2012.05.08 (Tue)
消費税の意味を深く知る
消費税増税も、『日本改造計画』で戦後、初めて総合的国家体制改革論を国民に提示した政治家である小沢氏が主張したように、野田政権も「所得税・住民税を半分とし、消費税を福祉目的として10%とし、生活必需品などは消費税の対象外とする」という構想を示すことができれば、国民は納得して消費税増税を受け入れるだろう。もちろん、福祉目的が何を意味するのか、具体的に説明する必要がある。
残念ながら、メタボ・ドジョウは思考停止中なので、なんでも官僚の言われるままに従っているだけなので、このような構想がでてくるはずもないのだが・・・・。
なお、『消費税国会の攻防 1987―88』は、定価が3800円+税となっているが、維持会員で先着50名に限り書価3000円(送料込み)で特別頒布されるそうだ。購入希望の方は、お早めにメール(info@nipponissin.com)でお知らせいただきたい。
植草一秀さんが「消費増税亡国論」(飛鳥新社刊)の発売を記念して、5月19日(土)に京都で天木直人さんと講演会を開催するというお知らせも最後にあるので、お見逃しなく。
◎「日本一新運動」の原点―108
日本一新の会・代表 平野貞夫妙観
○消費税国会の攻防―平野貞夫衆議院事務局日記の公開について
野田首相が政治生命ならぬ「生命を懸ける」と言明した『消費増税法案』等の国会審議がいよいよ始まるという5月、千倉書房から『消費税国会の攻防』(副題・平野貞夫 衆議院事務局日記)が刊行されることになった。週刊朝日の5月8日発売号に3ページにわたって採りあげてくれたので、読者諸兄のお目に止まったかも知れないが、有り難いことだ。
口の悪い記者連中が、「平野さんのことだから、この時期を狙ってぶつけてきたのだろう」と語っているようだが、決してそうではない。消費税制度がどういう人たちの努力で、どういう思想でつくられたのか、その裏面史を出版したいと思っていたが、なかなかその機会がなかった。
平成22年になって、菅首相が突然「消費税10%増税」などと、政権交代の原点を冒涜したことを切っ掛けに、「売上税廃案と消費税制度成立」の真実を国民に知ってもらいたいという衝動に駆られていた。
丁度その頃、オーラル・ヒストリーの取材で、九州大学法学部准教授の赤坂幸一氏と、京都大学大学院法学研究科准教授の奈良岡聰智氏と定期的に会っていた時だった。私の構想を持ちかけると、直ちに千倉書房に持ち込んでくれた。当初は平成23年5月頃の出版予定であったが、いろいろな都合で1年遅れたわけである。これを「必然の中の偶然」というか、「偶然の中の必然」というか、私に説明は不可である。ただ一点、「神の配剤」といえることは確実である。
ともかく、赤坂氏と奈良岡氏に感謝しなければならない。
率直に言って、消費税制度の立法過程について、日本中で一番関わったのは小沢さんと私だ。然るに、消費税増税反対の小沢グループからは何の相談もない。消費税増税の恐ろしさを知らないからであると思う。彼らは租税制度と議会民主政治の歴史的つながりを考えたことがないからだ。本質的でない技術論で時間を浪費し、党内手続きでの多数決を民主政治の原点のように喚く野田総理や岡田副総理に反論しない国会議員は、最早、国民の代表者ではない。国民生活を破滅させ、財政を逆に悪化させることが確実な消費税増税に反対するのが、「国民の生活が第一」を約束して政権交代した民主党本来の責任であるはずだ。
(消費税制度についての基本的問題)
多くの近代国家は、歴史的に所得税や法人税などの直接税で国家の財政を賄ってきた。19世紀にドイツのビスマルクが、マルクスらの共産主義に対抗して考え出したのが、所得税を累進課税として低所得者に所得の再配分する政策である。それが社会福祉政策であり、そのため西欧での共産主義革命を防ぐことができた。わが国でも終戦後の復興を経て、昭和30年代以降、所得税の累進課税による再配分を中心とする社会福祉政策が成功した。しかし、20世紀の後半になると、資本主義の高度化やグローバル化などによるタックスヘイブン(税金避難地)現象により、企業からの国への直接税による収入が著しく減収するようになる。その頃、わが国では占領時代に米国のシャープ勧告によって実施された直接税中心の税制度に問題が発生する。それはサラリーマンなど直接税を徴税される階層と、事業収入に課税される人たち等との不公正さが目立つようになったからだ。俗に「十五三」とか、「十五三一」(とうごうさんぴん)といわれ、10割を捕捉されるサラリーマン、5割捕捉の自営業者、3割捕捉の農業従事者に、最後のピンには政治家が列して、不公平税制の代名詞でもあった。
西欧では積極的に消費税を整備し、社会保障の財源を確保するとともに、税の不公正さを是正した。わが国では、1970年代から消費税導入について本格的な論議が始まる。さまざまな困難を経て、昭和62年(1979)に中曽根首相が政治生命をかけた『売上税』を廃案とし、昭和63年(1988)竹下首相によって『消費税』が導入された。
今回刊行する『消費税国会の攻防』は、昭和62年1月から同63年12月までの2年間、私が関わった出来事を日記に記録しておいたものだ。それを赤坂氏と奈良岡氏という憲法学と政治学の専門学者が「消費税制度成立の舞台裏と“平野貞夫日記”」として解題をつけてくれた。この中で「本書成立の経緯」などが書かれている。しかし、本書の問題点や評価などは、新進気鋭の2人の論に委ねたい。
昭和63年12月24日(土)、午後5時59分、参議院本会議は「消費税法案等」を可決成立した。年が明けて、1月7日、昭和天皇は崩御され、元号は「平成」となる。2月24日には、「大喪の礼」が終わり、竹下内閣は長期政権かと誰もが思ったが、その後のリクルート事件の展開で、4月25日、竹下首相は辞意を表明した。中曽根前首相との権力闘争に敗北したのだ。竹下首相にとっては悶悶の日が続くなか、平成2年秋から小沢自民党幹事長発案で、「竹下登監修」と銘打って『消費税制度の沿革』の執筆を、私が始めた。平成5年5月には「ぎょうせい」から刊行した。その時、竹下元首相と私の2人で「消費税の将来」についていろいろ話した。この話の中に消費税の基本問題がある。
「25年ぐらいすれば、消費税は税制の中核となろう。税収入の半分以上となる時、余程の注意がいることになる」と竹下元首相が語り始めた。私の記憶によれば3点あった。
1)消費税制度は苦労してつくった。税制の中核となるには「国民の信頼」が絶対に必要だ。そのためには、売上税の時のように国民に嘘をつくようなことがあってはいけない。国民に誠実な説明をして国政選挙で理解して貰ってからでないと信頼を得られない。消費税制が信頼性を失うと国家財政は破綻する。
2)消費税の導入について、僕が「六つの懸念」をいったとき、第一番が逆進性のことで、所得再配分機能を弱めることだった。スタートは生活必需品も含めて3%の一律となったが、これをそのまま10%にすればどんな混乱が起きるか、これから抜本的な政治改革が必要だ。
3)一律税率のため、税率の引き上げが安易にできる。財政赤字を補うため消費税率を上げる「癖」をつけると大変なことになるわなぁ・・・・。というものだった。
この時期、小沢一郎氏は『日本改造計画』(講談社)を刊行する。戦後政治家で総合的国家体制改革論を国民に提示したのは初めてであった。超ベストセラーとなり、英語版も出版された。
この中に政治改革、行財政改革を前提に大胆な税制改革の提案があった。「所得税・住民税を半分とし、消費税を福祉目的として10%とする」というものであった。自分の判断で使える可処分所得を増やし、生活必需品などは消費税の対象外とする構想であった。
私に言わせれば、『日本改造計画』は消費税を中軸税制にするための国家改造論であった。しかし、小沢氏の国家改造論は成功するかに見えたが、既得権という特権を死守しようとする勢力によって実現されていないし、それどころか、危ういところで「罪人」の汚名を着せられる寸前だった。
民主党への政権交代で「国民の生活が第一」の政治が行われるかと国民は期待したが、菅政権とそれに続く野田政権は、ことごとく裏切っている。その代表例が、何の抜本的改革もなく、生活必需品も含めて消費税率を10%に上げることを強行しようとしている。
(消費税の21世紀における意義)
野田首相はじめ与野党にわたる消費税増税論者は、「社会保障と一体的改革」といえば国民は増税を理解してくれると思っているようだが、とんでもないことだ。社会保障の整備が大事であることはその通りである。しかし、21世紀の現代、消費税では社会保障に対応できない時代になっていることを知るべきだ。竹下内閣で消費税を導入して、4半世紀が過ぎた。この25年の人類の歴史の変化を冷静に考えてみるべきである。率直に言って、資本主義が変質、否、崩壊したのだ。
先進国ではいずれも経済や財政の破綻が危惧されている。大胆な国家改造なくして国家の存立も危うい。消費税制度をどうするかという問題は、社会保障という「部分」ではなく、国家全体のあり方として、国民的合意が必要なのだ。20世紀の諸制度を継ぎ接ぎする陳腐な政治的思想では、消費税への国民の信頼は生まれない。
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2009.08.15 (Sat)
民主党政権に期待すること

Stoney Ridge Wineryの庭より
8月30日に投開票が行われる衆院選について、ほとんどの報道機関が民主党の圧勝、自民党の惨敗を予測している。自民党の圧勝を伝える報道機関はゼロだ。このような状況は、2007年の参院選でも見られた。そのときは、にわかに信じがたかったが、ほとんどのマスコミが民主党の勝利を予想し、実際にその通りになった。だから、きっと今回もその通りになるに違いないが、楽観は禁物である。最後の2週間で、北朝鮮からミサイルが飛んできたり、大規模な大震災などが起こって自民党が大活躍する可能性もあるかもしれないし・・・・。
天木氏がメルマガに移ってから以前のように頻繁にブログを読みに行っていなかったんだけど、今日久しぶりに行ってみたら、とても貴重なご意見を述べられていたので、その中で、いくつかのブログを紹介したい。
天木氏の8月12日のブログでは、週刊現代の選挙情報を伝えていた。
総選挙までの残されたわずかな間の政局を我々はどう考えるか
今日発売の週刊現代最新号(8月22・29合併号)は、民主党390議席、自民44議席という民主党完全勝利を報じた。
何事につけ民主党有利の選挙情報を流し続けた週刊現代であるからそのつもりで読まなければならないとは思う。
しかしそれを割り引いても、この週刊現代の記事は衝撃的だ。
いよいよ、8月3日の私のブログで書いた1993年のカナダ総選挙のような革命的なこと(単独過半数の151議席を占めていた与党がたった2議席しかとれずに野党に転落)が、日本でも現実に起こりうるかもしれない。
そこへきて麻生首相の、「まけっぷりよくせにゃならん」発言が飛び出した。11日に千葉県で行った街頭演説で口に出したという。いつもの軽率な失言だろうが、意外に本音があらわれたのかもしれない。
そしてとうとう橋下、中田「首長連合」が民主党支持を打ち出した。
彼らを自民党別働隊と呼ぶものもいるが私はそうは思わない。政権を視野に入れた民主党と協力し、あるいは自らが主役となって、これからの政治の主導権を手にしようとする動きである。
つまり彼らはもはや自民党を見限ったのだ。
天木さんが書かれている1993年のカナダの総選挙はカナダ史上でも最も記憶に残る劇的な「進歩保守党」から「カナダ自由党」への政権交代の選挙だった。
1984年9月に当時45歳だったブライアン・マルルーニ率いる新しい政党、「進歩保守党」が誕生した。カナダ全州と2準州をくまなく制覇し、カナダ史上最多議席の151議席を獲得した。
マルルーニ首相が1988年に再選されたときに強調していたのが米国とのFTA(自由貿易協定)だった。しかし、その後5年間でマルルーニの人気は地に落ち、「進歩保守党」は崩壊した。
1980年代後半のリセッションはカナダの経済を悪化させ、失業率を急増させた。それに伴い、国家の赤字も増加した。1984年に「進歩保守党」が政権を握ったときに340.5億カナダドルだった赤字が、1993年までに400億カナダドルまでに膨らんでいた。連邦政府による赤字は5000億カナダドルにのぼり、会計年度内のバランスをとるために7%のGSTと呼ばれる消費税を新設した。このGST新設のおかげで、マルルーニは「カナダ史上最悪の首相」の名を欲しいままにしている。
その後、マルルーニから瀕死の状態で「進歩保守党」の首相を引き継いだカナダ初の女性首相、キム・キャンベルが解散、総選挙を行うと、1984年には151議席を獲得していた「進歩保守党」は、2議席しか獲得できず、キム・キャンベル自身も落選し、カナダの首相の中で最短(在任:1993年6月25日 - 1993年11月4日)のたった4ヶ月の就任日数を記録した。その後、「進歩保守党」は、同じ保守勢力の「カナダ保守党」に飲み込まれてしまい、今は姿形も無くなってしまった。
こうしてみると、小泉政権が発足したときは、異常な人気を集めていたが、小泉改革と呼ばれる単なる米国追従の悪政を行ったことで、日本の経済を悪化させ、国民の給与を下げ、失業率や自殺率を高めた後に日本史上最低の総理と呼ばれる小泉は、カナダのマルルーニの状況とそっくりだ。日本の国民は我慢強いせいか、小泉の後に3人も首相が入れ替わり立ち代りしたが、さすがに今回ばかりは、堪忍袋の尾が切れた状態だろう。恐らく、今回の衆院選で、自民党も議席を劇的に減らし、崩壊してしまうのではないか。
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2008.06.06 (Fri)
財務省職員がタクシー接待

目から甘えんぼビームを発射中のティガー
今日の植草一秀の『知られざる真実』、誤解招く「負担減少7割」政府説明と沖縄県議選の関係というエントリーの前半で、財務省職員のタクシー業者からの利益供与のニュースを受けて、植草氏が大蔵省に勤めていらっしゃった1985年から1987年の間のタクシーチケットについて書かれている。
まずは、そのエントリーの冒頭で、植草氏がとても重要なメッセージを送ってくださったのでここに紹介したいと思う。
本当の意味で日本をCHANGEさせるために、心ある者が結束、協働することがとても重要な意味を持つ時期にさしかかっていると思います。それぞれに考え方や主張に違いがあるのは当然だと思いますが、小異を捨てて大同につき、力を合わせて腐敗した現状を打破してゆくことが大切だと思います。私も微力ではありますが、より望ましい社会を構築するために努力してまいる所存です。今後ともご指導ならびにご支援賜りますよう謹んでお願い申し上げます。
天木直人氏もそうだが、元官僚の立場にいた方が、今の政治のあり方に疑問を持ってそれを国民のために変えていこうと私達と一緒に協力して下さるというのは、私達にとってとても力強いことだと思う。一般の私達ではとても知りえない官僚関連の情報や多種多様なコネクションをお持ちだろうし、情報収集能力にも長けている。又、文章表現もすばらしく、難しいことを読者にとてもわかりやすく書いてくださるからだ。
このところ、民主党の「首相問責サギ」で政治に興味を失いがちだったのを、植草氏が又政治の世界に呼び戻してくれたという感じがする。民主党が首相問責決議案を提出するといいつつ、何かと理由をつけてこれまでに何度となく延期してきたのに失望したのが一番の原因だ。
『kimera25』出せ!やれ!オオカミ民主はもう嫌だ!
によると、今度も又、後期高齢者医療制度廃止法案に抗議するために民主党が6月9日に提出する予定だった首相問責が6月11日以降に延期されたようだ。いつものパターンでこのように次から次へと一ヶ月単位で延期されている。6月11日になると、今度はG8サミットがあるからその後にとでも言うのだろうか。このところ民主党には自公政治を倒そうという気迫が全くかんじられない。どうせ問責しないのだったら、言わなければいいのに、問責する問責するといいつつ永遠に引き伸ばし続けているのだから、これじゃ、問責サギと言われてもしょうがないだろう。
話は財務省職員のタクシー業者からの利益供与のニュースに戻るが、今はどうだか知らないけれど、私が日本で働いていた頃は、夜中の12時を過ぎても、霞ヶ関のオフィス街は蛍光灯が眩しいくらいだった。さぞ忙しいのだろうとその時は思っていたのだが、実際は、自分の残業代を稼ぐため、又タクシーで帰宅するために朝遅く通勤して夜遅くまで働いているとしたら、なんと税金の無駄遣いなのだろう。
おまけに6月6日付けの毎日新聞によると、わかっただけで、タクシー接待を受けていた職員数は13庁502人、接待数は1万2400回にのぼり、財務省職員だけで現金187万5000円を特定のタクシー運転手から受け取っていたというのだから、驚くべき税金の無駄遣いが行われていたことになる。
5日までに接待を受けたことが判明した省庁の職員数と回数は次の通り。▽財務省383人1万1603回▽国土交通省36人249回▽農林水産省13人139回▽金融庁16人計266回▽内閣府9人53回程度▽内閣官房5人23回▽防衛省10人27~31回▽文部科学省10人13回程度▽環境省11人38回程度▽総務省1人約20回▽経済産業省3人5回▽公正取引委員会3人12回▽人事院2人26回。
なぜタクシー会社が省庁の職員に接待をするのかというと、きっと実際職員が乗った距離よりも多目の距離をチケットに書いたり、何も書いてないチケットを渡して、タクシー会社が好きな距離を書いたりしているからだろう。その余剰金のキックバックを受け取っているんだから、これは税金の横領にほかならない。
ヘンリー・オーツさんの「ノーパンしゃぶしゃぶタクシー」があっても不思議ではないでんな!(笑)
にもあったけど、バブルじゃないんだから、会社のお金でタクシーに乗って帰宅するなんて、民間企業ではいくら管理職でもとうてい許されないことだろう。なぜ、国民の血税で給与が支払われる官僚だけが、満員電車を避けて出社することができて、だらだらと仕事をして残業代を稼いだり、タクシーで帰宅できたり、タクシー接待を受けたり、退職後は天下り先が用意されたりするわけ?
これは、蛇足になるが、天下り企業や天下り団体で何をしているかと言えば、ネットで政府寄りのブログを書いて、政府のやることを正当化したり、ランキングではみんなグルになって応援しているのではないかというのが、私の推測だ。そうでなければ、今のように政治部門で政府寄りのブログだけがランキングの上位に集まることは不可能だ。
国民はほとんどが政府に不満を持っていると思うけど、昼は一生懸命働いているので、会社でネットはできないし、帰ってきては疲れきっているので、テレビを見るのが精一杯で、ネットする時間などとうていない。だから、アンチ政府系のブログがいくら政府の不正や格差社会の是正を訴えても読んでいる人はほとんどが政府寄りの大企業の重役か官僚か天下りの職員なので、一番読んでもらいたい層の国民には読んでもらえず、ランキングが停滞しているのではないだろうか。しかし、天下り役人は昼間からネットで発信することが可能だし、内輪でランキングを盛り上げることも可能なのだ。
これまでは、ネットカフェでニートが雇われてやっているのかと思っていたけど、実際は天下り職員が中心となってやっていることなのではないかと思う。今、自公崩壊を目の前にして、彼らはこれまで以上にやっきになっている。それは、人気Blogランキングの政治部門を見れば一目瞭然だ。
アンチ政府系のブログでは、植草氏のブログが10位に入っており、これが最高で、次に『天木直人のブログ』の12位、その後は差が開いて22位の『神州の泉』となっている。このように、このランキングでは政府寄りのブログがほとんど上位を占めている。これだけ政府寄りのブログばかり上位に来ているということは、政府がなんらかの形でこのランキングに参入しているとしか考えられないのである。これら上位の政府系のブログが政府関係者によるブログと証明する方法はないものだろうか。
植草氏の上述のエントリー後半は後期高齢医療制度の問題を指摘しているのだが、関連ニュースをとらちゃんが集めて下さっているので、ご一読を。
『晴天とら日和』「『エセカイカク者』コイズミ&タケナカが恐れる経済エコノミスト・植草一秀氏を読む。」
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2007.06.26 (Tue)
藤田東吾氏と天木直人氏の対談(YouTube動画)

↑『雑談日記』より
つい最近、元イーホームズの社長、藤田東吾氏から天木氏を応援しているので、一緒に応援しましょうというメッセージをいただいた。そんな折、『らくちんランプ』の藤田東吾社長の最新メッセージ(2007年6月21日分)で、藤田氏の天木氏への応援メッセージとお二人の対談の動画をYouTubeで紹介していたので、転載させていただきたい。
イーホームズ藤田社長との対談その1
イーホームズ藤田社長との対談その2
イーホームズ藤田社長との対談その3
藤田氏も天木氏も政府という大きな壁に立ち向かっていって跳ね返されてしまったという苦い思いを共有しているため、藤田氏の応援メッセージからは、熱い思いが伝わってくる。
藤田氏の応援メッセージ:
5月末にお伝えしましたが、私自身は、新規事業に専念するために、表立った耐震偽装の問題やマスコミ取材に対応しない方針としました。とは言え、一日本国民として、この国が良くなることを願う気持ちは皆様と同様に持っております。今は、歯を食いしばり新規事業を成功に導き、その先に広がる展望をイメージして日々を生きています。
さて、そんな最中に、天木さんから連絡を頂き、国交省だけでなく、社会保険庁や農水省等に日々散見される国家官僚の不正を正すことは政治によってしかなく、故に、天木さんはご自分の官僚としての体験によって得た、この国の誤った官僚機構と政治力を正し一石を投じるために出馬を選択されたとのことでした。
僕は、政治とは、結果的に国民が自らの意思で未来を良くする為に政治を選択する行動が実現しないと変わらないと考えています。その為には、本当の意味で、国のために立ち上がる魂を持った政治家が必要です。しかし、そんな魂を持った政治家が出現しても、国民が投票に行かず、結果的に創価学会や票田となる組織票ばかりでは政治の体制は変わらず、結果的に官僚機構も正されません。
鶏が先か卵が先かですが、国民が意識を持って、未来を良くする政治を考え投票の行動に至らないと何時まで経っても政治は変わりません。
今、憲法改正が議論されていますが、僕は憲法を改正する必要はないと考えています。(この考えは人それぞれかもしれませんが)しかし、現状の自公の政治体制が維持されると、憲法改正に繋がる可能性があります。同時に、官僚機構の体制も維持されるはずです。
連日のように報道される官僚の不祥事や税金の無駄遣いは、日本の官僚体質が既に時代遅れで誤っていると考えるのは多くの国民の衆目が一致する所ではないでしょうか。更に、各省庁記者クラブにおいて官僚が既得権を守るために都合よく流す発表を検証することなくマスメディアに報じる大手マスコミの報道内容も、多くの国民が「おかしい!?」と感じているはずです。
僕はこうした観点から天木さんとの対談に臨みました。天木さんは、外務省のエリート官僚として公使や大使を歴任し、イラク戦争に参加していく日本の方向が間違っていると純粋に考え、時の小泉首相に間違っていると発言をしたことで外務省を追われます。黙っていれば、外務省のトップ官僚に至っていたのではないでしょうか。家族や友人がどれだけ傷ついたかと言う苦境を乗り越え、政治に出馬すると言う意思の強さは、一人の男として見習うべきことあります。
こうした経験を持つ人が、政治の世界で改革を果たそうと考えるのは本気なのだと思います。
もし、宜しければ、皆様のブログ等でもお伝え頂ければ有り難いことだと思います。
何卒よろしくお願い致します。
藤田東吾
政治家になるとどうしても政府寄りになりがちで、国民のことよりも金儲けに走る人が多い中、政府の裏切り行為に苦悩した天木氏に限ってそんなことはないだろうというのが、私が天木氏を支援する一番大きな理由だ。天木氏には、ぜひとも国会へ行って、政府の暴挙や官僚による不祥事や無駄遣いを監視し、意見し、国民に伝えていただきたい。
支持率の急落が続く安倍が参院選の投票日を7月29日に延期したのは、そうすれば夏休みに入る人が多く、投票率が下がり、少しでも過半数割れになる危険を逃れようとするものである。藤田氏もおっしゃられるように、国民が意識を持って、未来を良くする政治を考え投票の行動に至らないと何時まで経っても政治は変わらないのだ。
いまからカレンダーの7月29日には大きな赤い丸で印をつけ、投票日と書いておいて、当日は必ず選挙に行こう♪

あべこべ首相の実感劇場
↑by『とりあえずガスパーチョ』
関連記事:
『天木直人のblog』私はあなただ、あなたは私だ17
藤田氏が天木氏に直接送ったメールが公開されている。上記で紹介させていただいたメッセージとは違うもので、これも又、天木氏が志気を奮い立たせるのに大いに貢献していると思う。
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2007.05.24 (Thu)
天木直人氏の参院選出馬と電通による安倍支持率操作

カナダもやっと香りのいい花が咲く季節になってきた。ライラックやすずらんや藤の花が咲くと、春も終わりに近づき、それらの花が終わると、暑さと共に私の大好きな初夏がやってくる。

その香りを楽しむために、きれいなライラックやすずらんを近所で見かけると、必ず少しだけ(笑)切り花を失敬して、家に飾ることにしている。

このところ、新たにバンクーバー水族館の手つなぎラッコが日本のメディアなどで紹介されたらしく、その動画を紹介したエントリーがトップ3に躍り出てきた。
「手つなぎラッコ」動画が大人気=啓発に有効と水族館も歓迎-カナダ
それにしても、↑の記事によると、相思相愛の恋人同士かな~と思っていたこの2匹のラッコ。実は、ニアクというメスが17歳で、ミロというオスが7歳だっていうんだけど、ラッコで言ったら、親子みたいな年の差じゃない?お母さんと息子という感じ?
ラッコは年をとると毛が白くなるということだから、きっと白っぽい方がメスのニアクで、黒っぽい方がオスのミロだね。この二匹のラブラブぶりは人間も羨ましくなってしまうほどで、一見、本当にほのぼの~に見える。でも、その裏には、ニアクが生まれてまもなく「アラスカで起きた超大型タンカーの原油流出事故に巻き込まれていた」という複雑な事情があったとはびっくり。2010年のバンクーバー・オリンピックの時にでも、バンクーバーに行く機会があったら、是非、この2匹が手をつないでいるところを見たいな。
ただし、ラッコの寿命は、15歳から20歳くらいということだから、それまでにはニアクは20歳になってしまうけど、なんとか、幸せに暮らしていて欲しいな。
ということで、前置きがかなり長くなってしまったんだけど、はなゆーさんがAbEndにTBして下さった記事、「天木直人氏が参院選出馬の意向を固めたとの報道」を読んで、天木氏が自分のブログでも出馬表明をしているのではないかと思ってあわてて行ってみた。でも、そのことには、まだ触れていなかった。ただ、5月24日の「憲法9条は人類を救う「平和の神」だ」というエントリーは、憲法9条を守ることへの情熱がひしひしと感じられる記事だった。
憲法を変えて、日本を戦争ができる国にしようとしている安倍内閣に真っ向から立ち向かえるのは、天木氏しかいないかもしれない。民主党の中には、憲法を変えようとする動きも見受けられるので、支持したいのはやまやまなんだけど、本当に大丈夫?という不安がつきまとっている。
一方、天木氏のブログを読むと共感できることが本当に多いし、戦争に反対して外務省を辞めているところは、平和を愛したジョン・レノンが戦争に反対して米国を追い出されようとしたことと似ている。九条を守って、平和な日本を保ち続けるためにも、天木氏にかけてみようと思う。
まだ、本人の口から出馬表明があったわけではないので、参院選に出馬されるのかどうかは定かではないが、もし、本当に天木氏が9条ネットから出馬されるということであれば、心より応援したい。
天木氏の最近の記事に「イラクで戦死した米兵に涙ぐむ昭恵夫人」という記事を読むと、産経の安倍川餅じゃなくて、安倍太鼓もちが又気分が悪くなるような安倍ヨイショの記事を書いているようだ。
犠牲兵士の話に涙ぐむ昭恵夫人 ブッシュ大統領「優しい人だ」
安倍に褒めるところがないから、しょうがなくアッキーを褒めようとしている記事なのだが、兵士が戦争の犠牲になっているのは、ブッシュが強行に戦争を推し進めているせいなのに、そのブッシュに手を握られて、その口からでまかせの言葉に涙ぐむアッキーってやっぱり安倍同様のどうしようもない真性あほ症でしょう。
ところで、最近、安倍内閣の支持率が産経だけではなくて、マスコミ全般で上がっているんだけど、その裏にはアッキーの元就職先であった電通の操作があるようだ。
『山本恵子の政界夜話』【チンドン屋の怪】によると、私達がマスコミが独自の調査をしていると思っていたものは、実は、ほとんどのマスコミが電通に調査を依頼しているものらしい。だから、その結果を電通がやりたいように操作するのも赤子の手をひねるように簡単にできるのだ。どうりで、これだけ不人気な安倍が参院選が近づくにつれて支持率上がるわけだよね(笑)。きっと政府が国民の血税を使って電通に裏から手を回しているわけでしょう。目的のためなら手段を選ばないこんな滅茶苦茶な安倍内閣をこのままのさばらせておいてはならない。全てこんな感じで、世の中の情報が操作されていると思うと脱力感だけが残っちゃうよね。とにかく産経、電通など政府寄りのマスコミ関連の情報は信用しないことだ。
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2007.05.12 (Sat)
女性の人権や沖縄の海を守るためにも安倍内閣にNOを!
翌日も同じパターンで夕食後、ジェニファー・アニストン(Jennifer Aniston)とヴィンス・ヴォーン(Vince Vaughn)の"Break Up"という映画を見たんだけど、あまり面白くなくて見ている途中で眠ってしまって朝起きたら9時ごろだった。仕事は休みだったんだけど、3時に友達を家に招いて夕食をご馳走する予定だったので、その後、しばらく掃除してなかったかなり汚れた家を一生懸命掃除したり、ディナーの準備をしたりして、ブログを更新する時間がなかった。
2日も更新をお休みしてしまった間にも遊びに来てくださったり、コメントやTBを残してくださったり、ランキングを応援してくださったみなさま、ありがとうございます。
今、2日間のすきまを一生懸命埋めるために、いろいろなブログやサイトを見てまわっている途中なんだけど、一番やりきれないと思ったのが、航空自衛隊に勤務する女性自衛官が上司からセクハラを受けて暴行された話。はなゆーさんのところで訴状全文を読ませていただいたけど、本当にひどい話で開いた口がふさがらなかったよ。
被害者の女性がまるで加害者のように扱われ、男性の自衛隊員がぐるになって女性をやめさせようとし、肉体的苦痛だけじゃなくて、精神的苦痛まで被ってしまったというこの事件は、もっと大きなニュースになってもいいはずなのに、大手のメディアでこのニュースを伝えているところって、ほとんどなかった。日本女性の人権を守り、職場での立場を体質改善するためにも、こういったニュースはもっと大きく報道されなくちゃならないのにさ。政府に都合の悪いニュースは伝えない日本のメディアは本当に腐ってるよ!公になってないだけで、他にもたくさん似たようなケースがあるんだろうね。
2度とこのようなことが起こらないためにも、『きっこの日記』の「美しい国」の犠牲者は子供たちにもあるように、この変態自衛官は今すぐクビにするべきだし、そして、この変態自衛官に協力した自衛官たちやその上司もみんなクビになるべきだろう。

あと、これと同じようにほとんど大手のメディアでは伝えられていないニュースに沖縄辺野古で海洋調査に反対する市民を取り締まるために安倍が海上自衛隊を送ったっていうニュースがある。どうして美しい日本を保護するために市民が自衛隊と闘わなくちゃいけないの?なぜ美しい国づくりを提唱しているはずの安倍内閣が、多額の税金を無駄にしてまで日本の宝である美しい沖縄の海を破壊して醜い米軍の滑走路をつくらなくちゃいけないの?自衛隊って国民の血税で成り立っているのに、美しい日本を守ろうとする国民を監視したり、脅しをかけるってどういうこと?
すでにきっこちゃんや はなゆーさんのところでご覧になられたと思うけど、もしまだご覧になっていらっしゃらない方がいらっしゃったら、是非、ご覧になって。
辺野古 HENOKO 2007
上の動画を見ながら、こんな理不尽なことがあっていいのかと怒りと悲しみが込み上げてきておもわず涙がでてきてしまった。平良夏芽氏のたんたんとした中にも平和を羨望する強い意志が感じられる言葉はとても感動的だ。暴力を受けたあとでも本当に闘うべきは相手の暴力ではなく、自分の心の中の暴力性であり、暴力に暴力で答えるのではなく、いつも紳士的な態度で相手の暴力に臨まなくてはならないという主張は、心の奥深く響く。

それはまるで、国会のような非暴力的な場所でも嘘で固めた暴力的な発言や態度を繰り返す安倍とは相反するものであり、平良夏芽氏が国を治める立場だったら、日本はどれだけ平和だっただろうかと考えさせられる発言だった。
平良夏芽氏に比べると、山口洋子氏はかなり感情を込めて訴えている。最後に「権力を持った人の犯罪だ」と怒りをもって訴えるのを聞いたとき、かなり多くの人が同意したに違いない。
沖縄以外にも沖縄基地建設に反対している団体があり、その一つが辺野古米軍基地反対のために去年の9月からカンパと署名を集めている「京都行動」だ。
京都行動「辺野古と米軍基地」
「京都行動」のサイトを見るとあまりカンパや署名が集まっていないようなので、もし、街で見かけたら、ぜひ、署名かカンパをしてあげて欲しい。
最後に2006年10月21日に高知市の高新文化ホールににて、天木直人氏の講演会「軍事力で平和は実現できない」(約1時間半)を「けんちゃんの吠えるウォッチングーどこでもコミュニティ双方向サイト」がインターネットラジオにして下さったものがあったので、紹介させていただきたい。天木氏の日頃の主張の背景がわかって、国民をごまかしながら米国追従政策を外務省が企んでいる様子など内容もかなり興味深いものなので、時間のあるときに聞かれるようお薦めする。
安倍内閣によって「美しい日本」から、どんどん「醜い日本」へと改悪されているこの現状を打破するためにも、参院選では政権交代を目指してこの屈辱を晴らしたい。
関連記事:
フィールドワーク報告 海上ヘリ基地建設反対座り込み行動
新基地建設を食い止める人々
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2007.04.16 (Mon)
参院選では過半数割れに追い込み、AbEndさせよう!
このところ、英語の翻訳がなくなったせいか、読み応えのあるすばらしい記事の多い天木氏だが「政治の季節がやってくる予感」という記事の中で朝日新聞に連載されていた文を紹介してくださっており、その文にいたく感動したので、もう読まれた読者もいるかもしれないけど、ここでもう一度紹介したい。なるべく多くの方に読んでいただきたいと思ったので。
30代半ば、偶然に自分の戸籍を見たら親の欄に知らない名前がありました。両親が生みの親でないことを初めて知りました。
結婚する時、父は僕の妻にそれを告げ『實には知らせないで』と言ったそうです。希望を尊重し、僕も知らないふりをすることにしました・・・
(父は)青森の貧しいリンゴ農家の末っ子で、小学校を出てから働き、18歳で上京。進駐軍のスクールバスやタクシーの運転手をして働きづめでした。心臓に持病のあった母の治療費を工面するのに精一杯だったのでしょう。
僕の通っていた都立西高校は進学校。母の闘病を見ていたので、僕は医学部に行こうと決めました。でも父は『行かなくていい』。6年も通わせる余裕はなかった。僕は歯ぎしりしながら泣いて頼みました。そして、自分はなぜ医者になりたいのか、改めて真剣に考えました。
結局、許してくれました。同時に『弱い人、貧しい人がどんな気持ちで医者にかかるか。それを忘れるな』と・・・僕の背景には常にこの言葉があります・・・
87年、病院の近くにログハウスを建て、東京で暮らしていた父を呼びました。血はつながっていなくても、3世代の家族として共に過ごしたい。大事に使えば200年はもつ家です。『岩次郎小屋』と父の名をつけ、父を頂点とした家族を作りたかった。父は僕らと暮らし、7年前に88歳で亡くなりました。僕は最後まで、気づかないふりを通しました。
実の父親の墓を訪ねたことがあります。成功者だったそうで、驚くほど立派な墓でした。でも僕は、貧しくても運命から逃げず、誠実に生きた父に育てられて良かった。それに気づくまで、ずいぶん時間がかかってしまったけれど・・・
この世には運命のいたずらで自分の生みの親と小さいときに別れてしまう人もいる。一見不幸に思えるが、その育ての親や自らの体験によって、かけがえのない人生を送る人もいる。短いけれども作者の育ての親への感謝の気持ちが込められていて、それがひしひしと心に沁みる文章だった。まずは、育ての母親が病弱だったから、医者になろうと決心した「僕」という人間のすばらしさ。そして、それを認めた育ての父親が、「僕」に送った言葉、『弱い人、貧しい人がどんな気持ちで医者にかかるか。それを忘れるな』という言葉も心に響く。
育ての親が貧しかったおかげで、作者は、弱い人、貧しい人の気持ちがわかる医者になることができて本当に良かったと思う。そういった気持ちはどんなにお金を積まれても裕福な家庭で育ったら、学ぶことはできない。もし、作者が成功者だった実の親に育てられていたら、きっとその気持ちは理解できなかっただろう。自らが弱い人や貧しい人と一緒に生活を共にしたり、身近にそういった人がいないと、弱者の気持ちはわからないからだ。だから、裕福な家庭で育った2代目、3代目が多い今の日本の官僚や政治家には、決して弱者の気持ちは理解できないのだ。国民からは税金を搾り取るだけ搾り取り、官僚や政治家が優遇される日本社会の中で、官僚たちは退職後も天下りをして悠々と暮らす。こんな日本の仕組みを今こそ変えなければならない。その第一歩が参院選だ。
4月12日付けの『ゲンダイネット』によると、参院過半数割れ必至 県議選の分析結果に自民真っ青ということだが、これが、実際に起こることを祈る。
東京、北海道などの知事選は制した自民党が、実は慌てふためいている。大マスコミは報じていないが、県議選の方の数字がボロボロだったのだ。「このままでは参院選で大敗する」という声も続出している。
7月の参院選を前に22日には福島、沖縄で参院補選がある。青木幹雄参院議員会長は「2勝」と意気込んでいたが、福島県議選(定数58)の結果に自民党は青ざめている。単独過半数を狙ったのに、現職が5人も落選、過半数確保に失敗したのだ。
参院選の雌雄を決する1人区の情勢も厳しい。例えば、片山虎之助参院幹事長の岡山。先の県議選で自民は現職3人が落選するなど7議席の減。とくに岡山市では公明か、民主、共産候補が上位当選し、自民候補は滑り込みだった。小沢一郎代表は、昨年末から4度も岡山に通っている。片山の地盤がグラついているのが証明された格好だ。
「定数45の過半数に遠く及ばない19人(5減)の当選に終わった秋田、過去最低の16人(7減)の当選だった滋賀、候補者乱立で自民共倒れが続出した長崎(8減)や佐賀(3減)。アチコチで自民の牙城が崩された。県発注の官製談合が発覚して県議選で現職2人が落選した和歌山の世耕弘成・首相補佐官も安泰でないし、安倍“応援団”の山本一太の群馬も10減でした。こうした1人区を参院選で落とせば、過半数割れ必至です」(政界関係者)
自民は札幌、浜松、広島の政令市長選も落とした。地方の都市では自民離れが顕著だ。参院選後は政局である。
ネトウヨが又、『ゲンダイネット』の記事を信じるのかとコメントに書きそうだが、全くのデマというわけではないだろう。東京で石原が勝ったから、ノーテンキな安倍晋三は喜び勇んでいるようだが、現実はそう甘くない。このままいけば、参院選で過半数割れする可能性は高いのではないか。そうなれば、安倍を倒せる。AbEndが実現するのだ。その後のことはそれが実現したときに考えればいい。それまでは、AbEnd目指して全身全霊を注ぎ込むしかない。
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2007.04.14 (Sat)
国民年金が自民党政治家への献金に消えていたとはショック!

↑「人面カメムシ」より
さて、さて、『女性は産む機械』で世界中からひんしゅくをかった暴言を産むカメムシ厚生労働相が年金をもらわないことを宣言したそうなんだけど、それが、4月21日号の『週刊現代』の「年金官僚の悪を暴く緊急レポート」の直後だっていうんだから、笑っちゃう。

柳沢厚生労働相、年金もらいません…「個人の判断」と説明 (読売新聞 - 04月14日 03:33)
柳沢厚生労働相(71)が、公的年金の受け取りを辞退できる年金支給停止制度の適用を申請していたことが13日、明らかになった。
同制度は4月にスタートした。柳沢氏の年金は5月分から停止されると見られる。
柳沢氏は、受け取り辞退の理由について「厚労相であるからというわけではなく、あくまで個人的な判断だ」と説明している。
柳沢氏は1961年に大蔵省(現・財務省)に入省しており、国家公務員共済の年金を受け取っていると見られるが、給付額は不明だ。年金支給停止制度は、2004年の年金改革で創設が決まった。
厚生労働省は「年金を受け取ることは加入者の権利で、支給停止を推奨することは考えていない」としている。停止した年金は、申し出により、いつでも再開できる。
いつでもストップした年金は再開できるということだから、きっとカメムシのことだから、退職した後に又、年金の再開を申し出るだろう。年金受け取りを辞退すると言ってもほとんど意味のない戯れごとに聞こえる。それに、これは『女性を産む機械』でヒンシュクをかったから反省して言っているのではなく、 4月21日号の『週刊現代』に書かれていたフリージャーナリスト岩瀬達哉の「年金官僚の悪を暴く緊急レポート」を読んで、事態が悪化する前に手をうって発表されたものに違いない。
詳しくは、天木直人氏の『国民の年金が自民党政治家への献金に消えていた!』 に書かれているので、是非、読んでいただきたい。概要は次のとおり。
保険法によって厚生労働省による年金積み立て金の使用が認められており、それによって掛け金の流用が広く行われている。例えば、「厚生労働官僚が「監修」する書籍を出版社から大量購入し、その購入費の一部を「監修料」という名目で業者から厚生労働省にキックバックさせて、それをプールして裏金にて、その裏金を使って政治家を支援していたというのだ。」
又、カメムシ大臣に関しては、大蔵官僚時代から、さまざまな献金疑惑がある。「イトーヨーカ堂から柳沢金融担当大臣への裏献金か? 」(論壇:平成14年5月29日)によると、東急エージェンシーが国税庁に10億円の申告漏れを指摘されたことがあるが、国税庁では、「この10億円が、イトーヨーカ堂から柳沢金融担当大臣への裏献金であり、献金をマネーロンダリングするためのトンネルとして東急エージェンシーが利用されたという事実を把握している。」
2月6日の『きっこのブログ』「カメムシ大臣の裏の顔」にも、上の記事にも、書かれているが、都道府県会館の裏にあるヒルクレスト平河町にある柳沢大臣の個人事務所では、政策担当秘書の松永晴行氏が政治資金集めの一環として、柳沢紀子夫人の版画作品の販売も一手に引き受けているそうだ。柳沢紀子夫人の版画の売上金を裏金献金として政治資金にしているっていうことだが、これも結局は年金の積立金がいつのまにか自民党への政治資金になっちゃっているのと同じで、国民の税金がいつのまにか自民党の政治資金になっちゃっているってことだよね。自民党はどこまで国民をばかにすれば気が済むのだろうか。
安倍ゾウリムシにしてみれば、これだけ夫婦揃って政治献金をガッポガッポと仕入れてくれるカメムシ大臣を手放すのはおしいだろう。だから、普通なら、とっくの昔に首が飛んでいたはずのカメムシ大臣をあれだけ必至でかばったのだ。
税金を使って自民党政治資金を捻出しているカメムシ大臣は、まさか年金をもらわないだけで済まされるとでも思っているのではあるまいね。
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2007.02.25 (Sun)
「赤ちゃんポスト」賛否両論
日本でも最近、「赤ちゃんポスト」の設置が認められたそうだ。これは単なる思いつきでつくられたのではなく、カトリック系慈恵病院理事長の蓮田氏が3年がかりで構想を暖めてきたものである。熊本で新生児置き去り事件が何件も続いたことがこの構想の発端となっているようで、同じようなシステムを導入しているドイツに視察に行ったりして長い間構想を練ってきたそうだ。日本と同じく少子化に悩むドイツでは6年前から「赤ちゃんポスト」が設置され、その数は現在80施設にまでのぼっている。やはり、ドイツでもこの設置の前年に、置き去りにされた40人の子供の半数が亡くなったことが発端となっている。
『天木直人のブログ」で赤ちゃんポストは悲しすぎるとの感想が述べられていた。確かに、自分で産んだ赤ちゃんを放棄するという行為は褒められる行為ではなく、これまで親の愛情を一身に受けて育ち、同じように自分の子供も育ててきた人にとっては、「赤ちゃんポスト」は心情的に認めがたいものがあるに違いない。しかし、母親が自分のお腹で9ヶ月間育てた赤ちゃんに愛情がないわけはなく、その赤ちゃんを育てることを放棄するという背景には、経済的な理由や父親の心変わりなどよほどの事情があるのだろう。
若い頃に村上龍の「コインロッカー・ベイビーズ」というコインロッカーに捨てられた赤ちゃんの話を読んでかなり衝撃を受けたことがあるが、厚生労働省によると、2000年までの統計で、日本では年間200人前後の「捨て子」があるそうだ。このところ育児放棄などの虐待のニュースも増えてきており、年間50人の子供が虐待で命を失っていることを考えると、命は取り留めたが、虐待を受けている子供のニュースが頻繁に伝えられることを考えると、日本では、子育てにストレスを感じているカップルも多いという現実に気づかされる。
又、現代では逆に子供が欲しくてもできないカップルも増えている。子育てを放棄した親の代わりに、里親がその子供を育てられたら、両方の親にとってはありがたいことではないか。捨てられたその子供は不幸になるのだろうか。赤ちゃんのうちは自分が捨てられたということは全くわからないため、それによって苦しんだり、悲しんだりすることはないと思う。そればかりか、大きくなって自分の境遇を知った時、捨てられて、置き去りにされ、もしかしたら、死んだり、虐待される運命にあったかもしれない自分を救ってくれ、大切に育ててくれた里親に大きな感謝の意を抱くであろう。私がその捨てられた赤ちゃんの立場だったら、きっとそう思う。欧米などでは子供の頃から養子であることを知らせながら育てるという。そうすれば、多分、大人になってから自分が養子だったということを知るよりもショックが少ないのかもしれない。
もちろん、「赤ちゃんポスト」を批判する意見もある。中には「赤ちゃんのごみ箱を作るつもりなのか」「子どもを捨てられると安易に喜ぶ若者を増やす」「中途半端に助ければ、かえって不幸を招く」などの批判もあるようだが、これは赤ちゃんのごみ箱というよりは、命のリサイクル・ボックスだ。「子供を捨てられると安易に喜ぶ若者」などいるだろうか。もし、赤ちゃんを最初から望んでいなかったら、ほとんどの女性は人工中絶すると思う。妊娠したら、女性は命がけでお腹の赤ちゃんを育てなくてはならない。妊娠しても赤ちゃんは「赤ちゃんポスト」に捨てればいいなどと思いながら9ヶ月間育てる女性は、まずいないと思う。赤ちゃんを愛情を持って育てたけれども、何かの事情でどうしても育てられなくなってしまった母親にとって、「赤ちゃんポスト」は不幸に生まれた自分の子供に幸せを願っての最後の手段なのだ。「中途半端に助ければ、かえって不幸を招く」という批判もあるが、それでは、そのまま助けずに見殺しにしろということか?日本では不幸に生まれたら、不幸に育つと考えられているようだが、海外の例では、不幸に生まれても、里親によって幸せに育ち、幸せな人生を手に入れる人は多い。
母親が親権放棄に同意しなくても、里親に引き渡すことができれば、捨てられる新生児の数よりも里親を希望するカップルの数の方が多い為に、新生児の引き取り先はすぐに決まるだろう。日本の童話には、川に流れる桃の中から生まれた桃太郎を育てたり、竹を切って発見されたかぐや姫を育てるような里親の話が昔から語り継がれているわりには、社会的に里親になるということに抵抗を感じている人も多いことは確かだ。ニュースでは再婚した後に連れ子が虐待されるケースも目立つ。新生児だけではなく、ある程度の年齢の子供の養子も世間に容認されるような里親制度がこれからは求められるのではないかと思う。まずは、日本では難しいと思われる赤ちゃんポストの試みがこれからどのように展開されていくのか注目していきたい。
参考記事:(本文は続きを読むに保管)
『赤ちゃんポスト』渦巻く賛否(東京新聞 2006年11月17日)
[解説]赤ちゃんポスト設置へ (yomiuri online 2006年11月29日 )
リアヨロでも賛否両論。
追記:
『きっこの日記』の「「ポスト」が嫌いなアベシンゾー」によると、安倍が「赤ちゃんポスト」に強い懸念を示しているのは、自民党内で「ポスト安倍」について盛んに囁かれているからだというのには笑った。又、kojitakenさんによれば、「安晋会」の疑惑を追及する記事をひんぱんに掲載する「週刊ポスト」を連想させるからではないかということだが、それアリエールかもしれない。きっと「ポスト」という言葉にアレルギー反応しちゃうのだろう(笑)。
一方、日テレニュース24によると、カメムシ大臣は22日には違法ではないと容認の姿勢を見せていたが、23日には、安倍の強い懸念を受けてか、今後容認するかわからないと慎重な姿勢を示した。、突然、塩崎官房長官と共に抵抗を示し始めたというのはどういうことなのだろうか。きっと安倍将軍様に忠誠を誓い、服従しているつもりなのだろうが、相変わらず、安倍内閣は閣僚がバラバラで、言うこともコロコロと変わり、どうしようもないという印象を強める結果となった。
ゲンダイネット(2月22日掲載)によると「安倍政権 あと2カ月までの怪しい雲行きと闇」だそうだ(笑)。
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2007.02.23 (Fri)
天木直人氏を都知事に
まずは、ちょうど去年の2月6日に書かれた『反戦な家づくり』の「安晋会 菱和ライフクリエイト 黒川紀章 日本会議」を読むと、黒川紀章氏は安晋会と深い関係があるだけではなく、暴力団山口組系後藤組や広域指定暴力団「住吉会」、「日本青年社」、「救う会」、「つくる会」と関係の深い右翼連合会である「日本会議」の代表委員をつとめているそうだ。つまり、黒川紀章は、暴力団と右翼団体まみれということか。これじゃ、いくらすばらしい公約を掲げていても支援なんてとてもできないぞ。
民主党はなんとか菅直人議員を都知事選に担ぎだそうと努力しているみたいだけど、本人は西から太陽が昇ってもありえないとかたくなに固辞しているようだし、本人が言うように、そんなことになったら、国会で厳しく与党を追求できる議員がいなくなるから、安倍晋三や中川秀直自民党幹事長を喜ばせるだけだ。私としても菅氏には、国会で引き続きがんばっていただきたい。
そこでだ、少し前にも書いたんだけど、偶然にも菅直人氏と同じ名前の天木直人氏に都知事出馬を要請するという考えはどうだろうか?『雑談日記』のSoba さんも宮台氏に出馬をお願いしたそうなので、ダメもとで私も天木氏にメールを書いてみた。
天木さま、
(前略)
天木さまのブログは、いつもとても興味深く読ませていただいております。天木さまのブログを読むと、日本の外務省の無能さがよくわかり、なさけなくなります。北方領土や竹島の返還はこういった腰抜けどもにまかせていたら、いつになっても実現しないでしょう。外務省はもうちょっとましな職員を雇えないのでしょうか。まず
ところで、天木さまもご存知の通り、このところ、民主党の都知事候補選びが難航しているようです。私としましては、ファシストで差別主義者で公私混同も甚だしく、暴言吐きまくりの石原慎太郎にだけは、絶対に三選してほしくありません。都知事には、もっと市民の痛みがわかり、官僚として働いた経験があり、国際的な視野を持ち、都会的なセンスも兼ねそろえた天木さまがぴったりだと思うのですが、都知事に立候補する意向はございませんか?もしも、天木さまが、民主党推薦又は無所属として立候補されるのであれば、有志をつのり、東京都民が都知事に求めていることを言及したマニフェスト作成の際の資料集めや、支持者集めなど全面的にサポートさせていただきたいと思っております。
都知事選まであと1ヶ月あまりしかございませんが、どうか、宜しくご考察のほどお願い申し上げます。
美爾依
さてさて、天木氏から、お返事はいただけるだろうか。お楽しみに。
とらちゃんは、田中康夫氏に出馬してもらいたいみたいだけど、こうしていろいろな人にあたってみて、立候補して下さる方をみんなで一致団結して支援しよう。
石原慎太郎の三選だけは決して許してはならない。
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