2009.07.13 (Mon)
やはり公明党が握っていた解散権とこれでなくなった築地移転?
やっぱり麻生太郎が言ったことが実現するわけないだろうなと思っていたら、案の定、政府や自民党議員、公明党から猛反対を受け、解散日が変更された。実際、日本の首相はカルト団体に操られていたというわけだ。なんとなさけないのだろうか。きっと、今回、東京に都議選で投票するために住民票の移転届けした人が又地元に住民票を戻すのに、時間がかかったり、都議選で使い果たした選挙費用の資金繰りに1ヶ月以上の期間が必要なのであろう。
結局、衆院解散は7月14日ではなく、7月21日となり、それから約1ヶ月後の8月18日の公示で、投開票は8月30日になるという。
麻生は、あれほど14日に解散すると息巻いていたのに、これで、首相の権限である人事権だけでなく、解散権まで公明党の思うがままであることが国民に知れ渡ってしまった。あまりにも情けない最後を迎える麻生だが、同情の余地などない。「みこしは軽い方がかつぎやすい」を地で行くように、公明党にかつがれた軽すぎる麻生に未来はない。
さて、ここで、石原痴爺が都議選の結果が、老体に鞭打ってあれだけ一生懸命に応援したのに自分の思い通りにならなかったことにご立腹の様子。
<都議選>石原知事「大迷惑な結果」
(毎日新聞 - 07月13日 13:34)
都議選の結果について記者団の質問に答える石原慎太郎・東京都知事=2009年7月13日午後0時4分、津村豊和撮影
東京都の石原慎太郎知事は13日、都議選で自民・公明両党が過半数を割り込む結果となったことについて、「大迷惑な結果だ。政府が作った人心の離反のツケを、東京が払わされた」と、報道陣に感想を語った。
「石原都政への不支持とは受け止めないか」との質問には、「ちょっと違うんじゃないですかね」と否定。「銀行(新銀行東京)は立ち直ってきている。築地(市場)にしたって、あそこにアスベストが埋め込まれているわけですよ。そこが崩れたら、それっきり市場はもたなくなるからね」と述べ、新銀行や築地市場の移転問題を巡って民主党が示している反対姿勢をけん制した。さらに「民主党はこれまで是々非々だった。その姿勢は本質的に変わらないと思う。議会対策で変わることはない」とも語り、都議会対応は従来通りとの意向を示した。【江畑佳明、林哲平】
ぷっ。これだけKYでいられたら、自分がボケたことにも気づかずに一生楽しく暮らせるだろう。今回の都議会選の結果は、まちがいなく都民が石原にNOをつきつけたということなのに、それを「大迷惑な結果」「政府の責任」としてしまうところに、この痴爺の自己防衛能力がいかんなく発揮されている。
しかし、一人区の中央区で勝利を収めた民主党の岡田まりこ氏は、これで築地移転はなくなったと断言している。