2008.08.30 (Sat)
疑惑のデパート太田誠一農水相にまた新たな税金横領疑惑!

『きっこのブログ』緊急アンケートです!で、太田農水相が辞任するべきか否かのアンケートを実施中なので、ぜひみなさまのご意見をお聞かせ下さい。今のところ圧倒的に「トットと辞任しろ!」が多いよ。もちろん。
『晴天とら日和』のとらちゃんも太田農水相の最初の会見の一部始終やニュースを集めて下さったので、この事務所費問題に興味のある人はぜひ読んでいただきたい。
太田農水相事務所費問題:「秘書がやかましいから!」、「秘書宅に事務所費4828万円は元気があってよい!」
太田農水相事務所費問題:「秘書がやかましいから、…」。やかましい秘書と必死の口裏合わせ中カモナ!ふふふン~♪
もちろん、『池田信夫blog』でも、太田誠一氏の「釈明会見」の疑問点を指摘している。
そして、『ステイメンの雑記帖』が太田誠一農水相にまつわる新たな疑惑を報告して下さった。
【疑惑のデパート】太田農水相に新たな疑惑発覚!【血税詐取】
この「疑惑のデパート」って表現がツボにはまったので、今日のタイトルとさせていただいた。なんか昔っぽい表現なんだけど、太田農水相を言いえて妙という感じ。

で、この新たな疑惑なんだけど、「九州勧業」という太田農相の実父が取締役を務めていた不動産会社で07年から農相就任直前まで顧問として報酬を得ていた太田農相だが、96年から06年の10年間、計3647万円にのぼる家賃を政党交付金からこの不動産会社に対して支払い続けていたことがわかった。総務省によれば、政治団体が家賃相当額の寄付を受けたものとして収支報告書に記載すれば、家賃を支払う必要はないとしている。つまり、家賃として支払われていた税金である交付金の一部が、不動産会社を経由して農相の収入になっていたのではないかということだ。
参考記事:農相支部:親族会社に家賃支出 交付金から3647万円 (毎日新聞 8月30日)
このところ、毎日新聞がしつこく太田農水相を追っているのが面白い。
私が思うに、きっと同じような税金横領を、目黒の秘書宅を使ってやっていたのではないかということだ。つまり、実態のない事務所の家賃を政党交付金から支払い、家賃相当額の寄付を受けたものとして収支報告書に記載し、その家賃はそのまま太田のポケットに入れていた。違う?これで、なぜ実際は、議員会館を事務所として使っていたのに、秘書の自宅を幽霊事務所として登録していたかが読めてくるだろう。
事務所費の件でも、あいまいな回答しか提示できず、国民の血税を横領しても、絆創膏農水相と同じように「法令にのっとって処理している」と繰り返す、まさに疑惑のデパートの太田農水相は、辞任をもって、いますぐ国民に謝罪するべきだ。
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2008.08.29 (Fri)
太田誠一農水相が事務所費内訳を提示したようだが・・・・

<太田農相>事務所経費の使途を説明 内訳を文書で(写真:毎日新聞)
さて、今日の午後、太田農水相が事務所費の明細を提示する記者会見を開くということだったが、私はそのとき、彼が領収書を提示する変わりに、辞任するのではないかと思っていた。しかし、実際は、会見で内訳を記した文書を配布して説明したそうだが、領収書のコピーも添付されていたのだろうか。内訳の明細なら、でたらめを書けるのだし、人件費の詳しい説明がなかったのは、どういったことだろうか。
池田信夫氏も記者会見での問答を想定までしていらっしゃったが、あまりにもずさんな報告にあきれられていた。
『池田信夫blog』太田誠一氏の想定問答
追記2:閣議後に釈明会見が行なわれたが、まったく説明になっていない。領収書なんて、「上様」あてならいくらでも出せる(当時は後援会などに領収書の提出義務はなかったので残っているはずだ)。しかも肝心の非常勤職員について、まったく答えていない。プライバシーを理由にしているが、給与明細を名前を塗りつぶして出せばよい。民主党は、非常勤職員の名前を秘密会ででも明らかにするよう要求し、本当に雇用されたのかどうか追及すべきだ。
以下、太田農水相の説明を毎日新聞より転載する。
太田誠一農相の政治団体「太田誠一代議士を育てる会」が、政策秘書(現・農相秘書官)の自宅(東京都目黒区)を事務所として届け出て5年間で4828万円の事務所経費を計上していた問題で、太田農相は29日、会見で使途について説明し「議員会館などで行った『育てる会』の活動で発生した事務所経費を計上した」と主張した。 説明の対象になったのは05、06年分の2345万円分。04年は賃貸オフィスを事務所として届け出ている。
会見の冒頭、農相は支出の内訳を示した文書を配布。それによると、05年の経常経費約1045万円のうち、事務所費は電話代など37万円▽郵便・宅配便料金256万円▽交通費5万円▽その他(テープ起こしなど)5万円。備品・消耗品費は備品関係50万円▽ガソリン代等48万円▽印刷関係263万円▽文具やコピー代など47万円。残り331万円は「人件費」としている。
06年の経常経費約1300万円については、事務所費が電話代等41万円▽郵便・宅配便料金167万円▽交通費5万円▽新聞代25万円。備品・消耗品費は備品関係10万円▽ガソリン代等52万円▽印刷関係198万円▽文具やコピー代など116万円。人件費は674万円。
まず、「議員会館などで行った『育てる会』の活動で発生した事務所経費を計上した」と主張したそうだが、議員会館で『育てる会』の活動をしていたのなら、なぜ、事務所の実態のない秘書宅を新たに事務所として使っていたのだろうか。又、池田氏が指摘されていたように、人件費が、本当に支払われたのか、明らかにするべきだと思う。そうでなければ、同じように実態のない事務所費が税金で支払われ続ける事になる。
経費についても、郵便・宅配便に05年度に256万円、06年度に167万円もかけて何を送っていたのだろうか。交通費が2年間で10万円と少額だが、ガソリン代は100万円とかなり高額になっている。これも交通費の領収書に比べてガソリン代の領収書の方が捏造しやすいからではないか。印刷関係、文具やコピー代なども異常に高くかかっている。
人件費に関しては、bogusnewsが伝えている通り、幽霊事務所の幽霊に支払っていたに違いない(笑)。
「幽霊差別よくない」政治団体事務所問題で太田農相が反論
政治団体事務所として届けていた秘書官宅に関係者の出入り実態がなく「幽霊事務所か」と非難されている問題について、太田誠一農水相は27日閣議後の記者会見で、
「れっきとした幽霊の事務所であり、なんらやましいことはない。幽霊を差別するのは許せない」
と反論。あくまで辞任する考えのないことを示した。
この問題では、届け出されている事務所の隣に住む住民が
「7年ここに住んでいるが、家族以外の人の出入りを見たことがない。あきらかに幽霊事務所だ」
などと証言。農相の弁明に注目が集まっていた。これに対し太田氏は「幽霊の秘書が活動拠点として使っている。見えなくてあたりまえ」とまっこうから反論にうって出た。
しかしながら、これは決して笑い事で済まされる問題ではなく、民主党には、太田農水相を証人喚問するときに、是非、池田信夫氏に国会で証言させていただきたい。
ところで、池田氏は、この10月からSBI大学院大学というサイバー大学のインターネットによるe-ラーニングで講義を行なわれるそうだ。日本では京都大学がYouTubeを使って講義を行っているようだが、画期的な企画だと思う。カナダでもコースによっては、一部インターネットで授業を行っている教授もいる。しかし、全ての授業をインターネットで行っているコースはあまりない。
SBI大学院大学ー池田信夫氏
初めての試みだからか、ちょっぴり緊張されていらっしゃるご様子。詳しくは、下記の記事で。
『池田blog』「仮想大学院」の挑戦
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Tags : 太田誠一農水相 |
事務所費 |
池田信夫 |
太田誠一代議士を育てる会 |
2008.08.28 (Thu)
池田信夫氏が太田農水相の秘書宅隣りにお住まいだったという奇遇

太田誠一氏の「政治団体事務所」は隣の家だった
(前略)
太田氏側は「活動の主たる担当者である秘書官の自宅を事務所とした」と説明しているそうだ。しかし私は隣に7年間住んでいるが、この家で政治活動が行なわれている形跡(ポスターなど)を見たことがない。そもそも家族以外の人がこの家に出入りしたのを一度も見たことがない。
政治資金収支報告書によると、この政治団体は2005~6年に2300万円余りの経費を計上し、その内訳は事務所費が550万円、備品・消耗品費が800万円、人件費が1000万円ということになっている。しかし家賃は払っていないというのだから、人の出入りがまったくない家の「事務所費」とは何に使われたのだろうか。
「備品・消耗品」として太田氏側は「事務用品の購入費やガソリン代」と説明しているようだが、大家さんがマイカー以外に選挙活動用の車を使っていた形跡はない。通信費というのも、この政治団体の電話連絡先が議員会館になっているのだから、発生するはずがない。
人件費を「会の政治活動に要した人件費」と説明したようだが、秘書報酬以外に出しているとすれば(家族以外に誰もいないので)奥さんを雇用したことになっているのだろうか。しかし彼女はごく普通の専業主婦として、昼間は買い物などをしており、政治活動しているのを見たことはない。
そもそも大家さんが議員秘書だったというのが驚きだ。園芸が好きで、よく週末には庭いじりをしており、あいさつしていたから、普通のサラリーマンだと思っていた。週末というのは、選挙区回りなどで秘書がいちばん忙しいときだから、これもおかしい。彼の秘書官としての勤務実態があったのかどうかも調べたほうがいいと思う。
以上はオンカメラで5~6社に話したので、きょうのニュースやワイドショーなどに出るだろう。必要なら、国会で証言してもいい。私の印象では、中里秘書官の自宅が「幽霊事務所」だったことは間違いない。

「家政婦は見た」じゃなくて、「池田信夫は見た」という感じで、自分が家を借りている大家さんなのに、この私でさえもこんなこと書いていいの?という調子でズバズバ書いていらっしゃる。コメント欄でも池田大先生はことも事細かに隣家の様子を書かれている。太田農水相の秘書もとんだ人に家を貸したものだ。池田大先生が家を追い出されなければいいけど・・・・。
又、ただ観察していらっしゃるだけではなく、政治資金収支報告書まで検証されていらっしゃるわけだ。
太田誠一氏の政治資金収支報告書を検証する
「太田誠一代議士を育てる会」の政治資金収支報告書は、ウェブで公開されている(2005年度p.746、2006年度p.695)。これを記者会見の説明や私の知っている事実と照合してみた。
おもしろいのは、寄附者の内訳だ。2005年についてみると、政治団体からの献金は日本医師連盟だけで、あとはすべて個人献金で、18人の名前があがっている。そのうち税理士が10人、会計士が3人で、合計305万円。06年については、同じく税理士が15人、会計士が4人で、合計548万円。太田氏は「大蔵族」として知られ、税理士政治連盟から毎年、100万円程度の政治献金を受けているが、こうして小口にわけて実質的には(この政治団体だけで)その5倍以上の献金を受けているわけだ。
関連記事:
クローズアップ2008:太田農相事務所費問題 「身体検査」また失敗(毎日新聞 8月27日)
関連過去ログ:
太田農相が秘書宅に事務所費を計上
これで、多分、太田農水相は今週中に辞任を発表で、福田内閣の支持率は直滑降。自エンドはもうすぐそこだと思ったら、今日もランキングの応援宜しくお願いします♪

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