2009.05.14 (Thu)
民主党代表選:鳩山由紀夫 v.s. 岡田克也
小沢代表が岐阜5区を来援される運びとなりました。
① 日時 5月14日(木) 18:30-20:00
② 場所 多治見美濃焼卸センター 多治見市旭ヶ丘町10-6
③ 会費 3000円
※ アルコール類は抜きの会合です。
※ 前売り券については、当事務所までお問い合わせ下さい。
(0572-22-2212)

写真:【時事通信社】
民主党党本部で開かれた両院議員総会で、小沢一郎代表の辞任を了承し、後任を選出する代表選を16日に行うことが決定した。代表戦は、鳩山由紀夫幹事長と岡田克也副代表の一騎打ちとなる模様だ。次期衆院選で民主党が勝利し、政権交代が実現したら、日本の総理大臣となる人なので、どちらが総理にふさわしいかという視点からも民主党代表の選出が行われることを望みたい。
時事通信によると、代表選に向けて、すでに民主党内グループの対応が固まりつつあり、それによると、いまのところ鳩山氏が優勢らしい。
鳩山氏を支持するのは、鳩山グループ(約30名)のほか、旧社会党系(約20名)や旧民社党系(約20名)、羽田グループ(約215名)。さらに、表向き自主投票としている小沢氏を支持する「一新会」(約50名)からも、大半の票が鳩山氏に流れるとみられる。
一方、岡田氏を支持するのは、小沢氏と距離を置く前原誠司副代表を中心とする「凌雲会」(約25名)、野田佳彦広報委員長らによる「花斉会」(約20名)のほか、なんと菅直人クループ(30名)。
◇民主党グループの色分け (5月14日 時事通信より)
〈鳩山氏支持色が強いグループ〉
小沢グループ (約50人)
鳩山グループ (約30人)
旧社会党系グループ(約20人)
旧民社党系グループ(約20人)
羽田グループ (約15人)
〈岡田氏支持色が強いグループ〉
菅グループ (約30人)
前原グループ (約25人)
野田グループ (約20人)
(注)民主党所属の国会議員は221人。グループを掛け持ちする議員やどこにも属さない議員もいる。
菅直人代表代行にも出馬を期待する声があったが、同氏は「今度は鳩山、岡田両氏の選挙だ」と、出馬に否定的な考えを示しているため、菅氏が代表選に出馬することはないと思われる。私はてっきり菅氏は、鳩山氏を支援するのかと思いきや、岡田氏についていたのだね。鳩山氏対岡田氏の一騎打ちでは、上に示したように鳩山氏が優勢になると思われるが、菅氏がこの代表選に出馬したら、岡田氏の票が分かれ、岡田氏ピンチ!になったと思われる。
より詳しい民主党の派閥については、民主党の派閥(ウィキペディア)を参照のこと。
ただ、このウィキペディアを見ると、時事の記事では「羽田グループ」となっているが、ウィキペディアでは、「政権戦略研究会岡田グループ」として、中心人物に岡田克也、渡部恒三も入っているので、このグループから岡田氏に投票するメンバーもいるだろう。又、それぞれのグループの人数にも時事とウィキペディアでは違いが見られ、これらを考えると、必ずしも鳩山氏が優勢とは限らなくなってくる。
相変わらず、メディアは、なんとか岡田を民主党代表に仕立て上げたいようで、工作活動に余念がない。自公政権の犬であり、偏向・捏造報道で悪名高きゴミ売りは、代表選の投票に全く関係ない都道府県連幹部のアンケート調査を行って岡田氏が有利であることを報道し、世論操作を企んでいる。県名も伏せられたいかにも怪しいアンケートである。
又、創価学会の広告費で成り立っている毎日も、投票には関係のない一般国民の支持率アンケートを実施し、岡田25%、鳩山13%という結果を伝えている。同紙では、政党支持率は自民27%、民主24%で、麻生内閣発足直後の08年9月調査以来、自民が民主を上回ったとしている。しかしながら、「次の衆院選で自民党と民主党のどちらに勝ってほしいか」の質問では、民主党が45%、自民党が34%で、民主党が優勢だそうだ。
このアンケートで、毎日が何をいいたいかと言うと、国民からも人気のある岡田を代表にすれば、次の衆院選では勝利できる。だから、代表には岡田がなるべきだということだと思う。こんな感じで、マスコミは、なんとか悪徳ぺンタゴンのイチミである官僚の言うことをききそうな岡田を代表にするため、世論操作に余念がない。岡田が民主党代表になったら、小沢代表を支持していた民主党支持者は投票に行かなくなる。そうすれば、自民党はそのまま政権を引き継ぐくとができ、官僚安泰となる。官僚安泰なら、新聞業界、広告業界も安泰だからだろう。
民主党を支持する国民の多くは、官僚主導政治打破、国民主権政治を目的にしている民主党に期待している。その観点から考えても、元官僚だった上、政府が言うがままに消費税アップを主張する岡田氏は、民主党党首にはふさわしくないと思う。私は、小沢一郎の意志を次いだ鳩山氏こそが、官僚主導政治を終わらせ、国民主権政治を取り戻せると見ている。