2010.07.30 (Fri)
前原国交相が両院議員総会を欠席してまで海老蔵・真央の披露宴に出席

「批判は受ける」両院議員総会欠席し、海老蔵披露宴出席の前原国交相
3K 2010.7.30 11:38
前原誠司国土交通相は30日午前の記者会見で、29日に行われた歌舞伎俳優の市川海老蔵さんとフリーキャスターの小林麻央さんの結婚披露宴に出席するため、参院選を総括する民主党の両院議員総会を欠席したことについて、「両院議員総会が決まる前に結婚式の招待状をいただいた。鏡開きをさせていただくという話もあり、当初から決まっていた予定を優先させた」と説明した。
さらに「冠婚葬祭は人生で極めて大事なセレモニーだ。社会通念として、どちらを優先させるのかということを、政治家は判断をする」と述べた。ただ、政務に優先させたことへの批判に対しては「批判は甘んじて受ける」とした。
披露宴には、政界から前原氏のほか、森喜朗、小泉純一郎両元首相も出席していた。
そりゃ確かに冠婚葬祭は人生で極めて大事なセレモニーだよ。自分や自分の家族が主役の場合はね。自分の披露宴と両院議員総会が重なっちゃったら、それは披露宴を選んでも誰も文句は言えないだろう。でも、いくらお友達とはいえ、他人の披露宴なのに大切な仕事をさぼって出席したとしたら、そりゃ、国民から批判を浴びて当然だろう。何が「批判は受ける」なんてひらきなおっちゃってんの?
国民の税金から給与をもらっているのに、肝心な仕事はそっちのけで、芸能人の披露宴にだらしない表情で列席するとは、前原ってヤツはいったい何を考えているのだろうか。
こんなヤツが与党の国交相だっていうんだから、日本の政治家も落ちぶれたもんだ。

写真:照れ笑いしながらケーキ入刀する市川海老蔵と、その様子を優しく見つめる麻央=東京・芝公園(撮影・大橋純人)
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2010.07.25 (Sun)
マイケル・グリーンが小沢一郎にあったのは、米国債を売りつけるためだった
菅直人が、公邸を訪問したジェラルド・チンカスの指示を受けて、参院選前に消費税アップを宣言したのは、増収分の5兆円から10兆円で米国債を買わされる寸法だったかららしい。しかし、参院選での民主党惨敗で、この計画は見事に消えてなくなってしまった。そこで、現在日本で最も実力のある政治家の小沢一郎に泣きついたということだ。
米国の景気がよかったときは、米ドルが世界中で重宝がられていたが、今では、欧州や中東で米ドルを使おうとすると石を投げられるくらい嫌われているらしい(笑)。そりゃそうだ。米ドルの価値はあっという間に下がってしまい、今では紙くず同然とまでは言わないまでも、カナダドルと同じ価値しかなくなっているのだから。
これで、米国の景気が少しでもよくなっているならいいが、今でも最悪の状態が続いているというのだから、米ドルの価値はいまよりもっと下がる可能性もある。この今の状況で日本政府が国民から集めた税金で米国債を買おうというのは、まさに自殺行為だ。日本はこれまでもさんざん米国に協力し、米国のために尽くしてきた。もう、この辺で、米国とは距離を置き、できればきっぱりと手を切ったほうが将来の日本国民のためだろう。
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2010.07.14 (Wed)
木村剛氏が銀行法違反容疑で逮捕される

『週刊!木村剛』より
木村剛・振興銀前会長を銀行法違反容疑で逮捕
(2010年7月14日09時29分 読売新聞)
中小企業向け融資を専門とする日本振興銀行(本店・東京都千代田区)の検査妨害事件で、警視庁は14日朝、同行の木村剛・前会長(48)を銀行法違反(検査忌避)容疑で逮捕した。
木村前会長は日本銀行出身。2004年4月、東京青年会議所のメンバーらと振興銀を開業し、05年1月から社長、同6月に会長に就任したが、今年5月、経営責任をとって会長を辞任した。
あら?木村剛って自民党がバックについていたのに逮捕されちゃったの?と思ったら、民主党政権になってから、小沢系に転向してたって?さすが、その場その場で一番有利な立場を見極められる変わり身の早い人だこと。
それにしても、検査妨害事件で銀行法違反って何?詳しくはわからないけれども、『ステイメンの雑記帖』が要点のかかれた読売の記事を紹介している。
ステイメンさんは、「これをアリの一穴としてコイズミ・ケケ中一味による似非「構造改革」の真相を解明に繋げてほしいものだ!」と締めくくっているけれども、捜査が小泉や竹中に及ぶことはまずないであろう。
追記:
植草さんが、木村剛氏の事件について詳しくまとめられているので、ご参考まで。
木村剛氏逮捕『売国者たちの末路』を見定める
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2010.07.03 (Sat)
小泉進次郎のCM出演は逆効果
進次郎に人気があるということだが、果たして、本当にそうだろうか。
mixiの『民主党 - DPJ - トピック』に面白い記事があったので紹介したい。
このブログの読者だったら、誰もが皆知っている事実なので、それほど目新しいものではないけれど。
mixiのメンバーではない人のために「続きを読む」に内容をコピペさせていただく。
mixiのメンバーの方は、リンク先のコメントを読むのもいろいろな意見があって面白いと思う。
小泉進次郎(暴力団幹部)をCM登用
各放送局でももめているようだけど、民主党の対抗馬よこくめ勝仁を完全無視した動画はすでにYouTubeから削除されてしまったようだけど、挨拶もできないような議員をCMに採用するのはかえって逆効果では?特に、米国、大企業、官僚をもてなした末に利権を手にし、日本国民に痛みを与え続けた政策で悪名高き小泉純一郎元総理の息子となれば、誰もが敬遠するのは当然だろう。
小泉進次郎議員の出演CM、放送する?しない?
(読売新聞 - 07月03日 03:06)
小泉進次郎衆院議員を起用した自民党の参院選向けテレビCMに関して、テレビ各局で放送するかどうかの対応が分かれていることが2日、分かった。
TOKYO MXや独立UHF局などが1日から放送を始めているが、テレビ朝日とテレビ神奈川は放送しないことを決めた。TBS、フジテレビ、テレビ東京は「放送するかどうかを検討中」、日本テレビは「CMの放送予定については答えない」としている。
総務省としては「政党CMの出演は党首が望ましい」との見解があり、日本民間放送連盟の放送基準には、現職議員の出演について「選挙事前運動の疑いがあるものは取り扱わない。ただし党派を代表しての出演は例外である」との規定がある。
TOKYO MXは「CM後半で谷垣総裁も出演しており、小泉氏は党首に準じる者と判断した」と、放送している理由を説明。一方、テレビ朝日は「政党CMの出演者は政党の代表者またはこれに準じる者を原則としており、小泉氏はそれに当たらない」との見解を示し、テレビ神奈川は「小泉氏は神奈川選出の国会議員であり、選挙事前運動につながるおそれがある」と話した。
総務省選挙課は、「参院選ということで、衆院議員が出るのなら問題ないと自民党は判断したのではないか。総務省としてはただちに問題にする話ではない」としている。
(2010年7月3日03時06分 読売新聞)
みなさまは、このCMを見て、どんな気持ちになるだろうか。
2010.06.29 (Tue)
「国民の生活が第一」TBPのお知らせと日本一新基本政策
平野貞夫から御礼
カナダde日本語様には、日本一新の会をお取り上げ頂きありがとうございました。さて、平野貞夫代表より、お取り上げ頂いたサイトにも、お送りするようにとま指示の元、送らせて頂きました。 御サイト読者の方々にも、ご覧頂ければ幸いです。
○御 礼!
日本一新の会・代表 平野 貞夫
「日本一新の会」の発足を呼びかけたところ、想定を超える申し入れをいただいた。この感動を日本の政治に有効に活かしていきたい。
これからのご協力とご叱正をお願いする。
◎「日本一新運動」の原点―1
『日本改造計画』(小沢一郎著・1993年5月)を、改めて読んでみた。
人間の「生き方」について重要な記述がある。
日本改造計画
(1993/05/21)
小沢 一郎
商品詳細を見る
「人類は、人間による自然支配という西洋的価値観から、人間は自然の一部であるという東洋的価値観への転換を迫られている。
東洋的価値観、とくに古代日本の縄文時代においては、人間はまったく自然と共生していた。人間が自然を支配するのではなく、 自然によって生かされていた」。
この小沢氏の発想・感性が「日本一新運動」の原点である。日本の政治家で「共生」という言葉を使ったのは、私の知る限りではこれが初めてだと思う。1993年5月といえば、小沢氏は自民党幹事長を辞めて二年目、幹事長時代の苦悩の体験を生かすため、『日本改造計画』を世に出した。その思想の根っ子に、「個人の自立による真の民主主義の確立」と並んで「共生」という発想があった。
小沢氏は2006年4月、民主党代表選で「小泉政治は自由と身勝手を混同した結果、弱肉強食の格差社会という妖怪を生み出してしまいました。本当の自由とは誰もが共に生きていける『共生』の理念が前提であり、それを保証する規律と責任を伴うものであります。その『共生』のルールが公正なのであります」と述べた。
この理念は、自由党時代の『日本再興へのシナリオ』を起点に、『日本一新11基本法案』を発展させたものである。これが2007年7月の参議院選挙を勝利させた〝国民の生活が第一〟の真言となり、2009年8月の衆議院選挙で民主党が政権交代を実現した原点である。
菅政権になったとたんに「国民の生活が第一」という真言は消えた。そして政策も政治手法も「小泉・竹中時代」を連想させ、歴史を逆流させる事態となった。政権交代を求めた国民の生活を漂流させないため、民主党は徹底した理念と基本政策の議論が必要である。
日本一新運動は、現代情報化社会の時代性を加味して、日本一新基本政策を深化させる試みであり、皆さんもその隊列に加わって頂きたい。
事務局からのお礼とお願い
「日本一新の会」に多数のお申し込みを頂き、心より御礼いたします。 また、思いがけず多数の皆様からカンパを頂きました。当会運営の為の資金として、大切に使わせて頂きます。
現状は、皆様のご協力・拡散のお蔭もあり、事務局は新規登録に追われており、うれしい悲鳴をあげております。
したがいまして、カンパを頂いた方々、拡散にご協力いただきました皆様お一人おひとりにお礼をもうしあげることがかないません。この場を借りて御礼申し上げます。
当会は、緊急的に立ち上げた為、専用システムもなく、セキュリティーも万全でないことから、お預かりした情報から、基本的に、メールアドレス以外の個人情報(住所・氏名・電話番号等)は削除しておりますのでご安心ください。
もちろん、皆様方からお預りしたコメントは平野貞夫が全て目を通しております。
今後とも、当会の発展の為に皆様のご助力を賜りたく、よろしくお願いいたします。
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【政権交代】を実現させたブロガーリスト
お詫び:『鳩山政権』TBPの名前を『民主党』に変えたはずだったけど、すでに同じ名前のTBPを以前に作ってあったので、『鳩山政権』を『民主党』に変えることができませんでした。そこで、『国民の生活が第一』という名前のTBPを新しく申請中です。承認されたらすぐに『鳩山政権TBP』と置き換える予定です。TBPのURLが変わってしまいますが、もしよかったら、ぜひご利用ください。
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2009.11.30 (Mon)
郵政民営化見直し:亀井静香vs竹中平蔵(YouTube動画あり)
植草一秀の『知られざる真実』 亀井静香郵政相との直接対決完敗の竹中平蔵氏
11月28日の読売テレビ「ウェークアッププラス」に亀井静香郵政担当相と竹中平蔵氏が生出演し、直接対決した。論議は明らかに亀井郵政担当相の勝利だった。
郵政改革と経済政策が論議された。いずれも竹中平蔵氏が日本政治史に大きな汚点を残した分野である。
鳩山政権与党は8月30日の決選の総選挙に際して、「郵政改革の実現」を政権公約に掲げて選挙を戦った。国民は鳩山政権与党を全面的に支持し、圧倒的多数の議席を付与した。「郵政改革の実現」は国民の強い意志である。
1995年の総選挙で国民は小泉竹中政治の郵政民営化路線にゴーサインを与えた。この選挙結果を受けて郵政民営化が実施されたが、郵政民営化は国民の意思を離れた方向に向かってしまった。「郵政民営化」の美名の下で進展したのは「郵政米営化」あるいは「郵政私物化」と呼ばれるものであった。
この動画を見ると、郵政民営化によって私腹を肥やした竹中が必至で民営化を正当化しようとしているんだけど、ぜんぜん説得力がなく、植草さんが述べられているように、完全に亀井静香郵政相に負けていた。いまや、郵政民営化が失敗だったことは周知の事実である。
それにしても、竹中・小泉のイヌ、西川善文前日本郵政社長が今度は三井住友銀行の顧問に就任したとか。
『晴天とら日和』 亀井静香Vs竹中平蔵+西川善文前社長が三井住友銀行の顧問に就任.
もし、三井住友銀行に口座を持っていたら、絶対に他の銀行に移しただろう。散々郵政民営化で利権を得てきた西川に、これ以上儲けさせたくないからね(笑)。
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2009.10.21 (Wed)
斉藤次郎氏の日本郵政社長就任は吉と出るか凶と出るか
正確で便利で低料金が求められている郵便や貯蓄などのサービスは、民営化された企業がやるよりも、国営化されたほうが国民にとっては使い易いのだ。それは誰よりも国民が一番わかっていることだと思う。
それにしても、いきなり日本郵政の社長に抜擢された斉藤次郎氏とはいったいどんな経歴を持った人なのだろうか。
2009.10.20 (Tue)
日本郵政の西川社長辞任で小泉・竹中泪目
政権交代で、なんか悪者がどんどん表舞台から消えて行くのを見るのは、ネトウヨが発狂するのを見るのと同じくらい楽しいね♪これまで国民の血税を米国に売却してその利権を貪り尽くしてきた売国奴、小泉や竹中も今頃は泪目で、いつ逮捕されるかとビクビクしてたりして。
ハエを追い払うようにマスコミのカメラを憮然として追い払う西川元社長。これまでどれだけひどいことをやってきたのか、わかってんの?全く反省の色が見られないようだ。
日本郵政の西川社長、辞意固める(TBS動画)
郵政見直し:西川社長が辞意 後任は外部起用軸に
(2009年10月20日 12時12分 更新:10月20日 13時8分)
日本郵政グループの持ち株会社、日本郵政の西川善文社長(71)が、辞任する意向を関係者に伝えていたことが20日、明らかになった。鳩山内閣では亀井静香金融・郵政担当相などが西川社長に自発的に辞任するよう強く求めており、20日に郵政民営化見直しの閣議決定が行われたことも踏まえて、辞意を固めたものとみられる。小泉内閣以来、自公連立政権が進めた郵政民営化は、組織、人事とも大きな転換点を迎える。【望月麻紀】
(後略)
とらちゃんが過去の関連記事や動画も含めて、たくさんの情報を集めてくださっている。
『晴天とら日和』 やっと、西川のジイサン辞任する気になったか。ヤレヤレ、。。。(郵政次期社長に、「植草一秀」氏を推薦します!)
植草さんがお喜びになるのも当然だろう。
植草一秀の『知られざる真実』 日本郵政西川社長解任の方向が明らかになった
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2009.09.21 (Mon)
「小泉進次郎」総裁de自民党消滅

この記事について、二つのブログがとても対照的な意見を書いていて、面白かったので紹介したい。
写真右:『財団法人 日本将棋連盟HP』 棋士紹介 米長 邦雄(よねなが くにお) 永世棋聖より
まずは、さすがは竹を拡散波動砲で原子単位まで破壊したような性格だけあって、いつもとても鋭い視点で書かれている浪人さんの『或る浪人の手記』 発狂した惨景珍聞から。
wwwwwwww
これは酷い、酷過ぎるwwwwww
こんなん、野牛スパムくんのオモシロ作文とレベルが変わらないぢゃないかwwwwww
仮にも全国紙ともあろうものが、こんな低レベルな、小学生でも鼻で笑うしかない代物を載せて、それも「正論」とか言っちゃうなんて、本当にそれでいいのか?
カスゴミが紡ぎ出すバカ作文は数え切れない程にあったけれど、ここまで酷いのは、アカピーのバカ宮くんの作文くらいしか思い付かない。
で、誰が書いてるのかと思えば、永世棋聖(笑)の米長邦雄大センセイぢゃあーりませんか。
あんたわよ、将棋は確かに強いかも知れないが、それ以外は一般人どころかキムチにも劣る低劣な人格の持ち主なんだから、世間様の前に将棋以外で出てくんなよ。
あ、そうか、だから同じく低劣極まりない存在である小泉ジュニアと気が合うのか、納得。
まあいいや、久々に名前見たから、手持ちの資料からこんなのを転載しておいてやるw
Tags : 米長邦雄 |
小泉進次郎 |
自民党総裁選 |
小泉純一郎 |
稲田朋美 |
産経新聞 |
正論 |
財団法人 |
日本将棋連盟 |
2009.09.03 (Thu)
鳩山論文批判は小泉純一郎とジェラルド・カーチスの仕業だった

米国では、米国大統領選挙が終わった時点で、次期大統領になるオバマに対して、尊敬の念をこめてかどうかはわからないけど、「オバマ次期大統領」と呼び名が変わっていたが、日本のメディアでは、いまだに鳩山代表と呼ばれているのはなんか腑に落ちない。もうすぐ総理になるんだから、「鳩山次期総理」とか「鳩山次期首相」と呼ばれるべきではないか。
きっこちゃんが、「米国の鳩山批判に小泉氏の影」というエントリーで、ニューヨークタイムズ紙などの一部のアメリカのメディアが、民主党の鳩山由紀夫代表が日本の月刊誌「Voice」9月号に寄稿した論文の一部を意図的に抜粋し、鳩山代表や新政権に対する批判を繰り広げている問題で、その裏で小泉純一郎やその飼い犬であるジェラルド・カーティスが糸を引いていることを明らかにしている。
ニューヨークタイムズ紙の抜粋では、省略が目立ち、「日本は米国主導のグローバリズムという名の市場原理主義に翻弄され続けてきた」という点と、「米国の国力が衰える情勢でのアジア統合の重要性」を訴えているというともすれば、米国批判としてとられかねない2点のみが強調されて紹介されている。
9月2日付けの英語版のロイターにも、鳩山論文に対するジェラルド・カーチスのコメントが載っていたが、恣意的に日米の喧嘩を煽るような悪質なコメントだった。
小泉がきっとジェラルド・カーチスに米国のメディアに民主党批判の記事を書くように依頼したのだろう。逆に、英語の報道に小泉を褒めるような内容の記事が多いのも、ジェラルド・カーチスの仕業かもしれない。
麻生太郎のときは日本語の論文でさえ見たことがなくて、英語の論文なんてとてもじゃないけど書けなかったのに比べると、米国ではジェラルド・カーチスによって偏向的に報道されているが、それだけ話題になるのはいいことだと思う。
今日、鳩山次期首相が初めてオバマ米大統領と電話会談をした際に、前述した米メディアの批判も踏まえて、日米関係を重視していることを強調し、政権交代できたのも、「大統領が勇気を与えてくれたおかげ」とオバマに感謝の意を示したそうだ。衆院選終盤での鳩山氏の演説はまるでオバマが乗り移ったかのように表現力が豊かになり、それが人々の心を民主党へと動かしたことを考えると、鳩山氏にとってはオバマのおかげで最後までがんばれたという意味で謝意を述べたのだろう。
個人的に、去年末の米国で米民主党が圧勝したときに初めて、この調子なら日本でも政権交代が実現するかもという実感がわいてきたし、オバマのスピーチのスタイルを参考にできたおかげで、民主党が自公政権に圧勝できたというのも理解できる。
なにはともあれ、去年の小沢代表の秘書が逮捕されたときに発足した第三者会議での質疑応答のときから民主党バッシング、自民党、公務員擁護の姿勢を示してきたジェラルド・カーティスにはくれぐれも気をつけなければならない。
関連記事:
ジェラルド・カーチスの正体
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