2012.03.23 (Fri)
『ぬまゆのブログ』の記事を勝手に削除するYahoo! Japan
この記事を書いたすぐ後に、なぜかTwitterで、ぬまゆさんの記事が消されたのは、ぬまゆさんが自分の電話番号をブログに載せたからだというメッセージをいただいた。そのメッセージを送ったのが誰なのかは、スクリーンの右下に表示されてすぐ消えてしまい、Twitterの私向けへのメッセージにも残っていなかったため、わからない。そして、ブログのコメント欄にも似たようなコメントをいただいた。
個人情報を保護するために、個人の電話番号をブログに載せてはいけないというのは、他人を誹謗、中傷するために他人の電話番号を載せたときだけだろう。自分の責任で自分の電話番号を載せてもかまわないのではないか。Yahoo!Japanのガイドラインを読んだが、自分の電話番号をインターネット上に載せると、情報を完全に消去できないと、注意を喚起はしているが、載せてはいけないなんてひとことも書かれていなかった。
Yahoo!ブログの運営方針には、下記のような表記があった。
【禁止】プライバシー侵害のおそれがあるデータや個人情報を公開すること
Yahoo!ブログでは、個人を特定できる情報(氏名、住所、電話番号など)の公開を禁止しています。
ご自分が「他人に知られたくない」と感じる情報は、ほかの人もやはり知られたくないと思っている可能性が高いです。氏名、住所、電話番号に限らず、他人が知られたくないと感じる情報の投稿は避けましょう。特に他人の個人情報の公開は、プライバシー侵害の観点から不法行為に該当すると見なされ、民事上の責任を追及される場合もあります。ご注意ください。
また、一度インターネット上に流通した情報を完全に消去することは、事実上不可能です。自分・他人を問わず、個人情報の取り扱いにはご注意ください。
特に、ぬまゆさんの場合は、「ぬまゆのブログその1」にも電話番号を載せていたが、何の問題も指摘されなかったという。
『ぬまゆのブログ その2』
Yahoo! Japan を 利用する 「 最後 」 に ・・・
Yahoo! Japan さん、
こういうことも、消したいのでしょう。
まったく 信用のおけない 「 Yahoo! Japan 」 を、
いままで、利用していた わたくしが、バカでした。
でもね、
「 ぬまゆ の ブログ ( その1 ) 」 の時は、
「 Yahoo! Japan 」 は、
わたくしの 電話番号が 載っている 「 記事 」 を、
ただの 一つも、
削除 しなかったのですよ !
最低ですね ・・・
なぜ、突然、Yahoo!Japanは、ぬまゆさんの電話番号が書かれた記事を削除するようになったのか。民主主義では、言論の自由が保障されているはずだ。Yahoo!Japanの行為は、日本国民の権利である言論の自由を侵害する行為と言えよう。
やはり、Yahoo!Japanは、原子力マフィアや官僚に支配されていると考えたほうがいいだろう。私だったら、絶対にYahoo!Japanブログなんて使わない。ぬまゆさん、ブログを再開するなら、FC2とか、海外にサーヴァーのあるブログサーヴィスを使ったほうがいいと思うよ。そして、反原発派の人も、もし、Yahoo!ブログを使っているなら、他のブログサーヴィスに移ることをお勧めする。
私の場合、大のYahoo!嫌いなので、Yahoo!のサーチエンジンやニュースなども使わないようにしている。
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Yahoo!Japan |
記事削除 |
原子力村 |
2012.02.07 (Tue)
原発国民投票にブチキレた池田信夫が山本太郎攻撃か
さて、悪名高き原子力村の広報担当者の一人でもある池田信夫こと池田のブーが、山本太郎氏が積極的に全国で進めている原発国民投票により、原発の維持が危うい状態になりつつあるのに狂乱し、山本太郎攻撃を始めた。しかしながら、その攻撃の仕方があまりにも的外れなので、ここに晒してみようと思う。ちなみに、原発国民投票は、大阪に次ぎ、ついに東京でも、今日、法定数を突破した。
『池田信夫blog part2』より
トリックスターとしての山本太郎
原発事故のあと反原発運動が盛り上がるのはどこの国でも同じだが、日本の特徴は「子供を守る母親の心」とか「金より命を大事にする」といった心情的なスローガンが多いことだ。その典型が、今や反原発運動のアイコンとなった山本太郎である。
彼の著書は「脱原発で仕事を干された」といった自分の話ばかりで、低線量被曝のリスクなどの事実には関心がない。原発は無限に危険で放射能はゼロにすべきなのだから、そのリスクなんてどうでもいいのだ。これは「放射線のリスクはわからないが原発が危険だということだけはわかる」と主張する安富歩氏と同じだが、山本のほうが余計な理屈がないだけわかりやすい。
山本は、丸山眞男のいう「古層」的な思考様式が現代の日本に生きている貴重な標本である。丸山は日本の古代的な規範の特徴として「集団的功利主義」と「心情の純粋性」をあげた。
集団的功利主義とは西洋的な個人ベースの功利主義ではなく、共同体の「吉凶」を基準にして善悪を決める規範である。ここでは共同体がケガレによって汚染されるのをハライ・キヨメで浄化することが儀式の役割だ。μSvの放射線のケガレを忌避して瓦礫の受け入れを拒否する自治体に対しては、さすがに河野太郎氏も「震災がれきの受け入れに賛成する」と表明したが、ツイッターの反響は「裏切り者!」といったRTで埋まっている。
心情の純粋性は、山本太郎の唯一の売り物だ。仕事を干されたことが純粋さの証明になり、目的の合理性は問われない。共同体をハライ・キヨメで浄化するためには、その儀式を行う祭司の心が純粋でなければならないので、これが内面化されるとキヨキココロを尊重する美意識が生まれる。原発問題でも、環境保護の社会的費用を考える人々は「御用学者」とか「原子力村」といったレッテルを貼られ、不純なクラキココロとされる。
こうした心情の純粋性を重んじる日本的情緒は、時として結果を無視した心情の暴走をまねく、と丸山は指摘した。その典型が、天皇親政を求めてクーデタを起こした皇道派青年将校である。五・一五事件では首相を暗殺するという重大な犯罪にもかかわらず、117万人が犯人の助命嘆願をした。そういう「空気」が、ますます青年将校のヒロイズムを高め、二・二六事件から戦争へとつながった。
これは山本七平の指摘した「空気」の支配と似ている。客観的リスクを無視して「PCBが有害でなくても気持ち悪いからゼロにしろ」とか「ダイオキシンはどんな微量でも有害だから全国のゴミ焼却炉を廃棄しろ」とか「できるかできないか考えないで原発をゼロにしよう」という朝日新聞のような心情倫理が、日本人には広く支持を受けるのだ。
イデオロギー的には逆の立場だった丸山と山本が、ほとんど同じことを指摘しているのは興味深い。このような心情の暴走が起こる原因も、彼らが共通に指摘するように目的合理性の欠如である。それは対外的な戦争が少なく、共同体の秩序を維持することがもっとも重要だった日本の特殊性によるものだろう。身内の融和を守るために対外的な戦力を犠牲にするような部族は、中東のような地域では淘汰されてしまうが、日本はそういう経験をしたことがなかった。
戦後の「革新陣営」も、こうした心情の純粋性に依拠していた。それは決して権力をとらず、結果責任を問われないことを前提にした「甘え」である。さすがに福島みずほ氏のように古典的な空想的社会主義は支持を失ったが、結果を考えないできれいごとを主張する「平和ボケ」は、反原発運動に受け継がれている。山本太郎は、こうした日本の伝統を象徴するトリックスターである。
早い話が、天皇親政を求めてクーデタを起こした皇道派青年将校と山本太郎氏をダブらせ、心情の純粋性が心情の暴走をまねき、戦争を引き起こすこともあるということを言いたいようだが、比べる対象がまったく頓珍漢で笑わせてくれる。青年将校は、首相を暗殺した凶暴な殺人犯であるのに対し、山本太郎氏は、世界から原発をなくそうと訴え、活動している平和思考の芸能人である。人々が山本氏を支持したからといって、戦争が起こるはずがない。
又、「結果を考えないできれいごとを主張する「平和ボケ」は、反原発運動に受け継がれている。」などとまがりなりにも教育者たるものが発言するべきではない。このような発言をする教授から教育を受けたいと思う生徒がいたら、驚きだ。反原発はきれいごとで済まされるようなことではなく、「平和ボケ」でもない。原発を維持することによって、現実的に日本の将来に起こることを危惧するからこそ、原発に反対しているのだ。原発の被害を過小評価し、安全神話で国民を騙す原発推進派のほうがよほど、「結果を考えないできれいごとを主張する「平和ボケ」ではないか。

Trickster(Wikipedia)
以下、中には、池田のブー崇拝者も若干名いるようだが、「命より金を大事にする」池田のブーの陳腐な記事に対するコメントが記事とは対照的にすばらしかったので紹介する。
2012.01.29 (Sun)
低線量被曝のリスクを訴えたNHK番組に原子力村が抗議
原子力村の逆鱗に触れたNHKの番組が下の動画。番組は、低線量のリスクを決めた国際放射線防護委員会 (ICRP)の当事者に取材し、基準値がどのように決められたのかを調査しながら、実際に低線量被曝に今も悩まされている被曝者たちの声を通して低線量被ばくの恐ろしさを伝えた衝撃的なドキュメンタリーで、大きな反響を呼んだ。
カナダはオタワに本部があるICRPで、科学事務局長のクリストファー・クレメント氏にインタビューすると、低線量放射線被ばくによって受ける癌などのリスクを実際の約二分の一に過小評価されていることがわかった。
さらに調査していくと、当時、原子力推進グループに依頼されて、低線量被曝の国際基準値が50%引き下げられ、原発労働者に対する基準はそれよりも20%下げられていたことが暴露された。現在、ICRPでは、低線量被曝の国際基準値が実際の半分に引き下げられたままで本当にいいのか議論されているという。
もうすでにご覧になられた方は多いと思うが、まだの方はぜひ見ていただきたい。
低線量被ばく_揺らぐ国際基準_追跡!真相ファイル by gomizeromirai
原子力村がNHKに1月12日付けで叩き付けた抗議文は「多く国民の放射線恐怖症をいたずらに煽っている」と批判し、名指しで番組の出演者の発言にケチをつけている。手紙の最後には、原子力村のそうそうたるメンバーが手紙の内容と同じ長さの4ページにわたり、名を連ねている。これまで顔なしだった原子力村というぼんやりとした組織が批判の対象となっていたが、これで、原子力村の主な構成員がはっきりしたといえよう。
日本放送協会 会長 松本正之殿
NHK総合テレビ 追跡!真相ファイル番組(2011 年12 月28 日放映)
「低線量被ばく 揺らぐ国際基準」への抗議と要望について
[PDF] ファイルより
そんな折、このブログにもおそらく原子力村のイチミだと思うが、低線量被曝を過小評価するようなコメントが届いた。
2012.01.22 (Sun)
東日本大震災における死者・行方不明者数が南京大虐殺で殺害された人数とほぼ一致
昨日、下の動画で、化繊工場に勤務するある男性が、20年間南京大虐殺について調べ続けた人がいるのを知った。その中で何よりも驚いたのが、南京の揚子江付近で1万人~3万人の中国人を虐殺したとされる第十三師団山田支隊兵士の出身地が福島であったことを知り、あぜんとした。(注:日本兵が虐殺した中国人の人数には大きな隔たりがある。詳しくは、「南京大虐殺論争」(ウィキペディア)を参照のこと。)
日本で古くから言われている迷信で、「罪を犯すと必ずその人や周りの人に後々何倍にもなって返ってくる」というのを聞いたことがないだろうか。12月の最新調査によると、3.11の東日本大震災で死亡または行方不明となっている方は約2万人となっている。その数が、第十三師団山田支隊兵士の証言による南京で日本兵が虐殺したとされる人数とほぼ一致するのは、単なる偶然か。
南京大虐殺 兵士たちの記録 陣中日記 2008 by JKzappa
日中戦争真っ只中の70年前、南京陥落時に起きた南京大虐殺。様々な論議を生み、虐殺の人数さえ両国の間で大きな開きがある。その事件について、20年間身を削るような調査を続けてきた人がいる。彼が探り当てたのは、兵士が最前線で綴った「陣中日記」。そこには日本軍が中国人捕虜一万数千人から二万人を一挙に虐殺したことが記されていた。また日記からは、勤勉に田畑を耕し家族を愛し、生きるのに懸命だった農民が、突然戦場という異常な世界に放り込まれ、殺戮者に変貌していく姿が浮かび上がる。陣中日記をもとに虐殺の軌跡を追う。
南京で何があったのか。1万数千にのぼる捕虜の「処理」に直接かかわった兵士たちが書きつづった日記には、どんな事実が記されていたか―1軒、また1軒と旧日本兵とその遺族を訪ね歩く粘り強い探索によって発掘された資料から、歴史の実像がここによみがえる。
参考:Amazon.co.jp: 南京大虐殺を記録した皇軍兵士たち―第十三師団山田支隊兵士の陣中日記:小野 賢二, 本多 勝一, 藤原 彰
http://amzn.to/wQta54
ドキュメンタリーの主役は58歳の化繊工場に勤める工員。18歳から40年間会社に勤めながら、帰宅後のわずかな時間や、土日を使って20年間南京大虐殺について調べ続けた。彼が主として調査したのは、陣中日記。兵士たちが毎日、克明に記録し続けた生の声である。彼によると、証言はもちろん重要だが、それでも戦後の証言というのは変化するものだという。それはもちろん記憶違いもあるだろうが、後になって美化しようとする意識も働くのかもしれない。だから彼は証言よりも、現場で書かれた陣中日記を重視する。彼が20年間で手に入れた陣中日記は30冊ほど。何度も何度も元兵士の家にかよって、長い時間をかけて信頼を得て、やっとぽつりぽつりと語ってもらえるようになり、最後にその時の日記を見せてもらえる。一般に、兵士たちの陣中日記として製本されたものもあるが、基本的に彼はそれに重きを置かない。後で書き換えられているかもしれないからだ。この地道な努力から明らかになる歴史の重さに圧倒的される。
日本を戦争に導いた主犯は、昭和天皇だけど、政府や財閥系企業やメディアも一緒に駆り立てていた。おそらく、その顔は、原子力村のメンバーと一致するのではないだろうか。
私は非科学的なものは一切信じないけれども、この世は科学的な方法だけでは決して解明できない多くの神秘に包まれている。今回の東日本大震災も日本がこれまでに犯してきた罪を清算しないがために起こったカルマだとしたら、今こそその罪を清算するときなのではないだろうか。
2011.12.02 (Fri)
Frying Dutchman の「Human ERROR」 を原子力村の当事者たちに聴かせてやりたい
『すべては「気づき」』というブログで歌詞の書き起こしをされていたので、転載させていただきたい。
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歌詞 |
書き出し |
原子力村 |
福島第一原発事故 |
2011.09.23 (Fri)
山本太郎氏を告発した芦田祐介氏、京都党離党へ
私が芦田氏のブログを読んだ限り、京都党が今回の告発にからんでいるようには思えなかったが、山本太郎氏の告発状が受理された裏には、原子力村からの圧力があったに違いないと見ている。原子力村が動いたのは、京都党からの指示を受けたからなのか、それとも幸福の科学や九州電力の指示だったのかその辺はいまのところわからない。
その『日々雑感』のエントリーのコメント欄で、はれまさんという方が、佐賀地検に電話で質問された内容を公開されていたので、、その会話を転載させていただきたい。
日々雑感さんへ
佐賀地検に電話した結果を、ご報告します!
結果からゆうと、新しく判明したことは残念ながらありませんでした。
Q.公共の施設である県庁に入って、不法侵入に当たるのでしょうか?
A.一般的にはないこと。
Q.一般的にないことが、なぜ今回告発が受理されたのでしょうか?
A.個別の案件については、差し控えさせていただきたい。
Q.今回の案件の担当者に代わっていただきたい。
A.できないです。
Q.今回の案件の担当者名や部署名を教えていただきたい。
A.捜査中ですので、個別の案件については…
Q.一般的に考えて、不当な告発だと思われるのですが、なぜ受理されたんでしょうか?
A.個別の案件ですので...(回答は差し控えたい)
Q.情報開示などは、求めることはできますか?
A.個別の案件ですので、できません。
Q.佐賀地検に直接行けば、担当者名や受理理由を知ることができますか?
A.来ていただいても無理です。
基本的に回答は「捜査中の個別の案件なので、お答えできない」でした。
地検に行って、告発受理書?のようなものを見ることはできないんでしょうか?担当検事がいると思うのですが。
告発受理理由が知りたいところです。
佐賀地検は、公共の施設である佐賀県庁に入って、不法侵入に当たることは一般的にはないと断言している。それなのに、今回の告発が受理された理由については、個別の案件のため、回答できないとしている。地検は、告発状が出されたからといって全てを受理することはない。地検が下調べをして、告発状が事実に基づいていると判断されたとき、受理されるのではないか。
今回、佐賀地検が、一般では県庁に入ることは不法侵入に当たらないとしながらも、山本太郎氏の不法侵入を訴えた芦田氏の告発状を受理したのは、裏で原子力村による圧力があったからに違いない。それは、九州電力からの指示だったかもしれないし、ある政党からの指示だったかもしれない。
Ame ni mo Makezu-Succumb Not to Sorrow
アーティスト311のテーマソング 国境を越えた愛
Theme Song of Artistes 311 Love Beyond Borders
アジアのアーティストたちが日本の震災犠牲者のために寄付金を募集するためのチャリティー・ショーに集結した。
The Asian Artise came together for a charity show to raise fund for the Japan quake victims.
日本を救うためにチャリティーに参加している中国や韓国の有名人たち。彼らを見ていると、フジテレビが韓国のテレビ番組ばかり放映しているといってデモしている日本人が惨めで気の毒になってくる。
2011.09.16 (Fri)
9.11デモで不当逮捕されたフランク夫妻のインタビュー
このインタビュー、警察に2日間拘束されて、釈放されて帰宅途中のインタビューだったにもかかわらず、フランク夫妻はとてもおだやかで、面白かったのでぜひ、広めたいと思った。警察もマスクで顔が隠されてわからなかったのだろうが、まさか逮捕したのが、フランス人男性と女性の夫婦だとは思わなかっただろう。
110913 デモ逮捕者フランク夫妻のインタビュー from iwakamiyasumi on Vimeo.
やはり、予想どおり、フランク夫妻は、警察に指一本触れていないのに、不当逮捕されたようだ。12日の大手新聞には、「逮捕された12人は、機動隊員を殴るなどして公務執行妨害で現行犯逮捕された」と書かれていた。他にも逮捕された人がいるので、本当のところはわからないが、フランクさんは、警察での調書がやってないことばかり書かれたでっち上げと批判していたし、恐らく、警察に言われるがままにメディアがでたらめを書きまくったのだろう。
フランクさんのお話によると、日本語が話せないし、マスクもしていたため、在特会の挑発に「うおーっ」と叫びながら、両手を上にあげて抗議しただけで、暴言や暴力など何もしなかったのに、調書には、暴言を吐いたと書かれてしまったようだ。
また、ポケットの中にトイレットペーパーを丸めて入れておいたら、警察はその長さをわざわざ測って記録したという。そんな時間があったら、もっと他にやることがあるだろと皮肉たっぷりに語っていた。
フランクさんの奥さんも、逮捕後に両脇を婦人警官に拘束されていたときに、右翼にいきなりお腹を蹴られたという。女性のお腹を蹴るなんて、とんでもないことだ。婦人警官はそれを見ても「まあ、おさえて、おさえて。」としか言わなかったそうだ。本来なら、奥さんのお腹を蹴った右翼をその場で暴行罪で逮捕するべきなのに、その右翼をかばうような発言をするなんて、それでよく警官が務まると思う。あきれて言葉がでない。
今回不当逮捕された人たちは、みんな警察を告訴するべきだと思う。
『日々坦々』に掲載された東京新聞の記事によると、今回多数の逮捕者が出たのは、19日に予定される5万人規模の脱原発集会とデモを睨んで、脱原発の運動が盛り上がらないよう見せしめのためにけん制したのではないかと書かれているが、おそらく、それが図星だろうと思う。
これまで、原子力村の実態は決して明かされたことがなかったけれども、Twitterでも異常な広まりを見せているJapan Nuclear Syndicateの図がその実態を明らかにした。それを見ると、日本を司る司法・立法・行政・警察・マスコミ・アカデミズム・大企業みんなグルになって原子力村を構成している。そのマップによると、警察から東京電力への天下りは、32人となっているが、実際はもっといるのではないか。
日本では、日本の上層部を占める原子力村による横暴がいつまでも放置され続けるはずだ。19日には、5万人以上が集まって原子力村をビビらせようではないか。
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