、威嚇射撃を発砲したのを認めた。次に、彼らは、閃光手榴弾だけがスティーブ・アーウィンの乗組員に向けて発射されたと訂正した。 次に、彼らは、再び話を変えて、フラッシュ手榴弾を「警告弾」と述べた。 明朝までには、再び話を変えて、「マシュマロだった」と説明するかもしれない。
日本の海上保安庁と日本の水産庁は爆弾が閃光手榴弾であり、威嚇射撃が発砲されたとメディアに述べた。(罪)(財)日本鯨類研究所 だけが威嚇射撃が発砲されたのを否定して、閃光手榴弾のことを「警告弾」として記述している。
「私は、ビデオが全てを語ると思います。」と、ロッテルダムからの元警察官であるシーシェパードのボランティア、ローランス・ドゥ・グルートは言った。 「私は投下された爆弾に詳しいです。」 「それらは特に、武装した危険な犯罪者と戦う時に、訓練を受けたSWATチームが使う閃光手榴弾のタイプです。」
ポール・ワトソン船長が撃たれたのは嘘だという日本の主張はある程度予想していた。 ジャイルス・レインとベンジャミン・ポッツが第二勇新丸のマストにつながれたとき、(財)日本鯨類研究所は、ビデオ画像が発表されるまでそれが偽りであると主張した。
デヴィッド・ペイジ医師(船上医師)は、3つの負傷が連続してあったが、診察ですべてが深刻な傷であることを確認した。 メルボルン出身のラルフ・ロウは爆発した閃光手榴弾によって背中に傷を負った。そして、タスマニアのロウンセストン出身のアニマル・プラネットカメラマンのアッシュリー・ダンは閃光手榴弾を避けていようとして、彼の腰にけがをした。 ワトソン船長は、彼の胸の左上部に大きい打ち傷と切り傷がある。
ペイジ医師は、ワトソン船長の防弾チョッキから弾丸をつまみ上げて、弾丸によって負った傷を調べた。 ワトソンのシーシェパード反密漁バッジは弾丸の衝撃を和らげたが、また、弾丸によって破損された時にその下の皮膚を切った。
日本は日新丸には2人の海上保安官しかいなかったと主張しているが、シーシェパードの写真とビデオは、少なくとも4人のユニフォ=ムを着た海上保安官がいたのを明確に示している。
日本の町村内閣官房長官が、「クジラを保護するために人間を傷つけてもいいのか? 確かにクジラはかわいくて大切な生き物であると思うが、たとえそうだとしても、人間を傷つけることは許しがたい。」とメディアに言ったと伝えられた。
全くとんでもない話の転換だ。違法な捕鯨活動を擁護するために、日本の捕鯨船と海上保安官が意図的に人間を傷つけた後に、誰も傷つけなかったシーシェパードの船員を非難するとは。
日本の海上保安庁は、海上保安官がライフル銃と着装武器で武装していたのをほんの数日前のメディアに認めた。 今、彼らは、ライフル銃を保持していることを否定している。
日本人は話を変え続ける。
最も重要な事実は、日本の捕鯨船が国際法とオーストラリアの連邦政府裁判所命令に違反して、絶滅の危機に瀕するクジラを捕鯨禁止海域で不法に殺し続けていることだ。
それにしても、町村の虚言癖はオーストラリアでも健在だったとは(笑)。(財)日本鯨類研究所の言う事と、シーシェパードの言う事がことごとく違うけど、どっちかがとんでもない嘘をついているってことだろうね。それにしても、もしワトソン船長がライフルで撃たれたのだとしたら、大事件ですよ~。もう、これ以上騒ぎが大きくならないうちに、っていうか世界中の注目を集めて、すでに取り返しのつかないところまできてしまっているけど、日本はいいかげん、意味もなく南極海まで行って不法捕鯨するのやめたら?
参考サイト:
Sea Shepherd HP
(財)日本鯨類研究所
関連記事:
『非国民通信』日本が商業捕鯨の再開を拒否!
どうも日本では、商業捕鯨をしたいけれど、それが許されないから調査の名目で捕鯨をしている、そういうイメージが作られていないでしょうか? 逆なんですよね、非難されているのは調査捕鯨という挑発行為であって、自国沿岸での商業捕鯨じゃないわけです。現に自国沿岸での調査捕鯨を続けている国は数カ国あるわけで、だからと言って日本ほどには物議を醸してはいません。この辺の事情をねじ曲げて人種差別に持ち込もうとする人も日本では少なくないのですが、問題は人種の違いなどではなく、「調査」などという偽りの大義名分を掲げて他国の沿岸まで遠征してくることにあるわけです。
『A Tree at Ease』捕鯨なんてやめろ
裏で日本政府はこんなことをしていたのか。そういえば、横田めぐみ遺骨判定ねつ造事件でも日本政府のアホさ加減が世界に晒されたが、日本人だけが「北朝鮮が偽の遺骨を出してきやがった」と思っている。この政府のままでは、何も解決しない。こうなったら鯨を食べたいどころの話ではない。直ちに一切の捕鯨を中止し、政府を取り替え、何年もかけて日本の信用を取り戻すべきである。その後、私が生きている間に捕鯨ができるようにでもなればもう一度、堂々とハリハリ鍋を食べてから死にたい。
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2008.03.08 (Sat)
捕鯨問題:「日新丸」と「シーシェパード」の主張の違い
「日新丸」対「シーシェパード」がそれぞれどのように主張しているのかを集めてみた。
昨日の日本のニュースでは、反捕鯨団体「シーシェパード」が日本の捕鯨船「日新丸」に悪臭を放つ液体入りの瓶や白い粉の入った袋を投げ込んだことだけが強調され、非難のもとになっていた。
ところが、今日になってみると、「日新丸」から反捕鯨団体「シー・シェパード」に警告弾が投げられたのが最初で、これがきっかけで悪臭を放つ液体入りの瓶や白い粉の入った袋が「日新丸」へ投げ込まれたのだった。

閃光手榴弾を投げる日本の海上保安庁隊員(Sea Shepherd News、March 7th)
この警告弾について、米環境保護団体シーシェパードの船舶「スティーブ・アーウィン号」のポール・ワトソン船長は「弾頭によって、船員数名が負傷し、船長自身の防弾チョッキにも弾が当たったが、たまたま防弾チョッキの下につけていたバッジに当たったので、命は食い止めた。」と主張している。

弾頭が当たって曲がったバッジとその弾頭を見せるポール・ワトソン船長
しかし、日本側は、「警告弾は音を発するだけで、危害を加えるものではない」と反論している。
調査捕鯨妨害:日本の外務省抗議「警告弾は音だけ」(毎日JP)
【海上保安庁の警告弾】 ソフトボールほどの大きさの手投げ式。ひもを引っ張った後に投げると、数秒後に空中で火薬により破裂して大きな音が響く。人に危害を加えるものではなく、違法操業の取り締まりなどで使用しており、武器にはあたらない。音を出すもののほか、閃光(せんこう)を発するものやペイントで着色するものがある。
又、シーシェパードでは、3人がけがをし、弾丸が残っていると主張しているが、日本の報道では、警告弾が落ちたとき、付近に人はいなかったし、警告弾は火薬を紙で固めたものなので、残ることはありえないと反論している。
昨日は、英国の日本大使館前で捕鯨についての抗議デモが行われたが、日本ではあまり報道されなかった。(時事通信3月6日)
日本国内では、調査捕鯨妨害ということで、ニュースはシーシェパード側に批判的だが、海外では逆に調査と偽った鯨の密漁をする日本の方が悪いと批判されており、すでにカナダの今日のラジオのニュースでも、日本がシーシェパードに向けて発砲したと報じられ、日本に対するイメージは悪化する一方だ。
ギョーザ問題が起こったのも日本国内だけであり、いまだに原因もわかっておらず、ヤラセの感が強い。最近、国内と海外の報道の内容の差が著しくなってきたと感じるのは、海外に住んでいる人だったらみんな思っていることだろう。日本国内だけならどんなニュースでも捏造できるだろうが、海外ではそれは通用しない。間違ったニュースを伝えて日本国内の世論を盛り上げるのも結構だが、それが現実とは全く逆の偽りであるとしたら、そんな世論に翻弄される国民が気の毒だ。
捕鯨の費用は税金で賄われているのはみなさまご存知のことと思うが、自民党も最後のあがきで、税金の無駄遣いを正当化するために情報操作を必死でやっているということだろうか。
シーシェパード・メディアリリース 2008年3月7日 18:00
日本の捕鯨船がシーシェパードを攻撃 - 三名が負傷
ポール・ワトソン船長が胸を撃たれる
手榴弾でカメラマンクルー1名、クルー1名が負傷
午後3時45分(G.M.T. 04:45)、シーシェパードのスティーブアーウィン号と、日本捕鯨船の日新丸との衝突が激化し、日新丸に乗船していた日本の海上保安官がスティーブアーウィン号のクルーに向けて手榴弾を投下した。
弾丸は、スティーブアーウィン号のキャプテン、ポール・ワトソンの胸に命中したが、幸いにもその弾丸は彼が着ていた防弾チョッキによって食い止められた。 弾丸は彼のちょうど左胸の心臓の位置に命中した。 彼が防弾チョッキの下に着ていたセーターの左胸に付けていた反密漁のバッジがその弾丸によって破損した。
デイヴィッド・ペイジ医師がポール・ワトソン船長の防弾チョッキから弾丸を取り出すところがビデオに収められた。医師は、「ワトソン船長は弾丸で撃たれたのだ。」と言った。
ワトソン船長は、防弾チョッキと反密漁バッジのおかげで一命を取り留めた。
続いて、アシュリー・ダン船員とラルフ・ロウ船員が次々と負傷した。オーストラリア、ラウンセストン州出身のダン(35)は爆発する手榴弾を避けようとして、腰に怪我をした。
また、オーストラリア、メルボルン出身のロウ(33)は手榴弾が彼のすぐ後ろで爆発した際に、背中を火傷した。
日本の海上保安庁隊員はシーシェパードが日本の違法捕鯨行為を妨害する目的で日新丸のデッキに腐ったバターを投げたことに対して、報復してきたのです。 今回の発砲事件はスティーブアーウィン号が日新丸に対して、鯨禁漁区である南極海での彼らの違法捕鯨行為をやめさせようとしてからちょうど1週間目だった。
早朝8時 (G.M.T. 19:00)に日新丸は、フランス海域から出るように指示され、彼らはそれに従って、方向を西に変え、オーストラリア海域に向けて進んだ。
この衝突はオーストラリア海域内(南緯63度41分・東経133度27分)で行われた。
日本では、警告弾と言われているが、シーシェパードの報告では閃光手榴弾であったり、ライフルの弾丸であったりする。どっちが本当なんだ?もしこれが本当に閃光手榴弾であったり、弾丸であることが証明されたら、政府・自民党による情報操作は明らかになり、オーストラリア海域でのこれらのテロ行為は犯罪として罰せられるだろう。
Sea Shepherd News(3月7日)の”Japanese Scramble to Spin Shooting Story (日本は、発砲事件を偽って報道し、混乱させている)”というニュースは、明日のブログで日本語で紹介したい。
匿名の方によるコメント:
本当に事実を客観的に見る事の大変さを知りました。この事件の裏側には何か情報操作されているような気がします。反捕鯨団体を環境テロリストに祭り上げて捕鯨行為を再会しようとする意図が見え隠れしていますね。
関連記事:
日本の捕鯨は違法=領有権主張の南極海で-豪裁判所(1月15日)
【シドニー15日時事】オーストラリアが領有権を主張する南極海の一部で日本の調査捕鯨会社「共同船舶」(本社東京)がミンククジラなどを不法に捕獲したとして、環境保護団体ヒューマン・ソサエティー・インターナショナル(HSI)が提訴していた問題で、豪連邦裁判所は15日、この訴えを認め、調査捕鯨を停止するよう命じる判決を下した。ただ、南極海の領有権は豪州など一部の国が主張しているものの、国際的には認められておらず、判決にも強制力はない。
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2007.11.27 (Tue)
防衛省問題や捕鯨問題など
まずは、民主党など野党の賛成多数でイラク復興特別措置法廃止法案が可決されたことは評価できる。この法案は、イラクに派遣されている航空自衛隊を撤退させるため、まずはその根拠法のイラク復興特措法を廃止しようというものなんだけど、残念ながら衆院では与党の反対多数で否決されちゃう可能性が高い。民主党などの野党では衆院で新テロ特措法が可決される前にイラク復興特別措置法廃止法案を可決させ、防衛省問題も解明したいところだろう。
ところが、なんとなく額賀のタヌキ親父の防衛疑惑は与党が喚問の必要性を否定しているし、このまま逃げ切りそうな雰囲気がでてきたね。でも、野党は額賀、守屋両氏の喚問実施の議決を求めているということでどうなることか。
それにしても、自民党の伊吹文明幹事長が、「山田洋行」元専務の宮崎元伸容疑者と額賀の宴席同席問題について明らかにした党独自の調査内容というのがこれまたおそまつで全く話にならないのにはあきれるばかりだ。
(11月27日毎日新聞)民主党が宴席があったと指摘した昨年12月4日夜の額賀氏の行動について、伊吹氏は「(家族と)ホテルで夕食をし、時間の入った集合写真を撮っている。その後の勉強会のやりとりもすべてテープにとっている」と述べ、「額賀氏が(宴席に)行く余裕はないというのが我々の心証だ」と強調した。
と言っているが、家族とホテルで食事したってその後、宴席には出席できるじゃん。それに勉強会のやりとりがテープに残っているとしても、日にちと時間が宴席と重なっているってどうやって証明するの?で、伊吹が勝手に「宴席に行く余裕はない」っていくら言ったって、額賀本人じゃないんだから、そんなの全く何の意味も持たないし、証拠にならないよね。ばかじゃないの?
もし、伊吹が言っていることが本当で、それを証明できるんだったら、国会で額賀と守屋を証人喚問して、堂々と守屋が嘘ついてたってみんなの前で言ったらいいのに、それはしないんだから、そんなんじゃ国民が納得するはずもないよ。
自民党としては、次から次へと大臣が失脚したり自殺したりした安倍内閣の二の舞は踏みたくないし、そうしたら福田内閣と共に自民党政権は自滅だから、額賀を引き止めるのでもう必死なんだろう。こういう低脳で姑息な手を使っているから国民からそっぽ向かれちゃうんだよ。
いずれにせよ、自民党がいかに腐りきった政治を行っていたかを露呈する防衛省問題に今、国民は注目している。

北斎によって描かれた江戸時代の捕鯨の様子
逆に今、世界中から注目を集めているのが日本の捕鯨問題だ。このくだらない防衛省問題の影に隠れてしまっているのか、意図的に日本のマスゴミが抹殺しているのかはわからない。
昨日のエントリーで豪・労働党が11年間続いた保守連合から政権を奪ったことを書いたが、その労働党が軍隊を派遣してでも豪州近海での日本の捕鯨調査を監視すると強靭姿勢をとっているんだって。そして、世界中で日本が捕鯨を止めないなら、日本の製品の非買運動をしようという動きも出ている。
もちろん、日本の捕鯨を止めさせようと呼びかけている動画もYouTubeにアップされている。
Stop Japan Whaling
上の動画にも出てくるけど、日本政府が「調査」という名目で捕鯨してそれを市場に出しているわけだが、調査とは名ばかりで、実は一部の業者を儲けさせるための口実であることが暴露されている。そして、今月の18日に第21次南極海捕鯨捕獲調査団(母船・日新丸)が山口県の下関港から出港した翌日に、米国務省のマコーマック報道官が「捕獲以外の方法でも鯨の生息数調査に必要なほぼすべてのデータは入手可能だ」と指摘して、今年の調査捕鯨を中止するよう求めている。
又、ホエールウォッチング(鯨を観察すること)をする人にしてみたら、船に寄ってくるフレンドリーな鯨が捕鯨船に寄っていって捕獲されてしまったらそれこそ悲しいし、捕鯨によって鯨が船を恐れるようになりウォッチングボートも避けるようになったら、鯨を見られなくなって残念だという理由からも反対しているようだ。
今年は日本の捕鯨団によってクロミンククジラ850頭、ナガスクジラ50頭、ザトウクジラ50頭など計950頭が捕獲される予定で、特にナガスクジラとザトウクジラは、絶滅が危惧(きぐ)されているらしい。
リアヨロの捕鯨に関する調査結果なんかを見ても、約80%の日本人は捕鯨には賛成している。だが、しかし、これは感情論にすぎないかもしれないが、上の動画のような、ひとなつこいクジラを見てしまうと、捕鯨って残酷だなと思う。又、汚染の問題から見ても、食品安全性に問題がある鯨を食することには賛成できない。

クジラの刺身?
(ウィキペディア『捕鯨問題』より)人間・自然由来の海洋の化学物質が生態系ピラミッドの上位者であるクジラ類・イルカ類の体内に濃縮されること、特に、年齢を重ねるごとに脂溶性の物質が脂肪細胞に蓄積されることが、研究によって明らかになっている。その主たるものは、水銀および有機塩素系化合物(PCB等)であり、反捕鯨派は、鯨類の汚染が深刻であると指摘する。事実、近海捕獲のハクジラ類の皮・内臓は汚染がひどいとされ、厚生労働省は「食用に不適切な種類や部位を明らかにすべき」「(ものによっては)何らかの摂食指導が必要と考えられる」としている。アメリカ合衆国東海岸のセントローレンス川河口域では、イルカの一種であるベルーガの死体が打ち上げられた場合「産業廃棄物として処理しなければならない」とされているという(ただし、当該地域のベルーガについては、これを食用とする文化はない)。それほど海棲哺乳類の化学物質汚染はひどくなってきている。ここではクジラの問題として語られるが、生態系ピラミッドの上位である他のマグロやカジキなどの魚類(蓄積の値はクジラほどではないと言われるが)にも同様の危険がある。
魚は大きくなればなるほど身体により多くの水銀などの有害物質が含まれているので、カナダではなるべく大きな魚は食べないようにしている人は多い。でも、日本人は魚をよく食べるということもあって魚にどのくらいの有害物質が含まれているのか、政府が公表するのを控えているということもあり、あまり知らされていないのではないだろうか。学校給食でクジラがメニューにあったこともあるが、中止になったのは、水銀含有量などが高いことが判明したからではなかったか。それなのに、最近では又学校給食にクジラが復活するかのような報道が流れている。
クジラを食べることは日本で古くから伝わる貴重な食文化だというのはわかるし、鯨肉がとても美味で日本人に好まれており、鯨はヒゲに至るまで全て無駄なく使われるというのはわかる。しかしながら、日本近海で捕鯨が行われるだけだったらまだしも、どうしてわざわざ南極まで遠征して、世界中の人から反対されている絶滅寸前の鯨を殺し続け、人体に有害な水銀が多く含まれるものを食べ続けるのか、私にはさっぱりわからないのだ。
最後に命がけで鯨を日本の捕鯨船から守ろうとしているグリーンピースのボートの動画をどうぞ。銛の方向がずれちゃったら、ボートに乗っている人に当たる可能性もあり、とても危険だと思う。水しぶき攻撃は滑稽に見えるが、南極付近といったら水温もかなり低いだろうから、身体には堪えるだろう。
クジラを守るために命がけで日本の捕鯨船と闘うグリーンピースの人々
これでもあなたは調査捕鯨に賛成ですか。
参考記事:
「クジラを救え」 日本の調査捕鯨を批判 英メディア(11月20日Asahi.com)
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