2007.04.14 (Sat)
国民年金が自民党政治家への献金に消えていたとはショック!

↑「人面カメムシ」より
さて、さて、『女性は産む機械』で世界中からひんしゅくをかった暴言を産むカメムシ厚生労働相が年金をもらわないことを宣言したそうなんだけど、それが、4月21日号の『週刊現代』の「年金官僚の悪を暴く緊急レポート」の直後だっていうんだから、笑っちゃう。

柳沢厚生労働相、年金もらいません…「個人の判断」と説明 (読売新聞 - 04月14日 03:33)
柳沢厚生労働相(71)が、公的年金の受け取りを辞退できる年金支給停止制度の適用を申請していたことが13日、明らかになった。
同制度は4月にスタートした。柳沢氏の年金は5月分から停止されると見られる。
柳沢氏は、受け取り辞退の理由について「厚労相であるからというわけではなく、あくまで個人的な判断だ」と説明している。
柳沢氏は1961年に大蔵省(現・財務省)に入省しており、国家公務員共済の年金を受け取っていると見られるが、給付額は不明だ。年金支給停止制度は、2004年の年金改革で創設が決まった。
厚生労働省は「年金を受け取ることは加入者の権利で、支給停止を推奨することは考えていない」としている。停止した年金は、申し出により、いつでも再開できる。
いつでもストップした年金は再開できるということだから、きっとカメムシのことだから、退職した後に又、年金の再開を申し出るだろう。年金受け取りを辞退すると言ってもほとんど意味のない戯れごとに聞こえる。それに、これは『女性を産む機械』でヒンシュクをかったから反省して言っているのではなく、 4月21日号の『週刊現代』に書かれていたフリージャーナリスト岩瀬達哉の「年金官僚の悪を暴く緊急レポート」を読んで、事態が悪化する前に手をうって発表されたものに違いない。
詳しくは、天木直人氏の『国民の年金が自民党政治家への献金に消えていた!』 に書かれているので、是非、読んでいただきたい。概要は次のとおり。
保険法によって厚生労働省による年金積み立て金の使用が認められており、それによって掛け金の流用が広く行われている。例えば、「厚生労働官僚が「監修」する書籍を出版社から大量購入し、その購入費の一部を「監修料」という名目で業者から厚生労働省にキックバックさせて、それをプールして裏金にて、その裏金を使って政治家を支援していたというのだ。」
又、カメムシ大臣に関しては、大蔵官僚時代から、さまざまな献金疑惑がある。「イトーヨーカ堂から柳沢金融担当大臣への裏献金か? 」(論壇:平成14年5月29日)によると、東急エージェンシーが国税庁に10億円の申告漏れを指摘されたことがあるが、国税庁では、「この10億円が、イトーヨーカ堂から柳沢金融担当大臣への裏献金であり、献金をマネーロンダリングするためのトンネルとして東急エージェンシーが利用されたという事実を把握している。」
2月6日の『きっこのブログ』「カメムシ大臣の裏の顔」にも、上の記事にも、書かれているが、都道府県会館の裏にあるヒルクレスト平河町にある柳沢大臣の個人事務所では、政策担当秘書の松永晴行氏が政治資金集めの一環として、柳沢紀子夫人の版画作品の販売も一手に引き受けているそうだ。柳沢紀子夫人の版画の売上金を裏金献金として政治資金にしているっていうことだが、これも結局は年金の積立金がいつのまにか自民党への政治資金になっちゃっているのと同じで、国民の税金がいつのまにか自民党の政治資金になっちゃっているってことだよね。自民党はどこまで国民をばかにすれば気が済むのだろうか。
安倍ゾウリムシにしてみれば、これだけ夫婦揃って政治献金をガッポガッポと仕入れてくれるカメムシ大臣を手放すのはおしいだろう。だから、普通なら、とっくの昔に首が飛んでいたはずのカメムシ大臣をあれだけ必至でかばったのだ。
税金を使って自民党政治資金を捻出しているカメムシ大臣は、まさか年金をもらわないだけで済まされるとでも思っているのではあるまいね。
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