2009.09.01 (Tue)
小選挙区では落選したのに比例でよみがえった自民党の粗大ゴミ議員たち
最近では新しくTBしてくださる方も増え、リスト配信数、トラックバック数ともに次点の自民党系TBPに大差をつけてトップだった。
トラックバック(TB)数:28,780
作成日:2007.09.14
昨日の配信数:42,886
しかしながら、自エンドを達成し、政権交代が実現したからと言って喜んでばかりはいられない。こいつらこそ落選すべきという自民党議員が比例で大量に復活しているからだ。みちのくさんからも、下記のようなコメントをいただいた。
中川昭一の落選するのは当たり前ですが、
麻生太郎、福田康夫、安倍晋三、森善郎、竹部勉、町村信孝、
甘利明、中川秀直、二階敏博、小渕優子、小泉進次郎、谷垣禎一、
石原伸晃、小池百合子、平沢勝栄らが落選しないで、
当選したことが本当に許せません(怒)
確かに、海部俊樹元首相は落選したけれども、あれだけ評判の悪かった麻生太郎、福田康夫、安倍晋三、森善郎ら首相経験者や小渕優子や小泉進次郎ら元首相の娘や息子が当選したのは不思議だった。小泉進次郎多の場合は、ライバルの民主党議員を無視した動画が広く知れ渡り、かなり選挙に不利に影響したにもかかわらず、当選している。
日本の昔話に「つるの恩返し」という逸話があるが、日本人は義理堅い国民なので、地元の国民は恐らく、地元から首相が出たということでその地域になんらかの恩恵をもたらした元首相やそのご子息に尊敬の念を抱き、選挙で応援しているのだろう。又、首相経験者や閣僚経験者は、経済的に豊かであり、選挙活動費などにもあまり不自由しないということも当選しやすくなる一因かもしれない。
今日のニュースで小泉内閣では財務大臣を務め、総裁選にも立候補した経験のある谷垣禎一氏の選対副本部長の弟が買収容疑で逮捕されたことが報道されていた。これは氷山の一角にすぎないと思う。
谷垣氏選対副本部長の弟逮捕=買収容疑で京都府警
今回は小選挙区で国民から国会議員として期待された役割を果たさずに落選させられた多くの議員が、比例復活という形で当選したが、これもおかしな話だ。ESQさんもおっしゃられるように、民主主義に反していると思う。
『Nothing Ventured, Nothing Gained.』 衆議院選挙2009を振り返る(自民党にゾンビ議員が大量発生等に思うこと)
小選挙区で、ノーを突きつけられた人が比例で復活するのは、いくら死票の反映といっても、非民主的であると思えて仕方ない。死票となった声を反映しているのだから、むしろ民主的という考え方もあり得るとは思うが、やはり、小選挙区での敗北を見越した保険制度のような気がしてならないのである。
そもそも比例制度は少数者の声の反映という意味合いで作られたものであるが、私はむしろ重複制度はやめて、比例単独候補を増やして活動させる方が、良いと考えている。
なぜなら、いわば有権者は一人2票持っているわけであって、そのうちの比例票はあくまで小選挙区の候補ではなく、政党に対する票なのであるから、その票により小選挙区で落選した人物がゾンビとして復活するというのは、制度の本来的趣旨からいって、整合的ではないように感じるわけである。
自エンドは成し遂げたものの、町村信孝、 甘利明、中川秀直、二階敏博、小渕優子、小池百合子、野田聖子ら自民党の粗大ゴミ議員の給与が、国民の税金から支払われ、いまだに国会でウロチョロするというのは何とも目障りなものだ。比例制度の見直しが求められる。
Tags : 比例復活 |
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2009.08.31 (Mon)
日本の夜明けと国民主権政治の始まり

『亡国魑魅魍魎録』のみーけさんがこれまた傑作な自エンドポスターを作ってくださいました。
政権交代成って、パソコンの前で美酒を飲み交わされたみなさま、当選者のリストを眺めながら、これほどおいしいお酒は久しぶりでしたね。今回の自民党の歴史的惨敗、民主党の戦後最多議席数獲得で勝ち取った政権交代は、毎日忙しい合間をぬって共感できる記事を書いて下さったカリズマブロガーのきっこちゃんや植草さん、そして「自エンド」TBPやブログ村トラコミュ「自エンド」の仲間の努力の成果であり、又、貴重な情報やブログの感想などをコメントしてくださったり、TBしてくださった読者の方々のおかげだと信じている。つまり、今回の政権交代は、もちろん民主党を中心とした野党政治家の方々の努力の結晶であるけれども、同時に私たち有権者の積極的な政治への働きかけの結果でもある。
「自エンド」TBPやブログ村トラコミュ「自エンド」はこれで役目を果たしたわけだけど、植草さんの問題がまだ残っている。政権移行が完全に終了し、植草さんがご帰還されるまで、自エンドのリンクはこのままにしておくつもりだ。その後は、民主党を見守っていくために、「民主党」のリンクリストに変えようと思う。
今日は日曜日だったのに日本時間深夜0時(カナダの午前11時)は、ワイナリーへの訪問客も少なく、無事一人でニヤニヤしながら、ワインで自エンドの祝杯をあげることができた。仕事仲間から、「何か嬉しいことでもあったの?」と聞かれたので、「うん。ついに日本で60年続いたLDP(自民党:Liberal Democratic Party)の悪政に終止符が打たれて、DPJ(民主党:Democratic Party of Japan)によって政権交代が実現したんだよ。」と言うと、「へえ~。同じ政権が60年も続いていたの?」と驚いていた。
仕事から帰ってから、テレビをつけたら、北米のニュースでも、約半世紀に渡って日本の政権を治めてきた自民党政権が終わり、麻生太郎が辞任することを伝えた後、次期総理になられる鳩山由紀夫氏の顔が大きく映し出され、鳩山氏の簡単な経歴が紹介された。
夕食後には、パソコンの前でとらちゃんが作ってくださった当選者のリストを眺めながら2度目の祝杯をあげた(笑)。こんなに詳しい当選者のリストを作ってくださったなんてありがたい・・・・。
悲願の「政権交代」成る! (第45回衆議院議員選挙『当選確実者速報』その1)
野田聖子も、中川(女癖)も、北海道のイヤミ(町村)も、政界の尻軽女も、比例復活してきた~!(第45回衆議院議員選挙当選者・その2)
民主党議員の当選者リストはこちら↓
第45回衆議院議員選挙 民主党議員当選者一覧
時事通信によると、各都道府県選管が発表した第45回衆院選の投票率は、69.28%だったそうだ。70%を超えることはなかったが、四捨五入すると間違いなく70%になる。67.51%だった前回の2005年の郵政民営化選挙を1.77ポイント上回り、現行の小選挙区比例代表並立制が導入された1996年以降の選挙では過去最高だったとか。
議席に関しては、民主党の圧勝で、小選挙区で前回選挙の52議席から221議席、比例も前回の61議席から87議席を獲得し、単独では戦後最多の308議席を獲得した。一方の自民党は、公示前の300議席から小選挙区64、比例55の119議席に激減。公明党も小選挙区に擁立した8候補が全員落選し、比例で21議席を獲得したが、公示前の31議席から10席も減少した。
共産党は比例で9議席を、社民党は選挙区3、比例4の計7議席を獲得し、公示前勢力をそれぞれ維持。公示前4議席のみんなの党は5議席(選挙区2、比例3)に伸ばし、同じく4議席だった国民新党は選挙区での3議席に減らした。新党日本と新党大地は1議席ずつを得た。
残念ながら、ずっと応援してきた社民党の保坂展人氏は比例でも当選できず、安倍晋三と一騎打ちに出たとくらたかこさんも当選できなかった。逆にあの完全無視属の小泉進次郎が当選し、ザウルス森まで当選してしまった。さらに、片山さつきは落選したが、小池百合子も野田聖子も比例でカム・バックだなんて許せねえ~。それでも、次の衆院選までの命だろう。議員生活最後の4年間を野党議員として、反省しながら過ごして欲しい。
そんなムカつく気持ちも、鳩山由紀夫次期首相の記者会見を見て、この人になら任せられると落ち着いたので、記者会見の要旨、動画、そして、鳩山氏の私たち国民へのメッセージをみなさまにもぜひ聞いていただきたい。
Tags : 政権交代 |
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2009.08.26 (Wed)
降伏実現党のヤヴァ~イ動画
国民の恐怖を煽って支配しようとする。まるで旧日本軍や自民党と全く同じ。こんな政党が政権を握ったら、とんでもないことになっちゃうよ。もっとも、その可能性は限りなく低いから安心しているんだけどね。
関連動画:
Nanking
幸福実現党・泉としひこ×自民党・小池ゆりこ 拉致問題街頭演説2/2
2009.08.25 (Tue)
田中真紀子氏が東京10区で江端貴子氏を応援
衆院選東京25区から無所属で立候補した鈴木泰氏は、昔、旧民主党の公認を受けて同区から出馬したこともあるが、現在は民主党員ではなく、無所属となっている。それなのに、彼のポスターには、「初代民主党東京25区候補」「西多摩に民主の風を」などとまるで民主党議員と間違えるような文字が並んでいたという。
このように、ただ今人気絶好調の民主党だが、こういう時にあの舌口調(ぜっこうちょう)の田中真紀子さんの応援でまさに、先日も書いた通り鬼に金棒だ。
民主党に入党したばかりの真紀子さんが衆院終盤戦で接線の民主党候補者の応援で大活躍している。8月19日には東京10区で小池百合子と熱い闘いを繰り広げている江端貴子氏を池袋で応援した。その時も、小池に対して、「なんですか、あの方は。何回も(政党を)渡り歩いて平気な顔をしている。兵庫に骨をうずめる、浮気もしませんと言いながら刺客第1号で東京に来た。自民党じゃなく、自分党」と“口撃”した。そういえば、マニフェストも自民党のものとは違った自分党独自のものを作りたいとか何とか言ってたっけ(笑)。
8月24日には、真紀子さんは東京14区で自民党の松島みどり氏を猛追する民主党の木村剛司(きむら たけつか)氏の応援に駆けつけた。そこでも、真紀子節は絶”口”調で、「口の曲がった総理大臣や、気が抜けたサイダーのような官房長官をまだ見たいんですか」とこき下ろした(爆)。
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2009.07.18 (Sat)
麻生が「なんちゃって衆院解散」
中川秀直元幹事長ら反麻生派は、衆院を麻生で闘えないとして、両院議員総会開催を求める署名を集め、両院議員総会で麻生に退陣を迫ろうとしたが、党所属議員の3分の1に当たる128人に満たないという理由で却下された。実際は、署名は133人に達したが、細田氏ら執行部が15日夜から16日夜にかけて、中川氏らの署名に応じた議員の切り崩しに全力を上げたせいで、署名を撤回する議員が数人出た。又、自民党都議団なども、麻生降ろしに加担する国会議員は、衆院選で応援しないと圧力をかけた。中川氏とともに署名活動の中心となった加藤紘一元幹事長は「党公認を外すとか、若手議員への圧力があった」と悔しさをにじませた。
一方の野党が内閣不信任決議案を衆院に提出し、否決させて「麻生おろし」の動きを抑えたことも功を成した。自民党内で「麻生おろし」が激化した場合、執行部は、「内閣不信任決議案」が否決されたことを理由に「麻生おろし」の動きを抑えることも可能であろう。国民にとっても、古鼠以降、これまで民意の反映されない無能な首相が安倍、福田、麻生と1年ごとに変わり、この上、4人目を迎えることはとうてい許されることではない。
だいたい、内閣不信任決議案を衆院本会議で与党の反対多数で否決しておいて、「麻生おろし」をするというのはかなり矛盾していると思ったが、結局はそういった姑息な手を使ったせいで「麻生おろし」は失敗に終わった。本気で「麻生おろし」をしたかった自民党議員たちは、内閣不信任決議案を否決するべきではなかった。
さてさて、これからが面白くなる自民党崩壊の最後のクライマックスだが、果たして、自民党から多くの離党者が出て、党が2つに分断されるのかどうかに注目が集まっている。今回、中川秀直の後ろには、古鼠の影がちらほら見えるが、小池百合子もわざわざ自身のブログ(探したが見つからず。メルマガのことか?)で、小泉が「麻生さんは堂々と両院議員総会を開いて、堂々と出ればいい。」と述べたことを紹介し、「総会で小泉さんがほえたら、さぞかし流れが変わるだろう」と勘違いもほどほどにしろと言いたくなるような期待を述べている。小池は、小泉のパワーがいまだに健在であると思っているらしい(笑)。
今回の自民党内のごたごたで、閣僚で三役も負かされ、珍重されているかのように見えた与謝野馨までが麻生を裏切ったのは意外だった。石破茂の意見が二転、三転したのも笑えた。政治の世界の汚れた一面を見たようだった。いまだに自民党内の解散への抵抗勢力は強いのではないか。
最後の最後に両院議員懇談会で、衆院解散を拒む閣僚が出たら、解散できなくなるのではという不安もあったが、それもいらぬ心配だったようだ。首相官邸側は、署名を拒む閣僚の罷免手続きなどに掛かる時間を確保するために、衆院解散を決定する21日の閣議の開始時間を午前9時から8時へ1時間早めたそうだ。閣僚が署名を拒否した場合、麻生太郎首相が直ちに罷免し、首相による閣僚兼任や、閣議書の再作成などの手続きを経て、解散を閣議決定するとしている。かなりの強硬手段をとりながらの警戒解散らしい。
麻生は去年秋就任直後に解散しておけば、これほど馬鹿で無知であることを晒すこともなかっただろう。その後も何度も解散のチャンスはあったはずなのに決断力のない麻生はそのつど見送った。今回の解散は、「小雨の間、いつまでも雨宿りし続け、最後は土砂降りの中、飛び出さざるを得なくなった最悪のタイミング」で行われる「土砂降り解散」、逃げ場を失った「がけっぷち解散」、自ら自然崩壊する「自滅解散」、政権交代のための「政権交代解散」、何も考えずにただ自暴自棄で行われる「破れかぶれ解散」など絶妙なネーミングがつけられているが、結局のところ、投開票日は8月30日で衆院任期満了の9月10日からすると10日早まっただけであり、とても解散とは呼べないものであるのは確かなようだ。「なんちゃって解散」「任期満了に限りなく近い解散」と名づけた方がいいかもしれない。
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2008.09.26 (Fri)
小泉引退のニュースで交差する喜びや怒り

写真:小泉元首相が引退、次期衆院選に出馬せず
神奈川県横須賀市の事務所を後にする小泉純一郎元首相(25日午後7時30分ごろ)=狩野洋平撮影(読売新聞)
<小泉元首相>存在感・神通力薄れ 小池氏も総裁選惨敗(毎日新聞 09月26日)
小泉純一郎元首相の引退表明は、小泉改革路線の見直しを鮮明にする麻生太郎新首相の始動の日と重なった。01年に首相に就任して以来7年余り、小泉氏の動向は常に政界の関心事だったが、自民党総裁選で「小泉路線」の小池百合子元防衛相が敗北したことは、自らの存在感が希薄になったと悟る引き金になったようだ。
「小泉氏は(サプライズを生む)魔法のつえをなくしてしまった。次期衆院選で小泉氏が応援しても小泉チルドレンは負けるだろう」
長く秘書として仕えた飯島勲元首相秘書官は、引退の報を聞くと周辺にこう語った。
今回の総裁選で小泉氏は完全に「蚊帳の外」に置かれた。自らの後継者に指名した安倍晋三元首相は「小泉路線」の見直しを目指す麻生氏を率先して支持。麻生氏も小泉政権時代、政調会長、総務相、外相と重用した経緯があるだけに、かつての部下たちの裏切りは「屈辱」だったとみられる。小泉政権の防衛庁長官で総裁候補の一人だった石破茂農相は25日、記者団に「麻生政権の使命は小泉改革の負の部分を検証することだ」と強調した。
小泉氏は総裁選さなかの12日、小池氏支持の武部勤元幹事長らに「自民党は大変な危機なのに、危機感がまだ足りない」と指摘し、いら立ちを示したが、得票率は麻生氏66.9%に対し、小池氏8.8%。しかも、小池氏は地方票がゼロ。01年の総裁選で地方票が小泉氏で雪崩を打ったのと好対照だった。
これでは、衆院選前後に新党を結成し、キャスチ(ティ?)ングボートを握るのは難しい。05年の郵政選挙大勝で膨れ上がった自民党の議席も、次期衆院選で大幅減は必至。小池氏や中川秀直元幹事長らの「浸透力」の弱さを目の当たりにし、「小泉時代の栄光」が雲散霧消する前に、身を引いたという感が強い。
中川氏は25日、「小泉政権、小泉改革がなければ90年代の失われた10年は終わらなかった」と語ったが、「反麻生」で反転攻勢に出るための後ろ盾が失われるショックは隠せなかった。【中川佳昭】
注:赤字は美爾依が追加したもの。
自民党にしては、地方で悪評の高い小泉に衆院選前に引退してもらった方が選挙には有利だから、今頃大喜びしているだろうね。小泉チルドレンなんて問題ばかり起こすだけで、もともと何の役にもたたないカスのようなものだから、全員いなくなった方が自民党にとってもせいせいするだろうし。
それにしても、小泉派、小池が地方で全く票を取れなかった事がよほどショックだったのだろう。小池も麻生内閣に入閣することを辞退したことだし、これから、二人で結婚するかどうかはわからないけど、ゆったりした引退生活を送ったらよろしい。小泉は、引退するけれども、政治は続けるといっているが、もう人前に出てくるな。
天木直人氏が、小泉引退をいち早くブログで報告し、これでブログを続ける意味がなくなったとおっしゃられているのが気になるが、天木氏には、少なくとも政権交代まで続けていただきたいと思う。
小泉元首相の引退声明とともに私のブログも役割を終える(2008年09月25日)
そして、小泉に痴漢冤罪で3ヶ月以上も拘留されてしまった植草一秀氏にしても、小泉の引退を複雑な心境で見守っていらっしゃるのではないか。
「小泉改革」の評価
それから、小泉政権を辞めさせるために「STOP (THE) KOIZUMI」を立ち上げたのはいいが、主催者のあまりものスタンドプレーと信用を欠く言動に仲間はみんな幻滅し、このキャンペーンはいつのまにか立ち消えし、肝心の小泉在任中に小泉政権をSTOPさせるという目的は達成されなかったテサロニケ大魔神。
右にも左にも上にも下にも何にでも化けるテサロニケ大魔神だが、今回の小泉引退のニュースを聞いて、又、いつもの不可解な長文を書いていると思いきや、なぜか英語で短く反応している。
「STK STK - WITH A FULL OF MY DEEP EMOTION - STK STK」というエントリーで、
YES, KOIZUMI STOPPED.
そして、まだ全てが解決されたわけではないとの趣旨の英語も書かれ、竹中平蔵の写真が追加されている。
これを見る限り、まるで、自分のSTKキャンペーンが小泉をストップさせたかのように勘違いされているようだが、それは違うだろう。AbEndが安倍を一年で辞任に追い込んだAbEndキャンペーンとは違い、又、福田を一年で辞任に追い込んだ自エンドキャンペーンとも違い、小泉の内閣総理大臣の在任期間は1,980日と、戦後の内閣総理大臣としては佐藤栄作、吉田茂に次ぐ第3位の長期政権となり、中曽根康弘以来、初めて辞任せずに自由民主党総裁としての任期を全うした男だ(笑)。
そして、まず、その記事のタイトルだが、文法的に、"EMOTION"(感情)は数えられない名詞なので、その前に"A FULL OF"を使うのは間違い。"EMOTION"の前に”MY”も入れるべきではない。正確には、"With deep emotion(s)"だけでいい。"EMOTION"が複数形になるのは、感情の中には、1つの感情だけではなく、いろいろと入り乱れているため。テサロニケ大魔神は、「STOP (THE) KOIZUMI」からして、"THE"は文法上誤りだと助言したのにもかかわらず、いまだにそのまま使って恥をさらしている。この人も又、馬に念仏である。
そもそも、大魔神がなぜAbEndキャンペーン成功後に、突然自民党支持者に化けたのかいまだに不可解である。で、この大先生、やたらと変なカタカナ語を文中に使うことが多いんだけど、その使い方がいつもおかしいのが非常に気になる。名詞を動詞として使ったり、動詞を形容詞として使ったり、とにかくめちゃくちゃなのだ。
まあ、「馬に念仏」な大魔神を批判しても、時間の無駄なので、この辺でやめておくが、とにかく、小泉が引退したことが、少なからずも与党に衝撃を与えたことは確かだろう。ただ、政権交代に有利になったのかどうかは、わからないが、小泉の後を継ぐ予定の次男進次郎(27)氏は、自分の父親がぶっ壊した日本を立て直すためにも、小泉とは正反対の政治家になって欲しい。まあ、「カエルの子はカエル」で無理かもしれないけど・・・・。
しかし、『パタリ』の「小泉、逃がさんぞ!罪は償わせよう!!」というエントリーにも書いてあるとおり、多くの人から職を奪い、給与を下げ、生活費の負担を増やすなど国民を虐待した小泉の罪は決して許せない。政権交代でぜひ小泉の悪事を全て暴き、白昼にその罪をさらそうではないか。
参考記事:
小泉発言録
戦後最悪の首相 小泉純一郎を断罪する!
小泉純一郎(ウィキペディア)
『保坂展人のどこどこ日記』小泉元総理、政界引退、自民党政治の終わりの始まり。
ジュリーの『我が窮状』がYouTubeにアップされたので、最後に、ブッシュに言われるままにイラク戦争に加担したり、靖国参拝を繰り返しては、戦争や英霊を美化しようとした小泉に捧げたい。
我が窮状
小泉は、自分に状況が悪くなってきたからトンズラするつもりだろうが、引退する前にこれまで自分が不幸にしてきた国民に土下座して謝れと思ったら、今日もランキングの応援よろしくお願いします。

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2008.09.06 (Sat)
衆院解散10月上旬、衆院選11月9日が有力らしい

総裁選候補者の支持基盤交錯、津島派は「草刈り場」懸念より
政府御用新聞によると、衆院選の日程は5日に自民党が公明党と調整に入った結果、下記の日程が有力らしい。
9月24日 臨時国会
9月29日 新首相の所信表明演説
10月1~3日 衆参両院で各党代表質問
10月3日~6日 衆院解散
10月28日 公示
11月9日 投開票
新内閣誕生後は支持率が高いことから、公明党は「新内閣の支持率が最も高いタイミングでの選挙が望ましい」としているそうだが、すでに2度も首相が途中でトンズラした自民党だよ。はたして新内閣ができたからといって支持率が上がるだろうか。麻生太郎が総裁になったら、きっとマンガ関連の株は上がるだろうけどね。まあとにかく衆院解散が早まることに越した事はない。
5日付けのスポニチによれば、「10月解散」には、矢野絢也元公明党委員長が創価学会を相手に損害賠償請求を起こした問題をめぐり、野党が検討している矢野氏の参考人招致を回避したい公明党の思惑も働いているとみらているそうだ。
10月上旬衆院解散ということは、もうほとんど時間がないではないか。道理で「民主党が次期衆院選で現在「内定」扱いとなっている公認候補者244人全員を一括して正式に公認決定する方向で検討に入った」(毎日新聞)わけだね。
みなさま、衆院選はもうすぐですよ♪このブログでは早期の衆院解散、総選挙を求めてきたけど、それにしても、まさかこんなに早く衆院解散になるとは・・・・。みんなで毎日政治について思った事をブログで発信していくことの大切さをしみじみと感じた。やはり、ブログを通した国民の声が政治家の皆様にも届いているということでもあるのかな。
来年の9月まで待ったところで、自民党の支持率はどんどん下がる一方だから、なるべく早い時点で衆院解散して民意を問いただした方がいいと思ったら、今日もランキングの応援宜しくお願いします。

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2008.09.05 (Fri)
自民党総裁選より総選挙

カナダではこのところずっと涼しくなってきたから、このまま秋に突入かと思ったら、どっこい。昨日はとても暑い真夏日だった。今日は少しは涼しくなったけど、それでも日中はけっこう暑かった。
植草一秀の『知られざる真実』にも書かれている通り、自民党は福田総理の「職場放棄」「政権投げ出し」の不祥事を次期自民党総裁選の「広告宣伝活動」に転化している。
実際、福田の後任者は暗黙の了解で麻生太郎に決まっているにもかかわらず、その他の小池百合子元防衛相(56)、与謝野馨経済財政担当相(70)、石原伸晃元政調会長(51)、石破茂前防衛相(51)、山本一太副外相(50)などとてもじゃないけど総裁の器じゃない人々を担ぎ出して、これでもない、あれでもないとバカ丸出しの偽装候補者議論を展開している。実にばかばかしい。こんなことに税金を使うよりも、不祥事を自覚して、内密に素早く後任を決定するべきだ。
福田首相が辞任する少し前の記事になるが、「市民社会フォーラム」のMLで岡林さんが面白い情報を載せてくださっていた。自民党総裁が誰になろうと今度の総選挙では、自民党が100議席以上失う一方、民主党は議席を倍増させるというのだ。
「麻生首相」でも歴史的惨敗!?…自民100減予測(zakzak 8月25日)
北京五輪も終わり、永田町の関心は年内にも行われる可能性がある解散総選挙に移った。政治評論家の小林吉弥氏が獲得議席を予測したところ、福田康夫首相率いる自民党は100議席以上を失う歴史的惨敗を喫し、公明党と合わせても過半数(241議席)に届かず、政権から転落する一方、小沢一郎代表率いる民主党は倍増させ、他の野党とともに政権交代を果たす結果となった。仮に福田首相から麻生太郎幹事長にバトンタッチした場合も、自民党の過半数割れは必至の情勢という。
「年金問題や後期高齢者医療問題などで、有権者は自民党政権の疲弊や限界を確信した。これが怒りとなり、全国的に『政権交代させなければ』という意識が広がっている。この流れは麻生首相でも変わらない」
選挙予測に定評のある小林氏は断言する。
(詳細を読む)

こういった記事を産経系のzakzakが取り上げるというのが意外だったが、この記事にあるようにいまさら、自民党で誰が首相になったって腐敗政治は変わらないのに、なんとか政権交代を阻止しようと必死で最後の悪あがきをしている様子はとても見苦しい。
自民党は、とにかく早く総裁を決めて総選挙をしろと思ったら、今日もランキングの応援よろしくお願いします。

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2007.11.30 (Fri)
「女の直感」を自慢する小池百合子

ところで、なぜこんなに石油が値上がりしているのかって日本ではあまり知られていないようだけど、カナダで言われているのは、中国の自動車利用者の急激な増加が原因の一つになっているということ。誰でも知っているように、昔は中国では自転車が主な乗り物だったんだけど、最近では中国の車の数が激増し、それに伴って、石油の需要が供給よりもずっと高まった。だから、石油の値段が上がってしまったそうだ。
これはずっと前から予測されていたことだけどね。中国人だけがいつまでも自転車に乗っているわけにはいかないだろうし、いつかは車に乗り換える日がやってくるのは誰もが予期できただろう。

ここまで原油価格が上がってしまったら、石油以外、できればソーラーシステムや電池などで動く車を安く作れたら、大儲けできるだろうね。今でも燃費がよくて、環境にやさしいと言われているハイブリッドエンジン搭載のTOYOTAプリウスとかレキサスとかHONDAシビックとかいろいろあるけど、値段が高すぎて、確かに石油代は安く済むだろうけど、もとの値段があまりにも高いから、結局は普通の車を買った方が安くつくことになる。これで、ハイブリッドカーが普通の車の値段と同じになってくれたら、いいのだけどね。
使いもしない防衛ミサイルとか米軍基地のために税金を使うんだったら、こういったハイブリッドカーを作っている自動車メーカーに特別手当を出してハイブリッドカーを安く作ってもらえば、車を利用する国民にその恩恵が戻ってくるし、環境汚染対策にもなるだろう。今の政府は全く国民のことを考えずに私利私欲を満たすためだけに存在しているって言われてもしょうがないほど汚職だらけ。一方の国民も石油や灯油が値上がりしても何の文句も言わないし、防衛省汚職が蔓延してもわれ関せずって感じ。これじゃ、生活は良くならないよ。

防衛省と言えば、元防衛大臣のマダム寿司が又余計なことを言って非難をあびている。
小池氏、前次官に「女の直感」
女の直感で「よろしくない」=守屋容疑者について小池元防衛相
(時事通信社 - 11月29日 15:01)
自民党の小池百合子元防衛相は29日、名古屋市内で開かれた内外情勢調査会で講演し、収賄容疑で逮捕された前防衛事務次官の守屋武昌容疑者について「(大臣在任中に)女の直感で『これはよろしくない』と思った。(約4年も同じ次官の)『ふた』があれば組織にガスが充満する」と述べ、守屋容疑者が次官として長期間在任したことが問題だったとの見解を示した。
女の直感?
この発言は、元大臣が、女を売り物にしたとても下品な発言だと思う。普通、女の直感って、
「夫が浮気してるのは女の直感でわかった」とか、
「お見合いで一目見て、女の直感でピピピっときた。」とか
とても感情的な表現に使うよね。
確かに、マダム寿司が守屋氏の携帯にかけてもいなかったと言っていたのは、守屋氏が毎晩のように宮崎元伸の接待を受けていたからだろう。だから、マダム寿司はそれをばらしたくて、取材でわざわざ夜中に携帯に電話したのに守屋氏がいなかったと語ったのだろう。それにしても、元大臣の口から「女の直感」って言葉がでてくるとは思わなかったよ。
そういえば、マダム寿司を防衛大臣から降ろした安倍晋三はいきなり総理辞任を余儀なくされたし、マダム寿司に逆らった守屋氏も突然逮捕されちゃった。マダム寿司に逆らう人はみな不幸になっていくのはなぜか。きっと、マダム寿司のバックには、悪の帝王というか、ライオンもどきというか、ものすごい権力の人が控えているのかもしれないね。

そして、笑えるのが、最後の「(約4年も同じ次官の)『ふた』があれば組織にガスが充満する」と述べ、守屋容疑者が次官として長期間在任したことが問題だった」というところ。この言葉はそのまま自民党政治に置き換えられるんじゃないの?
50年も同じ政権の『ふた』があれば、日本列島にガスが充満する。(笑)
こういうことをぺらぺらと語ってしまうところが、さすがは前後見境なくいらぬことを言ってしまうマダム寿司という感じなんだけどさ、これからは直感ではなく、頭できちんと考えてから発言しましょうね。
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2007.08.19 (Sun)
塩崎事務所費問題:領収書の二重添付は自民党の伝統芸か?

マダム寿司こと小池百合子防衛相と塩崎恭久官房長官の確執が騒がれている中、また塩崎かよって感じだけど、今度は、塩崎恭久官房長官の事務所の女性職員が、塩崎氏が代表を務める自民党愛媛県第1選挙区支部の政治資金の領収書を二重添付して、私的な海外旅行や車や洋服代に流用していたことが判明したそうだ。一見、ひどい女性職員を抱えた塩崎先生が気の毒に思えるような内容だけど、ちょっと待って。
普通、領収書を添付した選挙運動費用収支報告書って、最終的には塩崎先生がサインするはずだから、塩崎氏も領収書の二重添付には気づいていたはず。少し前に赤城先生が辞任したときだって、実際に領収書を二重添付したのは、事務所の職員であって、赤城先生ではなかった。それなのに、赤城先生は責任をとって辞任したんだよね。
塩崎先生の事務所費に関しては、一ヶ月前の7月20日に赤旗が05年に1330万円の使途不明金があると指摘している。そのとき、塩崎先生は「松山の後援会事務所と議員会館、東京にもう一つ連絡事務所があり、(支出は)この三つを合わせたものだ」とか、「政治資金規正法にのっとって適正に処理している」と疑惑を否定しながら反論してたんだよね。ということは、そのときに全て詳しく調べたはずなんだ。
それにもかかわらず、今回、内閣改造前になって、自分の身が危なくなると突然、事務所の女性が使い込みだというのは、なんかちょっと怪しいぞ~。
それに、赤旗の指摘が正しければ、今回の二重添付分、626万8890円はその使途不明金の一部ということで、まだ同じ額くらいの使途不明金があるはずだ。それはいったいどうしちゃったのだろうか。
参院選の大きな敗因の一つが、自民党の「政治とカネ」をめぐる問題であったにもかかわらず、こういった不透明な言い訳をする塩崎氏が安倍内閣に留任することになったら、安倍の危機管理能力のなさを改めて問われることになるだろうね。
参考記事:
政治資金:塩崎事務所の女性職員が流用「海外旅行などに」(毎日新聞8月20日)
塩崎長官事務所も二重計上、女性職員が私的流用隠す(読売新聞 8月20日)
追記
関連記事:(この記事を書いた後に見つけた関連記事)
『晴天とら日和』「アベシ、中川(27日まで幹事長の893&女癖の悪い方)、等は下らない自民党の敗戦報告書を読むよりこの文章を読んでみなさい!と思う。」
『解説委員室』時論公論 「安倍政権の前途多難」
塩崎事務所の政治資金二重計上、内閣改造に影響必至(読売新聞8月21日)
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