2012.03.07 (Wed)
TVでは報道しない原発事故末端作業員の驚きの証言
将来、作業員に健康障害が出た場合、うやむやになるような雇用形態で、原発の作業で被曝しても何の保障もでないというのは、人権侵害以外の何者でもない。そのうえ、作業員の給与は、10~20次下請けまであり、その93%がピンはねされてしまうそうだ。
2012年3月5日 TVでは報道しない原発事故末端作業員の驚きの証言
Uploaded by RamadaVikara on Mar 5, 2012
◎参考URL
福島フクシマFUKUSHIMA 原発収束作業の現場から
ある運動家の報告 http://bit.ly/yQnUhE
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2012年3月 5日【月】Radio News たね蒔きジャーナル
Download Full Version(MP3) : http://bit.ly/wMq1Cq
東日本大震災から1年~原発事故を支え続ける作業員
福島第一原発事故から1年になろうとしています。ここまでの状態を保つために、福島第一原発では壮絶な闘い続けられています。爆発を起こした建屋、がれきが散らばる敷地、とんでもなく高い線量の放射能、こうした中での作業は想像を絶するもので、その実態はどこまで明らかになっているのでしょうか?また、政府が言うように冷温停止状態になっているのでしょうか?上田崇順アナウンサーが福島に取材に行き、貴重な作業員の証言をおさめてきました。上田アナが、福島第一原発で闘う作業員の実態を克明に報告します。
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●1から4号機まで放射性蒸気はずっと出たまま....
●2号機は何にもしていない。状態など全くわからない....
●6次、7次下請は当たり前.....。末端作業員日当約7000円※1
(東電元請は1人あたり日当約10万円以上+諸経費※2)
※2 : 諸経費率はこのような特殊な作業環境の場合200%以上は確実。
(※1 : 但し、作業内容や作業時間は不明)
【 考 察 】
これほど高い諸経費を設けるのは、被曝の限度を越えた原発作業技術者が他の原発施設で使えなくなるほどの実状が福一には存在するために他ならない。但しこれは元請のみの理屈である。
●吉田所長は現実を全部話そうとしていたが、東電の監視員みたいな者が2、3人、吉田所長が行くところへ絶えず付きまとい現実を話す機会を与えなかった...
(これが吉田所長が本部とやりあった本当の原因かも知れない)
●騙されて来た。作業場所が福島第一(1F)とは聞いていなかった.....。
●原発で作業していたことで将来結婚も出来ないかも知れない....。
◎参考URL
福島フクシマFUKUSHIMA 原発収束作業の現場から
ある運動家の報告 http://bit.ly/yQnUhE
【ひとり言】
だが、本当の末端作業員とは携帯もPCも持たず、Twitterも、ここYouTubeも見れないし見てもいない人たちだ。
翌日には、日本弁護士連合会の中西弁護士をスタジオにお呼びして、作業員の労働条件についてお話を伺った。
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