2009.07.18 (Sat)
代45回衆議院選挙:石川2区は姫のサメ退治
今一番気になるのが、小沢前代表が岩手4区から出馬するのか、それとも東京12区で公明党の太田昭宏とガチンコ勝負するのかってこと。『ザ・選挙』には、両方に小沢前代表の名前が載ってるけど、来週の初めあたりには発表されるかなぁ。
兵庫8区から出馬予定の康夫ちゃんはとらちゃんが応援してるから、勝てるだろう(笑)。
今年の衆院選では自民党が大敗するようなニュースが報じられているが、実際はどうなのだろうか。例えば、ゲンダイでは、石川県2区から出馬する脳はサメの脳サイズでも体のサイズは恐竜のように大きいザウルス森が民主党の新人で元河村たかし名古屋市長の秘書だった田中美絵子議員に敗れる可能性があることを報じている。前回の参院選で、岡山の選挙で 『姫のトラ退治』と称された参院自民党のドン、片山虎之助参院幹事長(71)対民主新人の姫井由美子氏(48)の闘いを再現するような展開になっているとか。
しかし、『ザ・選挙』代45回衆議院選挙の情勢を見る限り、今のところ、ザウルス森の方が優勢なようだ。田中美絵子氏も負けてはいられないと、今日は、河村市長と共に自転車で街頭演説を行われる予定だ。石川2区にお住まいの方は、ぜひ、「がんばれ!」と手を振りながら応援してあげませんか。田中議員のブログに今日の自転車街宣のスケジュールが書かれていたので転載する。
田中美絵子 Official Web Siteより
告知 河村たかし市長来る
2009/7/15 水曜日
緊急告知です。7月18日(土)河村たかし名古屋市長と石川2区で自転車街宣を行います。
15:50 JR美川駅前 街頭演説
16:30 自転車街宣(野々市文化会館フォルテ前→野々市役場前)
16:45 野々市役場前 街頭演説
18:10 自転車街宣(山中温泉文化会館前→こおろぎ橋)
18:30 山中総湯菊の湯前 街頭演説
移動時間の都合上お時間が若干前後することもあるかもしれません。皆様のご来所を心からお待ち申し上げております。
本日発売(石川県は明日)の週刊文春で取り上げて頂きました。週刊文春の皆さんありがとうございました。
河村市長と一緒に自転車街宣、楽しくなりそうだね。田中美絵子議員にはぜひがんばっていただきたい。
いつも面白おかしく政治ニュースを伝えて下さる「気弱な地上げ屋」さんの記事によると、一方のザウルス森も負けてはいない。戸別訪問やパチンコ店のキャンペーンなど人が集まるところにはどんなところにも顔を出してがんばっているとか。
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2009.07.01 (Wed)
小泉劇場からお笑い東国原シアターへ:ギャグを地で行く自民党
次期衆院選で政権交代は避けられないと観念した『悪徳ペンタゴン』は、まちがいなく岡田幹事長を支援しており、なんとか、鳩山由紀夫代表を引き摺り下ろし、自分たちの言うことを何でも聞く岡田を代表に据え変えようとしている。
植草さんもこれを見かねて、「黙りゃんしゃい!」と岡田君に自制を求めている。
植草一秀の『知られざる真実』 岡田幹事長自制と野党共闘確立が求められる
岡田氏発言と鳩山代表発言とのずれは、以下の四点に表われている。
①日本郵政西川社長解任
②ガソリン暫定税率廃止
③消費税大増税問題
④新規施策と財源のバランス
鳩山代表は党首討論で日本郵政の西川社長について、政権交代を実現すれば、更迭する方針を明言した。ところが、岡田氏は6月28日のNHK日曜討論で「党として正式に決定したわけではない」と発言した。これを「代表の顔に泥を塗る発言」と言う。自分を前に出し過ぎるのでは幹事長として失格だ。
岡田君ってわざと鳩山代表を困らせようとして、こんな発言をしているのだろうか。それとも、官僚の味方であることをアピールしたいのだろうか。こんなときだからこそ、民主党は、自民党との違いを強調し、小沢代表が自分の身を引いてまでも成し遂げようとした「政権交代」のために、「挙党一致」体制で衆院選に臨んで欲しいのに、それと逆をいく岡田君には困ったものだ。やっぱり、幹事長なんかに任命するべきではなかったのでは?

ここまでくると、潮の流れに応じてあっちにフラフラ、こっちにフラフラするイソギンチャクよりタチが悪い。イソギンチャクはまだ海の底に沈んでゆらゆら揺れているだけで、私たちに何の危害も及ぼさないけれども、麻生の場合は、民意に反して日本のトップの座に長々と居座っており、日本国民の生活に大きな影響を与えるからだ。
自分の考えも意志もない人物を総理大臣に据えることが、どれだけ国民にとって有害なことか、自民党は、下野してしばらく(50年くらい。笑)頭を冷やすべきだ。
7月1日付けの毎日の記事、「<麻生首相>東国原知事の入閣で調整 分権改革担当を検討」によると、麻生が、次期衆院選に自民党公認候補として擁立を打診している東国原英夫宮崎県知事を入閣させる方向で検討しているという。衆院選では、東国原氏を比例代表東京ブロックの1位として処遇する方向らしい。
今回の人事調整は、閣僚の兼務解消が目的だったはずだが、佐藤勉総務相・国家公安委員長・沖縄北方担当相は、総務相を引き続き担当するそうで、そのまんま東じゃなくて、東国原知事は、地方分権改革担当や無任所の閣僚とすることで検討が進んでいるそうだ。就任してまだ間もない宮崎県知事の座を自民党のために投げ出すつもりだぜ、こいつ。まあ、この人が知事になった目的は、もともと自民党の内閣に入閣すること、果ては総理になることにあったのだろう。
ただ、いくら衆院選までの短い期間と言えども、元お笑いタレントをそのまんま、じゃなくて、いきなり入閣させることは、自民党議員の麻生への怒りをそれこそ火達磨のように燃え上がらせることになるのではないか。又、昨日のアンケートから推測しても、国民も東国原の入閣に対しては、否定的な考えを持っているに違いない。
国民の意向や党内の議員の意見など完全に無視して、自らの延命だけしか頭にないKY首相は、速やかに人事に着手し、2日にも新閣僚の認証式をする方針だそうだ。まさに、ギャグかと思ったら、本気だったというお笑い東国原シアターの始まり始まり・・・・(爆)。
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2009.06.29 (Mon)
横須賀市長選:吉田雄人氏が小泉が応援した現職を破って当選
吉田氏は、官僚市制打破を訴えて、官僚とズブズブの関係にあった現職を破り当選した。ぜひ、3代36年にわたって続いた官僚出身者が市長を務める古い体質の町であった横須賀市を横須賀市民と共にチェンジして欲しい。

東京新聞が、横須賀市長選候補者がそれぞれ訴えていた公約を簡単にまとめていたので、紹介しよう。
◇横須賀市長選立候補者(届け出順)
呉東正彦(ごとうまさひこ) 49 無新
弁護士▽東大
<公約>(1)地域循環経済の実現と地元事業者の支援強化(2)市民の命とくらしを守る(3)原子力空母の安全対策と母港見直しのためあらゆる選択肢を追求
呉東氏は、市の財政再建や市長退職金の廃止、「暮らしの安全」のため米海軍原子力空母配備を見直すこと、などを訴えた。
吉田雄人(よしだゆうと) 33 無新
(元)市議・会社員▽早大院
<公約>ハコモノづくりでなく人づくりの福祉教育環境の整備。水や緑にもっと親しめる自然環境の整備。財政基本計画や地域経済振興基本条例の策定
吉田氏は、旧自治省出身の現職らによる「官僚市政の打破」を掲げ、自転車で市内を遊説。若さと市政の刷新をアピールした。
蒲谷亮一(かばやりょういち) 64 無現<1>
市長(元)市副市長・宮城県副知事・札幌市助役・自治省職員▽東大
<公約>最優先経済対策5本柱=地域活性化・子育て+教育環境の充実・高齢者障害のある方に優しいまちづくり・安心安全のまちづくり・低炭素社会実現
蒲谷氏は、一期目で実現した企業誘致などの実績や、官僚時代に築いた国とのパイプを強調。「政策実現力」への支持を求めた。
呉東氏は、米軍基地のある横須賀で、唯一、米海軍原子力空母配備の見直しを訴えた。マニフェスト(pdf)もとてもよくできている。しかし、pdfファイルにアクセスできない人は、HPでマニフェストを1ページごとにクリックしないと読めないので、手間がかかる。又、彼の公式HPを見ても、彼がどういう人なのかというのがあまりよく見えてこない。街頭演説を見ても、ありきたりで、あまり人の心に訴えるものがなかった。
これに比べて、吉田氏は、HPの1ページ目に、彼の言葉や彼を推薦する市民の応援メッセージをアップしており、それを読んだだけで、彼に親しみを感じる人も多いだろう。又、マニフェストも、そのページに行くと、すぐに全部読めるようになっており、わかりやすいようにグラフも使って、うまく構成されている。街頭演説も1200日以上の駅立ちをこなしただけでなく、早大在学中、雄弁会に所属していただけあって、とても聞きやすく、聞く人の心を捉え、人々に訴える能力に優れていた。
蒲谷氏は、まず、市民に大ヒンシュクをかっている小泉の応援を受けていたという点だけでも、マイナス点がつくが、その上、HPも見当たらず、官僚時代に築いた国とのパイプを強調している時点で失格だ。市民を無視し、大企業や政府だけを頼りとした、まさに時代遅れの市長候補者であった。今回の市長選の結果を見ても、横須賀市民が官僚市制には、もう、うんざりしていたことがよくわかる。
箱物行政のせいで、横須賀の借金が3132億円にもなっていたとは知らなかったが、横須賀市は、まさに、小泉が支配していた自民党政治の生贄になっていたと言えるだろう。
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