2010.01.16 (Sat)
ただの献金記載漏れでの石川議員逮捕は想定内
それにしても、ニュースを読んでも、いまだになぜ石川議員と小沢氏の元私設秘書、池田光智氏が逮捕されたのか全く納得できない。例えば、森田健作千葉県知事が実際は自民党に所属しているのに無所属と所属党を偽って出馬し、自民党の甘利氏らから巨額の献金を受け取っていて、それを不記載にしても、訂正しただけで、逮捕どころか何の罪にも問われなかった。
又、自民党の二階俊博議員の秘書にしても、西松建設問題であれだけあくどいことをやっていて、在宅起訴の上、簡易裁判所における即決裁判で罰金刑で済まされている。
日建連加盟企業の国民政治協会《自民党》への企業献金表をご覧いただくと、1995年から2000年までの大手土建業者から自民党への献金総額は31億円にのぼり、税金からの支出される公共事業受注による収益の多くが自民党へ還流しているのがわかる。しかも、これはあくまで表向きの献金で帳簿に記載されている金額のみの集計で、議員個人への献金、パーティー券購入代金、裏献金などは含まれていない。
大手土建業者からの与党への寄付がこの程度なのに、鹿島建設の下請けをしていた中堅ゼネコンの水谷建設から当時野党の民主党に1億円という高額な献金が2度に分けて渡されたというのは、いかに異常なことかわかるだろう。
さらに、MyNewsJapanによろと、あっせん収賄を受け取っていた自民党議員の中で、二階俊博議員よりも悪質な自民党議員は他に3人もいたのだ。
1位 尾身幸次
合計額1430万円:沖縄担当大臣「沖縄総合局」のトップとして絶大な権力
2位 加藤紘一
合計額1400万円:自由民主党幹事長「自民党のナンバー2」として絶大な権力
3位 藤井孝男
合計額 900万円:自民党総務会 総務「自民党の最高意思決定機関」のメンバー
4位 二階俊博
合計額 863万円:派閥領袖にして、運輸大臣を二期担当する「道路族のドン」
5位 森善郎
合計額 500万円:自民党最大派閥である清和政策研究会のオーナー、元総理
これらの自民党議員には全く東京地検特捜部のメスは及ばず、民主党の小沢幹事長とその周辺だけが執拗に捜査されるのはあまりにも不公平ではないだろうか。
報道によると、3人の下秘書らが逮捕された理由は、
1.大久保議員が元秘書の池田氏と共謀して、2007年5月頃に同会から出金した4億円の支出を07年分の収支報告書に記載しなかった疑い。
2.陸山会が04年10月29日に購入した土地の代金に充てた4億円の収入などを、04年分の収支報告書に記載せず、土地代金など約3億5200万円の支出を05年分の収支報告書に計上した疑い。
3.この土地代の4億円に国土交通省発注の胆沢(いさわ)ダムの工事を下請け受注した謝礼として、「水谷建設」の元幹部らが、04年10月には石川容疑者に、05年4月には大久保被告に、それぞれ渡した現金5000万円が含まれているという疑い。(これは、石川容疑者と大久保被告は全面否定している。)
となっている。
こうしてみると、3.は全面否定されているということで、結局は、単なる記載ミスにしか見えないが・・・・。
佐久間達哉特捜部長は報道陣から「逮捕の理由」を問われると、「今、身柄を確保しないと捜査に大きな支障が出る。一刻の猶予もできない緊急性があった」と説明したそうだが、この答えを信じる国民はいないだろう。はっきり言ってあまりにも国民をバカにしすぎている。そもそもこの資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる記載ミスは今から5、6年前に起こった問題である。それを民主党が政権を執るや否や問題にして、「一刻の猶予もできない緊急性があった」とはあきれかえってしまう。
昔は、逮捕と聞くと、逮捕された者が何かとても悪いことをしたと考えたけれども、今回の石川議員の逮捕劇では、そんな堕ちるところまで堕ちた東京地検に逮捕されたからといって、悪いのは逮捕した方だという意見が多いだろう。去年の西松建設献金問題でも、マスコミに騒がせるだけ騒がせて、結局は何も出てこなかった。今回の逮捕劇にしても、結局は何も出ずに終わるのが関の山であろう。
鳩山政権TBPにトラックバックしてくださった方のエントリーを紹介したい。これを読めば、多くの国民が東京地検に疑問を抱いているかがわかるだろう。
『turffanの気まま雑記』 不当逮捕に大きな憤りを感じる
「証言の食い違い」「証言に信用性が足りない」との情報が出てきているが、言い掛かりである。また、この記載忘れの4億円の出処については、政治資金規正法上明示する義務は無い。出処に疑念がある確信があるのであれば、正々堂々と贈収賄の捜査をし、この件で証拠を積み重ねるべきである。それが出来ないのであれば、この資金がゼネコンからの金であるという説は、特捜部の妄言に過ぎないのではないだろうか。
そして、石川氏のほかに大久保氏や小沢氏の元私設秘書の池田氏も逮捕のようだ。不記載の案件としては有り得ない事であり、検察ファッショは暴走の一途を辿っている表れだ。また、先日の強制捜査の時間は午後5時前、今回の逮捕の時間は午後10時ごろ、いずれも民放局のニュースが始まる絶好の時間であることも検察への疑念を膨らます要因だ。しかも、強制捜査に入るところが例外なくマスコミによって捉えられている事も検察のマスコミへのリークを窺わせる大きな疑念であり、検察とマスゴミは間違いなくグルになっている証拠だ。公務員の守秘義務違反を犯し続ける検察と、どこを見ても検察リーク通りの金太郎飴報道しかしていないマスゴミ。今夜のニュースも前から用意していたような構成だとしか思えないニュースを多く目にした。両者の不当な癒着の表れだろう。石川氏の元私設秘書とされる金沢なる人物が突如一斉にクローズアップされた点も不可解だ。検察の思惑通りに不当な世論誘導を行い印象操作をする事はとんでもないことだ。この両者を決して許してはいけない。
検察の背景に居る旧既得権者達は死に物狂いで小沢潰しに掛かってきた。大久保氏の西松裁判の旗色が悪くなってきたことも原因だろう。民主党政権は毅然とした態度で石川氏と小沢氏を護るべきだ。場合によっては憲法50条の規定「会期前に逮捕された議員は、その議院の要求があれば、会期中これを釈放しなければならない。」を活用し、石川氏の釈放を議決すべきだ。
今現在、マスコミは必死に小沢氏を幹事長から引き釣り降ろす為に頑張っている。これが真の目的だ。小沢氏が党の中枢から退くことは、旧既得権への国民の敗北を意味する。絶対に引いてはならない。国民はこの不当捜査の本当の意図をきちんと理解し、政権交代の意味を再度確認し、検察やマスゴミに大いに怒りをぶつけるべきだ。
『南華のブログ』虚偽記載容疑だけ?頭狂地検特捜部が石川知裕衆院議員を逮捕!
小沢一郎民主党幹事長の政治資金管理団体である陸山会の土地取引問題で、政治資金収支報告書に不記載、という言いがかりをつける、検察とマスコミの馬鹿騒ぎが続いていましたが、
今夜、ついに発狂した反日カルト暴力団と噂される=東京地検特捜部が、石川知裕衆議院議員を逮捕した模様です。
その容疑は、政治資金収支報告書に土地購入資金が不記載だった、という容疑だけでした。
今まで、特に自民党議員の資金収支報告書に、不記載の献金や支出の問題はいくらでもありましたが、修正さえすれば、逮捕どころか検察の取り調べにも至りませんでした。
実際には、陸山会の2004年分政治資金収支報告書には、小沢一郎氏個人からの4億円の借り入れが記載されていることが発覚しており、さらにその資金の出所が小沢氏の妻からのものであると、週刊朝日では報じられています。
ところが、検察やマスコミも含めて、会計という問題について無知な人が多いようなので、知る限りの範囲でこれを検証してみます。
『BLOG版「ヘンリー・オーツの独り言」』【号外】民主党石川議員逮捕!検察とマスゴミによる暴挙を許すな!
私の勘では彼らのクーデターは失敗に終わると思っています。何故ならあまりにも国民を馬鹿にした露骨なやり方に多くの国民が辟易としているからです。共謀罪の闘いもほとんどの国民が蚊帳の外に置かれている状態でしたが、意識ある国民はFAX、電話あるいは直接国会前での抗議活動を展開し、何度も危ない場面があったにも関わらず阻止することができています。問題は紙情報に頼っている多くの人たちが「民主党はけしからない」とマスゴミ情報を信じてしまうということです。これは社民党や共産党の支持者でも同じです。
今回の石川議員逮捕は検察とメディアがクーデター部隊となって自公や官僚の復権を目論むものです。法的に問題ないことをさも凶悪な犯罪を犯したかのように演出するノリピー事件の再演であり・・・
言ってみれば転び公妨なのです。
※転び公妨(ころびこうぼう)とは、警察官などの捜査官が被疑者に公務執行妨害罪(公妨)や傷害罪などを巧みに適用して現行犯逮捕する行為。別件逮捕であることが多い。Wikipediaより
心ある国民はこのような裏権力の暴挙を許してはなりません!
『ステイメンの雑記帖』【不当逮捕】宦官ジミン・官僚・既存マスゴミなどの反動勢力を粉砕しよう!【石川議員頑張れ!】
上記記事にもあるように、政治資金収支報告書の虚偽記載は精々100万円以下の罰金刑で済む「微罪」である。その証拠に、宦官ジミンで唯一西松問題で痴犬が事件扱いした売国奴2Fの秘書の場合、在宅起訴の上で簡易裁判所における即決裁判で罰金刑で終わっている。
同じ反動勢力である売国奴2Fの場合、西松に事務所費用も出させ、小口献金を装った裏献金を行っていてもその程度でお茶を濁している。
それに比べ、現職の国会議員を国会召集直前と言うタイミングで逮捕までする理由が一体あるのか?そんなものあるわけないだろう!
これは、宦官ジミン・官僚・既存マスゴミが政権転覆まで睨んだクーデターであると言っても過言ではない!
だが、それは選挙によって示された民意を愚弄するものでありファッショそのものである。そんな事を決して許してはならない!
これは、我が国の民主主義を冒涜する暴挙であり、それら反動勢力と民主党を選んだ我々国民との戦いである!
この戦いにもしも敗北するような事があれば、日本に民主主義が根付くことは二度と有り得ない!
その意味においても、決して負けることが許されない聖戦であるといって良い。
そして国民の力を結集し宦官ジミン・官僚・既存マスゴミなどの反動勢力を完膚無きまでに粉砕しよう!
『ムネオブログ』2010年1月15日(金)
昨日自民党本部で、金沢なる者が石川知裕代議士のことで話をしているが、陳腐なことである。
私も金沢なる者を知っている。石川代議士の私設秘書と言うが、後援者の一人で、石川事務所の手が足りないものだから、会合等に代理出席していた程度の人物だ。何か仰々(ぎょうぎょう)しく側近と言うべき様な人物ではない。
おまけにこの金沢氏と石川代議士とは直接のパイプがあった訳ではない。元々は当時の公設第二秘書の江藤氏との人間関係で、江藤氏が金沢氏に「東京に行ってくれ」と頼み、上京したのである。
石川代議士に東京に呼ばれたと言っているが、石川代議士は呼んではいない。この点でも、石川代議士に呼ばれたと言った金沢氏の発言はウソであると江藤氏は話している。
おまけに江藤氏は、金沢氏の発言は8割方事実でないと言っていた。ボストンバッグは石川氏の洗濯物を入れていたものだそうである。
この様な人物が検察に上申書を出しているそうだが、漫画チックな話ではないか。金沢氏がいかなる人物か、時が解決することだろう。
中傷、風聞で人を貶(おとし)めては、人間として失格である。金沢氏はテレビに出て少々舞い上がっている様な感じだったが、冷静に事態を見つめていきたい。
[政治(民主党政権)] 小沢捜査~裏切り秘書<金沢敬氏>の正体
(ゲンダイネット 1月15日)
不動産でボロ儲け、愛車はフェラーリ
石川議員もとんだ人物を秘書にしてしまったものだが、この金沢氏、かなりクセのある人らしい。
「金沢さんは、札幌生まれ。北海学園大学の出身と聞いています。20代から不動産業を始め、バブル崩壊後、不良債権を安値で仕入れてボロ儲けしたそうです。カネは持っている。六本木ヒルズにも事務所を構えています。愛車はフェラーリにベントレー。ただ、ルイ・ヴィトンのネクタイにスーツケースといかにも成り金ぽい」(関係者)
どこまで本当か信用できないが、ネットには金沢氏が経営する罵詈雑言が書き込まれている。
こうした人物の密告に地検が動いたなんて、国民は仰天だ。
こんな男が政治家に…? 石川議員はさぞや後悔しているでしょう。
追記:
コメント欄で紹介していただいた貴重なリンクです。紹介して下さったみなさん、ありがとうございます。
しばたさんより:
『世論ズ』LedLine:陸山会の政治資金収支報告書に記載していない資金の流れの理由
1月6日のNHKの報道で陸山会の10月29日以前に発生している収支報告書に記載されていない資金の流れを石川氏が具体的に検察に説明しており、小沢氏から受け取った4億円の処理を詳しく書いてあった。
それによると収支報告書に記載しなかったのは小沢氏の個人資金であり預かり金であったと説明できてしまい、それで検察が必死になって発見した29日の午前と午後の時間差が違法性もなく説明できてしまうことに至った。
検察にしてみたら取引相手の預金データや陸山会の預金データを取り寄せて矛盾を発見したのにそれが台無しである。
それからは、石川氏の供述が急に大ざっぱとなり1月7日のNHK報道がなかったかのように触れなくなっていった経緯がある。 検察に都合の悪いことは隠そうとしているようだ。
tanakaさんより:お笑いみのもんた劇場で紹介されていた郷原信郎氏へのインタビュー。
『videonews.com』より
http://www.videonews.com/interviews/001999/001329.php
2009.07.08 (Wed)
鳩山故人献金問題より自民党の違法献金問題を追求すべし
きっこちゃんが、そのエントリーの中で指摘しているように、自民党は自分たちの違法献金についてはすべてスルーしているくせに、民主党の幹部への献金についてはシラミつぶしに捜査して、ほんの少しのことでも大げさに指摘して説明責任を果たせって息巻いているんだけど、そんな態度が国民の理解を得ることができると思っていたら大間違いだ。
たとえば、きっこちゃんによれば、小沢一郎は、10年間で3億円の献金で批判されたけど、麻生太郎は10年間でその10倍の35億円もの違法献金をもらっているという。そのほかにも、「麻生内閣には、西松建設から違法献金を受け取ってた二階俊博経済産業相や、献金を受けることが禁止されてる「道路運送経営研究会」から当たり前のように献金を受け続けてた細田博之幹事長を始めとして、中川昭一前財務相兼金融担当相、河村建夫官房長官、中曽根弘文外相、与謝野馨内閣府特命担当相、中山成彬前国土交通相、金子一義国土交通相、甘利明行革担当相、塩谷立文部科学相、小渕優子少子化担当相、野田聖子消費者行政担当相、古賀誠選対委員長‥‥って、内閣を構成するほぼ全員が、談合業者からの献金や違法献金を受け取ってる。」というのは有名な話。
自民党では内閣以外でも、数日前にやっと自民党から離党した公選法違反の森田健作や尾身幸次、加藤紘一、 藤井孝男、森善郎などなど・・・・が悪質な違法献金を受け取っており、こうして見ると、違法献金を受け取っていない人を探す方が難しいくらいだ。
「土建業者の自民党への献金」のリストを見てもわかるように、西松建設という大手土建業者に比べたら小規模の献金しかしていない企業をたまたま小沢前代表に少しばかり多くの献金をしていたからといって、スポットライトを当てて小沢バッシングをするというのはあまりにも公平さを欠くものではないか。実際は、小沢前代表よりも悪質な自民党議員はこんなにいるのだ。
西松マネー “職務権限” 悪質献金ランキング ワースト5(My News Japanより)
1位 尾身幸次
合計額1430万円:沖縄担当大臣「沖縄総合局」のトップとして絶大な権力
2位 加藤紘一
合計額1400万円:自由民主党幹事長「自民党のナンバー2」として絶大な権力
3位 藤井孝男
合計額 900万円:自民党総務会 総務「自民党の最高意思決定機関」のメンバー
4位 二階俊博
合計額 863万円:派閥領袖にして、運輸大臣を二期担当する「道路族のドン」
5位 森善郎
合計額 500万円:自民党最大派閥である清和政策研究会のオーナー、元総理
きっこちゃんがおっしゃられるとおり、こんなヤツラに他人の献金問題を批判する資格は全くない。鳩山代表も鳩山代表、自民の「故人献金」攻撃は「イメージづくり」という記事で述べられているように、鳩山代表に黒い鳩のイメージを植えつけるのが目的だろう。しかし、自分たちの党が崩壊しようとしているときに、政策で勝負しようとせずに、よくもまあ敵失ばかりをあら捜しする時間があるもんだ。こんなだから、国民は自民党からどんどん離れているということにいいかげん気づけよ。
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2009.06.20 (Sat)
西松建設献金事件初公判での国沢幹雄被告へのあまりにも軽すぎる求刑
「西松建設前社長・国沢幹雄被告の初公判」というエントリーで植草さんが、「西松事件初公判と政権交代実現への課題」という記事で、国沢被告の判決が「実刑」か「執行猶予」かの違いが重要であり、国沢被告は「執行猶予」を勝ち取るために、検察側の主張を全面的に認めたのではないかと主張をされていたが、まさにこの予想が的中しそうだ。
検察側は、国沢氏の責任が重いとしながらも、国沢氏が言い渡されたのは、禁固1年6月の求刑だった。日本法での執行猶予(ウィキペディア)によると、刑が3年以下の懲役または禁固の場合は、下記の条件で、執行猶予を受けることができるという。ちなみに、執行猶予とは、罪を犯して判決で刑を言い渡された者が、その執行を条件付きで受けなくなる制度のことを言う。
日本では刑法25条〜27条に規定されている。執行猶予が付された判決のことを執行猶予付判決という。逆に執行猶予が付されていない判決のことを実刑判決という。
概要
執行猶予を受ける場合のある法定条件は、
以前に禁錮以上の刑を受けたことがないか、
あるいは禁錮以上の刑を受けたことがあっても刑の終了(執行猶予の場合はそれを受けた時)から5年以内に禁錮以上の刑を犯していない者
←刑が3年以下の懲役または禁錮もしくは50万円以下の罰金であるとき
前に禁錮以上の刑に処せられたがその執行を猶予されている者←刑が1年以下の懲役または禁錮であるとき
などとなっている。
国沢氏の場合のは、植草さんが上述の記事で予想されたとおり、検察側の主張を全面的に認めるという条件の下、刑が軽減されたのではないかと思われる。
今回の西松事件公判では、検察は、西松建設から献金を受けていた自民党議員については一切に触れず、小沢代表だけを狙い撃ちしたかなり偏向的なものであるという批判が小沢氏秘書の弁護人や民主党支持者を初めとした国民から噴出している。検察は、小沢代表を極悪な犯罪人にしたて上げるため、国沢幹雄被告と司法取引をしたと思われる。
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二階俊博 |
2009.03.09 (Mon)
郷原信郎元検事がサンプロで正論を展開
2009.03.06 (Fri)
小沢秘書、大久保隆規氏の逮捕劇はやはり「国策捜査」だったことが判明

そのいい例が下のニュース。
写真:内閣官房副長官 漆間 巌 (うるま いわお)
違法献金事件、自民に拡大せず=政府高官が見通し(時事通信 3月6日)
政府高官は5日、西松建設の違法献金事件に関する東京地検特捜部の捜査が自民党の議員にまで拡大することはないとの見通しを示した。その理由について政府高官は「(小沢一郎民主党代表の逮捕された公設第1秘書の場合は)西松建設への請求書があった」と指摘した。ただ、小沢代表は「不公正な国家権力の行使だ」と検察批判をしていることから、捜査の見通しを示した政府高官の発言が反発を招く可能性もある。
西松建設OBが代表を務めていた政治団体からは、自民党二階派や森喜朗元首相、尾身幸次元財務相らが献金を受けたりパーティー券を購入してもらっている。(2009/03/06-00:25)
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検察庁への抗議文 |
2007.08.26 (Sun)
ぷっ。これで改造?:安倍改造内閣の顔ぶれ
幹事長に麻生太郎外相(66)、政調会長に石原伸晃幹事長代理(50)、総務会長に二階俊博国対委員長(68)といったお友達で新三役を固めちゃって全く進歩してないじゃん。
改造内閣:第2次安倍内閣の顔ぶれ(毎日新聞 2007年8月27日)
第2次安倍内閣の新閣僚が27日、決まった。官房長官に元通産相の与謝野馨氏(無派閥)を起用。外相には元外相の町村信孝氏(町村派)、財務相には元防衛庁長官の額賀福志郎氏(津島派)が起用された。新官房長官の与謝野氏が同日夕、首相官邸で発表オた第2次安倍内閣の新閣僚は次の通り。
◇首相 安倍晋三
◇総務相 増田寛也(民間)
◇法相 鳩山邦夫
◇外相 町村信孝
◇財務相 額賀福志郎
◇文部科学相 伊吹文明(留任)
◇厚生労働相 舛添要一
◇農相 遠藤武彦
◇経済産業相 甘利明(留任)
◇国土交通相 冬柴鉄三(留任)
◇環境相 鴨下一郎
◇防衛相 高村正彦
◇官房長官 与謝野馨
◇国家公安委員長 泉信也
◇沖縄・北方担当相 岸田文雄
◇金融・行政改革担当相 渡辺喜美(留任)
◇経済財政担当相 大田弘子(民間、留任)
◇少子化担当相 上川陽子
とにかく安倍晋三が総理に居残っているところがお話にならない上に、それを支えたお友達が自民党の新三役に抜擢されているところなんかも、もうすでに終わっているよこの人事。留任組みも5人もいるし・・・・。晋ちゃんたら、「人心一新」という意味わかって使っていたのかな?やはり、ここでも口先だけだったということね。
こりゃ、衆院選も惨敗だろうね。
追記:関連記事など
『きっこのブログ』「前代未聞の爆笑内閣」
今にも沈没しそうな泥船「お笑いアベ内閣号」に勢ぞろいした笑える乗組員たちの過去の言動も含め、一人一人紹介しており、とても参考になる。
『反戦な家づくり』「ブッシュがいま真珠湾をいう理由」
今回の内閣改造を米国の指示に従って行った安倍の腰抜けぶりが書かれており、面白い。
本日もランキングの応援よろしくお願いします。

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