2011.03.31 (Thu)
被災者や原発労働者が苦しむ中、15人の内閣官房参与と新調した防災服でごきげんな菅直人
昨日は日本語のクラスがあって、その上、期末試験の問題提出日の締切日だった。だから、前の日に睡眠不足だったので、家に帰って夕食を食べてから、ネットのニュースを読んで、ブログを書こうと思ったら、ウトウトし始めて、そのうち睡魔に襲われて、パソコンの前で寝てしまった。そんなわけで、昨日はブログを更新できず、残念だった。せっかくいただいたコメントへのお返事もできていない。
福島第一原発の状況は日増しに悪化しているようで、いかに危機的状態かというのは、馬菅が任命した15人という内閣官房参与の数と現場に行くわけでもないのにいつも防災服を着た馬菅の表情に表れている。自分が無能で何もできないからといって、国民に理由も告げずに、猫も杓子も内閣官房参与に任命するのはいかがなものか。その中には、自分が出身の東工大の教授が2人もおり、公私混同も甚だしい。
こんな時に、民主党は、新たに国会議員や秘書が着用する防災服をあつらえることを決めたらしく、右腕には「民主党」の文字と、赤い丸を2つ重ねた同党ロゴマークが入るデザインで、ZAKZAKによると、単純計算で防災服代は818万円にもなるそうだ。

民主“おそろい防災服”800万円超で新調…今、できること?
zakzak 2011.03.31
この内閣官房参与に支払われる給与と防災服代にかかる費用を被災地に寄附したら、どれだけ喜ばれることか。現地を視察して、原発事故の処理が遅れたことへの反省が全く見られず、あいかわらず意味不明の脳内スッカラ菅のパフォーマンスを続けるとは・・・・。よく日本国民は、日本に最大不幸をもらたし続けるこんな男をいつまでも首相にしておけるよね。
これまでもこの震災騒ぎの最中に、どさくさにまぎれて、問責されて一度は内閣から追い出された仙谷由人を官房副長官として呼び戻し、馬淵澄夫まで内閣総理大臣補佐官(東北地方太平洋沖地震による災害及び原子力発電所事故対応担当)として復帰させた。これだけ公私混同が続くと、そのうち、自分の奥さんまで内閣官房参与として呼び入れるのではないか(苦笑)。
『晴天とら日和』船頭多くて…機能不全 内閣官房参与ついに15人目+「部屋と秘書官がいないと仕事ができひん」by・辻元清美。
蓮舫を節電啓発相に、社民党を離党した辻元議員を災害ボランティア担当の首相補佐官に任命するも、何一つ目立った動きはなく、単なるパフォーマンスで終わりそうだ。
馬菅が日本全体がこの苦境のときに、税金を湯水のように使って、すでに職のある人間を公務員として再び雇用している間に、被災地で家も職も失った被災者は、避難所で不便な生活を強いられ、路頭に迷っている。おまけに、原発から20キロ圏内の被災者への支援金は、避難指示の解除まで待たなければならないという。多額の支援金を自己申告や中途半端な調査だけでは支給できないからだそうだ。しかし、政府は、今回の原発事故がどれだけ長引くかわかってものを言っているのだろうか。
国内外の原発専門家の話では、この事故が収まるまでには、運がよくて数ヶ月、最悪の場合は何年、何十年もかかるという。例え、福島第一原発が廃炉となっても、チェルノブイリのように、その20キロ圏内には人が住めないようになるだろう。もし、政府が言うように、避難指示の解除までまっていたら、何年、何十年とかかるだろう。馬菅が防災服で着せ替えごっこをしているうちに、被災者は貧しい生活環境の下で悲鳴をあげている。長い間、支援金もなく、どのように生きていったらいいのだろうか。20キロ圏内の被災者は、もう、そこには住めないのだから、住所を証明するものがあれば、政府は支援金を認めるのが当然だろう。
さらに放射能と闘いながら、朝食はビスケットと野菜ジュース、夕食は非常食用の五目ご飯などと缶詰で、1日2食で、夜は雑魚ねに毛布一枚の極限状態の下で戦時中の炭鉱夫のごとく強制的に働かされている東京電力と協力会社の職員のことを考えると、胸が張り裂けそうになる。
昨日の東京電力幹部の会見を見たが、勝俣会長は、今回の事故も他人事としか思っていないようで、受け応えに全く誠意が感じられなかった。謝罪会見とは見せ掛けだけで、勝俣会長は、総理と同じように官僚が用意した原稿を、たまに読み間違えながら棒読みしただけ。現在、原子炉の状況は安定しているとか、地震が想定外だったなど、まだ懲りずに、虚偽の受け応えをしていた。さすがに同じ天下り組織である原子力安全委員会でさえ、勝俣会長の楽観的な発言には異議を唱え、現在はまだ予断を許さない状況であることを強調した。さらに、事故はシナリオにあり、事前に手順を管理していれば防げたと、勝俣会長の想定外発言に反論した。
その日の昼間のミーティングには出席していた東電の清水社長が、この会見の直前に緊急入院したという。絶妙のタイミングで清水社長を入院させた東電の隠蔽体質には、あきれて空いた口が塞がらなかった。
震災と原発事故のニュースを読んだだけでもこれだけ問題が山積みとなっているのだから、その裏には、この何十倍も何百倍も大きな問題があるのだろう。国民の生活を何とも思っていない官僚や大企業、今の馬菅政権に今の日本を任せておいてはいけない。この震災と原発事故をきっかけに日本は変わらなければならない。これまでの官僚政治から、小沢一郎が唱える国民主権政治へと。
福島第一原発の状況は日増しに悪化しているようで、いかに危機的状態かというのは、馬菅が任命した15人という内閣官房参与の数と現場に行くわけでもないのにいつも防災服を着た馬菅の表情に表れている。自分が無能で何もできないからといって、国民に理由も告げずに、猫も杓子も内閣官房参与に任命するのはいかがなものか。その中には、自分が出身の東工大の教授が2人もおり、公私混同も甚だしい。
こんな時に、民主党は、新たに国会議員や秘書が着用する防災服をあつらえることを決めたらしく、右腕には「民主党」の文字と、赤い丸を2つ重ねた同党ロゴマークが入るデザインで、ZAKZAKによると、単純計算で防災服代は818万円にもなるそうだ。

民主“おそろい防災服”800万円超で新調…今、できること?
zakzak 2011.03.31
この内閣官房参与に支払われる給与と防災服代にかかる費用を被災地に寄附したら、どれだけ喜ばれることか。現地を視察して、原発事故の処理が遅れたことへの反省が全く見られず、あいかわらず意味不明の脳内スッカラ菅のパフォーマンスを続けるとは・・・・。よく日本国民は、日本に最大不幸をもらたし続けるこんな男をいつまでも首相にしておけるよね。
これまでもこの震災騒ぎの最中に、どさくさにまぎれて、問責されて一度は内閣から追い出された仙谷由人を官房副長官として呼び戻し、馬淵澄夫まで内閣総理大臣補佐官(東北地方太平洋沖地震による災害及び原子力発電所事故対応担当)として復帰させた。これだけ公私混同が続くと、そのうち、自分の奥さんまで内閣官房参与として呼び入れるのではないか(苦笑)。
『晴天とら日和』船頭多くて…機能不全 内閣官房参与ついに15人目+「部屋と秘書官がいないと仕事ができひん」by・辻元清美。
◆現在の内閣官房参与(就任順)◆
氏名 主な経歴
西村六善 地球環境問題担当大使
平田オリザ 劇作家・演出家
前田匡史 国際協力銀行国際経営企画部長
望月晴文 経産事務次官
峰崎直樹 参院議員、副財務相
松本健一 評論家、麗沢大教授
小林芳雄 農水事務次官
中村祐輔 東京大医科学研究所ヒトゲノム解析センター長
五十嵐敬喜 法政大教授
小佐古敏荘 東京大大学院教授
日比野靖 北陸先端科学技術大学院大副学長
山口昇 防衛大学校安全保障・危機管理教育センター長
有冨正憲 東工大原子炉工学研究所長
斉藤正樹 同研究所教授
田坂広志 多摩大大学院教授
蓮舫を節電啓発相に、社民党を離党した辻元議員を災害ボランティア担当の首相補佐官に任命するも、何一つ目立った動きはなく、単なるパフォーマンスで終わりそうだ。
馬菅が日本全体がこの苦境のときに、税金を湯水のように使って、すでに職のある人間を公務員として再び雇用している間に、被災地で家も職も失った被災者は、避難所で不便な生活を強いられ、路頭に迷っている。おまけに、原発から20キロ圏内の被災者への支援金は、避難指示の解除まで待たなければならないという。多額の支援金を自己申告や中途半端な調査だけでは支給できないからだそうだ。しかし、政府は、今回の原発事故がどれだけ長引くかわかってものを言っているのだろうか。
国内外の原発専門家の話では、この事故が収まるまでには、運がよくて数ヶ月、最悪の場合は何年、何十年もかかるという。例え、福島第一原発が廃炉となっても、チェルノブイリのように、その20キロ圏内には人が住めないようになるだろう。もし、政府が言うように、避難指示の解除までまっていたら、何年、何十年とかかるだろう。馬菅が防災服で着せ替えごっこをしているうちに、被災者は貧しい生活環境の下で悲鳴をあげている。長い間、支援金もなく、どのように生きていったらいいのだろうか。20キロ圏内の被災者は、もう、そこには住めないのだから、住所を証明するものがあれば、政府は支援金を認めるのが当然だろう。
さらに放射能と闘いながら、朝食はビスケットと野菜ジュース、夕食は非常食用の五目ご飯などと缶詰で、1日2食で、夜は雑魚ねに毛布一枚の極限状態の下で戦時中の炭鉱夫のごとく強制的に働かされている東京電力と協力会社の職員のことを考えると、胸が張り裂けそうになる。
昨日の東京電力幹部の会見を見たが、勝俣会長は、今回の事故も他人事としか思っていないようで、受け応えに全く誠意が感じられなかった。謝罪会見とは見せ掛けだけで、勝俣会長は、総理と同じように官僚が用意した原稿を、たまに読み間違えながら棒読みしただけ。現在、原子炉の状況は安定しているとか、地震が想定外だったなど、まだ懲りずに、虚偽の受け応えをしていた。さすがに同じ天下り組織である原子力安全委員会でさえ、勝俣会長の楽観的な発言には異議を唱え、現在はまだ予断を許さない状況であることを強調した。さらに、事故はシナリオにあり、事前に手順を管理していれば防げたと、勝俣会長の想定外発言に反論した。
その日の昼間のミーティングには出席していた東電の清水社長が、この会見の直前に緊急入院したという。絶妙のタイミングで清水社長を入院させた東電の隠蔽体質には、あきれて空いた口が塞がらなかった。
震災と原発事故のニュースを読んだだけでもこれだけ問題が山積みとなっているのだから、その裏には、この何十倍も何百倍も大きな問題があるのだろう。国民の生活を何とも思っていない官僚や大企業、今の馬菅政権に今の日本を任せておいてはいけない。この震災と原発事故をきっかけに日本は変わらなければならない。これまでの官僚政治から、小沢一郎が唱える国民主権政治へと。
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