2012.03.05 (Mon)
ロシア大統領選挙でプーチンが勝利
ロシアの大統領選で勝利したプーチン大統領が、数万人の支持者を前に、喜びの涙で頬を濡らしながら、支持者への感謝の演説を行った。昨年12月の下院選では政権与党の得票率をかさ上げする「不正疑惑」が相次ぎ、都市部での抗議運動に火を付けた。今回は、不正が起こらないように監視カメラを全国に20万台設置し、さらに市民の監視を拡大しての異例な投票が行われた。その結果、圧勝とはいかなかったが、それでも、64%弱を得票しての勝利だった。
涙を浮かべながらも力強い演説を行ったプーチン大統領だが、演説の最後には、「開かれ、公正な選挙を勝ち抜いた。みなさんに約束したとおり、われわれは勝利した。ロシアに栄光を!」と感無量の様子で勝利を祝った。しかし、BBCニュース(英語)によると、市民の監視グループ、「ゴロス(GOLOS)」が言うには、プーチンの支持者らによって、一人が複数回投票するメリーゴーラウンド式投票が行われたため、実際は、公式で発表されたよりもずっと低い50%程度の得票率だったという。
このように、プーチンは決して万人受けするようなタイプではないが、こうしてプーチンが演説する姿を見ると、国民から見放され、愛想をつかされたどこかの国の総理に比べて、まだまだカリスマ的存在であるのがわかる。
2014年の冬には、ソチ・オリンピックも開催される。今後、ロシアがどのように変わっていくのか、興味がつきない。
涙を浮かべながらも力強い演説を行ったプーチン大統領だが、演説の最後には、「開かれ、公正な選挙を勝ち抜いた。みなさんに約束したとおり、われわれは勝利した。ロシアに栄光を!」と感無量の様子で勝利を祝った。しかし、BBCニュース(英語)によると、市民の監視グループ、「ゴロス(GOLOS)」が言うには、プーチンの支持者らによって、一人が複数回投票するメリーゴーラウンド式投票が行われたため、実際は、公式で発表されたよりもずっと低い50%程度の得票率だったという。
このように、プーチンは決して万人受けするようなタイプではないが、こうしてプーチンが演説する姿を見ると、国民から見放され、愛想をつかされたどこかの国の総理に比べて、まだまだカリスマ的存在であるのがわかる。
2014年の冬には、ソチ・オリンピックも開催される。今後、ロシアがどのように変わっていくのか、興味がつきない。
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