2007.08.30 (Thu)
政府のウィキペディア情報操作にもっと批判の目を向けよう
今日は政府がウィキペディアの行政に批判的な記述を改ざんしていたことが書かれていた『きっこのブログ』「ウィキぺディアの限界と対策」について書きたい。
これに関して、『Technobahn』というテクノロジー系ニュースサイトに具体的な例が書かれていたので紹介しよう。
内閣府もWikipediaを改ざん、猪口大臣に関する批判的記述を削除
【Technobahn 2007/8/29 10:10】内閣府(Cabinet Office)が少子化・男女共同参画担当の内閣府特命担当大臣を務めた猪口邦子大臣に関する批判的な記述をWikipediaから削除していたことが29日、Virgil Griffith氏が開発した日本語版Wikiscannerを使った調査により明らかとなった。
これは、日本だけに限らず、情報社会の米国やオーストラリアでも政府や政党、大企業、宗教団体などによるウィキペディアの改ざんが行われている。最近では、オーストラリアで首相府がWikipediaを改ざんしたことが伝えられており、首相府では「Wikipediaの記事を編集したのはジョン・ハワード首相の指示で行われたものではなく、個人の判断で行われたものだ」と苦しい言い訳をしている。
オーストラリア政府もWikipediaを改ざん、首相府は釈明の記者会見
【Technobahn 2007/8/24 15:20】オーストラリア首相府がWikipedia内の閣僚に関する批判的な記事を削除してたことが 24日、シドニー・モーニング・ヘラルド紙の報道で明らかとなり、同日行われたオーストラリア首相府の定例記者会見の席上では、マスコミから政府に対して事実関係を問いただす質問が殺到するという事態となった。
欧米人の感覚からすれば、政府や大企業によってネットの情報がコントロールされるということは一大事だが、日本の場合は政府に圧力をかけられたマスコミが記者会見を行うに至るまで大きなニュースになるかどうかは疑問だ。こういう点でも日本はまだまだ民主主義と呼ばれるにはほど遠く、国民が主張するべきことをはっきりと主張できない抑圧された不自由な社会、国民が知る権利を失った不透明な閉鎖社会と言えるだろう。
上述の『きっこのブログ』に書かれていたので、「きっこ」のウィキペディアを読んでみたのだが、きっこちゃんに悪意を持った人物によって書かれたとしか思えないトーンで終始書き込まれていたのには、きっこちゃんが本当に気の毒になった。いったい誰がこんな悪質な書き込みを行ったのだろうか。きっこちゃんは政府の人間じゃないかと推測しているが、私もそう思う。政府の人間以外、きっこちゃんのイメージを悪くすることで得する人間はいないからだ。
Wikipediaのゲスト投稿記録からどの組織の誰がウィキペディアのどんな項目を書きかえたかを簡単に調べることができるWikiscannerの日本語版で、「ウィキペディアのページで特定してください 」という一番最後の検索法を使って「きっこ」で検索してみたんだけど、工事中のせいか、今日は特定できなかった。でも、きっとそのうち、工事中が消えて、わかるときがくるのではないかと期待している。
Wikiscannerの日本語版:
どの組織がウィキペディアを編集しているのか
この中に「ユーザーから提供された組織」というのがあって、それをクリックすると、政府、政党、宗教団体、大企業などの名前のリストが出てくるんだけど、残念ながら、そのリストをクリックしてみてもほとんどが何の反応もなかった。ただ、その中の「Defence Ministory (防衛省)」をクリックしたら、そこから編集されたページ名が出てきて、その中のリンクをクリックしたら、個人名まででてきた。でも、そのページは削除申請中なので、きっとすぐに削除されてしまうのではないかと思う。多分、クリックしても何の反応もないのは、削除されてしまったからなのかも。
そこで、これまでに改ざんされた中で悪質なものを紹介するサイトがあったので、ここにリンクする。
読者投票「最も恥ずかしいWikipedia情報操作」(1)
読者投票「最も恥ずかしいWikipedia情報操作」(2)
読者投票「最も恥ずかしいWikipedia情報操作」(3)
このように、「ウィキペディア」とは百科事典と言えども、インターネット上のユーザーが誰でも自由に編集できる「なんちゃって百科事典」と思っておくのが一番いいのかもしれない。もちろん、中にはすぐれた記述もあるし、時間のないときに簡単に調べるときには最適だと思う。が、しかし、「きっこ」の例に示されている通り、事実とはかけ離れた記述のあるものもあるため、やはり、信頼度は50%と見ていいだろう。
日本では、Gooが「ウィキペディア記事検索サービス」を去年の春から始めているが、下記のような厳しい批判のコメントもある。
よりによって、ウィキペディアとは、、、 (gooは血迷っているのだろうか?) 2006-04-20 08:18:09
平凡社や小学館あたりの信頼できる百科事典サイトと提携したのかと思いきや、よりによって、ウィキペディアとは、、、
ウィキペディアが、「事典の体」を為していないことは、ネット上の常識中の常識であろう。
特定思想グループや馴れ合い集団によって乗っ取られ、管理権限が牛耳られ、
深刻な名誉毀損・中傷行為が日々量産されている。
管理に携わっている者どもは、卑怯卑劣にも、身元正体を一切明かさないし、
己のちっぽけな支配欲を満たすためなら、どんな陰湿な手でも使う。
一般社会人が到底太刀打ちできない、一日中PCの前に張り付いている不気味な連中だ。
互いに馴れ合って、ある種の「鉄の掟」に従わないと、管理者側に就けない仕組みになっている。
gooがウィキペディアと提携したことで、
名誉毀損の対象が、gooへも広がることになるであろう。
ウィキペディアという実態の怪しい組織よりも、
NTTグループたるgooというハッキリとした存在が、
後ろ盾に就いてくれたおかげで、裁判を起こす方としては、
渡りに船かもしれない・・・。
これからは、2ちゃんねると一緒で、ウィキペディアも匿名で書かれていても、Wikiscannerを使って個人を特定することが容易になるだろう。私がきっこちゃんだったら、ページの削除依頼、又は訂正を求め、それでも削除、訂正されなかったら、名誉毀損で訴えると思う。
今のところ、政府とNTTとgooとgoogleとウィキペディアと電通の強いつながりによって、日本の情報はコントロールされているように見える。このような言論の自由を束縛しようと企む動きはこれからも厳しく批判していかなくてはならない。
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*この記事は『安倍晋三 - トラックバック・ピープル』にトラックバックしています。
http://member.blogpeople.net/tback/06610
2006.10.23 (Mon)
政府による大胆な情報操作が始まった!
例えば、今現在のアクセスの場合、
Google:1120
Yahoo:636
うすうす感じていたんだけど、このブログもYahooによってアクセス制限されているようだ。
Yahooの掲示板にはFC2のURLが表示されないという規制を受けていることは、以前書いたが、それ以外にも、Yahooは、完全に政府によって情報操作されているようだ。
例えば、今日の『きっこの日記』の中のに出てくる下記のURLもすでに削除されてしまったようだし、昨日のブログで紹介した動画のサイトもほとんど今日は見られなくなっている。
以下のURLで、ムービー開始後約1分36秒後に、僕を逮捕をしてでも官邸に踏み込ませないと頑張っておられる屈強な男性がその方であります。お見知りおきの程お願い申し上げます。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20061020/20061020-00000972-fnn-soci.html
この耐震偽装の件について、政府はとにかく隠蔽したいようだ。きっとこの問題が安倍政権にとって大きな致命傷になるからだろう。
あと、ゴンベイさんがコピーしてくださったYahoo掲示板の投稿記事も削除されてしまったようだ。
こちらにコピペ保存しておいた「安晋会」口封じ疑惑に関するヤフー掲示板投稿2件とも口封じで削除されていました。
その記事というのは、これ。
Yahoo!掲示板 > Yahoo!ニュース > 国内 > 政治 > 安倍晋三内閣
Re: 耐震偽装★藤田告発が死を賭す理由 2006/10/21 2:09 [ No.1251 ]
投稿者 :koganomikata
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=NW&action=m&board=552019599&tid=bqbfl6afeya4n56auldbj&sid=552019599&mid=1251
安晋会に「変死」させられたのは野口英昭さんだけではありませんね。
以下の人々が安倍晋三の命令?により安晋会により消されています。
小泉政権の闇を隠すために殺された人々
森田設計士(耐震偽装関連 怪死)
野口副社長(安晋会理事 怪死)
東江組員(沖縄旭流会幹事 惨殺)
大西社長(LD投資組合社長 行方不明)
上記の人々が、ほぼ同時期に殺害・変死・行方不明になっています
ほぼ全ての人間が「安晋会」に直接・間接に絡んでいました
姉歯建築士も「私は殺される!」という言葉を残して家族を残して失踪し、妻は持病であった心の病が原因で自殺。姉歯自身はホテルを転々として身を隠しまた、堀江社長は野口英昭惨殺後に貝のように押し黙り
六本木ヒルズの自室に閉じこもりセキュリティー会社を雇い24時間体制で身の安全を守る始末。どうやら、姉歯も堀江も安晋会に惨殺される事を凄く恐れたようです。
他のネットの媒体も政府によって圧力をかけられているのは疑う余地もないが、政府に言われて、はい、削除しますって即削除しちゃうYahooってかなりなさけない。欲しい情報も手に入らないというのは、まるで共産主義国のようではないか。そこまで政府が情報制限してもいいのだろうか。それも、藤田氏が官邸を訪れた画像は、まちがった情報ではなく、正真正銘の事実なのに。真実を国民から覆い隠し、不透明にするというのは、民主主義国家にとって、あってはならないことだ。
今までもそうだったが、これからは、さらにYahooは使わないようにしようっと。それにしても、かなりムカツク!
もちろん、政府が情報操作しているのは、Yahooだけではなく、『らんきーブログ』のぶいっちゃんも言ってたけど、唯一、耐震偽装問題について藤田氏の記事を書いていた『東京新聞』もその記事をあちこちに移して、今では、どこにいってしまったのかわからなくなり、削除されたようだ。
国民には、言いたいことを言う『言論の自由』の権利もあるが、同時に欲しい情報を手に入れる権利もあるのだ!共謀罪が成立したら、今でさえこの状態なので、ますます言論の自由が奪われることになるだろう。このままでいいのか?


いつも、ありがとうございます。今日も又、ランキングにご協力お願いします。
追記 1:
『わんばらんす』のココロさんのとこ に今日藤田社長が官邸を訪問した際にらくちんらんぷさんによって撮られた映像がYoutubeにあるので、消されないうちに是非ご覧下さい。それによれば、山田さんという方に渡した藤田社長の告発文はまだ安倍に渡されてないようなことを言っていた。本当か嘘かわからないけど。安倍はすでにその告発文を読んでいると思う。だから、これだけ、必死なネット操作が行われているのだ。
追記 2:同じくココロさんの上の記事によれば、神奈川では自滅党が勝利したとか。唖然というか、国民の政治に対する関心の低さにあきれてものが言えない。
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2006.08.29 (Tue)
ついにトラックバックピープルから記事の削除依頼が来た!
せっかくここまで大きくなってきたのにっていうか、それ故からか、ついに本日、BlogPeopleの事務局からそのリンクリストに載っているある記事の削除の依頼がきちゃった!(汗)
美爾依さま
ご利用ありがとうございます。
こちらはBlogPeople事務局でございます。
本日はお願いがございまして、ご連絡させていただきました。
貴方様が管理人で運営していただいております、以下のトラックバックピープルの話題ですが、
http://tbp.jp/tbp_6610.html
以下の記述を拝見いたしますと、当方が話題の承認をさせていただいた
主旨からずれているように思われます。
http://soba.txt-nifty.com/zatudan/2006/06/noabend_fba0.html
具体的には特定の政治家を誹謗中傷するための手段して
トラックバックピープルをご利用していただきたくないというものです。(そのため、最初の申請は否認させていただきました)
そこでご相談なのですが
http://soba.txt-nifty.com/zatudan/2006/06/noabend_fba0.htmlの記述を削除していただき、話題の説明文にございます主旨で管理いただけませんでしょうか。
もし、上記の件について、ご同意いただくあるいはご意見がある場合は、support@blogpeople.net宛にメールをいただけますでしょうか。
また、もしお返事をいただけない場合は、こちらの判断で話題を
削除してしまうことがあることもご了承ください。
よろしくお願いいたします。
BlogPeople事務局
別に特定の政治家を誹謗中傷しているわけじゃなくて、ただ批判しているだけだよね。辞書で調べてみると、誹謗は「悪口を言うこと」で中傷は「根も葉もないことを他人に告げて、その人の名誉をそこなうこと。」とあるけど、みんなが書いているのは、根も葉もあることであって、中傷なんかじゃないぞ!なぜか安倍晋三に関する記事のTBを集めたら、たまたま批判ばかり集まってきちゃったんだけど、それだけ安倍晋三が、国民から批判をあびるような発言や言動を行っているということだ。決して根も葉もないことを言って名誉を傷つけているわけじゃない。
安倍を支援しているのは自民党内の腰抜けどもや統一協会、創価学会の信者、暴力団やネットウヨだけで、他の国民はみなかなり批判的な冷たい目で見ているというのがこのリンクリストを見れば、一目瞭然だと思う。安倍先生にも是非このリンクリストを初めから終わりまで読んでもらって、現実に目を覚ましていただきたい。
ここまで広がってきたこのリンクリストが削除されてしまったら困るので、削除依頼のあった記事はSobaさんにこの件についてご連絡させていただいた上、このリンクリストからはしかたなくはずさせていただいた。Sobaさんのこの記事は、このリストにリンクする方法を図入りでていねいに説明していて、初心者にとってはかなり参考になる記事だったので、できれば、AbEndの文字の部分やその他をちょこちょこっと変えて、再度TBしていただければと思う。
私も一応、念のため、「AbEndリンクリスト」じゃなくて、「安倍ND」リンクリストにタイトルを変えた。これなら一見意味不明っぽいが、わかる人にはわかるのではないだろうか?又、NDがNOにも見えなくはない。みなさまも気がむいたら、適当に変えていただけたらと思う。別に無理に変える必要もないと思うけど・・・・。
それにしても、今回のことと言い、数日前に、AbEndじゃなくて、安倍NDにTBされていたいくつかの記事でも書かれていたネット情報「ウソ発見器」 総務省が開発へ(2006年08月26日15時41分)という記事には、久しぶりにビックル一気飲みしちゃったよ。
まず、全ての記事を嘘か本当かに分けてどうするの?その記事の信用性なんてそんなの数字で正確に判定できると思っているの?英語とか外国語の記事もみんな翻訳して3億も血税をかけてこんなばかなことをするって正気?政府はCivil Servant(市民のための召し使い)であって、市民をコントロールするものじゃない。こんなものを使って、情報が嘘か本当か政府に都合のいい判定を国民に与えることによって情報を操作しようとしているんだから開いた口がふさがらない。
例えば、政府に都合のいい記事だったら、100%信用できて、政府に都合の悪い記事だったら嘘の記事ってことにするってわけだ。情報が嘘か本当かぐらい国民に読ませて、考えさせろよ。税金をこんな無駄なことに使う前にもっと使うところがあるだろ!ここまで政府が言論を制限したら、中国もビックル一気飲みしちゃうよ。右傾化した共産主義まっしぐらって感じだね(笑)。
雨にも負けず、風にも負けず、こんなことにもひるまず、これからも、次期総理有力候補の安倍晋三官房長官についての記事を書いたときにどんどんトラックバックしてね(笑)♪