2007.07.19 (Thu)
中田英寿が参院選への投票を呼びかける動画
まずは、サッカー元日本代表の中田英寿氏が、参院選への投票を呼びかける動画「Take Action! 7・29」の紹介記事とその動画から。
「選挙に行こう」中田英寿さんが呼びかける動画(7月19日 Asahi.com)
サッカー元日本代表の中田英寿さん(30)が、参院選への投票を呼びかける動画「Take Action! 7・29」をインターネット上で公開した。所属事務所によると、引退後に続けている「自分探しの旅」の中で、「多くの問題を抱える日本を変えるため、選挙への投票を広くPRすべきだ」と考えたといい、特定の党派や候補を支援するつもりはないという。
動画は動画投稿サイト「YouTube」(ユーチューブ)で18日夜、公開された。知人のNGO関係者や趣旨に賛同した映像関係者らとともに、今春以降に作製したという。今回の参院選では中田さんも海外から投票する予定という。
動画:
Take Action! 7.29
↑中田ファンの方はこの動画をどんどん使って広めよう。私は全くファンじゃないけど・・・・。
期日前投票数が例年になく伸びているのを知って、公明党があせっているそうだが、噂によると公明党は期日前投票でもタクシーのかわりになってくれているそうだ。車代や高速代無料で投票場まで乗せていってくれるそうなので、車のない人は利用しない手はない。ただその後の勧誘をかわすのは容易ではないかもしれないということだけ言っておこう(笑)。冗談ぬきで、参院選の公式投票日である7月29日の投票率も予想では70%を超えているという噂だが、今の政治に危機感を持った国民がいかに多いかということだろう。
次に、首相遊説、高知だけ外す…田村氏「美しい国」発言でという記事。
安倍首相が20日から予定していた参院選の四国遊説で、高知県だけ訪問を見送ることが18日、明らかになった。
高知選挙区で立候補している自民党公認の現職、田村公平氏が首相が掲げる「美しい国」を批判する発言をし、「首相もさすがに応援できないと判断した。意趣返しだ」(自民党幹部)と見られている。
首相は当初、20日に徳島、香川、愛媛の3県を回り、21日に高知県内を遊説する予定だった。田村氏は16日、高知市内での演説で、「絵に描いた『美しい国、日本』で応援に来て、適当なことばかり言われたら、バカにされた気がする」と発言していた。
(2007年7月19日10時38分 読売新聞)
これを読んで、思わず笑ってしまったのは、安倍がAbEndで活躍しているKojitakenさんの住んでいる讃岐(香川県)には応援演説に行って、「美しい国」を批判した自民の候補者のいる高知にはいかなかったという点だ。安倍は本当にどこまで馬鹿なのだろうか。そして小心者なのか。
私が安倍だったら、田村氏の発言を逆手にとって「美しい国の美しい国民のみなさま、こんにちは。美しい国の美しい総理、安倍晋三です。」などとジョークでかわしながら、決して適当なことばかり言っているわけではないことを強調しながら、田村氏の見解に意見する。安倍晋三は、攻撃性だけはあるが、ユーモアのかけらもないつまらない人間なのだ。これじゃ、田村氏の発言が図星だったと認めたのも同然だ。
田村氏の意見に同意する国民は多いのに、それを利用せずに、選挙のためなら地震の被災者までも利用としている安倍晋三。なんとも心に余裕のない滑稽な裸の王様だ。
安倍首相、遊説中止し現地視察=被災者救済・ライフライン確保指示(時事通信2007/07/16)というニュースを読むと安倍がまるで被災者のために迅速な行動をとったかのように取れる。
選挙前じゃなければ行かなかったと思われる被災地訪問もいつもにないすばやさだった。しかし、一国の行政のトップが、陸上自衛隊のヘリコプターで被災直後の現地に入る必要がどこにあるのか。
被災地よりも情報が一番集中するのは首相官邸の危機管理センターのはずだから、安倍は官邸で情報を的確に判断して適切な指示を出すべきだった。
もちろん自分で考える能力のない安倍を即現地に行かせたのは、安倍に余震で万一の事があってくれたらと望む閣僚や自民党関係者たちだったのだろうが(笑)、あまりもの危機感のなさにあきれるばかりである。
しかも、安倍が現地に行って安心する人なんかいるのだろうか。逆に、東京と地方の格差拡大を図り、被災者の方々の生活を滅茶苦茶にした張本人が選挙運動のために被災地訪問をしているということは被災者だったら誰もが気づいており、憤りを感じたに違いない。
又、一国の首相が来るということで、被害者救助のための現地の人員が割かれ、いい迷惑だったと思う。いくら、安倍が視察のために現地の人員を割かないよう指示したとしても、そうはいくまい。
自民党としては、参院選前にテレビで被災地を訪問する安倍の姿をB層の国民の目に焼き付ける最高のチャンスだと考えたのだろうが、国民をどこまで馬鹿にしたら気が済むのか。安倍のアフォーマンスを見てこの政党だけには投票したくないと感じた国民は激増したに違いない。
一方、民主党はパフォーマンスととられることを恐れ、被災地にはあまり足を運ばないようにするとそうだが、政治家が被災地に行っても被災者の方々にとっては何のたしにもならないので、民主党の考えは妥当だと思う。
最後にこのブログ記事を書いている途中に飛び込んできたニュース。かなり、深刻な公職選挙法違反だと思う。
「究極の選挙違反」=政府広報で告発準備-民主 (時事通信07/19)
民主党の鳩山由紀夫幹事長は19日、同日の朝刊各紙に折り込まれた政府広報に年金記録漏れ問題と定率減税全廃に関する与党の主張がそのまま記載されているとして、安倍内閣を公職選挙法違反で告発する準備に入ったとの談話を発表した。
談話はまた「参院選の最大争点となっている事項について、選挙期間中にこのようなことが許されるならば公選法は有名無実になる。これは究極の選挙違反であり、『政府』の名を借りた選挙運動への税金の流用だ」と批判した。
まだ、各氏の政府広報の記事を読んでいないので、なんともいえないが、メディアに公然と圧力をかける与党とそれを素直に聞き入れてしまうメディアの癒着は今、政権を変えなければ、これからもずっと続くだろう。もっと詳しい内容がわかったら、又あとで記事にしたいと思う。

↑きっこちゃん原作&Soba氏編集
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