2006.12.29 (Fri)
死で始まり、死で終わった一年
一年を振り返ってみると、死に関するさまざまな事件が続いた。
まず、ライブドアの堀江社長の逮捕や野口英昭氏怪死事件など、不吉な事件で始まり、
北朝鮮に拉致された横井めぐみさんの遺骨のDNA検査をめぐって英国の科学論文誌『Nature』で日本政府の対応を批判されたり、
戦争で亡くなった英霊が祀られている靖国神社を小泉が参拝することに対して大きな議論が持ち上がったり、
『きっこの日記』で芥川作家の仔猫殺しを自白したコラムが新聞に載ったことや、広島ドッグパークでのずさんな管理による犬の大量病弱死とその後の管理体制が暴露されて議論を呼んだり、
いじめが原因による児童や教師の自殺の多発と続き、
さらに、年の瀬もせまると今度は、クリスマスに死刑囚4人もが死刑を執行され、
年末の今日、イラクのサダム・フセイン(Saddam Hussein)元大統領がついに処刑されて終わった。
追記(12/30):
処刑直前の首に縄をかけられる画像が『Heaven』「【動画】フセイン元大統領の処刑、執行される」で見られるので、興味のある人はどうぞ。ただ、これを見ただけでは本当に処刑されたのかどうかはわからない。
まさに「死」の恐怖を煽るような不吉な年だったと言えよう。
闇に葬られた野口英昭氏の怪死について、元FBI超能力捜査官による特番が日テレで放映されたということだが、それが『虹色オリハルコン』で詳しく紹介されていた。それを信じるかどうかは別として、この事件を忘れないためにも、こういった番組は重要な気がする。特にこの事件には、安倍の後援会である「安晋会」がからんでいると言われているので、真相を究明するために米国がFBIを送ったとしたら、それは安倍内閣に対するいやがらせ又は脅迫ともとれ、安倍内閣をつぶしにかかっている証拠ではないだろうか。この事件の真相が明らかになる日が来るかどうかはわからないが、いつの日か関係者の暴露によって明らかになる日がくることを願う。
追記(12/30):
『虹色オリハルコン』の金木犀さんによると、米国がFBIを送ったのではなく、日本テレビが元FBIに依頼したということだ。だから、このことから、米国政府が安倍内閣をつぶしにかかっていると考えるのは、不適当かもしれない。米国政府は米国に恩がある安倍をできるだけ利用しようとしているわけだし・・・。ただ、米国でも共和党と民主党とでは全く政策や考え方が違うし、共和党内でも日本に対する考えの違いは存在するはずなので、米国のどんな力が働いているのかは計り知れないものがある。
生命の大切さ、そして、死の意味を再確認するために、
『逍遥録 ?衒学城奇譚?』の『隆太が日菜多にさいごに教えてくれたコト』
は、とても感極まる短編なので、一読をお薦めする。隆太君は最後まで大切に育てられて、とても幸せな犬だったと思う。こうして、ペットを飼うことによって命の大切さを教えられるということは確かにある。
ペットに関しては、日本では、可愛がられているペットは人間以上に可愛がられているのだが、そうでないペットは、ペットショップにしても、個人の家にしても、ずさんな管理が目立つ。まず、ペットを飼う前に最後まで責任をとれるのかどうかもう一度、自問自答して欲しい。
ペットはとても可愛くて、その存在には、心が癒されるが、避妊や定期健康チェック、病気になったときなどには、結構費用もかかることを覚悟しておかなくてはならない。又、ペットと遊んであげたり、散歩に連れて行ってあげたり、撫でてあげたり、話しかけてあげることに費やす時間もかなりを要することを忘れてはならない。
日本にも、『Heaven』の Chiquitaさんのとこで紹介されていた、ドイツの動物保護法のような具体的な法律が早くできるといいのだが・・・・。
来年は政権交代が実現するかもしれない大切な年。今年とは正反対の生命の躍動が感じられる生き生きとした年になることを祈りたい。みなさまにとってすばらしい一年が訪れますように。
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2006.10.18 (Wed)
藤田社長からのメッセージ (きっこの日記より転載)に泣いた!
めったに感情的にならない私が、藤田社長のメッセージを読んで泣いてしまった。これは、政府による弱いものいじめだ。政府に刃向かおうとする人間は正直であればあるほど、弾圧されてしまう。一人の小さな人間が巨大な悪の政府に勇ましく立ち向かっていったものの(執行猶予つきとはいえ)有罪判決を受けてしまうというのは、あまりにも哀れで忍びない。
『きっこの日記』の「藤田社長からのメッセージ」 から転載させていただこう。
きっこ様
藤田です。今日は援護射撃ありがとう御座いました。心強かったです。
僕は、きっこさんとはお会いしたこともお話したこともありません。ただ、僕が知っている耐震偽装事件の真実を、唯一、ありのままの形で取り上げてくれた日本のメディア(=「きっこの日記」)を運営されている方であることを、知っているだけです。
耐震偽装事件を通じて、マスコミとはどういうものなのかが良く分りました。新聞では朝日新聞が最も良いだろうと思って、去年の12月上旬に築地本社を訪ねました。たとえ、イーホームズに批判的な記事を書いたとしても構わないから、僕らが知る全ての事実を伝えるので、この事件をしっかり記録して記事にしてくださいと頼みました。耐震偽装を担当していた斉賀さんというデスクの方が応対してくれ、僕の趣旨を理解してくれ、担当記者をつけてくれました。12月13日に大臣認定プログラムが改ざん可能であるとの記事を書いてくれたのはこの方達です。他の報道関係者に較べて、最も、技術的学識的観点から確認検査制度や構造設計を勉強して記事を書いていました。
僕らは、年が明けて2月に入りアパを糾弾し始めました。斎賀さんが亡くなったのはこの時期です。そして、担当だった記者の方は担当から外されました。因果関係は僕には分かりません。そうした事実が符合しているだけです。そして、3月3日に、合同捜査本部の緊急立入捜査が入ります。アパの関係も含めて多くの資料が没収されました。しかし、僕らは、手元に残していた資料をもってアパの糾弾を続けました。結果として、4月26日に僕が逮捕されることで、会社の存続を断念せざるを得ませんでした。8月31日に最後まで残務整理の為に残っていた社員の再就職が決まりました。この日から、僕は、僕が辿った道筋を書き始めました。
僕は、我が子同然であったイーホームズという命を弔うために本を書きました。ある出版社に入稿もしました。そして、もしもの時を考えて、信頼できる複数の友人にも原稿ファイルを渡してあります。きっこさんにもお渡ししました。
いろいろと長くなってしまいましたが、本当にありがとう御座いました。
(以上の文責は当然に僕にありますが、もし、この文章を他に転載しようとされる方がいるなら、僕は構いません)
藤田東吾
これを読んだ後でもまだ自滅党を支持するような人間がいるのだろうか。お金のためならなんでもする人間くらいだろう。この藤田社長のメッセージの中に書かれている朝日新聞の斎賀さんという方が亡くなられたのは、どんな原因があったのだろうか。当然だろうが、ネットで調べても全く何もひっかかってこなかった。いろいろと調べてみる価値のある事件だと思う。
藤田社長によって書かれた『耐震偽装』の中にその秘密が暴かれているかもしれない。

追記:『反戦な家づくり』の「アパグループと安倍晋三の証拠写真」 で安晋会の役員からなる「ワインの会」の会報を載せており、上のアパグループの元谷会長らの写真は、そこから借用した。
どうでもいいけど、この中にいる一人の女性、アパ社長の元谷芙美子の格好に注目したい。耐震偽装で儲けたお金でこんな趣味の悪い帽子かぶっちゃって大丈夫?『リボンの騎士』(古すぎっ?)にでもなったつもりか?(笑)
もっと笑っちゃったのがこの写真が載っていた「日本を語るワインの会」という題のついた記事の出だしで、「安倍晋三氏の良いところは、考えがその時々でブレないことと、政治的センスが抜群であることだ。」っていうとこだ。考えがブレまくっている安倍の実像と全く正反対のお褒めの言葉で、あきれてものが言えなくなった。その後、政治的センスがいかに抜群なのかの説明は全くなしで、全て根拠のないヨイショ!だった。出だしがこれだから、この記事は全て安倍のヨイショッ!で終始しているのだろうと思ったら、まさにその予感は的中。読んでいて気持ち悪くなるほどだった。
さらに、韓国の徴兵制度を日本にも取り入れるべきだとか、「あの戦争(ってどの戦争なのか不明なんだけど・・・汗)は、スターリンの革命防衛のための謀略戦だったということをしっかりと認識すべきである」とか、安倍の後援会の安晋会の集まりらしく、かなりタカ派発言が目立った記事だった。
この記事と安倍の政策を照らし合わせて見ると、安倍政権は偽装しまくるこういった輩(やから)からかなり影響を受けているのは確かである。
安倍が自分の後援会である安晋会の副会長が代表であるアパグループの「耐震偽装」を隠蔽しようとしていたのは、明らかであり、安倍晋三は、その責任をとって即刻「Sorry」と言って総理を辞任すべきだと思った人は手を挙げて~。


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