2011.10.03 (Mon)
小沢氏と市民との対談(Utream ビデオあり)
Video streaming by Ustream
小沢氏の発言を一部抜粋:
元秘書3人の有罪判決については、「このあいだの判決は大変びっくりした。」と語り、「なんの証拠もないのに裁判官が独断で推測に基づいて有罪に決めてしまうのは、民主主義国家では考えられない結果。」
「一方的な意見だけで判決が左右されれば本当に暗黒社会になってしまう。」
「今までの体制で既得権を持ってきた人には、(自分が)ある意味で恐怖になっており、「『あいつだけは許せない』という私的感情から、私を国政の先頭に立たせてはいけないという意識を働かせている。」
政治資金規正法違反事件に関する質問に、「半世紀を経て新しい民主党政権というものができた。それはある側面から見るとひとつの権力闘争でもある」としたうえで、「(自分は)ある意味で、政権交代のスケープゴートにされたのではないか。」と語った。
この対談の中で市民からリクエストがあった小沢さんが定期的にビデオで発信する件は、これが週一回実現したら、もっと小沢氏の支持者は増えるのではないか。小沢さんはすばらしい政治理念をお持ちだが、あまりそれを発表する場がないので、損をしていると思う。もっと国民に積極的にアピールするべきだ。それにしても、このような小さな会談にわざわざ参加してくださる小沢さんってやっぱりすばらしい。
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2010.10.22 (Fri)
大阪地検特捜部の幹部処分だけでは甘すぎる
最高検の伊藤鉄男次長検事を内規に基づく訓告のみ、大林宏検事総長も単に口頭で注意を受けただけで辞任しない。大阪地検の小林敬検事正、玉井英章前次席検事(現大阪高検次席検事)、三浦正晴前検事正(現福岡高検検事長)の3名を減給とし、辞職予定であるとしている。
本来なら、前代未聞の不祥事を起こした大阪地検やそれと決して無関係ではなかったはずの最高検や大阪高検は解体されるべきであり、上層部になればなるほど罪が重くなるはずであるが、今回の処分は逆である。このように甘い処罰を許しているから、日本の司法制度はいつまでたっても改善されずに、多くの問題を作り出しているのだ。

検事総長「前代未聞の事態」…幹部ら8人処分
(2010年10月21日22時06分 読売新聞)より
読売のもう一つの記事が、柳田法相が第三者機関「検察の在り方検討会議」を設置し、大阪、名古屋両地検特捜部の解体を視野に入れた組織見直しを検討する方針を固めたとしているが、どうせやるなら、大阪、名古屋だけでなく東京地検も解体してもらいたいものだ。
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2010.10.04 (Mon)
大阪地検犯人隠避事件:第三者機関を設置するべき
さて、郵便不正事件で押収された証拠品のフロッピー・ディスク(FD)を改ざんし、証拠隠滅容疑で逮捕された大阪地方特捜部の主任検事、前田恒彦容疑者(43)の上司だった前特捜部長、大坪弘道容疑者(57)と前副部長、佐賀元明(49)が意図的な証拠の改ざんを知りながら隠ぺいした容疑で逮捕されたが、あきれたことに、この2人は容疑を否認し、今後の起訴や公判では全面否認を貫く構えらしい。
専門家からも、全てが検察内部の密室で行われた犯罪であり、立証は容易でないとの見方もある中、最高検は、当然有罪を立証できると自信をのぞかせているそうだ。
つまり、これからは、フロッピー・ディスクの改ざんを上司に報告したする前田恒彦容疑者と、意図的に改ざんしたとの報告は受けていないとする前田容疑者の上司であった大坪、佐賀両容疑者の全面的な争いとなる模様だ。検察に未練はないとのことだし、この際だから、大坪、佐賀両容疑者はこれまでの検察の不正を全て暴き、検察解体に手を貸してくれるといいんだけど・・・・。
二度とこのような事件が起きないように、法務省は、検察を監視するための第三者機関を設置するべきだ。
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2010.09.22 (Wed)
大阪地検の前田恒彦主任検事逮捕で地検特捜部の信用は地に落ちた

郵便不正事件:大阪地検の主任検事逮捕 証拠隠滅容疑
今回逮捕された大阪地検特捜部主任検事の前田恒彦容疑者(43)は、特捜部が捏造したストーリーに合わせて村木厚子元厚労省局長から証拠品として収集したフロッピー・ディスクのデータを改ざんした疑いで逮捕された。この男は、東京地検が西松建設事件を捜査していたときに、東京地検に出張して、大久保隆規氏の取調べを行っている。そのときも、大久保氏から無理やり容疑を認める供述を引き出したとされている。
こんな男が特捜部内では「十年に一人の逸材」「将来の特捜部長」と期待されていたっていうんだから、特捜部がいかに腐敗しているかがわかるだろう。
『晴天とら日和』押収資料改ざんの大阪地検特捜部・前田恒彦主任検事の徹底追求を!より
村木元局長がおっしゃられるように、このことが主任検事1人の行動だということで済まされてしまってはならない。東京も大阪もその他の地方の特捜部も一斉に調査し、過去に同じような捏造や証拠隠滅がなかったかどうか徹底的に洗い出す必要がある。これからは、密室での検察の暴走を止めるために、一刻も早く取り調べの全面可視化を実施するべきである。
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