2011.08.29 (Mon)
民主党代表選:野田が新代表に(涙)
報道では、海江田氏への投票が最も多いが、最初の投票で過半数の票は獲得できず、2番目に票が多かった候補者との決戦投票となる可能性が高いとしていたがその通りになった。私の予想どおり、財務省がバックについている野田財務大臣との一騎打ちとなり、最終的に野田氏が代表に選ばれた。
しかし、もし早急の消費税の増税を主張する野田氏が代表になったら、2年前の衆院選で、増税を訴えていた自民党を与党の座から追いやり、増税は当分しないと訴えていた民主党に投票して政権交代を実現させた国民への裏切りだ。これでは、次の総選挙では民主党に勝ち目はなくなるだろう。
2年前に国民が受け入れたマニフェストの原点回帰を訴える海江田氏を代表にするしか、民主党が次の選挙で勝ち残るすべはなかったが、それも不可能になってしまった。野田氏が総理となった場合、残りの2年間で民意は民主党から完全に離れるだろう。今日の代表選は、まさに民主党にとってはご愁傷様な結果となってしまった。
中間報告
各候補者得票数:
前原前外務大臣 74票
馬淵前国土交通大臣 24票
海江田経済産業大臣 143票
野田財務大臣 102票
鹿野農林水産大臣 52票
予想どおり、海江田氏と野田氏の決選投票となった。各陣営がどちらにつくかで結果が決まる。
演説は、届け出順に行われた。前原氏は、外国人からの献金や偽メール事件で後に自殺した永田議員についての語ったが、ヤクザからの政治資金については触れなかった。総理になるには、あまりにも怪しい経歴を持ちすぎだ。
馬淵氏の演説は、原稿を見ずに表情や声も明るく好感が持てた。家族を大切に思い、国民の生活を重んじた田中角栄元首相に対する尊敬の気持ちを打ち明けた。自分の過去のことを語るのに演説の大半を費やし、原発、政策など未来のことについて語らなかったのが残念だった。
海江田氏は、最初はとても緊張し、いつもの柔軟な態度とは対照的に、その真剣さからくるためか、表情に硬さ見られた。今国民が一番不安を持つ原発事故による放射能汚染や除染作業、原発の廃止などについて語るうちに、いつもの海江田氏に戻ってきた。候補者の中では唯一、今現在起こっている原発事故のその後について語っており、リアリティのある演説だった。
野田氏は、演説がうまいという噂だったので、期待していたが、裏切られた。話の内容があっちこっちにとんで、整理されておらず、頭の混乱を絵に描いたような演説だった。又、自分は金魚になれないドジョウと揶揄していたが、ドジョウはスマートなのに対して、野田氏はメタボでドジョウに失礼だと思った。どちらかというと、デメキンのイメージが強い。自分の自慢話に終始し政策については増税以外ほとんど語らなかった。
鹿野氏は、昔風の話をする人で、内容は政策について話していたが、演説が真面目すぎて面白くなかった。
最終結果
野田 215票
海江田 177票
財務省とアメリカの力はやはり偉大だった。野田はノーサイドと言っているが、小沢さんの党員資格停止は解除して幹事長にするのは無理だろう。幹事長は恐らく仙谷か。財務省のパペットが総理になったら、増税は間違いなく行われるだろう。民主党の選挙ではことごとく裏切られている。今日で民主党の支持をやめる人が続出しそうな予感。
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民主党代表選挙 両院議員総会
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2009.05.21 (Thu)
デヴィ夫人、政権交代モード炸裂♪
私としては、この意見には、100%共感できるものだった。
自分の意見をはっきりと主張するデヴィ夫人って本当に頼もしいと思う。
みなさまは、いかがでしょうか。
『デヴィの独り言 独断と偏見』 代表選挙と政権交代 (5月16日)
時代と共に全てが変化している中で 日本の政界の体質は変わらぬまま。
60数年も自民党という政党が 一党支配。これが原因で政治家と官僚、財界の癒着、国民の税金でまかなわれる国家予算の無駄遣い、必要の無い公共施設(特に空港、港湾、大橋、宿泊施設等々)、次々と建てられあまり使用されていず、宿泊施設においては次々とクローズされ、何十億かけて建てられた施設がたった1万円で売却されるという スキャンダル。天下りのために用意され 何百億もかけた何々財団、公団、法人、研究所等々。360万いる公無員の給料が合計で年14兆円とは開いた口がふさがりません。
とにかく自民党も民主党も古い政治家はやめてもらった方がいいと思います。政権交代は必須です。 諸悪の根源である 腐った古い体質の自民党はもうだめです。 自民党は若い世代に移行する必要が あると思います。そうでないと日本は変わる事が できず世界から 取り残されてしまうでしょう。しかし、今は何よりもまず政権交代が先です。
(後略)
デヴィ夫人も私たちと同じ、すっかり政権交代モードだ。国民は一日も早く政権交代して欲しいのに、国民の意に反して、いつまでも居座る麻生政権。麻生の顔や声を聞くだけで、アレルギー反応を起こす人々をたくさん知っている。野党党首よりも支持率が低いという前代未聞のKYな麻生は、今度は、「新型インフルエンザ」を利用して、テレビでなんとかアピールしようとしているけれども、全てが政局を優先し、国民のことは全く考えていない。
日本のインフルエンザ騒動については、米国にお住まいのラスカル母さんが彼女のブログ『Rascal's Daydream』で的確に批判されているけれども、本当に、海外から見たら、ふるさとである日本が、現政権による悪政によってここまで痛めつけられているのを見るのは非常につらい。いまのところ、無能の極めと言われている厚生労働省の対策が全て空回りしているせいで、国民の莫大な税金が無駄に使われてしまっている。
ラスカル母さんのブログで初めて知った医師/厚生労働医系技官による『木村盛世オフィシャルWEBサイト』もとても参考になる。
海外の専門家からの忠告にも耳を傾けず、世界でも唯一無意味な「水際対策」などというものを行ったはいいが、米・カナダ・メキシコ便にのみ機内検疫をすることにした厚生労働省。 感染が広がっているのは、もちろん、この3カ国がトップだが、新型インフルエンザは、世界中で感染が起こっているのであって、この3カ国からの飛行機に搭乗していた人だけを検疫していったいどんな効果が期待できると言うのか。こんなの小学生が考えただけでもわかることではないか。
米国のオバマ大統領が、地域の自治体や現場医療をサポートするために追加予算を申請したのとは、対照的に、ただただ、麻生内閣のパフォーマンスだけを見せたくて、空港検疫に莫大な費用とマンパワー(医師や検疫官など)を注ぎ込んだ厚生労働省と自公政権のアホさかげんは致命的だ。そして、この無能な政府の言うがままに、国民が恐怖を抱くような報道ばかりを垂れ流している糞メディアは、本当に情けない限りだ。
おまけに、日本で初めての国内感染者が見つかったが、彼は、海外渡航歴も患者との接触もなかったというオチがついている。 さらに、日本は、感染者の数が世界で第4位と急増してしまったのだ。民主党が政権を執ったら、こんな馬鹿げた真似はまずしないだろうと思う。枡添厚生労働相は、これまでの不手際の責任をとって辞任しろ。スパイラルドラゴンさんも怒っているのだ。
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