2008.02.22 (Fri)
道路特定財源の暫定税率が維持された場合、国民のどの層が利益を得て、どの層が損をするのか
昨日は皆既月食だったせいか、ものすごく眠くなって早めに寝てしまった。
『晴天とら日和』のイシバの乗った車が勝浦市の交差点で乗用車と衝突+道路特定財源をめぐる集中審議が始まっています。=フクダ内閣は疫病神ばかりだな!はぁ~ぁ、・・・
という記事によると、道路特定財団をめぐる集中審議が始まっているそうだ。
この問題は結構複雑なので、国民は政府の意見に騙されやすい。
少し前に村上龍氏が編集をしているJMMというメルマガで、識者による議論が紹介されていて、中にはとても納得のいく意見があったので、紹介したい。(続きを読むへ)
大学教授でもわかりにくい議論を展開する人もいれば、会社員でとてもわかりやすく説明している人もいるのが面白い。
どの回答も道路特定財源の暫定税率を理解するのに役立つが、私としては、特に、評論家、会社員の水牛健太郎(みずうしけんたろう)氏による回答がとてもわかりやすく整理されていて、この問題の本質に触れているような気がした。
水牛氏がJMMに寄稿されたその他の経済問題に関する回答
その他、道路特定財源の暫定税率の維持に否定的な生命保険関連会社勤務の杉岡秋美氏、信州大学経済学部教授の真壁昭夫氏、経済評論家・楽天証券経済研究所客員研究員の山崎元氏らの意見の方が、暫定税率の維持に肯定的なメリルリンチの菊地正俊氏や外資系運用会社 企画・営業部門勤務の金井伸郎氏らの意見より説得力があった。
まあ、人それぞれ感じ方は違うと思うので、ぜひ一度目を通していただけたらと思う。
道路特定財源の暫定税率が導入された頃は、日本の道路は外国に比べてひどいものだったそうだが、今ではどんな国にも見劣りしないすばらしい道路が全国に整備されている。全ての地方に行ったことがあるわけではないので、地方の細かい状況はわからないが、これ以上道路の整備に何兆円も使うのは、環境の破壊にもつながることもあり、いかがなものだろうか。もちろん、地方には必要な道路もあるだろうが、誰も通らない道路をつくることに何の意味があるのだろうか。
地方の道路の状況を知る為にも、
『フンニャロメ日記』の「生活者の声が聞こえてこない道路論議」のように、
地方にお住まいの方から地域の道路の情報をコメント欄かTBで教えていただけたら嬉しい。このエントリーで紹介させていただきたいと思う。
今日のニュースに国土交通省所管の公益法人「国際建設技術協会」によって作られた海外の道路事情の報告者が、道路特定財源約1億円で作られたのはいいんだけど、そこで使われている資料のほとんどがインターネットのウィキペディアからの引用だったそうだ。ブログの記事なんかにウィキペディアを使うのは、しょうがないと思うけど、一億円もの税金を使って信用性に一貫性のないウィキペディアから引用だなんて国民を馬鹿にするのにもほどがある。冬柴鉄三国土交通相には、その9千200万円の歳出の詳細と、算出の根拠を詳しく報告する義務がある。
道路特定財源:国交省公益法人、ムダ遣い 報告書作成費、たった3部で1億円(毎日.jp)
こんな感じで、このところ道路特定財源の公金流用のニュースばかりだが、与党はその上まだ国民から道路特定財源の暫定税率を巻き上げるつもりなのだろうか。
これらの 国土交通省による汚職を清算するためにも、これまでに道路特定財源の暫定税率でさんざん儲けて来た与党・政府は、暫定税率を廃止し、ガソリン代を安くしたり、高速道路を無料にしたりして、そろそろこれまで余分に税金を払ってきた国民に還元するときがきたのではないだろうか。それがいやだというのなら、やはり、政権交代しかないだろう。
関連記事:
大阪府知事選:自公政治に「NO」をつきつけるためにも、橋下なんかに入れちゃダメだ!
早期政権交代をめざして、今日もランキングの応援お願いします♪

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『晴天とら日和』のイシバの乗った車が勝浦市の交差点で乗用車と衝突+道路特定財源をめぐる集中審議が始まっています。=フクダ内閣は疫病神ばかりだな!はぁ~ぁ、・・・
という記事によると、道路特定財団をめぐる集中審議が始まっているそうだ。
この問題は結構複雑なので、国民は政府の意見に騙されやすい。
少し前に村上龍氏が編集をしているJMMというメルマガで、識者による議論が紹介されていて、中にはとても納得のいく意見があったので、紹介したい。(続きを読むへ)
大学教授でもわかりにくい議論を展開する人もいれば、会社員でとてもわかりやすく説明している人もいるのが面白い。
どの回答も道路特定財源の暫定税率を理解するのに役立つが、私としては、特に、評論家、会社員の水牛健太郎(みずうしけんたろう)氏による回答がとてもわかりやすく整理されていて、この問題の本質に触れているような気がした。
水牛氏がJMMに寄稿されたその他の経済問題に関する回答
その他、道路特定財源の暫定税率の維持に否定的な生命保険関連会社勤務の杉岡秋美氏、信州大学経済学部教授の真壁昭夫氏、経済評論家・楽天証券経済研究所客員研究員の山崎元氏らの意見の方が、暫定税率の維持に肯定的なメリルリンチの菊地正俊氏や外資系運用会社 企画・営業部門勤務の金井伸郎氏らの意見より説得力があった。
まあ、人それぞれ感じ方は違うと思うので、ぜひ一度目を通していただけたらと思う。
道路特定財源の暫定税率が導入された頃は、日本の道路は外国に比べてひどいものだったそうだが、今ではどんな国にも見劣りしないすばらしい道路が全国に整備されている。全ての地方に行ったことがあるわけではないので、地方の細かい状況はわからないが、これ以上道路の整備に何兆円も使うのは、環境の破壊にもつながることもあり、いかがなものだろうか。もちろん、地方には必要な道路もあるだろうが、誰も通らない道路をつくることに何の意味があるのだろうか。
地方の道路の状況を知る為にも、
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地方にお住まいの方から地域の道路の情報をコメント欄かTBで教えていただけたら嬉しい。このエントリーで紹介させていただきたいと思う。
今日のニュースに国土交通省所管の公益法人「国際建設技術協会」によって作られた海外の道路事情の報告者が、道路特定財源約1億円で作られたのはいいんだけど、そこで使われている資料のほとんどがインターネットのウィキペディアからの引用だったそうだ。ブログの記事なんかにウィキペディアを使うのは、しょうがないと思うけど、一億円もの税金を使って信用性に一貫性のないウィキペディアから引用だなんて国民を馬鹿にするのにもほどがある。冬柴鉄三国土交通相には、その9千200万円の歳出の詳細と、算出の根拠を詳しく報告する義務がある。
道路特定財源:国交省公益法人、ムダ遣い 報告書作成費、たった3部で1億円(毎日.jp)
こんな感じで、このところ道路特定財源の公金流用のニュースばかりだが、与党はその上まだ国民から道路特定財源の暫定税率を巻き上げるつもりなのだろうか。
これらの 国土交通省による汚職を清算するためにも、これまでに道路特定財源の暫定税率でさんざん儲けて来た与党・政府は、暫定税率を廃止し、ガソリン代を安くしたり、高速道路を無料にしたりして、そろそろこれまで余分に税金を払ってきた国民に還元するときがきたのではないだろうか。それがいやだというのなら、やはり、政権交代しかないだろう。
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