2011.03.08 (Tue)
前原後任人事:キャバクラ性事家を外相に?
前原君の北朝鮮に関する発言は、先日のエントリーで紹介したCSISの動画でも見られる。北朝鮮問題で、韓国と日本の対応についての質問を受け、前原君が質問の意味があまりわからなかったとしながらも、答えた場面で、41分30秒くらいに質問が始まる。テクノロジーの進化で、前原君は英語の質問の同時通訳をイヤホンから聞き、日本語で答えると、英語で話しているように同時通訳されるといった具合だ。その質問も前原君の答えの同時通訳された英語もあまりはっきりと聞き取れなかったけど、日米韓の協議を尊重しつつも、確かに、韓国と北朝鮮は対話を再開するべきだとか、南北が和解して朝鮮半島に平和をもたらすべきだとか、その根底には、北朝鮮との融和政策を推奨するべきという意味をはらんでいるような発言があった。
前原君としては、こういった裏をとられる前に、スタコラサッサと逃亡したわけだ。どうりでいくらピテ菅が長時間かけて慰留しても聞く耳を持たずにとっとと辞任してしまったわけだよね(笑)。
その「黒い外相」だった前原君の後任人事が今週中にも決定されそうなんだけど、名前があがっているのは、「川端達夫文部科学相はニューハーフがお好き?」というエントリーでも紹介したことのある松本剛明外務副大臣とか直嶋正行元経済産業相とか、どいつもこいつも公費をキャバクラや飲み代に使ったことが判明したやつばかり。
無能無策の管政権で「クリーンな政治」しかセールスポイントがない菅内閣が、このようなエロい政治資金の使い方をする議員を閣僚として迎えるとは思えないけど、実際、この性事家の中で、江田五月は法務大臣になっているし、もしかしたら、ピテ菅トロプス直立猿人は、この際だから、性事家で閣僚を固め、内閣総辞職までの短期間に、税金をキャバクラ通いや高級料亭での飲み食いで使い切ろうとしているのかもしれない(笑)。

写真:『Siete Pronti!』より
左から、直嶋正行、江田五月、川端達夫、松野頼久、松本剛明 (敬称略)
後任外相に松本、直嶋氏らを検討 近く決定 岡田氏推す声も
2011/03/07 13:33 【共同通信】
菅直人首相は7日、前原誠司氏の外相辞任を受け、後任人事を本格化させた。松本剛明外務副大臣の昇格や直嶋正行元経済産業相の起用が取りざたされているほか、首相周辺から前外相の岡田克也民主党幹事長の起用も選択肢から排除すべきではないとの声が出ている。その場合は、後任幹事長が大きな焦点になるため、首相は慎重に検討する。一両日中には新たな人事を確定させ、早期に態勢立て直しを図りたい考えだ。
首相は7日、枝野幸男官房長官を外相の臨時代理として兼務させることを決めた。参院での2011年度予算案審議を優先した形で、同日午前の持ち回り閣議で決定した。また輿石東参院議員会長と官邸で後任人事をめぐり意見交換した。対米、対中関係などで複雑な案件が山積し、外交日程が立て込んでいる現状を踏まえ、外交に精通し即戦力となる人材が望ましいとの見方が強まっている。
首相は参院予算委員会で前原氏について「かなり強く慰留したが、法的な問題がないとしても政治的に責任を取りたいという強い申し出で、残念ながらそれ以上の慰留はかなわなかった」と説明した。また「外交は極めて重要なのでしっかりとした態勢をつくっていきたい」と強調した。
NHKの司会者からオカマ大臣とバカにされた岡田は、以前も外相だったことがあったけど、短期間だったからまだよかった。米国追従、外公オンチで、融通がきかなくて、身内ならどんなに違法なことをしてもかばい、敵なら合法なことでも違法と言い放つ岡田を外相にするのだけはかんべんしてほしい。事態を把握する能力が欠乏しているため、いつもトンチンカンな受け答えしかできず、自分の私的感情だけで動くようなこんな男が外相となったら、日本の外交はめちゃくちゃになる。それにこの男に外相が務まるだけの言語能力もない。
キャバクラ事件でしか松本剛明氏と直嶋正行氏を知らなかったので、両者のプロフィールをウィキペディアで改めて調べてみた。プロフィールからすると、松本氏は伊藤博文の孫ということだが、こういった偉人の子孫ってろくなヤツがいないんだよね。「日本外交の8~9割は日米関係機軸を機軸とし、深化させていくべきという日米同盟論者」であり、親戚に米国大使もおり、それこそ、属国丸出しの従米害務大臣になりそうな気配だ。また、鈴木宗男の証言を偽証として告発することに賛成しており、人間として尊敬できそうもない。
一方の直嶋正行氏は、松本氏ほどの家柄や学歴はなく、普通の人って感じだけど、こういった人の方がよく仕事をするのだ。2009年の衆議院選挙において、当時の政策調査会長として民主党のマニフェストの立案に深く関わり、鳩山由紀夫内閣で経済産業大臣に就任した。経済政策も米国重視の偏向したものではなく、アジア重視となっている。この2人だったら、直嶋正行氏の方に好感がもてるけど、なにしろ、米国さまの属国日本なので、米国が閣僚の人事も決定するのだろう。米国にとっては、松本剛明氏の方が好ましいに違いない。
Tags : 民主党 |
前原誠司 |
外務大臣 |
外相 |
辞任 |
後任人事 |
暴力団系企業 |
直嶋正行 |
松本剛明 |
2011.03.07 (Mon)
前原外相辞任で菅内閣崩壊前夜 (YouTube動画あり)
マニフェスト詐欺に加え、今回も暴力団フロント企業や外国人から違法献金をもらっていた閣僚が続出し、国民はまたもや菅政権に裏切られることになった。前原の後任を決める前に、菅首相を初めとした蓮舫行政刷新相、野田財務相、岡田幹事長ら菅内閣議員は、即刻内閣総辞職し、いちはやく国民に信頼される民主党を再建しなくてはならない。
カナダでも外国人からの政治献金は禁じられているというのは一般常識だ。日本では、そんな常識も知らない男が、外務大臣を務めていた。本人は在日外国人から献金があったことを知らなかったといっているが、誰からどれだけ献金をもらっているかを把握しない政治家がどこの世にいるだろうか。つまり、単なる言い訳にすぎないのだ。
政治資金規正法には、政治献金を収支報告に記載する際は、「年間5万円を超えるものは寄附者の氏名を記載する」と書いてある。つまり、前原がこの事実を知っていれば、5万円もらったら、寄附者に1円のおつりを渡せば、氏名を記載する必要はなかったのである。
要するに、前原は、外国人からの寄附が違法であることと、5万円以上の寄附のみ寄附者の氏名を書かなくてはならないという事実を知らなかったものと思われる。または、実際はもっと多額な寄附をもらっていて、年間の寄附制限額である5万円のみを収支報告に記載し、残りはポケットマネーとしたのかもしれない。
そもそも前原が辞任したのは、外国人から寄附をもらったというのが直接の原因のように語られているが、実際は、暴力団のフロント企業からの寄附をその社長名と住所をダブル虚偽記載した責任をとったと見るほうが正しいだろう。つまり、まだ同情の余地がある外国人からの寄附という原因で今辞任すれば、暴力団フロント企業からの寄附を虚偽記載したことの説明責任から逃れられる上に、2.3年後に民主党が与党としてまだ存在していれば、再び閣僚として活躍できる可能性もあり、後々の行動を考えれば、有利だからだ。
しかし、暴力団フロント企業からの寄附の虚偽記載が明らかになれば、議員生命を失うことになる。菅がいくらかばっても、自分から辞任すると言い張って聞く耳を持たなかった根拠には、虚偽記載の説明責任を回避する意図があると思われる。これまでも、「政治家自らが襟を正すことは大事なこと」とか「疑惑にしっかり答えることは、大変重要」とかエラソーに言ってきた前原は、辞任して逃げるのではなく、黒い企業とのつながりの説明責任を果たさねばならない。
追記:前原が辞任した原因の一つとして、米国が前原に見切りをつけたのではないかと主張する人もいるが、『スロウ忍ブログ』の情報を読む限り、マイケル・グリーン初め、米国側にとって米国の犬、前原の突然の辞任はかなりショッキングな出来事だったようであり、米国が仕掛けたものではないことがわかる。
「一刻も早くけじめつける方がプラス」 会見要旨
産経 2011.3.6 22:52
前原誠司外相の6日夜の会見要旨は次の通り。
◇
自らの政治資金の問題に関し熟慮し、外相の職を辞することとした。政治とカネの問題で国民の不信を招いたことをおわびしたい。菅直人首相に決意を伝え了解を得た。
在日外国人の方は中学の時より親交があり、政治を志してからは支援をしてもらっていたが、発覚するまで献金をもらっていることは承知していなかった。外相の地位にあるものが、外国人から献金をもらっていたことは重く受け止めざるを得ない。政治資金の管理責任は私自身にある。
私の政治献金をめぐる問題で、国会審議を停滞させるわけにはいかない。海外から疑念を持ってみられると国益を損ねる。経済外交や日米同盟深化などが、道半ばとなることはざんきに堪えない。菅首相には慰留してもらったが、外交の空白が生じるより一刻も早くけじめをつける方がプラスになると判断した。
とらちゃんが、前原辞任に関する情報をほとんど集めてくださっているので、興味のある方は、どうぞ。
■『晴天とら日和』
マエハラ辞任。(893のフロント企業から献金虚偽記載は単なる記載ミスでは済まされない。)

閣僚ドミノ倒しで政権崖っぷち
2011.3.7 01:11 (1)
前原前外相との会談の後、厳しい表情を見せたピテ菅トロプス直立猿人。
そして、いつもどおり産経がいちはやく、外務省での前原辞任会見の書き起こし記事を記載していたので、転載させていただきたい。
Tags : 前原誠司 |
外務大臣 |
辞任 |
外務省 |
辞任会見 |
菅内閣崩壊 |
暴力団フロント企業 |
献金 |
寄附 |
政治資金規正法違反 |