2020.04.29 (Wed)
新型コロナウィルス対策でわかったこと:海外から見たら、日本はギャグ国家
お腹をかかえて笑ってしまったので、昨日に引き続き、『一月万冊』の動画をシェアさせていただきたい。
今日は、現在アメリカのオハイオ州にお住まいの安冨歩東大教授がZoom(?)出演され、日本に住んでいたらわからないけど、海外からみたら、笑える日本の状況を語ってくださった。後半では、ご自身の大嫌いな英語の勉強や中国語の学び方などについても聞けてとても面白かった。
わたし的に見た日本はギャグ国家だと思わせるベスト10:
1. この緊急時にリーダーシップのない安倍迷走理がいまだに日本の首相であること。自分の頭で考え、即行動できる大阪の吉村知事などのほうがよっぽど首相にふさわしいのではないか。
2. 血税466億円をかけてコロナウィルスの感染を避けるという名目で全世帯に2枚だけ配布された綿製アベノマスクに、カビが着いたり、髪の毛がついていたりしていて、配布が終了する前に回収していること。全く感染防止にならないばかりか、古い在庫なので、見えないカビを吸ってさらにコロナ感染以上に最悪の状態になる恐れがある。また、もともとあまりにも小さ過ぎるマスクを洗ったら、縮んで使えるのは、小型犬ペットくらいだ。さらに、マスクの発注先もなかなか明かさず、商社の他に聞いたこともない福島の会社だった。
3. 小池都知事が虚偽に満ちた感染者数などを幼稚園児に語るように毎日都民に伝えていること。プロの話し方だが、内容が薄く、ときには聞いている人を馬鹿にしているようにも聞こえる。「みなさま、東京都民のために」というのが口癖だが、記者の質問はお友達記者の質問しか受けない。いつもあてられない記者から最後に大切な質問が投げかけられても無視してトンズラしてしまう姿にホンネが垣間見える。
4. 日本では医師がドライブスルーPCR検査のとき、車を誘導して検体を採取していること。この姿を見たら、今、医師を目指して勉強している学生たちの気持ちもなえると思う。検体採取は、看護師で十分だ。
5. 厚労省のサイトを見ても、PCR検査総数がでていないこと。陽性率なしに感染者数だけ表示しても全体像は見えない。
6. 長野や徳島で県外からきた車の数を真剣に記録していること。そんなことする前にもっと重要なことがあるだろうに。
7. 自民党や首相官邸に都合のいいメディアだけが優遇されていること。
8. 北朝鮮の金正恩氏が姿を消すと同時に官邸の金正恩が注目を浴びるようになったこと。
9. 多額の税金を投入して、マイナンバー制を作ったわりに国民のためにほとんど利用されていないこと。
10. 医療崩壊が起こっているのに、メディアや政府は何事もないようにふるまっていること。
笑っている場合ではないとも思うが、あまりにも日本の動きがにぶかったり、ギャグ的なので、安冨氏も言っているように、怒りが笑いに変わってしまったのだ。まだまだこれらは、ほんの一部。
今日は、現在アメリカのオハイオ州にお住まいの安冨歩東大教授がZoom(?)出演され、日本に住んでいたらわからないけど、海外からみたら、笑える日本の状況を語ってくださった。後半では、ご自身の大嫌いな英語の勉強や中国語の学び方などについても聞けてとても面白かった。
わたし的に見た日本はギャグ国家だと思わせるベスト10:
1. この緊急時にリーダーシップのない安倍迷走理がいまだに日本の首相であること。自分の頭で考え、即行動できる大阪の吉村知事などのほうがよっぽど首相にふさわしいのではないか。
2. 血税466億円をかけてコロナウィルスの感染を避けるという名目で全世帯に2枚だけ配布された綿製アベノマスクに、カビが着いたり、髪の毛がついていたりしていて、配布が終了する前に回収していること。全く感染防止にならないばかりか、古い在庫なので、見えないカビを吸ってさらにコロナ感染以上に最悪の状態になる恐れがある。また、もともとあまりにも小さ過ぎるマスクを洗ったら、縮んで使えるのは、小型犬ペットくらいだ。さらに、マスクの発注先もなかなか明かさず、商社の他に聞いたこともない福島の会社だった。
3. 小池都知事が虚偽に満ちた感染者数などを幼稚園児に語るように毎日都民に伝えていること。プロの話し方だが、内容が薄く、ときには聞いている人を馬鹿にしているようにも聞こえる。「みなさま、東京都民のために」というのが口癖だが、記者の質問はお友達記者の質問しか受けない。いつもあてられない記者から最後に大切な質問が投げかけられても無視してトンズラしてしまう姿にホンネが垣間見える。
4. 日本では医師がドライブスルーPCR検査のとき、車を誘導して検体を採取していること。この姿を見たら、今、医師を目指して勉強している学生たちの気持ちもなえると思う。検体採取は、看護師で十分だ。
5. 厚労省のサイトを見ても、PCR検査総数がでていないこと。陽性率なしに感染者数だけ表示しても全体像は見えない。
6. 長野や徳島で県外からきた車の数を真剣に記録していること。そんなことする前にもっと重要なことがあるだろうに。
7. 自民党や首相官邸に都合のいいメディアだけが優遇されていること。
8. 北朝鮮の金正恩氏が姿を消すと同時に官邸の金正恩が注目を浴びるようになったこと。
9. 多額の税金を投入して、マイナンバー制を作ったわりに国民のためにほとんど利用されていないこと。
10. 医療崩壊が起こっているのに、メディアや政府は何事もないようにふるまっていること。
笑っている場合ではないとも思うが、あまりにも日本の動きがにぶかったり、ギャグ的なので、安冨氏も言っているように、怒りが笑いに変わってしまったのだ。まだまだこれらは、ほんの一部。
2008.04.14 (Mon)
医療崩壊:長寿医療制度とは名ばかり
このところカナダにもやっと春が訪れてきたって感じの陽気になってきた。家の前の森にもたくさん楓があって、誰かがメープルシロップを採っているようだ。ちょっぴり舐めてみたけど、ぜんぜん甘くなかった(笑)。もしかしたら雨水が溜まっただけかな?それとも煮詰めると甘くなるのかな?

楓の幹からメープルシロップを採っているところ
今日の『きっこのブログ』ネーミングに騙されるな!にも書いてあったけど、自民党って本当に国民を騙すために制度の内容と全く正反対の名前をつけるのが得意だよね。最近のその際たるものが、「長寿医療制度」だ。
医療崩壊:後期高齢者医療制度のでたらめさというエントリーに書いた多くの問題を抱えながらスタートした新しい高齢者いじめの医療制度だけど、もともとこの制度は2年前に「痛みを伴う改悪」で有名な小泉元総理によって作られたものだ。数多くの「弱いものいじめ」を実践した「小泉改悪」の中でも、もっともひどく改悪された制度だろう。
この制度、医療費の窓口負担は、高所得者は3割となるが、一般的には1割ということで、通常通り変わらないんだけど、国から病院・診療所に払われる診療報酬が月6,000円までに制限されたり、一人当たりの診療時間が短く削られたりすることになった。そのため、75歳以上の高齢者に手厚い医療サービスを施す医師や病院側には経営難が予想され、高齢者は、必然的に無下に扱われるようになる。国民全体に「長く生きるとろくなことないよ。だから早く死ね。」と言わんばかりの日本の歴史上最悪の医療制度である。
ニュースではほとんど伝えられていないけど、もちろん、民主、共産、社民、国民新の野党4党は、「後期高齢者医療制度を廃止する等医療に係る高齢者の負担の増加を回避する等のための健康保険法等の一部を改正する法律案」(後期高齢者医療制度廃止法案)を2月28日に衆議院へ提出している(民主党ニュースより)。
それなのに、福田首相は、町村と一緒になってこの史上最悪の医療制度を、「良い制度なので、よく高齢者の方に説明したい。広報を強化するなどして国民の理解を得ていきたい。」(読売)などとたわけた老害発言をしているっていうんだから、本当にどこまで国民を馬鹿にしたら気が済むのか(怒)。
ちなみに、Yahoo!の調査によると、現時点で、この後期高齢者医療制度(長寿医療制度)の概要について知らない人(ほとんど知らない、全く知らない、初めて知った)は約75%となっている。
後期高齢者医療制度(長寿医療制度)の概要を知っている?
福田首相は2008年4月から始まった後期高齢者医療制度(長寿医療制度)について「説明不足で本当にまずかった」としていますが、あなたは、この新しい医療制度の概要を知っている?
(実施期間:2008年4月14日~2008年4月23日)
一方、国民からは事前の説明が十分なかったことや保険証が届かないことなどで苦情殺到、自治体も悲鳴をあげているそうだ。それを受け、福田首相は、やっと今日になって「説明不足で混乱がある。自分の保険がどうなるか不安(を感じている人)が多いので、本当にまずかったと反省している」と、とりあえず形式的な謝罪をしている。
年金もそうだったけど、厚生労働省や社会保険庁が絡むとどうして、こういった混乱がいつも起こるのだろうか。この新しい医療制度だって、決して今始まったことではなく、もう2年も前からわかっていたことなのに、保険証が届かなかったり、医療費の自己負担割合が間違って記載されていたり、プログラムの不具合やデータ作成、計算の間違いなど、初歩的なミスが全国的に起きているそうだ。厚生労働省の役人は勤務中もマッサージチェアに座ってくつろいだり、テニスなどのリクリエーションで遊んでいるだけなのではないか。国民のために本当に働いているのだろうか。
制度を運営する都道府県の後期高齢者医療広域連合や自治体には「保険証が届かない」「保険料はいくらか」「高齢者への差別だ」、「少ない年金から保険料を引かれては生活できない。社会に貢献してきた高齢者をいじめる制度だ」「長寿医療制度ではなく『はよ死ね保険』に名称を変えろ」など国民からの苦情や問い合わせの電話が鳴り止まないという。
民主党などの野党が参議院で多数の議席を獲得したおかげで、ねじれ国会が生じ、これまでやりたい放題だった自公による「悪政」が軌道修正を迫られている。国民には痛みを押し付ける一方で、自分たちは政官業の癒着を深めながら、税金という甘い蜜を吸ってきた自公政権に、今こそ「NO」をつきつけるときがやってきた。
民主党の政権担当能力を疑問視する人もいるようだが、今の自公政権よりは何百倍もすばらしい政治を行ってくれることだろう。民主党にぜひ一度政権交代のチャンスを与えてみようではないか。もしだめだったら、又変えればいいんだし。民主党も、今こうして「政権の女神」が微笑んでいるのを見逃すことなく、その女神の前髪をつかんで、遅くともサミット前に衆院解散、総選挙を現実して欲しい。そうしたら、私は、小選挙区では民主党に比例区では社民党か共産党でもっとも自分の考えに近い候補者に投票しようと思う。
関連記事:
コイズミ医療制度改革:村上正泰氏論文「このままでは医療・介護難民が発生する」・・・。その前に「政権交代」をしてまともな医療制度を目指そうよ!
小泉が残した悪法は、はやく廃止に追い込むべきだ
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楓の幹からメープルシロップを採っているところ
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医療崩壊:後期高齢者医療制度のでたらめさというエントリーに書いた多くの問題を抱えながらスタートした新しい高齢者いじめの医療制度だけど、もともとこの制度は2年前に「痛みを伴う改悪」で有名な小泉元総理によって作られたものだ。数多くの「弱いものいじめ」を実践した「小泉改悪」の中でも、もっともひどく改悪された制度だろう。
この制度、医療費の窓口負担は、高所得者は3割となるが、一般的には1割ということで、通常通り変わらないんだけど、国から病院・診療所に払われる診療報酬が月6,000円までに制限されたり、一人当たりの診療時間が短く削られたりすることになった。そのため、75歳以上の高齢者に手厚い医療サービスを施す医師や病院側には経営難が予想され、高齢者は、必然的に無下に扱われるようになる。国民全体に「長く生きるとろくなことないよ。だから早く死ね。」と言わんばかりの日本の歴史上最悪の医療制度である。
ニュースではほとんど伝えられていないけど、もちろん、民主、共産、社民、国民新の野党4党は、「後期高齢者医療制度を廃止する等医療に係る高齢者の負担の増加を回避する等のための健康保険法等の一部を改正する法律案」(後期高齢者医療制度廃止法案)を2月28日に衆議院へ提出している(民主党ニュースより)。
それなのに、福田首相は、町村と一緒になってこの史上最悪の医療制度を、「良い制度なので、よく高齢者の方に説明したい。広報を強化するなどして国民の理解を得ていきたい。」(読売)などとたわけた老害発言をしているっていうんだから、本当にどこまで国民を馬鹿にしたら気が済むのか(怒)。
ちなみに、Yahoo!の調査によると、現時点で、この後期高齢者医療制度(長寿医療制度)の概要について知らない人(ほとんど知らない、全く知らない、初めて知った)は約75%となっている。
後期高齢者医療制度(長寿医療制度)の概要を知っている?
福田首相は2008年4月から始まった後期高齢者医療制度(長寿医療制度)について「説明不足で本当にまずかった」としていますが、あなたは、この新しい医療制度の概要を知っている?
(実施期間:2008年4月14日~2008年4月23日)
一方、国民からは事前の説明が十分なかったことや保険証が届かないことなどで苦情殺到、自治体も悲鳴をあげているそうだ。それを受け、福田首相は、やっと今日になって「説明不足で混乱がある。自分の保険がどうなるか不安(を感じている人)が多いので、本当にまずかったと反省している」と、とりあえず形式的な謝罪をしている。
年金もそうだったけど、厚生労働省や社会保険庁が絡むとどうして、こういった混乱がいつも起こるのだろうか。この新しい医療制度だって、決して今始まったことではなく、もう2年も前からわかっていたことなのに、保険証が届かなかったり、医療費の自己負担割合が間違って記載されていたり、プログラムの不具合やデータ作成、計算の間違いなど、初歩的なミスが全国的に起きているそうだ。厚生労働省の役人は勤務中もマッサージチェアに座ってくつろいだり、テニスなどのリクリエーションで遊んでいるだけなのではないか。国民のために本当に働いているのだろうか。
制度を運営する都道府県の後期高齢者医療広域連合や自治体には「保険証が届かない」「保険料はいくらか」「高齢者への差別だ」、「少ない年金から保険料を引かれては生活できない。社会に貢献してきた高齢者をいじめる制度だ」「長寿医療制度ではなく『はよ死ね保険』に名称を変えろ」など国民からの苦情や問い合わせの電話が鳴り止まないという。
民主党などの野党が参議院で多数の議席を獲得したおかげで、ねじれ国会が生じ、これまでやりたい放題だった自公による「悪政」が軌道修正を迫られている。国民には痛みを押し付ける一方で、自分たちは政官業の癒着を深めながら、税金という甘い蜜を吸ってきた自公政権に、今こそ「NO」をつきつけるときがやってきた。
民主党の政権担当能力を疑問視する人もいるようだが、今の自公政権よりは何百倍もすばらしい政治を行ってくれることだろう。民主党にぜひ一度政権交代のチャンスを与えてみようではないか。もしだめだったら、又変えればいいんだし。民主党も、今こうして「政権の女神」が微笑んでいるのを見逃すことなく、その女神の前髪をつかんで、遅くともサミット前に衆院解散、総選挙を現実して欲しい。そうしたら、私は、小選挙区では民主党に比例区では社民党か共産党でもっとも自分の考えに近い候補者に投票しようと思う。
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