2010.12.03 (Fri)
仙谷由人 法相に専念し、官房長官は辞任か
仙谷は、「任命権者である菅直人首相から何も言われていない」と述べてはいるが、実質的に影の首相と言われているほど決定権は仙谷にあり、彼が官房長官を辞任したいと言えば、菅首相ももちろんOKするにちがいない。
しかし、仙谷が法相にとどまる意向を示したことで野党側がかえって反発を強めているとおり、更迭された柳田稔前法相の後任が、問責決議可決を受けた仙谷になるのは、納得がいかない。
「仙谷、馬淵の問責可決で民主党はどうなる?」というエントリーでも書いた通り、人権侵害にかかわるような傲岸不遜な発言や失策の数々を繰り返し、政治家としての資質に欠ける仙谷は、いますぐ更迭し、国会議員の資格を剥奪するべきである。
特に、仙谷が法務省のような人の命、人権、罪を扱う省庁のトップになるというのは民主党にとっても時限爆弾を抱えるようなものであり、かなり危険なことになるので、絶対に避けるべきだ。
民主党の信頼を取り戻すためにも、これまで民主党の信頼を失う原因となってきた仙谷を内閣閣僚の一員として残すべきではない。後任として、国民から信頼の厚い小沢一郎氏を官房長官に指名するべきである。
2010.11.27 (Sat)
仙谷、馬淵の問責可決で民主党はどうなる?
26日深夜から27日未明にかけて、仙谷由人官房長官と馬淵澄夫国土交通相に対する問責決議が参院本会議で可決された。
問責が可決されても法的拘束力はないため、首相は仙谷氏らを続投させる意向だが、野党側は、仙谷、馬淵両氏の辞任を求め、両氏が出席する本会議や委員会の審議を拒否する構え。12月3日の会期末で国会は閉じられるが、このままいけば、来年1月召集の通常国会で野党が審議拒否し、冒頭から混乱する可能性もある。
メディアにも流れている官房機密費を扱う立場にあった仙谷を厳しく批判する報道はいまのところ見当たらないが、仙谷とは天敵の産経が仙谷問責決議案の理由全文を公表していたので、ちょっとお借りする。
Tags : 仙谷由人官房長官 |
馬淵澄夫国土交通相 |
問責決議案 |
可決 |
仙谷官房長官問責決議案の理由全文 |
2010.11.25 (Thu)
小沢一郎ビデオメッセージ:小沢氏支援のシンポジウムより
メルマガ・日本一新臨時増刊号より
☆昨夜のシンポジウムは大盛況だったようで、事務局はネット中継で見せて頂いた。会場はほぼ満席状態で、支援する会事務局のご報告によれば、540名の参加だったという。2回目は250名ほどだったというから、ほぼ倍増である。
各位のご助力に心から深謝申し上げる。
共催とはいえ、その実態は支援する会の方々のお骨折りであり、日本一新の会は広報でお手伝いをした。それでも会員有志が受付などをご担当頂き、ありがたい限りである。
戸田顧問の日本一新運動の歴史、そして染谷会員の検察審査会の不可思議さ報告など、日本一新運動のご理解は深まったと確信する。因みに、コメント欄には「元共産党員らしいぞ?」などの書き込みも散見され、思わず「元じゃねぇ。在籍党員だ」とコメントしたい欲求にかられたが、ビール片手であったことから、控えて終わった。因みに、シンポジュームの様子は以下のURLで視聴できるの、ご参照を・・・・。
1) 第一部 「検察・メディア・民主党」
http://www.ustream.tv/recorded/11056681
2) 小沢一郎氏のビデオレター
http://www.ustream.tv/recorded/11057683
3) 第二部「ネットがメディアを変え日本の政治を変える!」
http://www.ustream.tv/recorded/11057821
http://www.ustream.tv/recorded/11057683
小沢氏、「やることたくさん残っている」とビデオメッセージ
(産経 2010.11.24 23:08)
民主党の小沢一郎元代表を支持する市民や国会議員の集会が24日夜、東京都豊島区内の公会堂で開かれた。小沢氏に近い辻恵、川内博史両民主党衆院議員や市民約500人が参加。小沢氏は約7分間のビデオメッセージを寄せ、その中で「本当の議会制民主主義を定着させることに政治生命をかけてきた。まだまだやらなければいけないことがたくさん残っている。全力でがんばる」と強調した。
「政治とカネ」の問題を抱える小沢氏は裁判が控えているが、辻氏は「来年中には無罪を勝ち取って、再来年の党代表選で出馬すれば勝利は間違いない」と述べた。
また小沢氏は同日夜、東京・赤坂の中華料理店で、9月の党代表選の小沢選対で遊説などを担当した議員約20人らの“打ち上げ”会合に出席した。小沢氏が帰る際には、中山義活前首相補佐官が「気合いだーっ」と大声で励まし、出席者が「おーっ」と応じて盛り上がった。小沢氏は、先週から今週にかけての夜の会合で、延べ90人の若手議員と顔を合わせている。
以下、最近の小沢氏関連のニュースを。
Tags : 小沢一郎 |
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2008.06.20 (Fri)
首相問責決議案:国民の力で福田内閣総辞職、衆議院解散総選挙へ

民主教・小沢一郎教祖様とお犬様
このところカナダからいろいろな人にからんでばかりで、ブログのタイトルを『カナダde絡む』とか『世にカラム日日fromCanada』に変えようと思うくらいだ。そんな折、例の大先生以外に珍しく私にからんでくる人がいた。いつも人にからむばかりではなく、たまにはからまれてみたいとちょうど思っていたので(笑)、私に堂々とからんだその勇気を祝して反論してみようと思う。
堂々とTBやコメントまで残して私にからんできたブログは、『冥王星は小惑星なり』で、まずそのタイトルが堂々としてかっこいい!「カナダde日本語」(問責決議)に物申す!
なんか森田実風だよな(汗)。でも、冥王星さんと同じような考えを持つ人も多いと思うので、これに反論することによってより多くの人が野党が福田総理につきつけた問責決議案に理解を示していただけたらとこのエントリーをアップする。
冥王星さんが私の記事、「速報:首相問責を民主、社民、国民新党が今日の午後提出」の中で、「問題点」として指摘したことに対する私の反論を書いていこうと思う。
問題点:「いくら審議しても分かり合えない相手とは話し合いの機会も設けても単に時間の無駄になるだけ」
これは大きな間違いです。分かり合えないからこそ審議するもので、分かり合えるなら審議の必要性は全くないはずです。
議論、審議することは相互理解を目的とした行為であり、”国権の最高機関である国会”と議員の背後に国民が存在している以上は、行政側(福田総理)は立法府に対する説明責任があり、対立する側は「対論を国会という場所で聞く必要性がある」はずです。
むしろ、民主主義の根本は”議論によって合意形成を目指すこと”ですから、審議拒否は合意形成を目指さないという意味では、民主主義として許される行為と言えないでしょう。
同時に例え、分かり合えない審議であろうと、審議する過程は、国民の「知る権利」を奪うものです。
分かり合えないからこそ審議を行い、分かり合えないからこそ民意を探るために審議を行う
人間関係と同じことで対話しないことには解決は探れないものです。現状の自民党が妥協・調整の余地を残しているからこそ、審議拒否が可能ですが、「数の論理」で押し切る”功利主義”的解釈の間違った民主主義を行使(強行採決)された時点で、審議拒否は無意味になることを理解するべきでしょう。
もちろん、民主主義として議論はとても大切だ。しかし、冥王星さんは、マスコミに流される自民党側の主張のみを読んでこれらの意見を言っているにすぎない。冥王星さんの情報源はあまりにも偏っている。冥王星さんは、下の小沢代表のインタビューを見たのだろうか。もし、見ていたら、上のような批判はでてこなかっただろう。
●2008/06/11【ネット中継】小沢代表記者会見
http://asx.pod.tv/dpj/free/2008/20080611ozawa_v300.asx
小沢代表が首相問責を出す6月11日前、5月と6月に2度、党首討論の話を出したが、自民党は理由を言わずに勝手に断っている。民主党は民主主義の原則となる議論をとても重視している政党だから、問責前に後期高齢医療制度について福田総理との審議を望んでいたが、福田総理は全く取り合わなかった。それで、民主党ら野党が問責を11日に出すと聞いていたのか知らないが、11日なら審議しましょうと福田は自分の都合だけで言ってきた。しかし、問責は11日に提出することになっており、総理失格の烙印を捺された人に向かって、いまさら、「審議しましょう」では、話にならないだろうということで、その日の審議は中止となった。しかし、小沢氏は11日の審議は拒否したが、党首会談をする準備はいつでもできていると上のインタビューで言っている。あくまでも議論は大切にしたいという心意気が伺える。このような理由で審議拒否をしたのであるから、民主主義として許される行為ではないと弾圧するのは、筋違いというものだ。

布教中の小沢教祖と管直人・民主教幹部
問題点:「あとは問責で一押しするだけで、崖から転落するのは目に見えている。国会が終わるこのタイミングで問責するのがベストだと思う。問責は今しかない」
あと一押しで転落したのだろうか?現状では「問責決議」による内閣の喧騒はさほどでもない。
そを明確化する資料も介在ている。13日の共同通信社から抜粋共同通信社が12、13両日、参院での首相問責決議可決を受けて実施した緊急電話世論調査で、括弧内は前回調査5月との比較
福田内閣の支持率は25・0%(+5・2ポイント)
不支持率は60・2%(ー6.4%
・「政党支持では」
自民党:29・1%(+4.8%)
民主党:23・6%(ー6.7%)と、1カ月ぶり自民党、民主党支持率が逆
・問責決議可決を受けた首相の対応については
「衆院解散・総選挙で国民に信を問うべきだ」56・2%
法的拘束力がないので首相は辞めなくてよい」30・0%「内閣総辞職すべきだ」8・4%
このように最新の民意を見れば、「転落」とは言い切れない。むしろ、問責決議以前より支持率・不支持利率とも好転している
仮に問責決議を出すならば自民党内でも意見の割れた「イラク特別措置法」のタイミングがもっとも自民党内部と民意の反対の度合いとして有効性があった、と思います。
問責決議を「伝家の宝刀」?としてチラつかせる目的があるにせよ、会期末に行うなら、これまで審議した問題は大きな意味がないものとして政局・選挙を優先した行為という評価になります。
民主党支持者に常に意見することですが、
「政権獲得が目的なのでしょうか?それなら、大連立に参加すればいいことです。」
民主党はマニフェストにおいて、第一目的として「国民の生活優先」を掲げたはずです。
「後期高齢者医療制度廃止法案」という「国民の生活」に関わるものを蔑ろにして、審議拒否することはマニフェスト違反ではないでしょうか?
冥王星さんは、電通が新聞社などによるアンケートを政府の都合のいいように操作しているのを知らないわけではあるまい。年金問題や暫定税率や後期高齢医療制度などでこれだけの失態を演じた後に福田内閣の支持率が上がるわけないだろう。
それもたった一つの政府寄りのマスコミ情報だけを提示して、「どうだ、民意は問責にあらず」といっても何の説得力もないことは、誰もがわかる通り。昨日の記事に書いた通り、80%の国民は、衆院解散、総選挙を求めているというアンケートを冥王星さんはどう理解するのか。問責の時期については、私も最初は、ガソリン代が値上げする前に問責して欲しかった。しかし、その時は、国会で成立させねばならない国民生活に影響する法案も数多くあったことだろうし、国民のことを考えたら、今のタイミングがベストだという考えは変わらない。
審議拒否については前述したが、これが「後期高齢者医療制度廃止法案」という「国民の生活」に関わるものを蔑ろにすることにつながるという冥王星さんのご意見は説得力に欠ける。民主党は他の野党3党と共に「後期高齢者医療制度廃止法案」をすでに可決しており、それについて福田総理に審議を提案した時に、2度も断ってきたのは、福田の方なのだ。小沢代表がインタビューで答えているにもかかわらず、報道ではまるで小沢代表が審議を一方的に断ったことになっている。
問題点:例えとして、問責決議をトランプゲームのジョーカーにしているが、前述した通り、その問責決議の効果は現状では存在していない。
同時に”「問責決議」が如何に無意味なものであるか?”については、民主党自身も理解しているはずである。西村眞吾氏(当時民主党在籍、大阪地裁に於いて、弁護士法違反として懲役2年、執行猶予5年)を除籍するだけで議員辞職まで追い込めていない。新進党の友部達夫(オレンジ共済)などでも醜態を晒している。
ジョーカーでもなんでもない。そう思っているのは、メディアと「反福田」勢力の贔屓目でしかないと思われる。
ゲームに負けるとは、政局をかけたゲームなのだろうか?国民生活はどこに行ったのだろう。
問題点:そのタイミングは政治の世界で百戦錬磨してきた小沢一郎が一番よく知っていることと思う。
小沢氏が百戦錬磨であろうと、失敗はある。失敗事例を挙げれば山ほどある政治家であり、贔屓目に見ているだけとしか思えない。
そもそも駆け引きとして、政権獲得がメインで、マニフェストは二の次というような党首が一流の政治家という理解は、よほどの贔屓がない限りは理解できない。
仮に駆け引きが上手ならば、自民党に妥協させることが可能であるし、民意、参院議席の状況を考えても、今妥協させることができない小沢氏を好意的に評価するのは、理解しがたい。
問責決議は法的拘束力はないけれども、実際に10年前に参議院で問責決議が可決され、民主党が議会を拒否し続けた結果、額賀が閣僚辞任に追い込まれたという前例があるのを知っているでしょう。首相問責は日本の歴史上初めてのことであるから、もちろん首相が辞任したという前例はないが、前例がないというだけで、可能性はあるということだ。ウィキペディアでも予測されているが、事実上、衆議院での内閣不信任決議可決と同じ行為があり、首相は内閣総辞職するか衆議院解散するかに追い込まれるのではないかと思う。
問責決議は決して無意味なものではなく、いままでは政府の言いなりでおとなしい羊のようだった日本の国民もとうとう堪忍袋の尾が切れて、内閣総辞職や衆議院の解散を求めているのだ。いくら、参議院の問責に法的拘束力がなうても、民主主義国家であるはずの日本では、国民さえその気になれば、福田内閣は必ず総辞職する。全ては国民次第なのだ。もし、80%の国民が福田内閣総辞職や衆議院解散総選挙を求めてもそれが実現しないとしたら、日本は民主主義からは程遠い独裁主義国家ということの証であろう。
参考記事:
独占インタビュー「小沢一郎 倒閣宣言」 (夕刊フジ )
写真:『小沢一郎ウェブサイト』写真館より
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やっぱり小沢でナイト
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2008.06.12 (Thu)
ぐっちーさんはやっぱり官僚の味方だった
ぐっちーさんの『債券・株・為替 中年金融マン ぐっちーさんの金持ちまっしぐら』の「そんなに悪いのか・・・」という記事のコメントを読んでもらうとわかると思うけど、コメント欄に書かれているのは、ほとんどが官僚または天下り職員のようで、ぐっちーさんが居酒屋タクシーのどこが悪いんだという内容の記事に同意するコメントが多い。こういった記事に対して、擁護するのは、一般市民ではなく、間違いなく官僚や天下り職員だと思う。つまり、ぐっちーさんは、植草氏に謝罪することもなく、政府官僚の助けを借りながらブログ復帰に向けて着々と進んでいるのだ。
植草一秀の『知られざる真実』
「アサヒ芸能」名誉毀損訴訟での勝訴確定(6月8日)
を読むと、メディアも一向にぐっちーさんが捏造記事を書いた件について報道する気はなさそうだ。ぐっちーさんにインタビューした毎日新聞のデジタルメディア局の磯野彰彦次長氏のブログ『まいまいクラブー竹橋発』によると、朝日新聞の10日付朝刊の「メディアタイムズ」欄にこれまた一方的な(植草氏ではなく)ぐっちー氏だけのコメントが載っていたらしい。
朝日新聞(朝刊)に一連の騒動に対するぐっちー氏のコメント
>「泥仕合になるのでノーコメント。うそだ>と思えば見なければいい」と話す。
なんたるふてぶてしい態度だろうか。肝心の磯野氏はどうかといえば、上記ブログの中で、
少しだけお答えしたい。本人には問い合わせをし、やりとりもした。が、よくわからないところが残っている。正直に申し上げれば、もやもやしている。植草氏のブログや、植草氏を支援する人たちのブログには目を通させてもらった。この「竹橋発」の読者にもそれは読んでもらいたいと思う。
よくわからないところが何なのか。なぜもやもやしているのか何も書いていないので、まるで、適当にごまかして逃げているような感じがする。又、『竹橋発』の読者にも「植草氏を支援する人たちのブログを読んでもらいたい」と書きつつ、「植草氏を支援する人たちのブログ」へのリンクはおろか、全く紹介されていない。
一方、毎日新聞の磯野氏は昨日、私のブログにもコメントを残してくださった。そのコメントでは、植草氏の件には触れていないので、ここでは触れないことにしよう。
ぐっちーさんの記事を盗用した地方局のアナウンサーは社会的責任を問われ、現在休職している。彼のやったことはもちろん、いけないことだが、休職という罰を受けている。
それに対して、いくら官僚や政治家の知り合いがバックについているからって、捏造記事を書いてそれを問われても、泥仕合になるからノーコメントと答え、責任を取らずに、ばっくれているこのぐっちーさんの態度には、人間としての良心は全く残っていないのかと怒りをもって問いかけたくなる。
私は何よりも、ぐっちーさんがなぜブログに書いた植草氏に関する捏造記事を削除しないのか理解に苦しむのだが、ぐっちーさんの記事を連載しているAERAはおろか、地方局のアナウンサーの盗用については大々的に報道した毎日新聞や産経新聞もこの件についてほとんどだんまり状態だ。
これは、植草氏が今日の「『福田首相問責決議可決』報道について」という記事でも書かれていたように、史上初の重要事態である首相問責が、小泉の「関係ねぇ」という言葉を反映するかのように、異常に軽く扱われているのと共通しており、メディアに何らかの圧力がかけられているとしか思えないのである。
日本の憲政史上の重大事実である首相に対する問責決議可決が、このようにマスメディアに軽く扱われる不自然さに私たちは敏感にならなければならない。情報は操作されて人々に伝えられるのだ。氾濫する無数の操作された情報のなかから、真実を洞察することは至難の業だが、その困難を克服しなければならない。
政治権力は政権交代の実現を回避するために、あらゆる手段を講じてくると考えられる。情報操作はもっとも強力な手段である。心ある人々が全力をあげて真実を伝えてゆかなければ、日本の明るい未来は拓かれない。私の言論活動にも当然のことながら、執拗な攻撃が繰り返されることになると思うが、ひるまずに真実を伝える情報を発信してゆきたいと思う。
これらのことだけでも、うんざりしているところに、新たなるバトルが繰り広げられている。
植草氏の記事で知ったのだが、もう一人、小泉マンセーの悪名高きアルファブロガーが少し前までは植草氏を擁護していたにもかかわらず、突然反撃に出た。このおばあさん、私は子供の年齢からして40代かなと思っていたのだが、写真を見ると60代のように見える。自己紹介の記事を読んでみると、なんと!50代だそうだ。それにしても自分のシワだらけのみっともない写真をブログに堂々と載せちゃって何をトチ狂ったかな。
彼女の「冤罪を仕立て上げられた教授が、陰謀論という冤罪を捏造?」という記事は、あまりにも悪意に満ちあふれた文章で読んでいる私でさえ、めまいを感じたくらいだから、彼女を支援者の一人だと思っていた植草氏にはかなりショックだったのではないだろうか。
それにしても、少し前までは、植草氏が逮捕されたことを冤罪事件として擁護するようなことを書いていたのに、突然ここまで容赦なく個人攻撃をかけるというのは、どういった腐った根性をしているのだろうか。池田大先生や木村剛氏など自分に利益になる人は徹底的に持ち上げるが、自分の生活を脅かそうとする人は徹底的に叩く。それも、口汚く罵る。こんな人格欠陥者が雑誌のライターになるってこの国はいったいどうしちゃったのだろうか。
最近の彼女の記事を読んでみると、写真を初めてアップしたときの記事や自分の偏差値を自慢している記事がある。彼女の文を読むと、リアルでは誰にも褒めてもらえないから、自分で自分を持ち上げているのが、こっけいでたまらない。又、人をその学歴や偏差値などで、差別していることも覗える。ちょっといまどき珍しい感覚の持ち主であることがわかると思う。うなじがきれいだって言われただけで、今のご主人と結婚しちゃったっていうほどだから、それまでの人生は男性とつきあうこともなければ、みじめで暗くて、一度も人に褒められた事がなかったのだろう。それが、50になってやっとアルファブロガーになって彼女の人生の中で初めて世間に認められたのだろう。そして、今こうして雑誌のライターにまでなっちゃってそれで舞い上がって、写真をアップしたみたいだけど、このおばはん、だいじょうぶか。
はたして、こうして人の心に土足で踏み込んでくるような女が書いた雑誌を読む人がいるのだろうか。植草氏も言っている。
ブログ世界も清濁併せ持つ世界であることを改めて痛感させられた。「貞子ちゃんの連れ連れ日記」は人気のあるブログかも知れないが、「素晴らしい」と表現した記述は撤回させていただく。このような方がアルファブロガーに名を連ねるのは、本当の優良ブロガーの方には迷惑なことだと思う。
私も心からそう思う。まあ、アルファブロガーといっても貞子のようにどうしてこの人が?という人もいれば、アルファブロガーじゃなくたって素晴らしいブロガーはいるものだ。ただ、ぐっちーや貞子のブログはアルファブロガーの評価を著しく低下させるものだ。それを修復させるためにも、ぐっちーや貞子が本文やコメント欄で植草氏を誹謗・中傷する記事の削除を強く求めたい。
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(前略)木村剛氏をご存じない方が多いと思うので若干補足する。2003年のりそな銀行処理に際して、2003年5月14日まで、りそな銀行の破たん処理を強硬に主張していたのが木村剛氏である。ところが、5月17日のりそな処理には預金保険法102条第1項第1号措置が適用され、りそな銀行は税金により救済された。
第3号措置を強硬に主張していた木村氏は政府決定に対する最大の攻撃者にならなければおかしかった。しかし、木村氏は手の平を返し、政府決定を全面的に擁護した。私はテレビ番組で何度も木村氏と全面対決した。竹中金融相(当時)の裏側で活動していたのが木村氏だった。
詳細については、拙著『知られざる真実-勾留地にて-』第1章「偽装」第7節「摘発される人・されない人」、第8節「りそな銀実質国有化」(39-45ページ)、第15節「標的にされたりそな銀」、第16節「1・3・5の秘密」、第17節「小泉・竹中経済政策の破綻」、第18節「巨大国家犯罪疑惑」、第19節「「りそな銀」処理の闇」、第20節「求められる事実検証」(70-89ページ)に記述しているので、藤井氏の批判が妥当であるか否かをぜひ読者ご自身の目で確かめていただきたいと思う。藤井氏は拙著を多くの読者に読ませたくないと考えられたのだと思うが、このような記事を掲載していただいたお陰で、2003年のりそな銀行処理についての記述をより多くの方に読んでいただくことにつながれば幸いである。
小泉マンセーの人だけが得する日本を変えたいと思ったら、今日もランキングの応援よろしくお願いします♪新自由主義反対!

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おまけ:
やっぱり小沢でナイト
Bay City Rollers の"Saturday Night"を「たか&総理ンク・ストーンズ」がパロディってる(笑)。やっぱり小沢じゃないと!
2008.06.10 (Tue)
民主党の「問責出す出すサギ」は自民党から機密費をせびるため?
それに、私達はジャーナリストでもないわけで、ただの一般人なんだから、政治関連の機密情報が入るわけでもなし、「床屋政談」で十分じゃないかと思う。実際、「床屋政談」を楽しみに読みに来てくださる読者のみなさまもいらっしゃるわけだし、そういった方と意見を交換しながら、庶民の気持ちや考えをブログで伝えていくというだけで十分ブロガーとしての役割を果たしているのではないだろうか。
それにしても、さすがテサロニケ大先生。財務省職員がタクシー接待という記事で、民主党の「問責サギ」について書いたら、さっそく
民主党が問責決議案を出さない本当の理由 - 内閣官房機密費
というエントリーを書いて下さった。
いつもさりげなくからんでくるので、『フンニャロメ日記』を読んでいなかったら、お目にかかれないエントリーだったと思う。大先生だけあって言うことが一般の思考を超えて妄想の域に達しているところがすごい。その中で、民主党が福田を問責しないのは、問責決議案を出すぞと迫って、それを引っ込めるたびに、1回につき2億円ほどの現金が自民党の内閣官房機密費の金庫から民主党に流れているからだそうだ。以下、そのエントリーから一部転載させていただこう。
昨年から今年の国会にかけて「問責決議案出す出す詐欺」のビジネスで、小沢一郎は少なくとも20億円の官房機密費を懐に入れている。そのカネは何に使うのか。9月の民主党の代表選に使うのである。民主党の代表選での議員の買収工作に使うのだ。鳩山Gと旧民社系を押さえる。枝野幸男を担ぎそうな若手面々、長妻昭を担ぎそう若手面々、これらを押さ込むべく手を打たなければならない。民主党の若手議員は金が欲しい。自民党も民主党も、政治家は金と権力を手に入れるために議員をやっている。彼らは遊ぶ金が欲しい。山本モナを京都の料亭宿に連れ込んで遊ぶ金が欲しい。銀座の女を都内のマンションに住まわせる金が欲しい。男が欲しいものは金と女だ。政治家は常人の千倍の欲望を身体に滾らせている。10億円あれば、一人に2千万円配ったとして50人の頭数を買収できる。金で転ぶ50人を買収できれば代表選で勝つことができる。小沢一郎にその「政治の定石」を教えたのはオヤジ(角栄)である。
20億円のうち、10億円は代表選に使う。あと半分の10億円はその後の政界再編の資金にする。同じく買収工作である。
テサロニケ大先生の仰るのが真実だとしたら、今月の11日以降にも「後期高齢医療制度」について問責ビジネスが行われたら、又、2億が自民党から民主党に流れるというわけか。しかしながら、去年から今年にかけて小沢氏は20億の機密費を懐に入れたということだが、問責1回が2億としたら、民主党は10回も問責をするといって引っ込めたのだろうか。そんなに何度も問責を言った記憶はない。又、自民党の機密費は確か合計で30億円くらいと聞いているが、20億円がすでに渡っているとしたら、そのうちの2/3をライバル政党に渡してしまったことになる。それも、問責には法的効力が何もないのにだ。
あえて、良識を脱した私個人としての意見を言わせていただけば、たとえ、小沢一郎が機密費を受け取っていたとしても、国民の生活をよくするために使うならいいと思う。どんどん自民党から機密費をぶんだくれるだけぶんだくればいい。そうでなくても、政治家の給与は金融業界の給与に比べて低いのだから、自民党からお金を奪って、国民の生活に役立つ社会をつくるために民主党員にばら撒いて、機密費が底をついたら問責すればいいのでは?(笑)
私にはテサロニケ大先生が又いつものとおりお酒でも飲みながらとんでもない妄想に自己陶酔しつつ書いた文章にすぎないと思われるのだが、みなさまはどう思われますか。だいたい、アンチ小泉だった大先生がどうして、小泉がもっとも恐れる小沢一郎をたたいているわけ?何が彼の思想をここまで変えたのか。「男が欲しいものは金と女」と断言するテサロニケ大先生のことだから、きっと自民党に買収されて、金と女をあてがわれて小沢一郎ネガティブキャンペーンに協力させられているのかもね!(笑)
参考記事:
自民党が恐れる最大の存在は小沢一郎民主党代表である (5月29日)
『ペガサス・ミラー』内閣官房機密費 (2008-06-10)
『News Web Japan』 外務省&官僚「機密費スキャンダル」の全真相!( 2001.01.31)
追記:
この記事について管理人だけが読めるコメントの一部を紹介させていただきたい。これは、書いた人が確定できる部分を省略させていただいた。
打倒テサロニケ!(笑)
フンニャロメさんのリンクには「世に倦む日日」が「世に倦む日々」とtypoされて貼られていますが、きっと私と同じでブログを始める前からテサロニケの影響を受けていたんでしょう。
http://critic5.exblog.jp/8679166/
上記テサロニケの記事中に言及されている辺見庸は、非戦さんのお好きなライター(元共同通信記者の作家)で、私もテサロニケではなく非戦さんの影響で辺見さんの著書を読むようになり、この土日にも2冊読んだのですが、辺見さんは熱心な死刑反対論者で、光市母子殺害事件にも言及して厳罰論を批判しています。死刑は国家による殺人だ、どのように死刑が執行されるか、その場面は国民の目に触れないように隠されているが、それを想像してみるべきだ、というのが辺見さんの主張です。
死刑反対論は辺見さんの主張の大きな柱をなすのですが、そこで真っ向から意見が対立するテサロニケが辺見庸に言及する資格はないと思います。でも、いけしゃあしゃあとそれをやってしまうあたりがテサロニケのテサロニケたるゆえんなのでしょう。
そもそも、小沢一郎に内閣機密費が流れているって推測(妄想?)も「床屋政談」以外のなにものでもありません。誰よりも「床屋政談」が好きな男、それがテサロニケです。
上のコメントからも、テサロニケ大先生がいかに矛盾した理論を展開しているわかるだろう。
おまけ:
こんな曲を上手に歌ってくれる人がいたら、女はすぐに惚れる(笑)。
井上陽水 いっそセレナーデ Yosui Inoue Isso Serenade
あまい口づけ 遠い想い出 夢のあいだに 浮かべて 泣こうか
忘れたままの 恋のささやき 今宵ひととき 探してみようか・・・・
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