2010.02.19 (Fri)
バンクーバー・オリンピック:フィギュア男子フリー・プログラム

1位 エバン・ライサチェク (米国) 257.67
2位 エフゲニー・プルシェンコ (ロシア)256.36
3位 高橋大輔 (日本)247.23
4位 ランビエール・ステファン (スイス)246.72
5位 パトリック・チャン (カナダ)241.42
ショート・プログラム(SP)で1位だったプルシェンコ選手を抜いて、SPで2位だったライサチェク選手が僅差で1位となった。プルシェンコ選手は、高橋大輔選手が最初に転んだときは、どうなるかと思ったが、金メダルには届かなかったけれども、日本のフィギュア男子で初のメダルを獲得できたのは喜ばしいことだ。カナダのパトリック・チャン選手は、期待が大きすぎて緊張したせいかミスが続き、残念ながら入賞出来なかったが、観客の声援のおかげで、5位になることができた。ミスがなく、すばらしい演技を見せてくれたジョニー・ウィアーの得点がパトリック・チャンよりも低かったのは、あまり納得がいかなかった。
普段から毛皮を身につけたり、毛皮をコスチュームに使用しようとしたジョニー・ウィアーを批判した動物愛護団体がジャッジに圧力を与えたのか、それとも、パトリック・チャンへのカナダの観客の大きな声援があったからなのかわからないけれども、公平な評価とは言えないような気がする。
男子フィギュア(フリー)のスライド・ショウは、こちら=>Vancouver: Men's Free Skate スライド・ショウ
今回のフィギュア男子では唯一の4回転ジャンプを成功させたら、プルシェンコ選手が金メダルを獲得するのではないかという前評判があったので、4回転ジャンプを成功させたのに2位になってしまったのはなぜか。SPでは2位だったライサチェク選手がなぜ1位になれたのか。メダリストのスコアを比較、分析してみよう。
Tags : エバン・ライサチェク |
エフゲニー・プルシェンコ |
高橋大輔 |
ランビエール・ステファン |
パトリック・チャン |
織田信成 |
小塚崇彦 |
|
2010.02.16 (Tue)
バンクーバー・オリンピック:フィギュア男子ショートプログラム
高橋選手は90.25点の高得点をマークし、90.30点を挙げたエバン・ライサチェク選手(米国)に次いで3位、織田信成(関大)は84.85点で4位、小塚崇彦(トヨタ自動車)は79.59点で8位だった。

各選手のエレメンツやプログラム・コンポーネンツのスコア詳細は、リンク先のチャートのScore右の「+」をクリックすると見ることができる。今回1位だったトリノ五輪の金メダリストのエフゲニー・プルシェンコ選手(ロシア)と高橋大輔選手のスコアの詳細を比べると、ブルシェンコ選手は、Quad. Toeloop(4回転トゥー・ループ)とTriple Toeloop(3回転トゥー・ループ)のコンビネーションで得点を稼いだだけで、表現力やフットワークなどその他の得点においては、高橋選手の得点の方が高いことがわかる。
フリーは18日(日本時間19日)に行われる予定だ。フリーで、4回転トゥー・ループの回転不足や失敗など、ブルシェンコ選手がジャンプを失敗し、ライサチェク選手も不調に終わったら、日本勢が金、銀、銅メダルを獲得するチャンスもあるかもしれない。
カナダの期待の星パトリック・チャン選手は今日はミスも多く不調だった。やはり、カナダでの五輪で金メダルを期待されているだけにプレッシャーが大きすぎたのかもしれない。高橋選手がオリンピックに出場するのは、今大会が最後のようなので、あまりメダル獲得は気にせず、いい思い出となるように楽しみながら滑って欲しい。

写真:フィギュアスケート男子(毎日)
【フィギュア男子】ショートプログラムで演技を終え、笑顔を見せる高橋大輔=パシフィックコロシアムで2010年2月16日、須賀川理撮影
Tags : VancouverOlympic |
バンクーバー・オリンピック |
フィギュア |
男子 |
エフゲニー・プルシェンコ |
エバン・ライサチェク |
高橋大輔 |
|
織田信成 |
小塚崇彦 |
2009.02.08 (Sun)
浅田真央フリー1位で四大陸女子総合で3位に♪(YouTube動画あり)

男女シングル上位3位は下記の通り。
ISU Four Continents Championships 2009より
男子:
1位 パトリック・チャン (カナダ) 249.19点
2位 エヴァン・ライサチェク (米国) 237.15点
3位 小塚崇彦 (日本) 221.76点
ショート・プログラムで6位だった織田信成選手は、総合220.26点で、4位だった。

1位 キム・ヨナ (韓国) 189.07点
2位 ジョアニー・ロシェット (カナダ) 183.91点
3位 浅田真央 (日本) 176.52点
ショート・プログラムで4位だった村主章枝選手は、総合で6位に。
Tags : ISU |
四大陸フィギュア |
浅田真央 |
キム・ヨナ |
ジョアニー・ロシェット |
パトリック・チャン |
エヴァン・ライサチェク |
小塚崇彦 |
カナダ |
ブライアン・オーサー |
2008.12.14 (Sun)
浅田真央がISUグランプリファイナルで逆転優勝

2001年にロシアのイリーナ・スルツカヤが史上初の3連覇を達成したが、それに続く2番目の3連覇を狙った韓国の金妍児(キム・ヨナ)は、フリーでジャンプのミスから120.41点にとどまり、総合得点では、186.35点の2位に転落。3位は168.01点でイタリアのカロリナ・コスナー、4位は166.36点でカナダのジョアニー・ロシェット、5位は161.93点でSP3位の中野友加里、6位は、158.25点でSP5位の安藤美姫。
男子はSP首位だった小塚崇彦がフリー3位で、計224.63点の2位となった。SP2位の米国のジェレミー・アボットが237.72点で初優勝した。アイスダンスはフランスのイザベル・デロベル、オリビエ・シェーンフェルダー組が計156.10点で初優勝。ペアは1位(Qing PANG / Jian TONG)も2位(Dan ZHANG / Hao ZHANG)も中国が制覇し、ロシアの川口悠子、アレクサンドル・スミルノフ組は計167.45点で5位。
今年前半はコーチを変えたせいかあまり調子よくなかったけど、新しい練習法にも慣れたみたいで、どんどん勢いを増してきた真央ちゃん。優勝おめでとう!そんなわけで18歳のライバル同士である浅田真央とキム・ヨナの技術点を比較してみた。
Tags : 浅田真央 |
ISU |
グランプリファイナル |
逆転優勝 |
キム・ヨナ |
ジョアニー・ロシェット |
技術点比較 |
トリプル・アクセル |
プログラム構成要素 |
小塚崇彦 |
2008.12.13 (Sat)
浅田真央グランプリ・ファイナルSP2位で優勝も射程距離

女子シングルは金妍児(キム・ヨナ、韓国)が65.94点で首位。浅田真央(愛知・中京大中京高)が65.38点で2位、中野友加里(プリンスホテル)が62.08点で3位、イタリアのカロリナ・コスナーが55.88点で4位、安藤美姫(トヨタ自動車)が55.44点で5位につけた。カナダのジョアニー・ロシェットは6位。今回、6人の女子シングル出場者のうち、3人が日本人となっている。
男子シングルは小塚崇彦(トヨタ自動車)が83.90点でトップに立った。2位はジェレミー・アボット(米国)で78.26点、3位はブライアン・ジュベール(フランス)で74.55点。カナダのパトリック・チャンは6位。
アイスダンスはフランスのイザベル・デロベル、オリビエ・シェーンフェルダー組が首位。ペアはドイツのアリョーナ・サブチェンコ、ロビン・ゾルコビー組が首位で、ロシアの川口悠子、アレクサンドル・スミルノフ組は6位となっている。
写真:毎日新聞 「2008年フィギュアスケートGPファイナル」より
Tags : グランプリファイナル |
韓国 |
金妍児 |
キム・ヨナ |
浅田真央 |
中野友加里 |
安藤美姫 |
ジョアニー・ロシェット |
小塚崇彦 |
パトリック・チャン |
2008.11.16 (Sun)
浅田真央がジョアニー・ロシェット(カナダ)に敗れて2位 (YouTube動画)
面白いことに、2位も男女ともに日本で、男子では、小塚崇彦が230.78と、238.09のパトリック・チャンにわずかな差で敗れ、女子は、真央ちゃんが167.59だった。真央ちゃんがファイナル以外のGPシリーズで負けたのは2季ぶりだそうだ。
ペアはドイツのアリオナ・サウチェンコ、ロビン・ゾルコウィ(Aliona Savchenko / Robin Szolkowy)組が、アイスダンスはフランスのイザベル・デロベル、オリビエ・シェーンフェルダー(Isabelle Delobel / Olivier Schoenfelder)組が優勝した。
詳しい結果は、”2008 Trophée Eric Bompard”(英語)へ。
ジョアニー・ロシェット(Joannie Rochette)2008 フランス大会 SP
女子シングル2位の浅田真央(日本):
浅田真央 2008 フランス大会 SP
18歳になって、ちょっぴり大人っぽくなった真央ちゃんは、ドビュッシーの月の光に合わせた振り付けもとっても優雅ですばらしかったけど、ジャンプで失敗してしまって減点となってしまい、残念だった。
Patrick Chan LP - ISU GP Trophée Eric Bompard 2008
男子シングル2位の小塚崇彦(日本):
Takahiko Kozuka LP - ISU GP Trophée Eric Bompard 2008
Tags : ジェフリー・バトル |
浅田真央 |
ジョアニー・ロシェット |
パトリック・チャン |
小塚崇彦 |
フランス大会 |
シングルプログラム |