2010.05.06 (Thu)
普天間飛行場移設問題:官僚にはめられた?鳩山首相
昨日のエントリーにも書いた通り、衆院選挙前には普天間飛行場を「最低でも県外に移設させる」と強調していた鳩山首相が、政権を握ってしばらくすると、「普天間飛行場を沖縄から全面撤退させるのは無理」と発言するようになった裏には、コメント欄でisao-pw大城勲さんが書いて下さったように、鳩山首相がいまだに官僚が提示する誤った情報を基に問題の本質を見誤ってしまったのが原因だろう。大城さんのコメントをここに紹介する。
鳩山政権の迷走
普天間基地問題で鳩山政権の迷走が非難され鳩山総理の指導力不足、責任論が高まっていますが昨年9月の政権交代後も霞ヶ関の官僚機構が従来通りの実務権限を維持し、経験の浅い閣僚、政務三役が既得権益を維持しようとする官僚機構に翻弄されて問題の本質を見誤り、官僚が提示する誤った情報を基に判断せざるを得ない状況では迷走を繰り返すのも必然です。
普天間問題での対米交渉でも自民党政権での対米従属と利権絡みで米軍再編計画に関与して来た官僚に頼っていては政権交代に伴う新たな日米関係を構築する事は不可能であり米国側の意向に阿る結論に至る事も必然です。
防衛省、外務省の実務交渉に臨む官僚は沖縄米軍基地の無期限自由使用を前提として普天間代替施設でのオスプレイ運用に配慮して編隊飛行訓練で必要な最大値として1600m滑走路を目論んでいる。これは米国がSACO合意でも米軍再編ロードマップでも明言して来た「戦闘機の運用は想定せず」の歯止めを外して空母艦載機の運用を可能にしヘリとは桁違いの轟音を発生させる。SACO合意で普天間の辺野古移設を受け入れた(故)岸本元名護市長と稲嶺前知事の受け入れ条件は15年使用期限と基地使用協定での運用機種制限が前提であったが日本政府に無視され北部振興策との取引で基地受け入れを迫られて来た。
鳩山政権が現時点で米国との合意を求めるにはSACO合意で辺野古移設を決めた際に米軍の求めた要件、ヘリ部隊と連動するKC-130空中給油機の運用可能な1300m滑走路と港湾施設が必要である。
沖縄県民の理解を得るには目先の誤魔化しでは無く本質的な日米関係の包括的な見直しで在沖海兵隊及び陸軍グリーンベレー等の地上部隊を全面撤退させ、沖縄本島周辺の訓練施設を全面返還させる為に使用期限の交渉を米国と直ちに開始すべきである。
最終ゴールは米軍地上部隊の全面撤退と訓練施設の全面返還こそ沖縄の負担軽減であるが鳩山政権は総理を始め閣僚、政務三役の無知に付け込む官僚機構の頑迷な妄言に操られて問題の本質を見誤り出口の見えない迷路を彷徨っていると言わざるを得ない。
半世紀以上も日本の政権を握ってきた自民党は例外だが、本来は、政党が政権を握るのは、数年だが、官僚は何十年も同じ仕事を続けるわけだから、政治家に比べて官僚の知識が高くなるのは当然であり、政治家が官僚の意見を参考にしようとするのもわからないわけではない。しかし、少なくとも、民主党は霞ヶ関改革を看板に衆院選を勝利したのだから、首相が官僚の言うことを疑いもせずにそのまま信じてしまうというのは大きな問題がある。
このことは、5月5日の『琉球新報』の「抑止力」と弁明 官僚支配 脱せず 首相「県内」表明 と題された記事でも下記のように指摘されている。
Tags : 普天間飛行場 |
移設 |
グアム |
沖縄 |
鳩山由紀夫 |
鳩山一郎 |
墓 |
黄色いペンキ |
昭和天皇 |
岸信介 |
2008.07.25 (Fri)
岸信介が設立し、塩川正十郎が会長の「時代を刷新する会」とは

ひとみちゃんがTBで教えて下さったのだが、『ひとみちゃんにも ちょっと言わせて』の「すごい団体いろいろあるっちゃね~ 」で初めて知った極右団体「時代を刷新する会」の金の流れ。安倍晋三が改憲、改憲って騒いでいたわけがこれでわかった。これはA級戦犯の故・岸信介が亡くなる6年前に作った右翼団体だそうだ。
公益法人から右派・改憲団体へカネ~団体幹部は同一人物(2008年7月24日「しんぶん赤旗」)
改憲目的の議員同盟に資金を貸し付けたり、「調査研究委託金」として改憲団体に支払っている政治団体があることがわかりました。「時代を刷新する会」(会長・塩川正十郎元財務相、会員約百三十人)です。
同会は、「国家・国民のためになることには、何事も積極的に、時代を先取りして取り組む」との趣旨のもと、一九八一年にA級戦犯容疑者の故・岸信介元首相が設立した右翼的な団体。政府に対し、教育基本法改悪などを要請してきました。今は、自衛隊の海外派兵を常時可能にする派兵恒久法の制定などの要請活動を展開しています。
続きを読む
「時代を刷新する会」の会長である塩川正十郎は、80歳を越える年齢だったにもかかわらず、小泉政権では財務大臣に異例の抜擢をされた。まあ、財務省のいいなりにやっていればいいんだから、財務省にとっては、多少高齢の財務大臣の方がかえってコントロールしやすかっただろう。
小泉政権がいかに財務省のいいなりだったかは、
植草一秀の『知られざる真実』「歴史に学ばぬ者は歴史を繰り返す」(1)
が詳しい。植草氏はブログで次のように繰り返し語っている。
日本の元凶のひとつは財務省にある。財務省が実権を握る「官僚主権構造」が日本を破壊してきた。①弱肉強食の奨励、②官僚利権の死守、③対米隷属の外交、の三大基本政策は財務省によって主導されてきた。
小泉は国債を30兆円以上発行しない公約を軽々と破り、小泉政権任期中のほんの4年間で、財政赤字を540兆円から796兆円にふくれあがらせ、その間に250兆円もの国債を発行した。日本経済を戦後最悪の状況に貶めた張本人が小泉だとしたら、当時財務大臣であった塩川はそれを指をくわえて見ていたか、又は良き助っ人だったと言えよう。
もうすでに議員は引退しているし、すでに終わった人だから、それほど注目に値するとは思えないが、極右団体「時代を刷新する会」の会長だということなので興味のある方は、ウィキペディアで調べてみて。
ここでは人物・エピソードと問題と思われる発言を紹介するにとどめたい。
人物・エピソード
若い頃には、性格は極めて短気ですぐにカッとなる事から「瞬間湯沸かし器」と呼ばれていたが、その後、加齢ならびに大病を患ったためか、外見上は温厚になったように見える。しかし、老いてなお、直情的な発言も少なくない。2000年衆院選において森総理(当時)の指令で中川秀直(後の官房長官)が塩川邸を尋ねて、塩川に引退勧告をすると灰皿を投げつけ「帰れ!」と怒鳴りつけたという。瞬間湯沸かし器といわれる所以はそういうところなのだろう。
問題と思われる発言があった。
発言
「国民年金だけで議員は生活できると思うか?」と質問された際に「ほんなん、できるかいな。ぼくら(議員)はあんたら(国民)と生活のレベルが違うやないか!(毎月)100万かかるよ。みんな、人間平等だと思っていたらとんでもない間違いだ。」と発言している[1]。
このウィキペディアは、きっと財務省の役人によって書かれたのか、塩川寄りの発言などが目立ち、塩川が「時代を刷新する会」の会長であることなどは一切触れていない。「自分は国民と違う。」だなんて、こんなやつらにに日本は長い間政権を委ねて来たんだから、崩壊寸前になっちゃうわけだよね。国民は自分たちが優雅な生活をするためにいるくらいにしか思っていないのだろう。税金をどんどん摂取して、自分たちは月に100万くらいぱっと飲み食いだけに使っても全然OKみたいな。
だいたい、自民党の政策は「戦前の政策かっ!」って思われるほど、階級主義的で今の時代の流れにぜんぜん合ってなくて古くさすぎるのだ。そんな政党がいまだに政権を握っているのが不思議でたまらない。
「時代を刷新する会」では、教育部会、科学技術部会、安全保障部会、政治経済部会、医療福祉部会、交通部会、伝統教育部会、国際親善部会の8つの部会で検討された内容で政府へ進言したほうがよいと判断されたものは、政府宛要請書の形式にまとめているそうだ。
その要請書の内容は、左サイドバーの「要請書一覧」で見る事ができるが、最近ではその内容がサイトにアップされていないようだ。
これまで、防衛庁を防衛省に変えたり、愛国心を重んじる教育やら、教育基本法の改正、教科書のあり方やら、『日の丸』『君が代』を国旗・国歌として法制化することを求めたりする要請が行われて来た。こういった要請は単に政府の窓口へ届けるのではなく、時の内閣総理大臣や関係省庁大臣に直接説明して手渡ししているので、かなりの成果を挙げてきたようだ。それにしてもここまで右に偏った要請を小泉や安倍など自民党歴代の総理によって受け入れられて来たっていうんだから、やっぱり日本はかなり右寄りの国家なんだな。
ところで「赤旗」によると、お金の流れが「(財)協和協会」から「時代を刷新する会」に流れているってことなんだけど、この2つの団体ってほとんど内容が同じなんだよね。「(財)協和協会」って完全に天下りのための公益法人だと思うんだけど、その隠れ蓑として「時代を刷新する会」が存在するようで、実態は全く同じ団体なんじゃないかな。
参考サイト:
(財)協和協会
入会要項
「趣旨および構成」にもありますように、当協会は、政・財・官・学・民各界の指導者クラス・経験者が、党派や個人的利害打算を超えて、わが国の健全な発展、民生の充実を図るとともに、国際的には、世界の国々との協調和合を目指して、わが国立国の基礎をなす諸課題を検討し、その成果を世の中へ発表・普及・推進すべく、活動しております。
以上の趣旨を御理解下さいまして、邦家再興のため、御協力を下さる有志の御参加をお待ちいたしております。
会員資格
1、叙勲者、またはそれに相当すると認められる人物識見を有し、当協会の趣旨に賛同下さる方。
2、当協会より入会を要請した方、または既会員2名以上の推薦のある方。
年会費
個 人
一般会員 一口 3万円 (多数口歓迎)
協賛会員 一口 10万円 ( 〃 )
維持会員 一口 50万円 ( 〃 )
法 人
一般会員 一口 10万円 (多数口歓迎)
協賛会員 一口 50万円 ( 〃 )
維持会員 一口 100万円 ( 〃 )
連絡先および注意事項
入会をご希望の方は、以下の連絡先にご連絡下されば、入会申込書、履歴書用紙等をお送りいたします。
※ 当協会は、議員会館にて会議を開いております関係上、議員会館入館に際しての警備が厳しく、入会申込書と履歴書を御送付いただいてから、内部審査があります。もし、入会の御希望に沿えなかった場合には、なにとぞ御容赦下さいますよう、お願い申し上げます。
財団法人協和協会事務局
〒100-0014
東京都千代田区永田町2-9-6 十全ビル404号室
TEL 03-3581-1192
FAX 03-3507-8587
こんな時代錯誤な「時代を刷新する会」なんて団体の会員になる人がいるなんて、恐るべし!と思ったら、今日もランキングの応援宜しく御願いします♪

にほんブログ村 政治ブログ 現在 2 位

BlogPeopleランキング
「政治」部門 現在 1 位

FC2政治ランキング 現在 1 位
『自エンド - トラックバック・ピープル』
http://member.blogpeople.net/tback/09077
ブログ村トラコミュ『自エンド』
http://politics.blogmura.com/rpc/trackback/85445
『民主党 - トラックバック・ピープル』
http://member.blogpeople.net/tback/09160
『安倍晋三 - トラックバック・ピープル』
http://member.blogpeople.net/tback/06610
にトラックバックしています。
2007.07.10 (Tue)
赤城徳彦農相の光熱費は800円と嘘八百並べる安倍晋三
「05年の高熱費は月800円だ。800円の人をやめさせるのか」
安倍晋三
この問題は多くのブロガーがすでに書いているが、『ウィキペディア』「赤城徳彦」がとてもよくまとめてあるので、参考にされたい。
『大津留公彦のブログ2』嘘800円問題で辞任?罷免しかない!で初めて知ったのだが、赤城徳彦農相の祖父、赤城宗徳は安倍晋三の祖父である岸信介が総理大臣であった時にも農林水産大臣だったそうだ。

↑人徳のあった赤城宗徳
しかし、よく調べてみると、赤城宗徳は池田内閣や佐藤内閣の時も農相であり、岸内閣では内閣官房長官、そして、安保改訂をめぐる政局では、防衛庁長官にも就任している。
上記のウィキぺディア「赤城宗徳」によると、赤城宗徳はかなり人徳のあった人物のようだ。
安保をめぐり争乱が起こる中、岸首相に自衛隊の治安出動を打診されるが、“自衛隊が国民の敵になりかねない”と反対したことで知られる(「どうしてもやれと言うなら、国民に対し責任を取る意味で発令と共に辞表を出します」と答えたという)。

↑祖父の偉業に泥を塗る孫、赤城徳彦
それに比べ、孫の方は、事務所としての実態がない赤城の父親の自宅(茨城県筑西市赤浜)を、事務所として届け出た上、2005年までの10年間におよそ9045万円(75.4万/月)にのぼる経常経費を計上していたのである。人徳のあった祖父、赤城宗徳の顔に泥を塗るような行為。やはり、3代目は身上を潰すという昔からの言い伝えは当たっているようだ。
それにしても、岸も安倍も自衛隊を国民の敵としようとするところなんて、さすがに祖父と孫で似たもの同志、さらに総理と農相の関係まで再現するとは、いくら祖父を尊敬しているからと言って猿真似もいいところだ。ただ、違いは、岸政権は長年続いたのに対し、安倍政権は10ヶ月で終わろうとしているところだ。
政治家でも、一代目はそれなりにすばらしい部分もあるかもしれないが、2代目、3代目となると、自力で政治家になったのではないため、甘えもあり、政治家気質がかなり劣ってくる。
大津留さんもおっしゃっていたが、「こういう世襲政治が日本を駄目にしている」と思うのだ。
本日もランキングの応援、宜しくお願いします。

政治ランキング1位
総合20位

社会・経済、動画・フラッシュ、海外生活1位
総合6位

BlogPeopleランキング
「ニュース・一般 / 政治」部門5位
*この記事は『安倍晋三 - トラックバック・ピープル』にトラックバックしています。
http://member.blogpeople.net/tback/06610
2007.03.29 (Thu)
このところ納得できない判決が多過ぎないか?
カナダもやっと春らしいお天気になってきて、青い空に鳥の鳴き声が響き渡る季節がやってきた。そんな気候とは反対に、このところ納得できない裁判の判決が多すぎて心の中は悶々としている。
あの「世にもおぞましい栃木リンチ殺人事件」では、県に約9600万円の賠償を命じた1審・宇都宮地裁判決(2006年4月)から一転して、東京高裁では1100万円の賠償へと大幅に減額(毎日新聞)された。その記事によれば、賠償額が減額されたのは、富越和厚(かずひろ)裁判長が、県警の捜査ミスは認めたものの「殺害を阻止できたとまでは認められず、救命の可能性は3割程度」と判断したためで、これは、ミスと死亡との直接の因果関係を認めた1審の判決とは大きな隔たりがある。
どうやって計算したら、救命の可能性は3割程度となるのだろうか。リンチでやけどを負った須藤さんが映った銀行の防犯カメラの存在を知ったのが殺害される7日前で、この時点で警察が適切な対応を取る義務を怠っていなかったら、須藤さんの命は100%救えたに違いない。警察の過失を認めながら、救命の可能性がたったの3割としたこの判決は絶対におかしいと思う。
さらにこの判決が狂っているのは、
「加害者と行動を共にし、グループの一員だと誤認させた」と須藤さんの過失も指摘し、死亡による損害額を約7200万円と算出した上で、その約3割のさらに半額しか賠償額を認めなかった。
という点。加害者と行動を共にしていることを知っていたら、なおさら、救命される確率は高かっただろうに。この事件の背景には日産自動車(株)があり、日産コンツェルンの創始者、鮎川義介は岸信介の叔父にあたるため、日産と安倍晋三とは深い関係がある。私個人としては、だから、今回の被害者に対して非情な判決には安倍の圧力などもあるのではないかと疑っている。弱い市民を痛めつけ、総理と関係のある大企業を守るこの東京高裁の判決に憤りを感じるのは私だけではないであろう。
そして、読売新聞の3月27日の「石原知事『ババァ発言』訴訟、再び女性の訴え棄却」と言う記事を読んでも全く納得できなかった。この単純な読売の記事からだけでは、なぜ高野伸裁判長が「知事の職務としての発言で、知事個人は責任を負わない」と請求を棄却したのか全く理解できないが、石原が個人としては責任を負わないというのであれば、知事として責任を負うべきではないのだろうか。その場合、女性達が知事の発言として訴え、石原が敗訴すれば、東京都が賠償金を支払うことになる。つまり、都民の税金から払われるのだ。都知事の暴言の罪を償うために都民の税金が払われるとしたら、いくら石原のババァ発言に憤りを感じていたこの女性たちだって訴えるのをやめてしまうだろう。それにしても、いくら知事としてインタビューを受けた時の発言だとしても、なぜ、この発言が個人の発言ではなくて知事としての発言になるのかさっぱりわからない。
さらに、読んで不快になったのが、「きっこ」ブログのすごい中身 石原都知事側「事実無根」と激怒というj-CASTの記事。これを書いた記者はわざわざご丁寧にも「きっこのブログ」の記事を石原事務所に電話で知らせたあげく、許可なく「きっこのブログ」の記事を引用して著作権法にも違反するこんな悪意に満ちた記事を書いているため、このJ-CASTの記事は削除されるようJ-CASTにリクエストしておいた。きっこちゃんは真実を書いただけであり、これは石原の中傷なんかじゃない。「石原都知事側「事実無根」と激怒」というのもおおげさに書かれているような気がする。激怒は突然電話をしてきたこの無礼な記者に向かったものではないのだろうか。ちなみに、石原慎太郎と朝鮮人コンプレックスについては下記のサイトにも書かれている。
石原慎太郎と朝鮮人コンプレックス(7)
石原慎太郎と朝鮮人コンプレックス
又、きっこちゃんはせっかく心の底からしびれるような記事を書いたのに削除しちゃったんだけど、選挙中はインターネットで立候補者について書いてはいけないなんてどこに書いてあるの?公職選挙法に目を通してみたけど、どこにもブログで選挙の候補者について書いてはいけないなんて書いてなかったよ。もし、これが本当だったとしたら、言論の自由を奪う規制であり、そんな法律があるのは、世界中でも日本だけだと思う。選挙中だからこそ、候補者について国民が議論をかわしながら、より良い社会をつくっていくのが真のの民主主義国家じゃないだろうか。それを閣僚の汚職や暴言や官僚の天下りは簡単に許すけど、国民が選挙中に候補者についてブログで語ってはいけないなんて、それこそ政府に都合よく支配されている北朝鮮も真っ青な国になっちゃうよね。
公職選挙法にしたって、こんなもの最初から最後まで全ての国民が読めるとでも思ってるのか?長すぎるし、同じようなことが何度もくどくどと繰り返されているだけ。今のネット時代に相応なものに書き換えないと国民を混乱させるだけだ。教育改悪や憲法改悪する前に公職選挙法を改善しろよ!と言いたい。
関連記事:
『4つの目で世の中を考える』「栃木リンチ殺人 犯人の狂気もさることながら警察、日産自の信じ難い対応」
『kisatonomori blog』「栃木リンチ殺人控訴審判決 どうか納得できる裁判を」
本日もランキングの応援宜しくお願いいたします。

現在第2位-政治ランキング

現在第1~3位-社会・経済、海外生活、ダイエット

BlogPeopleランキング
↑TBPに登録すれば誰でも参加できます。AbEndのみんなで登録しませんか?
*この記事は『安倍晋三 - トラックバック・ピープル』にトラックバックしています。
http://member.blogpeople.net/tback/06610
注)コメントやTBには全て目を通しておりますが、お返事はこのところお休みさせていただいております。それでもよろしければお書き下さい。
2006.08.19 (Sat)
A級戦犯の岸信介が処刑を免れたのは何故か?

写真提供先:中国語のサイトから
「昭和天皇が嫌っていた松岡洋右と安倍晋三は親戚だった!そして岸信介がA級戦犯不起訴になった本当の理由。」と言う記事で安倍晋三の祖父であるA級戦犯容疑の岸信介が死刑を免れたのは、アメリカに731部隊のデータを売り渡したからではないかという推測を書いたのだが、それが阿修羅に投稿されたり、ネット上で結構話題になっているようだ。このブログのエントリーランキングでもトップページアクセスに次いでアクセス数は第2位となっている。ここに関連記事を書いたブログを同意派と反対派に分けて紹介し、反対派の疑問に答え、最後に参考資料を追加させていただく。
同意派:
『Good by! よらしむべし、知らしむべからず』
「御殿場の妖怪が満州国国務院実業部総務司長だった」
『タカマサのきまぐれ時評』
「増補版Wikipedia:安倍晋三2=富田メモに過剰に反応してみえる理由」
反対派:
『トラッシュボックス』
「岸信介が731部隊の実権を握っていた?」
『thethe』
「何度も死んでいるTBS」
『トラッシュボックス』
この記事へのコメントに、「つかぬ事を伺いますが「軍獣防疫廠(関東軍 軍馬防疫廠 ?)」と「満州国 国務院 実業部」との関係とはどのようなモノなのでしょうか? 」というものがあった。私も全く同じ疑問を持つが、これに対する返答はない。
手元の『戦前期日本官僚制の制度・組織・人事』で満洲国の国制について調べてみた。それほど詳しいことは載っていなかったが、建国当初、国務院には実業部のほか民政・外交・軍政・財政・交通・司法の計7部が置かれていたという。部はわが国の省に、司長は局長に相当するという。実業部には総務司のほか農鉱司、工商司が置かれていた。実業部の総務司の職務権限についてはわからないが、7部のうち軍政部以外には全て総務司が置かれている。となると、総務司というのは、各部内での総務的な仕事をする部署であると推測される。したがって、「人体実験や細菌兵器の開発」を許可するような部署ではなかったのではないだろうか(そもそも、「実業部」にどうしてそんな権限があると断じることができるのか不思議だ)。
私は、安倍氏を次期首相として強く支持しているわけではない。別に、見解の相違などを理由に、彼に反対する人がいてもいいと思う。しかし、安部憎さのあまりにデマをまき散らすようでは、いかんだろう。
岸が戦犯で731部隊の黒幕だから、孫の安部も首相にはふさわしくないという理屈も、それ自体あんまりだという気もするが。
まず、「軍獣防疫廠(関東軍 軍馬防疫廠 ?)」と「満州国 国務院 実業部」との関係だが、七三一部隊は4つの支部以外に、大連にあった南満州鉄道の研究所も傘下に収めて支部としており(「昭和天皇が嫌っていた松岡洋右と安倍晋三は親戚だった!そして岸信介がA級戦犯不起訴になった本当の理由。」を参照のこと)、満州国国務院の実業部で満州鉄道と深い関係のあった岸が731部隊の南満州鉄道の研究所となんらかの形で関与していたということは言えるのではないだろうか。この推理のヒントとなったのは、なんと言っても安倍晋三のTBS番組に対する異常な反応だったということも追加しておこう。731部隊の番組に少しだけ安倍の写真が映っただけで、「政治生命を脅かす行為」とまで憤慨したのはなぜか、考えてみて欲しい。
又、岸がどれだけ満州国の支配権を有していたかは、満州国の国政について書かれた下記の引用文を参考にして欲しい。
満州国(ウィキペディア)より
行政
康徳2年(1935年)に満州の独立宣言を発した東北行政委員会の委員長の張景恵が、国務総理大臣(首相)に就任した。しかし実際の政治運営は、満州帝国駐箚大日本帝国特命全権大使兼関東軍司令官の指導下に行われた。元首は首相や閣僚をはじめ官吏を任命し、官制を定める権限が与えられたが、関東軍が実質的に満州国高級官吏、特に日本人が主に就任する総務庁長や各部次長(次官)などは、高級官吏の任命や罷免を決定する権限をもっていたので、関東軍の同意がなければこれらを任免することができなかった。関東軍は満州国政府をして日本人を各行政官庁の長・次長に任命させてこの国の実権を握らせた。これを内面指導と呼んだ(二キ三スケの節を参照)。
二キ三スケ
満州国を実質的に支配していた、5人の日本人実力者たちに対する蔑称。
東條英機(関東軍司令官)
星野直樹(国務院総務長官)
鮎川義介(満州重工業開発株式会社社長)
岸信介(総務庁次長)
松岡洋右(満鉄総裁)
このうち、鮎川義介・岸信介・松岡洋右を満州三角同盟ともいう。
これからも、731部隊で人体実験が行われていた時に、岸の親戚でもある満鉄の総裁(1935年8月2日-1939年3月24日)であった松岡や鮎川と共に満州国の実権を握っていたことがわかる。つまり、岸の単独行動でなければ、これらの人物と組んで人体実験のデータをアメリカに売り渡していた可能性は高い。岸がアメリカCIAなどの情報部と密接なつながりがあったことからしても岸がこの件に絡んでいた可能性は否定するのが難しいだろう。
トラッシュボックスさんは、
「しかし、安部憎さのあまりにデマをまき散らすようでは、いかんだろう。岸が戦犯で731部隊の黒幕だから、孫の安部も首相にはふさわしくないという理屈も、それ自体あんまりだという気もするが。」と言っているが、まずは、この「安部」という字が間違っていることを指摘させていただこう。そして、推測とデマの違いがわかってないと見えるが、これは、あくまでも歴史的資料を元に私が推測したことであると断ってあるし、全くのデマではないということがこの記事から読み取れたはずだ。推測というのは、本人がリサーチしたことを根拠に正しいと思って書いていることであり、結果的には間違っていたということもあるかもしれないが、デマというのは、初めから100%間違った噂を流すことだ。
岸のような売国奴によって、日本の歴史事実が歪曲され、現在にまで加害が及んでいるのであり、そんなアメリカの手先である売国奴のDNAを受け継ぐ安倍が総理になったら、再び日本はアメリカにシッポを握られ、悲惨な目にあうということも簡単に想像していただけることと思う。
例えば、多くの信者や一般市民を殺人の罪で問われているオウム真理教の麻原の孫が総理大臣になったとしても、トラッシュボックスさんは全く気にならないのだろうか?実力とは関係なく、祖父の七光りでここまでのし上がってきた安倍は、自分でもはっきりと岸信介のDNAを受け継いでいるということを言っており、祖父の影響が安倍の政治・政策に少なからず影響するのは必至であろう。
又、この私の推論を覆すために反論を書く場合、なぜ岸信介が死刑を逃れたのかという理由を明らかにするのが一番説得力のある反論になると思うので、次回はぜひ、その理由について書いた上で反論していただきたい。
『thethe』の場合は「731部隊と安倍晋三官房長官に関しては、満州国の官僚だった祖父・岸信介元首相を介して関連がある(731部隊は関東軍に所属、満州国は、関東軍の領土だった)のだが、点と線が繋がる以上は、「731部隊と安倍長官とは無関係」」ではないだろうと半分私の推論を支持しているが、岸が死刑を免れたのは、「彼が満州国の官僚で、満鉄の経営者も務めたということが、釈放の理由」だと主張している。岸を釈放したのは、当時満州でビジネスパートナーであった鉄道王ハリマン財閥のアヴェレル・ハリマン氏でしょうと推測しているが、今ひとつこの説を支えるこれといった証拠の提示がないため、これも又説得力に欠けるものとなっている。
最後に満州鉄道と岸信介のキーワードで見つけたジャーナリストの近藤昭二氏によって書かれたサイトを是非読んでこの件に関して、知識を積み重ねていただきたいと思う。
日本の国家意思による細菌戦の隠蔽
ここにも、やはり、岸信介が731部隊の研究データと引き換えに死刑をまぬがれたとは書いてないが、政府がアメリカ軍に対して研究データの提供を代償に戦争犯罪の訴追を免れる取引をし、一切を隠蔽したことは明らかであると結ばれている。
終戦時、責任追及が天皇に及ぶことを恐れて、国家をあげて、細菌戦や毒ガスの犯罪を隠蔽したことも事実である。
その証拠を湮滅し、終戦後にそれを追及するアメリカ軍に対して研究データの提供を代償に戦争犯罪の訴追を免れる取引をし、一切を隠蔽したこともまたアメリカに残る記録から明らかである。
本来ならば、政府はポツダム宣言を受諾した時に、宣言が望んだように「日本国民のうちに民主的傾向が復活され強化されるように」、非人道的な犯罪行為を国民と国際社会の前に明らかにする義務があった。それにもかかわらず、現在に至るまで事実を認めようとはせず、隠蔽をし続けているために、被害者ばかりでなく当の部隊関係者まで救済されず、さらに、歴史事実が歪曲することで後代にまで加害が及ぼうという事態にいたっているのである。
このように日米政府によって隠蔽された事件であるが故に、日本語や英語の資料だけでその証拠を見つけるのは至難の業だが、中国やロシアなどの資料の中にきっと事実が隠されているような気がする。どなたか、ロシア語や中国語が出来る方で、岸と731部隊関係の資料を見つけられた方はご一報いただけると大変嬉しい。
追記:
ひさなべさんからもコメント欄に私の考えに反するコメントをいただいたので、ここにそれにお答えしたい。
>岸と731部隊あるかもしれないつながりを、岸を支持する孫息子を非難する材料として使うべきでないとおもいます。
まず、TBSの番組への異常な安倍の反応によって、もしかしたらという気持ちが起こって書いたものであり、731部隊と岸の繫がりを証明できるものがないため、あくまでもこれは私の推論であるということを断っておきたい。
安倍が岸の孫であるを政治家として宣伝文句にしているんだから、それを責められてもおかしくないのではないでしょうか?詳しくはkojitakenさんのコメントと「DNA政治主義者・安倍晋三の危うい知性」をご参考に。
>犯罪者の子どもというレッテル貼られても、社会にがんばっている人にとっては、すごく厳しい言葉に聞こえるのです。孫は殺人者の祖父として尊敬しているのではなく、政治家の祖父として尊敬している。父は脱税などでの罪を抱えているが、父として経営者として尊敬はしている。それで社会対して貢献していきたいと考えている孫子どもはいっぱいいると思うのです。「殺人者の孫は総理になるべきじゃない。」、、総理を目指していなくても、犯罪者の子ども、孫とレッテル張られている人にとっては、非常にショックな言葉ではないのでしょうか?
私は、一般市民に犯罪者の子供というレッテルを貼った覚えはないし、安倍を社会でがんばっている一般の犯罪者の子供に置き換えることはこの議論の要点からかなりずれることになる。
以前同じようなコメントをいただいたときにYannisさんがお答え下さったコメントをここに引用させていただきたい。
この御意見は、遺伝や儒教などの知識を出して、一見常識的な装いをこらしていますが、事実を見落としておられると思います。
つまりいくら安倍晋三氏が戦後生まれでも、やはり育った環境がその人のパーソナリティや、政治家であればその政見、政策を作るのに影響するのは大いに可能性があります。さらに長じてからは祖父や親戚などの政策や思想に影響を受けることもあり得ます。それらを考慮せず、美爾依さんの記事を一面からのみ批判するのはフェアではありませんし、人間の人格形成、政治家としての形成について当然するべき考察を欠いています。
安倍氏の言動を見れば、彼が祖父の故岸信介氏の対米従属政策を別の形で実行する(アメリカ的新自由主義の導入)、及び岸氏がある意味で戦後でも代表していたであろう戦前、戦中の体制を靖国参拝で容認していることなどです。これらは安倍氏が祖父の思想、政策の後継者をもって任じていることを行動、言論で示していると考えます。
いずれの場合も反論する場合は、同じことを繰り返すのは時間の無駄なので、前に書いた記事やコメントをよく読んでからにしていただきたい。
2006.07.27 (Thu)
731部隊:日本軍による人体実験
メディア横断キャンペーンの仕掛け人は、やはりあの人?(副題:「ナベツネと靖国と安倍晋三と(その4)」)
そう言われてみれば、今までにないメディアの安倍攻撃のような展開。日本のメディアも自民党タカ派の圧力に負けずにこの調子で日本の歴史認識を塗り替えるくらいがんばって欲しい。
昨日の七三一部隊の話の続きになるが、『靖国問題」の著者である高橋哲哉氏によると、東京裁判には、重大な問題性があり、それは、「そこで裁かれたものよりも、むしろそこで裁かれなかったものの方にある。」とのこと。なるほど!東京大空襲や長崎、広島原爆を投下した米国の戦争犯罪は裁かれなかったし、東条英機らなどある特定のA級戦犯は裁かれたのに、彼らを指揮した昭和天皇や、岸信介らなどその他のA級戦犯は不起訴となった。又、七三一部隊のような日本軍の戦争犯罪なども米国の意図により裁かれなかった。つまり、「戦勝者であった米国による裁き」であるゆえに、このように米国にとって都合のいいだけの理不尽な結果となってしまったのである。
![]() | 731 青木 冨貴子 (2005/08/04) 新潮社 この商品の詳細を見る |
青木冨貴子著 『731』(新潮社)について書いた野村進(ジャーナリスト・拓殖大学教授)の『「細菌部隊」が戦犯訴追を免れた事情に肉薄』やウィキペディアによると、七三一部隊については、1980年に森村誠一の『悪魔の飽食』が赤旗の日曜版に連載され、後に光文社より単行本として出版されるまで、一般に知られていなかったそうだ。
本書[青木冨貴子著 『731』]を読む前に、森村誠一著『悪魔の飽食』を久々に取り出して見た。奥付に「昭和56年」とある。そうか、あのフィーバーからもう二十五年近くが過ぎたのか。
若い読者のために申し添えると、『悪魔の飽食』は、戦中の満州(中国東北地方)で「石井部隊」こと関東軍第七三一部隊が、中国人捕虜らを人体実験や生体解剖に供しながら、大規模な細菌戦に備えていた事実を、初めて満天下に知らしめたドキュメントである。三部作で累計三百万部以上の超ベストセラーとなったが、著者の森村氏には匿名の脅迫や右翼団体からの抗議が殺到したことでも知られた。
その七三一部隊を率いていた石井四郎の日記が、最近、本書の著者により発見されたとの記事を読み、思わず唸(うな)った。戦後六十年も経(た)って、まだこんなものが出てくるのか、と。いや、関係者の大半が鬼籍に入ったいまだからこそ出てきたのかもしれないのだが……。
この石井四郎の日記をまとめたものが青木冨貴子の『731』であるが、『日本軍による人体実験』によると、全ての実験は極秘で行われており、証拠隠滅も完全にされたそうだ。
『ここで行なって来た行為の数々は絶対に他言するな!!墓場まで持って行け!!もし他言した事が判れば必ず見つけ出して抹殺してやる!!覚えておけ!!!』との最終警告を部下に告げた石井四郎の日記が出てきたというのは、もしそれが事実なら、驚くべきことだ。
1945年8月9日、ソ連が太平洋戦争に参戦して満州へ攻め込んできました。この日から石井機関は、細菌兵器の開発や使用、および被験者虐殺の証拠を隠滅することに全力を傾けます。七三一部隊ではまず、生き残っていた「マルタ」を全員殺害し、遺体を焼却して捨てました。実験を記録した書類やフィルムなども焼却されました。主要な施設は工兵隊によって爆破され、とくに「ロ」号棟や特設監獄は念入りに破壊されました。また、部隊員やその家族は、ソ連に捕らえられないよう、特別列車でいち早く帰国しました。そのおかげで、ソ連や中国の捕虜になった七三一部隊の幹部や部隊員はわずかしかいませんでした。
『悪魔の飽食』は日本共産党機関紙の赤旗日曜版で1980年代に連載され、後に光文社より単行本として刊行され、ベストセラーになったそうだが、今の若者にはあまり知られていないのではないだろうか。こういった話題が再び脚光をあびることによって、正しい日本の歴史認識が考えなおされる一助になればと願う。
しかしながら、政府の陰謀によってかどうかはわからないが、このノンフィクションの中で使われた写真は偽物だと言いがかりをつけられることになる。
『悪魔の飽食』(ウィキペディア)より
論議
元隊員であったという人物から提供されたとする写真を、新発見として続刊に掲載したところ、その大半が偽物であることが判明した。この問題により光文社版は続刊を含むすべての版が回収され、絶版となった。その後、問題写真を削除した上で、角川書店より新たに出版された。
また、初版とそれ以降の版を比べると、矛盾していた証言が整合性を持つように変更されているなどのの差異があるが、ノンフィクションとされているにも拘らずそれらの変更点、およびその理由は一切明示されていない。
批判
批判派からは、以下の点が問題であり信憑性に疑いがあるとされている。
関係者はすべて匿名であり、その証言の裏付けがとれない。
731部隊に関する資料をアメリカが回収し、公開していないため検証不能。
二転三転する証言により、証言者の信頼性に疑問符が付く。
戦後に関係者から証言を引き出したハバロフスク裁判自体が法学者によって否定されている。
日本共産党の協力の下で作成されたため、信頼性に問題がある。
共産党を批判していることから、このウィキペディアの文章は右系の方によって書かれているようで、公平さに欠けるものとなっているのが残念だが、この件から核心さんが南京大虐殺についてのお父様の証言をもとにして作ろうとしたCD用の写真や地図の紛失や文章を勝手に変えられたことなどをめぐるトラブルを思い出した。ここに核心さんのコメントを引用する。
この件(『栗原利一の戦闘記録』のCD化)に関しては不愉快なことが一つ起きてます。
私は父の満州事変従軍記念アルバム、支那事変従軍記念アルバムとスケッチ帳の3部をグーグルのスポンサー・サイトにもなっている会社にCD化を依頼しました。
資料を持ち込んで依頼したのが2月上旬です。
仕上がって資料が返却されたのが5月下旬です。
そうしたら支那事変従軍記念アルバムから部隊編成写真(両角連隊長、平林少尉、栗原伍長が1枚に納まった写真など)数枚とスケッチ帳に添付してあった当時の南京の彩色地図が無くなっているのです。
警察には被害届を出してありますが業者側で故意に抜き取られているのです。
(技術部長と営業と私で指差して確認した写真が無くなっていても責任追及できないんです。)
業界関係の友人に聞いたところ公安の仕業だということです。
もともと日本人は国民主権も自由も人権も自分たちで血を流して得たものではありませんからね。
まったく下らない国に成り果てたものです。
| 2006-07-06 |
核心 #-
これはひどいではないか!こういった手段で日本軍の残忍な行為の証拠などが次から次へと証拠隠滅されている。日本人が真の日本歴史を認識する日は永遠にやって来ないかもしれない。
参考文献:
日本軍による人体実験
「細菌部隊」が戦犯訴追を免れた事情に肉薄 青木冨貴子著 『731』新潮社の紹介
山田支隊・栗原利一証言
Tags : 靖国 |
参拝 |
安倍晋三 |
七三一部隊 |
岸信介 |
青木冨貴子 |
石井四郎 |
悪魔の飽食 |
人体実験 |
日本軍 |