2009.08.09 (Sun)
自エンドまであと20日:世論調査では自民党が微妙に盛り返しているとか
その理由は、子供手当てにあるのではないかと思う。前にも書いたが、民主党のマニフェストによると、子供手当てが支給されるのは、子供が中学校卒業までの期間で、比較的若い夫婦に限られている。逆に40代や50代になると、中学生までの子供のいる人は少なくなり、扶養手当などの控除がなくなるため、増税になる。日本の将来を背負ってくれる子供たちのために余分に税金を払うのは当然と考えるべきだが、これに納得できない人も出てきたという可能性は否定できないだろう。
追加関連記事:
衆院選に問い合わせ急増、与野党公約には賛否(読売 8月9日21時30分)

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2008.09.15 (Mon)
民主党小沢代表が国替えを決心した理由

台風の前触れか、今日は蒸し暑い一日だった
やっと台風が去ったようなので、ゆっくりブログを書けそうだ(安堵)。
選挙の達人、小沢代表が大きな勝負に出たようだ。次期衆院選で岩手から出馬せずに、公明党の太田昭宏代表の地元、東京12区か又は関東のどこかで出馬することを決めたようだ。
前回(2005年)の衆議院選挙の東京ブロックでの当選者のリストを作ってみて、驚いたのだが、小選挙区では、自民党が圧勝していたのだ。民主党で勝利したのは、第18区(武蔵野市、府中市、小金井市)で菅直人氏のみ。12区で公明党の太田氏が当選しているが、あとは、ずらっと自民党議員の名前が並ぶ。小沢代表が東京から出馬しようと思ったのもうなずける。
しかし、3年前と今の国民感情や国民の生活状況は全く異なる。得票数を見てみると、自民党が勝利した全ての選挙区で民主党候補者がわずかな差で次点となっていることからも、今、衆院選をやれば、自民党と民主党の地位は逆転するのは間違いないだろう。
東京ブロック
小選挙区選出議員
定数25 ‐ 自由民主党23、民主党1、公明党1
選挙区 区域 2005年衆院選当選者
第1区 (千代田区、港区、新宿区) 与謝野馨(自民党)
第2区 (中央区、文京区、台東区) 深谷隆司(自民党)
第3区 (品川区、大田区の一部、島嶼部) 石原宏高(自民党)
第4区 (大田区、第3区に属しない区域) 平将明(自民党)
第5区 (目黒区、世田谷区の一部) 小杉隆(自民党)
第6区 (世田谷区、第5区に属しない区域) 越智隆雄(自民党)
第7区 (渋谷区、中野区) 松本文明(自民党)
第8区 (杉並区) 石原伸晃(自民党)
第9区 (練馬区、第10区に属しない区域) 菅原一秀(自民党)
第10区(豊島区、練馬区の一部) 小池百合子(自民党)
第11区(板橋区) 下村博文(自民党)
第12区(北区、足立区の一部) 太田昭宏(公明党)
第13区(足立区(第12区に属しない区域) 鴨下一郎(自民党)
第14区(墨田区、荒川区) 松島みどり(自民党)
第15区(江東区) 木村勉(自民党)
第16区(江戸川区、第17区に属しない区域)島村宜伸(自民党)
第17区(葛飾区、江戸川区、江戸川区小岩事務所管内) 平沢勝栄(自民党)
第18区(武蔵野市、府中市、小金井市) 菅直人(民主党)
第19区(小平市、国分寺市、国立市、西東京市) 松本洋平(自民党)
第20区(東村山市、東大和市、清瀬市、東久留米市、武蔵村山市)木原誠二(自民党)
第21区(立川市、昭島市、日野市) 小川友一(自民党)
第22区(三鷹市、調布市、狛江市、稲城市) 伊藤達也(自民党)
第23区(町田市、多摩市) 伊藤公介(自民党)
第24区(八王子市) 萩生田光一(自民党)
第25区(青梅市、福生市、羽村市、あきる野市、西多摩郡)井上信治(自民党)
民主党は、田中真紀子氏を10区に送って、恥知らずなマダム寿司をつぶし、小沢氏は1区で与謝野と闘うべきだ。12区のナンミョ-など、どうでもいいではないか。今回は、自民党の征伐に絞るべきだ。そうでなくても、すでに官僚や道路族、大企業などを敵に回しているのだ。その上、公明党まで敵に回したら、いくら選挙の達人と言われる小沢代表でも、かなわないだろう。
麻生太郎が総理になった暁には、麻生内閣で高い地位が約束された偽装総裁候補者たちが衆院選で落選して、閣僚に入れなかったら面白いじゃないか。国民生活を破壊した麻生も含む小泉総裁選茶番劇の5人衆を落選させるために国民は団結するべきだ。
比例代表選出議員
定数17 ‐ 自由民主党7、民主党6、公明党2、日本共産党1、社会民主党1
自民党:猪口邦子、土屋正忠(東京18区)、愛知和男、安井潤一郎、若宮健嗣、大塚拓、清水清一朗
民主党:松原仁(東京3区)、長妻昭(東京7区)、長島昭久(東京21区)、小宮山洋子(東京6区)、加藤公一(東京20区)、末松義規(東京19区)
公明党:高木陽介 高木美智代
共産党:笠井亮
社民党:保坂展人
前回、比例代表として、又その前は第6区から出馬していた保坂展人氏も、社民党と民主党との「選挙協力」のための話し合いの末、第8区から出馬することになった。私腹を肥やすことしか頭にない極右爺、石原都知事の息子、石原伸晃の選挙区だ。石原も小泉と同じように日本経済をだめにした新自由主義の最たる主導者である。その上、戦争を美化するような映画も作っている。そんな悪のDNAを受け継いだ石原伸晃を落選させるべく、がんばっていただきたい。
岩手県
1区 階猛(民主党)
2区 鈴木俊一(自民党)
3区 黄川田徹(民主党)
4区 小沢一郎(民主党)
一方、岩手では、4区のうち、3区を民主党が勝ち取った。政権交代のため、命をかけて今回の衆議院選挙に挑む小沢代表の気持ちを、地元の人はきっと理解してくれるだろう。小沢代表のかわりに新人が出馬しても、小沢代表の地盤が固い岩手なら、きっと勝てるはずだ。
参考資料:
衆議院議員一覧(ウィキペディア)
Yahoo!みんなの政治(小選挙区)
植草一秀の『知られざる真実』「茶番の自民党総裁選」解説
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