2009.08.07 (Fri)
植草さんの収監を憂う
2009.06.28 (Sun)
植草さんを冤罪から救うために私たちにできること
心の奥深くまで届く慈愛に満ちた植草さんの言葉を一人でも多くの方に読んでいただきたいので、ここに転載させていただく。
植草一秀の『知られざる真実』 皆様の温かなご支援に感謝申し上げます
今回の最高裁不当判決についてのコメントを掲載したところ、本当に多くの皆さまから身に余る温かなお言葉を賜った。心から深く感謝申し上げる。私が罪を犯しているなら、私は潔く事実を認め、罪を償う道を選択している。
98年事件、04年事件、06年事件のいずれについても、私は事実をありのままに述べてきた。天に誓って無実潔白である。心に一点の曇りもない。
「天知る、地知る、汝知る、我知る」との「四知」という言葉があり、拙著『知られざる真実-勾留地にて-』にも記述した。心に一点の曇りもないから、人の世でいかなる弾圧を受けようとも、恥じることはなく、正々堂々と前に向かって進んでゆくことができる。
同時に、多くの心ある人々が、真実を見つめようとし、私の言葉を信じてくれる。この心が私を支えてくれている。真実を見つめる皆様のお心に心から感謝を申し上げたい。
(中略)
次期総選挙が目前に迫り、日本は歴史上、最も重要な時を迎えている。フランス革命前夜と言い換えてもよいかも知れない。
政権交代を実現し、警察・検察・司法制度の前近代性を除去しなければならない。日本に本当の意味での民主主義を初めて確立することが求められている。
既得権益勢力である「悪徳ペンタゴン勢力」は総選挙まで、あらゆる手段を用いて、本格政権交代阻止に向けての工作活動を展開してくると考えられる。この時期の上告棄却もその一環であると考えられる。
私も残された時間のなかで、可能な限り情報を発信する所存である。
マハトマ・ガンディーの「真実と愛は必ず勝利する」の言葉を刻み、進んで参りたいと思う。
「Aobadai Life」様が拙著『知られざる真実-勾留地にて-』から、以下の記述を掲載下さった。
「人として生まれた貴重な時間をどう充実させるか。
それが人生の課題だ。
不条理や理不尽を与えられることもある。
その困難、試練を乗り越える原動力は愛の力だと思う。
『愛を知ること』が生きることの素晴らしさだと感じた。
心と心は時空を超えてつながる。
それを感じることができるなら、いかなる困難も克服できると思う。
苦難を克服し、信念を守って生きてゆきたい。
発言を続けることは危険を伴う。
しかし、人はパンのために生きる存在ではない。
いかなる妨害があろうとも屈服せず、
勇気をもって今後も発言を続ける覚悟だ」
ここで言う「愛」とは人間愛、「無償の愛」である。人を人として慈しむ心=「無償の愛」の力が人を救済すると思う。
本当に多くの皆様から「無償の愛」を賜り、そのエネルギーは宇宙を貫く。
微力ながら私も自分のできること、自分の使命を果たしてまいる所存である。なにとぞ今後ともご支援とご指導を賜りますようお願い申し上げます。
2009.06.22 (Mon)
足利事件と飯塚事件:菅家利和さんのインタビューを読んで
――逆に、怒っているのは、誰に対して怒っていますか?
「やっぱり、自分としては、当時の刑事、検事。この2人ですよ。それから、裁判官。この3つですね。ものすごく怒ってますね」
――謝ってほしいとおっしゃいましたね?
「ああ、その通りですよ。今もその気持ちは変わってません。今でも来てもらって、謝ってもらいたいですよ。もし、今でもね、当時の刑事が、当時の気持ちと同じでいたら、ぶん殴りますよ。殴りたい気持ちです。今、本当に。それだけ怒ってますよ、今。絶対許さない。謝りにくるまで。冗談じゃない。そのためにね、自分の親父ですよ。ショックを受けてね、亡くなったんですよ。だから、亡くなったのは誰のせいだと言いたいんですよ。刑事でしょ。だから、絶対許さないですよ。今でも。絶対許さない。(涙)そうですよ、両親ですよ。悔しながら死んでいったんです(涙)」
足利事件については、とらちゃんが、詳細な情報を集めてくださっている。
『晴天とら日和』
「冤罪」:一概に可視化すれば直ちに冤罪が減るという感じがありません。by麻生太郎。
無実の罪で17年間半も刑務所に服役させられ、そのせいで、ご両親の死に目にも会えなかった菅家さんだが、最初のDNA鑑定の結果に疑問を抱いた佐藤博史弁護士の機転とねばり強さの結果、最新の技術で再度DNA鑑定をすることになり、菅家さんのDNAが、殺害された女児の衣服についていた犯人のDNAと一致しないことがわかり、無実が証明された。
足利事件発生から約2年後の1992年、 今度は、福岡県飯塚市 で小学1年の少女が二人殺される事件が起きたそうだが、その容疑者とされた久間三千年(くまみちとし)さんは、導入されたばかりのDNA鑑定で、真犯人のものと思われる血液のDNA型と久間さんの型が一致したとして逮捕され、一貫して容疑を否認し続けたにもかかわらず、死刑確定後たった2年で死刑が執行されてしまった。
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