2008.12.24 (Wed)
速報:靖国神社の公式HPがハッキングされちゃったみたい
2006.10.03 (Tue)
安倍の内閣総理大臣所信表明演説のひどさにげんなり
数日前にネットでさんざん言われていた安倍の所信表明演説がどれだけひどいものなのかやっと今日政府インターネットで見ることができた。この政府インターネットというのは最近できたものなのだろうか?今日まで気づかなかった。
政府インターネット(3ch)
第165回国会における安倍内閣総理大臣所信表明演説(9月29日) (動画)
原稿
なんかまるで安倍人造人間が原稿を棒読みしているだけって感じで全く心がこもってないし、発音が悪いせいですごく聞きづらいね。去年の小泉の演説と比べても、言っている内容はほとんど変わってないんだけど、やっぱり人の心に訴えるものが全くないね。
そして、その内容なんだけど、耳障りの発音で国民にとっては聞こえのいいことばかり言っているけど、このうち何パーセントくらい実現できるのか楽しみだなぁ。まず最初に
「・・・すべての国民の期待に応える政治を行ってまいります。」なんて言ってるけどさ、国民の期待なんて千差万別なんだから、すべての国民の期待に応える政治なんて行えるわけないだろうが。最初からこうも嘘見え見えの発言をされちゃったら、その後だってみんな疑わしく思えちゃって真剣に聞く気なくすよ。
前にもいったけど、政策で「~します」ってこれから何をやるかを列記しているだけで、なぜそれをやる必要があるのかとか、どうやって実行するのかが完全に抜け落ちているので内容もうわべだけで終わってしまって国民に訴える力が全くないんだよね。例えば、再チャレンジ支援策にしても「新卒一括採用システムの見直し」と言われても何をどう見直すのか説明がないので、全く意味不明になっている。もっと具体的な案を出してもらわないとね。例えば、今は日本の大学は学生のほとんどが19歳で入学して22歳前後で卒業しているけれども、入学試験制度を廃止すれば、何歳になっても簡単に大学で勉強できるようになるだろう。そうすれば、たまたまその年齢のときに大学へ行けない事情があっても、その後もう一度大学で勉強し直すことができるようになるし、それこそ、再チャレンジ(笑)できるのだ。
カナダの短大や4年生の大学はいくつになっても勉強したい科目を希望する大学で簡単に履修できるようになっている。だから、日本の大学に比べて学生の年齢層が非常に高い。日本ではほとんどが20歳前後なんだけど、カナダの大学には、30代もいれば教授と間違われるような40代、50代、60代の学生までけっこういる。入学試験なしで(高校の成績がその大学の希望水準に達していなければならないが、)あとは推薦状2通か3通(大学による)でOKだ。そして、単位のトランスファーがとても簡単にできるのもすばらしい。私の場合は日本の大学で取得した全ての単位がトランスファーできて、カナダの4年生大学を卒業したと同等にみなされたので、大学院に入る前に余分な単位をとる必要がなく、直接大学院に入学して勉強できた。日本の大学を卒業してから、カナダの大学院に入学するまで10年以上のブランクがあってもだ。
そして、一番嬉しいのが学費の50%から80%が税金でまかなわれているから日本に比べて学費が安いことだ。又、学費のローンも簡単に組めて、卒業後、就職してから払えばいいようになっている。だから、お金がない人でも気兼ねなく大学に行ける。カナダでは親が子供の大学の学費を払うのは稀なので、ほとんどの学生がローンで学費をまかなっている。ただ、留学生にとっては税金を払っていないので、学費も全額払わなければならないので、一般のカナダ人大学生に比べて2~3倍の学費を払うことになるし、ローンを組むのも不可能だろう。
日本の子供の人口はどんどん減っていて、もうすぐ大学の募集人員と応募人員の数が等しくなろうとしている。私が大学に入学する頃にはどんなに程度の低い大学でも合格率2~3倍はあったように思うが、それが1倍になろうとしている。大学側はもう少し柔軟になって、英語で行う授業を増やしたりして外国人留学生をもっと入学し易くしたり、社会人学生を増やしたりしないと、このままでは経営が困難になってしまうだろう。私の学生にしてみれば、日本の大学で勉強したいけど、日本語の授業しかないので、それを理解する高度な日本語を1~2年で身につけるのは無理なため、日本留学はあきらめざるを得ない状況だ。その代わりに韓国には英語で授業を行っているヨンセイ大学などがあるので、みんなそっちに行ってしまうのだ。
学歴を重んじる日本の社会で再チャレンジするには、まずは大学の入学制度を改革していかないとならないだろう。そんなことも提案せずに再チャレンジだなんだと言っても全く説得力にかけるのである。学歴も働く気もないニートを企業が本気で雇用すると思っているとは思えない。これはほんの一例にすぎないが、安倍の所信表明が偽りっぽいのは、こんな調子で実行するにはかなり大規模な社会システムの改革を要するのに具体例もあげずに理想だけあげているところだ。全て見せかけだけで中身がカラッポというまさに安倍政権そのものを表わす所信表明だった。
話はクルリンパと元に戻して、今日の安倍NDのリンクリストを見ると今度は安倍の昨日の国会答弁は前代未聞の馬鹿丸出しだったとか。これも早く政府ネットで見たいよ~。
ところで、みなさますでにご存知だと思うのでここではリンクだけ紹介させていただくが、詳しくはリンク先「東京都教育委員会に対する緊急要請への賛同のお願い」を読んで欲しい。この賛同の署名が今日の日本時間の夜10時に締め切られるので、「教育の現場で国旗掲揚の際の起立や国歌斉唱の義務はない」という考えに賛同される方は、メールde署名お忘れなく♪下記のいづれかのアドレスに名前と所属だけ書いて送ればいいそうだ。
shomei@zendaikyo.or.jp
kinkyushomei@yahoo.co.jp
ちなみにカナダでは国歌”O Canada"は学校(小学校から高校まで)で毎朝歌われているみたいだけど、個人的には愛国心を養うためにいいことだと思う。私自身、カナダの国歌が大好きで聞くたびに元気がでてくる。生徒にも強制されて歌わされているという意識はないようだ。みんなカナダに愛国心を持っているので、国歌を毎日歌うのは当然と思っているようだ。でも、日本の国歌は内容が天皇をほめたたえるものなので、時代錯誤もはなはだしく、問題がある。それを義務付けるのは間違っていると思う。曲はそのままでもいいかもしれないが、歌詞は変える必要があるのではないだろうか。
より詳しい日本の国旗と国歌についての参考記事:
『晴耕雨読』より
「日の丸とは」
「“君が代”は天皇家の歌ではない」
政府インターネット(3ch)
第165回国会における安倍内閣総理大臣所信表明演説(9月29日) (動画)
原稿
なんかまるで安倍人造人間が原稿を棒読みしているだけって感じで全く心がこもってないし、発音が悪いせいですごく聞きづらいね。去年の小泉の演説と比べても、言っている内容はほとんど変わってないんだけど、やっぱり人の心に訴えるものが全くないね。
そして、その内容なんだけど、耳障りの発音で国民にとっては聞こえのいいことばかり言っているけど、このうち何パーセントくらい実現できるのか楽しみだなぁ。まず最初に
「・・・すべての国民の期待に応える政治を行ってまいります。」なんて言ってるけどさ、国民の期待なんて千差万別なんだから、すべての国民の期待に応える政治なんて行えるわけないだろうが。最初からこうも嘘見え見えの発言をされちゃったら、その後だってみんな疑わしく思えちゃって真剣に聞く気なくすよ。
前にもいったけど、政策で「~します」ってこれから何をやるかを列記しているだけで、なぜそれをやる必要があるのかとか、どうやって実行するのかが完全に抜け落ちているので内容もうわべだけで終わってしまって国民に訴える力が全くないんだよね。例えば、再チャレンジ支援策にしても「新卒一括採用システムの見直し」と言われても何をどう見直すのか説明がないので、全く意味不明になっている。もっと具体的な案を出してもらわないとね。例えば、今は日本の大学は学生のほとんどが19歳で入学して22歳前後で卒業しているけれども、入学試験制度を廃止すれば、何歳になっても簡単に大学で勉強できるようになるだろう。そうすれば、たまたまその年齢のときに大学へ行けない事情があっても、その後もう一度大学で勉強し直すことができるようになるし、それこそ、再チャレンジ(笑)できるのだ。
カナダの短大や4年生の大学はいくつになっても勉強したい科目を希望する大学で簡単に履修できるようになっている。だから、日本の大学に比べて学生の年齢層が非常に高い。日本ではほとんどが20歳前後なんだけど、カナダの大学には、30代もいれば教授と間違われるような40代、50代、60代の学生までけっこういる。入学試験なしで(高校の成績がその大学の希望水準に達していなければならないが、)あとは推薦状2通か3通(大学による)でOKだ。そして、単位のトランスファーがとても簡単にできるのもすばらしい。私の場合は日本の大学で取得した全ての単位がトランスファーできて、カナダの4年生大学を卒業したと同等にみなされたので、大学院に入る前に余分な単位をとる必要がなく、直接大学院に入学して勉強できた。日本の大学を卒業してから、カナダの大学院に入学するまで10年以上のブランクがあってもだ。
そして、一番嬉しいのが学費の50%から80%が税金でまかなわれているから日本に比べて学費が安いことだ。又、学費のローンも簡単に組めて、卒業後、就職してから払えばいいようになっている。だから、お金がない人でも気兼ねなく大学に行ける。カナダでは親が子供の大学の学費を払うのは稀なので、ほとんどの学生がローンで学費をまかなっている。ただ、留学生にとっては税金を払っていないので、学費も全額払わなければならないので、一般のカナダ人大学生に比べて2~3倍の学費を払うことになるし、ローンを組むのも不可能だろう。
日本の子供の人口はどんどん減っていて、もうすぐ大学の募集人員と応募人員の数が等しくなろうとしている。私が大学に入学する頃にはどんなに程度の低い大学でも合格率2~3倍はあったように思うが、それが1倍になろうとしている。大学側はもう少し柔軟になって、英語で行う授業を増やしたりして外国人留学生をもっと入学し易くしたり、社会人学生を増やしたりしないと、このままでは経営が困難になってしまうだろう。私の学生にしてみれば、日本の大学で勉強したいけど、日本語の授業しかないので、それを理解する高度な日本語を1~2年で身につけるのは無理なため、日本留学はあきらめざるを得ない状況だ。その代わりに韓国には英語で授業を行っているヨンセイ大学などがあるので、みんなそっちに行ってしまうのだ。
学歴を重んじる日本の社会で再チャレンジするには、まずは大学の入学制度を改革していかないとならないだろう。そんなことも提案せずに再チャレンジだなんだと言っても全く説得力にかけるのである。学歴も働く気もないニートを企業が本気で雇用すると思っているとは思えない。これはほんの一例にすぎないが、安倍の所信表明が偽りっぽいのは、こんな調子で実行するにはかなり大規模な社会システムの改革を要するのに具体例もあげずに理想だけあげているところだ。全て見せかけだけで中身がカラッポというまさに安倍政権そのものを表わす所信表明だった。
話はクルリンパと元に戻して、今日の安倍NDのリンクリストを見ると今度は安倍の昨日の国会答弁は前代未聞の馬鹿丸出しだったとか。これも早く政府ネットで見たいよ~。
ところで、みなさますでにご存知だと思うのでここではリンクだけ紹介させていただくが、詳しくはリンク先「東京都教育委員会に対する緊急要請への賛同のお願い」を読んで欲しい。この賛同の署名が今日の日本時間の夜10時に締め切られるので、「教育の現場で国旗掲揚の際の起立や国歌斉唱の義務はない」という考えに賛同される方は、メールde署名お忘れなく♪下記のいづれかのアドレスに名前と所属だけ書いて送ればいいそうだ。
shomei@zendaikyo.or.jp
kinkyushomei@yahoo.co.jp
ちなみにカナダでは国歌”O Canada"は学校(小学校から高校まで)で毎朝歌われているみたいだけど、個人的には愛国心を養うためにいいことだと思う。私自身、カナダの国歌が大好きで聞くたびに元気がでてくる。生徒にも強制されて歌わされているという意識はないようだ。みんなカナダに愛国心を持っているので、国歌を毎日歌うのは当然と思っているようだ。でも、日本の国歌は内容が天皇をほめたたえるものなので、時代錯誤もはなはだしく、問題がある。それを義務付けるのは間違っていると思う。曲はそのままでもいいかもしれないが、歌詞は変える必要があるのではないだろうか。
より詳しい日本の国旗と国歌についての参考記事:
『晴耕雨読』より
「日の丸とは」
「“君が代”は天皇家の歌ではない」
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