2010.11.10 (Wed)
小沢一郎へのアドバイス(宮崎学親分の子分編)
街の弁護士日記 SINCE1992
小沢一郎へのアドバイス 子分編3
2010年11月 8日 (月)
宮崎学の子分である。
今さら言うまでもないが、自称であるから、誤解せぬよう。
さて、特別抗告されてから裁判所の動きがさっぱり止まってしまった。
最高裁は忙しいからな。
なかなか小沢一郎までは手が回らないのであろう。
暇だから、思いついたことを書く。
まず、注文がある。
裁判書面は、全てネットで公開しろ。
行政法は極めて特殊だ。
常識では理解できない法律である。
そもそも弁護団がどれほど行政法に通じているかも不明だ。
その上、行政法は極めて特殊な法分野だという認識のない記者が記事を書いているのである。
TBSが「裁判所が破産と言うと借金が棒引きになります」と報じたことがあるそうだ。
まぁ、おおざっぱに言えば、そうだが、そんなことを裁判所で言おうものなら、大目玉を食うぞ。
破産決定だけではことは済まず、免責決定が必要なことくらい、今どき一般の相談者でもよく知っておる。
行政法はさらに難しい。
破産法の比ではない。
弁護団が行政法の難しさを理解していたとしても、それを伝える記者は、TBSと同じほど知らないかもしれぬ。
生半可な話を、生半可に理解して書く。
一体、どのような裁判が行われているのか、傍から見てもさっぱりわからぬ。
記者を責めてるのではないぞ。
弁護士だって、行政法は100人に1人も理解しておらんのだから、記者が困惑するのも当然だ。
だから、裁判書面をネットで公開しろ。
訴状、執行停止申立書、執行停止申立理由補充書、意見書、執行停止に対する国側の答弁書・反論書、地方裁判所の却下決定書、即時抗告状、即時抗告理由補充書、即時抗告に対する国側の答弁書・反論書、高等裁判所の棄却決定書、特別抗告状、特別抗告理由補充書、その他、証拠書類諸々。
今では、少し気の利いた裁判は、みんな書類をネットにアップして、世論の支持を求めておるぞ。
正確なソースがないから、ネットの読者も、アドバイスのしようがなくて困っておるではないかな。
俺もどこまで俺の指摘が当たっておるか、確かめようもないので困惑しておる。
書面を公開してネット市民の力を借りろ。
強者ならば、書類の公開なぞ必要がない。
強者の闘いは、初めから分がよい。検察なんぞは、どんなミスをしても裁判所に守ってもらえるからな。
小沢よ、まだ、強者のつもりでおるのか。
今回ばかりは、分の悪い出入りだぞ。
なりふり構っている場合か。
暇なので、最高裁はどう決定するか想像してみる。
主に3つのケースが考えられる。
(後略)
小沢氏が特別抗告した後、全く音沙汰なしになってしまった。本当にどんどん複雑になっていくこの問題には、裁判書面の公開が必至だと思われる。全てを公開して、透明な裁判を行って欲しいものだ。
2010.10.27 (Wed)
小沢一郎が強制起訴手続きの執行停止で特別抗告
小沢一郎元代表:強制起訴手続きの執行停止で特別抗告
毎日新聞 2010年10月27日 21時30分(最終更新 10月27日 21時56分)
民主党の小沢一郎元代表が東京第5検察審査会の起訴議決の取り消しなどを求めた行政訴訟に絡み、小沢氏は27日、強制起訴手続きの執行停止や検察官役の弁護士の指定の「仮差し止め」の申し立てを退けた東京高裁決定(22日)を不服として、最高裁に特別抗告した。弁護団は「高裁決定は裁判を受ける権利を保障した憲法に反する」と主張している。
弁護団によると、既に東京地裁が22日に検察官役の弁護士を指定したため、最高裁には議決や指定の「効力停止」を求めるという。これに伴い、小沢氏側は行政訴訟の請求の内容を、弁護士指定の「差し止め」から「取り消し」に変更した。【山本将克】
小沢氏は国家権力側と、とことん闘うべきだと思う。それにしても、宮崎学氏のアドバイスは本当に的確だと思う。しかしながら、事が事なだけに、かなり複雑になっており、1度読んだだけではよくわからなくなっているのも事実。ネットで小沢氏の無実は証明済みだが、検察審査員を含めたマスコミに洗脳された多くの国民にとっては小沢氏はなにやら怪しい存在のようである。多くの国民が小沢氏を支援しているということは、先日のデモでも明らかになった通り。
小沢氏支援デモの様子をヘンリーさんがアップしてくださったので紹介させていただきたい。
『BLOG版「ヘンリー・オーツの独り言」』小沢さん支持デモ動画&検察審議会事務局への抗議!より
東京第5検察審査会事務局に乗り込んで講義したという話はこちらが詳しい。
2009.03.16 (Mon)
禁断の「小沢動画」には笑わせていただいた
『TIME』和訳のエントリーについては、『国会傍聴記by下町の太陽』や『晴天とら日和』や『kimera25』や『パタリ』『newsing』で紹介されている。Google八分されているので、そのエントリーのタイトル「タイム誌:小沢一郎が日本を官僚政治から救う」を検索しても全く出て来ないし、「タイム」「小沢一郎」で検索してももちろん出て来ない。しかし、『newsing』や『阿修羅』や有名ブログで紹介されると、記事はトップに表示されるので、迂回献金じゃないけど、そういった経路で、迂回してこのブログにたどり着いてくれている読者の方もいらっしゃるようだ。
そんなわけで、Google検索からのアクセスは、このところ劇的に減少している。日本のネット規制をコントロールしている総務省が、官僚政治の廃止を訴える民主党を応援するブログをGoogle検索で上位に表示されるのを避ける為にGoogle八分しているようだ。国家権力を行使して、国民の切実な声を広めるのを避け、政権交代を阻止しようという狙いが見られる。しかしながら、このブログに直接訪問下さる読者の数はこのところ週末にもかかわらず1万件を超えるなど、増えており、みなさまのアクセス数にとても元気づけられているので、Google八分にもめげずにこれからも政権交代をめざして続けて行こうと思う。
植草一秀の『知られざる真実』国策捜査・選挙妨害の裏は「かんぽの宿」疑惑つぶしでは、当ブログの読者の方からのコメントを紹介したエントリーを紹介していただき、とても嬉しく思う。このブログにコメント下さった読者の皆様の声が大きく広がることを願う。
毎日新聞の下記の記事がタイトルの元になったのかわからないけれども、昨日インターネットで「青年将校化する東京地検特捜部~小沢第一秘書逮捕にみる検察の暴走~」という企画がライブ中継されたようだ。この件では、とらちゃんがいち早く下のエントリーで伝えてくれていた。私はまだ見ていないので、YouTubeにアップされるのを待とうと思う。
「青年将校化する東京地検特捜部~小沢第一秘書逮捕にみる検察の暴走~」:3月15日(日)19:30~21:30インターネットでライブ中継
<鈴木宗男議員>検察は「青年将校のような動き」
3月7日0時14分配信 毎日新聞
地域政党「新党大地」代表の鈴木宗男衆院議員は6日、BS11デジタルの報道番組「インサイドアウト」に出演し、小沢一郎民主党代表の資金管理団体を巡る政治資金規正法違反事件について「検察が世直しするという正義感をかざす青年将校のような動きだ」と指摘。受託・あっせん収賄容疑で逮捕された経験を踏まえ「検察は世論の反応を聞きながら事件を作る」と非難した。
『Birth of Blues』禁断の小沢動画が大注目されている模様 で紹介されていた動画だけど、禁断というほどのものではないだろう。偏見に満ち満ちた動画と言った方がいいかもね。
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