2009.12.25 (Fri)
鳩山首相が国民の声を聞くためにTwitterを開始したのはいいけど・・・・
http://twitter.com/yukiohatoyama
国民の生の声を聞くためといっているわりに、Followerになるには承認制になっているところが面白い。一応、私もFollowerのリクエストを送ってみたけれども、これで承認されなかったら、笑っちゃう。国民の生の声を聞くためだったら、承認制などにせず全ての国民の意見を聞くべきだろう。
でも、鳩山首相ってものすごくマメなタイプみたいで、さっそくメルマガでガソリンの暫定税率維持や子供手当てに所得制限を設けないことにしたことへの言い訳めいた説明をしている。こうした説明を全くしないよりも、した方がずっと国民の理解を得られるとは思う。ただ、議論を重ねた末の結論であったことはわかるけれども、税収が落ち込んでいるから暫定税率は維持することにしたと言っているわりに、子供手当てに関しては、子供手当てを必要としない高所得者に子供手当てをばら撒いて税金を無駄遣いしようっていうのだからあまりにも矛盾だらけだ。
「必ずしも手当はいらないという方々のため、地域での子育てのため自治体に簡便に寄付して頂ける制度を設けることといたし増す。」とのことだけど、収入が多いから手当てはいらないという意味なんだろうけど、いくら裕福でも、手当てをもらってそのお金をそのまま自治体に寄付する人なんているだろうか。
こんな説明じゃ、国民は納得いかないよ、きっと。
2009.12.20 (Sun)
子供手当ての所得制限や暫定税率などの気になるニュース
ホワイトハウスのクリスマスの飾りがとってもきれいだ
カナダでもこのところクリスマス・ショッピングで街はにぎわっており、ショッピング・モールは平日は11時まで、週末も土曜日でも(いつもは5時で閉店)10時までオープンしている。
ワイナリーの方も、普段は、土日は休みなんだけど、クリスマス前ということもあり、今週は土日も働いている。あいかわらず、企業用ワインのクリスマス・ギフトが途切れることもなく、次から次へと注文される。箱入り娘がワインの箱入れ作業をしながら、ワインも売っているのでかなり忙しい(笑)。
そんなわけで、今週末はニュースを端から端まで調べる時間がなかったので、気になったニュースだけアップしておこうと思う。
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2009.11.19 (Thu)
あまりにも稚拙すぎる小泉進次郎の国会質疑
小泉ジュニアら新人議員が“質問デビュー”
(読売新聞 - 11月19日 09:04)
与野党の新人議員が18日、衆院の各委員会で“質問デビュー”を果たした。
内閣委員会では自民党の小泉元首相の次男、小泉進次郎氏(28)が「稚拙な質問もあるかもしれないが最後までおつきあい下さい」と切り出し、天下りに関する鳩山内閣の対応などを問いただした。
この日に備え与謝野馨・前財務相に指導を仰ぎ、父親の元首相からは「ゆっくり話せ。早口になるな」とだけアドバイスがあったという。菅国家戦略相から「いい質問だった」と握手を求められる一幕も。
一方、財務金融委員会では、民主党の新人議員5人が質問。近藤和也氏(35)は「私のような新人議員が当選を続け、長期政権になることが日本経済を強くする」と自信満々の与党質問だった。
瑞穂タンの逆質問に対して「自民党になったばかりだから答えられない。」だなんて、大丈夫か。自民党になったんじゃなくて、自民党の議員になったというべきだろう。このように、進次郎の質問では、あちこちで言葉足らずが目立った。こんなのに国会で質問されるなんて、自民党も本当に落ちるとこまで落ちたんだね。
菅国家戦略相が「いい質問だった」と言ったのも、民主党の良さをより一層きわだたせるゆるゆるな質問ということだろう。こんな稚拙な質問の後に、まるで何かの手柄を立てたように嬉しそうに語る小泉進次郎ってやっぱりKYだね。ぷっ。
これまでさんざん天下りを擁護してきた自民党が、天下りに関して民主党に質問することからして、矛盾を感じるし、その辺の事情もわからないでただ意味のない質問をする進次郎ってやっぱりマヌケな奴だと思う。こんな点を指摘したら、きっと又、「自民党になったばかりだから答えられない。」って答えるんだろうね。こんなところを見ても、自民党は新人教育が全くなってないということが言えよう。
こんなのが与党じゃなくて、本当に良かった。
2009.09.21 (Mon)
子供手当ては所得制限をつけるべき
特に夜遅くに記事を更新したときは、もう疲れきっていて、脳は半分眠り始めて、マブタも半分閉じているので、その記事を書いた後に読み直すこともできない。そんなときは翌朝起きてから読み直して誤字脱字を訂正するようにしている。本とは違って、ブログはいつでも訂正可能だし、最初にアップしたときに誤字脱字があってはならないという規則もないので、最終的に訂正すれば誤字脱字はOKだと思っている。
自分で気づかない誤字脱字も数多くあって、それをいつも指摘してくださるきっこちゃんには心より感謝している。上述のきっこちゃんのエントリーにきっこちゃんに誤字を指摘されて激怒した人がいたって書かれてあったけど、せっかく親切に誤字脱字を教えてもらったのに、その気持ちをわからずに怒り出すような人は社会に出てもうまくやっていけないだろう。間違いを指摘されて怒り出すなんて何様だと思っているのか。
確かに、いきなり誤字を指摘されてムッとする気持ちはわからなくはないけど、指摘して下さったのは、ブログにケチをつけるつもりではなくて、ブログの信頼性を高めるためだということを理解できないといけない。私だったら、そのブログに何の愛着もなく、どうでもいいと思ったら、わざわざ時間を割いて、間違いを指摘することはしない。だから、私の場合は、どんなに小さな間違いでも指摘してくださった方には、心から感謝している。時間のあるときはお礼を述べるし、ないときは心の中で「ありがとう。」とつぶやく。
本になると、出版される前に編集者が全てチェックしているから誤字脱字はほとんどないけれども、プロの作家だって誰もチェックしなかったら、誤字脱字は必ずある。何度もチェックして出版されてから誤字脱字が見つかる場合もある。だから、私たちのような毎日ブログを書いている普通のブロガーが誤字脱字をするのは当然だと言えよう。きっこちゃんのように長文を書く人や、海外在住で日常、漢字を使わない人には特に多く見られるので、大目に見て欲しい。

今日は前置きがプチ長くなってしまったけど、先日、消費者・少子化担当相になられた瑞穂タンが「民主党の子供手当てに所得制限をつけるべき」と発言したことから、所得制限をつけるべきか否かが議論されているので、そのことに関して私の意見を述べたい。
私のブログの読者の方ならすでに「子供手当ての問題点」というエントリーを読まれているのでお分かりの通り、私は子供手当てには絶対に所得制限をつけるべきだと思う。そもそも手当ての目的は、自民党・小泉政権によって格差が広がってしまったのを是正するためであると理解しているが、もし、所得制限をつけずに、全ての中学生までの子供のいる家庭に子供手当てを支給した場合、「格差是正」という子供手当ての本来の目的は意味のないものとなってしまう。
例えば、年収5000万円で中学生までの子供のいる家庭に子供手当てが支給されたら、年収500万円で中学生以上の子供のいる家庭や子供のいない家庭との格差はますます広がってしまう。子供のいる家庭が全て低所得とは限らないので、子供手当ては1000万円以下とか2000万円以下とか所得制限をつけないと、おかしなことになってしまう。上述のエントリーで述べたとおり、カナダでは所得制限がつけられているし、もし、制限をつけなかったら、必要のないところに、血税が流れることになり、莫大な税金の無駄遣いとなるだろう。
つまり、民主党マニフェスト(テキスト版)の「税金のムダづかいを徹底的になくし、国民生活の立て直しに使う。それが、民主党の政権交代です。」とうたっている公約違反となる。
藤井裕久財務相は「政治に対する信頼は、マニフェスト(政権公約)に書いたものを断固守るということだ。民主党のマニフェストには断固所得制限なしでやると書いてある」と述べているが、民主党のマニフェストをチェックしたところ、どこにも所得制限なしでやるとは書いていないのだが・・・・。
たとえ、民主党のマニフェストのテキスト版に書いてあったとしても、社民、国民新との連立政権となったのだから、瑞穂タンや亀井静香センセの意見に耳を傾けながら、マニフェストを調整するべきであろう。
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2009.09.17 (Thu)
鳩山政権発足

鳩山政権が正式に発足(民主党ウェブサイトより)
鳩山由紀夫代表は、16日に召集された特別国会の首相指名選挙で第93代総理大臣に選出され、同日夜、民主党はじめ社民、国民新の3党による鳩山連立内閣が正式に発足した。非自民政権が誕生したのは1993年の細川政権以来、16年ぶり。野党が単独過半数を得て、政権交代が実現したのは戦後初めて。まさに、国民の皆さんお一人お一人によって、歴史がつくられた。
鳩山内閣の新閣僚は皇居での任命・認証式を経て首相官邸で初閣議を開催。閣議後は新閣僚が揃って記念撮影に臨んだ。
それにしても、首相官邸のウェブサイトからあのダミ声太郎の顔が跡形もなく消えて、鳩山首相に一新したのを見たときには、なんとなく不思議な気分になった。やはり、日本の政治の歴史的激動のスタート地点に私たちが立っていると思うと、とても感慨深い。

鳩山内閣総理大臣記者会見-平成21年9月16日(YouTube動画)
せっかく新政権が発足したというのに、会見で記者から出た質問は、どれも悪意のある質問ばかり。少し前によく、2ちゃんねるあたりで民主党バッシングのスレで話題になっていたような子供手当ての財源だとか、西松建設だとか、最後には朝日の記者から個人献金の質問まで飛び足したときにはあきれて開いた口がふさがらなかったよ。新政権に向けての抱負とか、日本をどのように変えて行きたいかとかもうちょっとポジティブな質問がたくさんあっただろうに。
戦後初の単独過半数を得て、やっと新政権が誕生したというこの歴史的偉業に対しての祝福ムードを台無しにしたこいつらは、KY記者と命名してやろう。記者クラブ廃止といいながら、廃止しなかったからこんなことになるんだと思うよ。
読者のRevolutionさんが、なぜ記者クラブを廃止できなかったのかといういきさつをコメント欄で教えてくださったので、紹介しておこう。
ついに本格的な民主政権がスタートします。
午後6時からの首相会見で、これはさすがに残念だったんですが、記者クラブ連中の他に雑誌記者や外国人記者を会場に招いたんですけど、フリーランスの方々はお預けを喰らってしまったようでした。
なにやら大手メディアが恫喝まがいの脅迫電話を藤井氏や平野氏に執拗にしていたとかでやり方は某宗教団体を彷彿とさせるものなんだけど、今日の外国人記者や雑誌記者の会場入りは、今日だけの特別と言わずに、今後もずっと特例扱いでいいから入れてあげてほしいです。なんせ日本の国債はすべて特別国債。その悪しき前例に倣って『特別に』を恒常にしたところで文句を言われる筋合いはないことでしょう。なんせ『暫定』と『恒久』の意味を履き違えている自民党でしたから。
もう一つ残念だったのは農水大臣が筒井氏じゃなかったことと、国交省大臣が田中康夫氏じゃなかったこと。(沖縄北海道担当も鈴木宗男氏じゃなかったのはちょっと……)
でも国交省大臣に前原を起用したってことは、国交省はこれから冷や飯を食わされるって意味になると思えば、まあそれでもいいかなと。これまで利権を財務省に次いで貪ってきた連中だし。
何はともあれ、民主党丸の船出。
小泉、安部、福田、麻生という無能の船長たちとは一味も二味も違うところを鳩山首相には魅せてほしいです。
確かに、ネットメディアやブロガーなどのフリーランス記者を招待したら、かなり莫大な数になって会場に入れなくなってしまうという事態も発生したのかもしれないけれども、記者クラブの廃止を一度は口にしたんだから、いくら大手メディアから恫喝まがいの脅迫電話をもらったとしても、せめて、抽選で選ばれたメディアだけを招待するとか、記者クラブの奴らを優先するのではなく、メディア全員を平等に扱うべきだったと思う。
結局は自民党の息のかかったメディアから悪意のある質問を浴びせられて四苦八苦することになるのは鳩山首相なので、これからは本当に記者クラブ廃止に向かって動いて欲しい。
以下に、鳩山内閣総理大臣記者会見の全文を記録として転載しておく。
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2009.07.21 (Tue)
民主党 勝つと思うな 思えば負けよ
まずは、その前に気になっていた小沢代表代行の国替えだけど、結局、小沢代表代行は国替えを見送るとか。理由は、既に代表を退いたことや、最近の地方選挙で民主党の好調が続いていることを踏まえ、国替えによる集票効果は薄れたと判断したからだそうだ。もっともな理由だと思う。とらちゃんがこのニュースをまとめて下さっている。
『晴天とら日和』 衆議院選挙:小沢氏「国替え」見送り=岩手4区から出馬へ
小沢一郎ウェブサイトの投稿を読んでも、小沢代表代行に東京12区に国替えして欲しいと訴える人もいれば、岩手4区を見捨てずに地元から出馬して欲しいという人もいた。しかし、12区からの出馬を勧める人の意見の中には、ただ単に興味本位から小沢代表代行を煽ったり、わざと落選させるために国替えを勧めているようなものもあった。
揺光 北海道 獣医師 未成年 2009/07/18 16:43
小沢氏が東京12区へ国替えすることには以下の意味もあります。
自身が政権交代にかける強い意志を示せる
私利私欲の政治家ではないことを示せる
公明党と決して手を組まないことを宣言できる
他の民主党候補の士気を上げ結束できる
12区だけでなく民主党比例票や他の選挙区の増票も期待できる
勝敗にかかわらず決して無駄にはならないと考えます。
政治生命をかける必要はありますが。
勝敗にかかわらず?負けたら終わりでしょう。
逆に、岩手4区からの出馬には、民主党や小沢代表代行を親身に思っての意見が多いような気がした。それだけに説得力のあるものが多い。
medaka 大阪 介護支援専門員 50才代 2009/07/18 15:28
小沢さんは絶対に東京12区から出るべきではありません。
岩手から出てください。
勝利してもカルト集団は何を仕掛けてくるか分かりません。
小沢さんや民主党が大事と思う人は考えるべきです。マスコミを喜ばせてお祭り騒ぎをする必要はありません。
政権交代をスムーズに成し遂げるには周囲の挑発に乗るべきではありません。
もちろん、勝てる人材を立ててほしいですが。
だから、私としても、小沢代表が国替えを断念したことは、正解だったと思う。又、前述のトラちゃんのブログにも書かれていたけど、東京12区から小沢代表の代わりに出馬すると噂されている古田敦也監督についての肯定的な意見なども書き込まれていた。
岩手 北海道 岩手県民 40才代 2009/07/18 22:53
民主党から古田敦也さんが立候補?
古田さんは東京スワローズで長年活躍した素晴らしい野球選手であると同時に、日本初のプロ野球ストを成功させたプロ野球労組の委員長でもありましたね。
ナベツネ、宮内という怪しげな資本家どもを相手に一歩も譲らず、ついに奴らの野望を打ち砕いたプロ野球ストは日本史に残る快挙でした。
民主党の候補者として相応しい方ではないでしょうか?
もっとも外国人記者団相手に「日本は単一民族国家なので云々」と単一民族国家神話を振りかざした妄想家の一面もあるので、当選後は岩手県でちょっと修行させた方が良いかも知れません。(笑)
「日本は単一民族国家」発言はちょっと困るが、岩手県民さんがおっしゃられるように、小沢代表代行が岩手の修行でみっちりと教育しなおせばいいのではないかい(笑)。
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2009.07.19 (Sun)
民主党の「子供手当て」の問題点
河村たかし市長来県 (2009/7/18 土曜日)
本日、美川駅前、野々市役場前、山中総湯前で河村たかし名古屋市長、一川保夫参議院議員と自転車街宣を行いました。雨が時々降る中、予想以上の方にお越し頂き感激しました。お休みの中、お越し頂いたすべての皆さん、また告知街宣はじめお手伝いをしてくださったスタッフの皆さんに心から感謝を申し上げます。また山中総湯前では、なんと河村たかし事務所の先輩秘書である和田さんが応援にかけつけて下さいました。解散した河村たかし事務所議員会館組がこうして石川県で再会できたことに驚きとうれしさで胸がいっぱいになりました。今日一日たくさんの出会いを与えて下さった河村たかし市長、ありがとうございました。
予想以上の方がかけつけてくれたとか。よかったね♪
本日、ネットでちょっとした話題になっている民主党の「子供手当て」のことについて、前から書こうと思っていて、書けなかったことを今日は書こうと思う。19日付けの毎日新聞によると、子ども手当の財源には、所得税の配偶者控除や扶養控除を見直して充てるため、負担増の中身を初めて具体的に説明したそうなんだけど、それが、子供のいない世帯に増税することによって「子供手当て」に充てるらしい。
例を挙げると、民主党が全候補者に配布したマニフェスト主要政策の「ポイント解説集」には、「65歳未満で子のない世帯(妻は専業主婦)では負担増となる」とし、「年収500万、配偶者は無職の場合、年間約3.8万円の負担増」となるそうだ。
まず、民主党の「子供手当て」は、中学生までの子供1人当たりに対して、月額2万6000円が支給されることになっているんだけど(ただし、10、11年度は半額の1万3000円)、それが、その家庭の年収に関係なく全ての子供を持つ家庭に支給されるそうだ。カナダでは、各家庭の年収に応じて「子供手当て」が支給されているので、高い所得の家庭には支給されないのだ。
例えば、年収だけでも2500万円と言われ、そのほかにもテレビの出演料を入れたら、億単位の年収になるのではないかと思われる橋下大阪府知事には7人ものお子さんがいらっしゃる。これだけの年収がある上に、子供一人につき、月2万6000円支給されたら、18万2000円という、大卒程度の月給が毎月もらえることになる。一方、ご主人の年収が500万円で、奥さんは無職で子供がいないカップルは、逆に増税させられてしまう。これっておかしくないか?
確かに、子供がいると、オムツ代、ミルク代、洋服代、教育費などが余分にかかるだろうが、子供のいないカップルで、両親と同居している場合なども、両親の年金だけではまかなえない医療費や介護費などがかかる。
もっとも、「年金や医療など将来の社会保障は次代を担う子どもたちにかかっている」から、「子ども一人ひとりの育ちを社会全体で応援する」というのは、理屈上わかるが、子供のいない年収500万円のカップルに増税を課しながら、橋下知事のように高所得者の家庭にまで「子供手当て」を支給するというのはちょっと首を傾げたくなる。
「子供手当て」は、各家庭の年収に応じて、支払われるべきであり、さらに、母子家庭には特別にもう一つの「母子家庭用子供手当て」、障害児にも別な「障害児手当て」又、住む地域によっても子供にかかる出費が変わってくるので、これも、都道府県単位で変えるべきだと思う。
全国一律にすれば、それは国税庁は計算が楽だろうけど、それじゃ平等な「子供手当て」は支給できない。どうせ「子供手当て」を支給するなら、ケアがかかる子供のいる家庭や、母子家庭など所得の低い家庭、又、都心など物価の高い場所に住む家庭には特別手当として普通より多く支給するべきだ。逆に、十分収入のある裕福な家庭にまで「子供手当て」を支給する必要はない。
関連過去ログ:「日本とカナダの出産・子育て事情比較」
ちなみに、Mixiでも民主党の「子供がいなければ負担増」という説明について1000件近くの非難が殺到している。中には賛同意見もあるが、ほとんどが不満を示しているようだ。他の政策は自民党現政権に比べてとてもすばらしいものとなっていると思う。しかし、この「子供手当て」政策について反対だから、民主党には投票しないという人まで出てきている。民主党は、「子供手当て」について、もう少し、細やかな配慮が必要とされるだろう。「国民の生活」を第一に考える民主党だから、きっと民意に従ってうまく変更してくれることと思う。
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2009.05.09 (Sat)
日本とカナダの出産・子育て事情比較

去年、男の子を出産したクリスティーナ・アギレラ(28歳)
『People』誌のMost Beautiful 2009(動画あり)にも選ばれている。
7日午後の衆院予算委員会で、日本で少子化が進んでいることについて民主党の西村智奈美議員から「社会全体が子育てに優しくないからでは。」と質問された麻生失言大魔王が、「わたしは43歳で結婚し、子どもは2人いる。最低限の義務は果たしたことになるのかもしれない。」と、まるで子供を生むことが日本国民の義務であるかような失言をし、あわてて撤回したことは、みなさま、すでにご存知かと思うけど、日本の子育ての環境が劣悪だから、子供を生むカップルも激減しているということを忘れて、ただ、生めよ増やせよと女性に子供を産む機械のように出産を煽る自民党っていったい何なの?と言いたくなっちゃう。
そこで、どうして、日本では、子育てしにくいのか。カナダと比較して考えてみた。
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