2009.05.27 (Wed)
中国新聞の記事を盗用した本田祐介読売記者が諭旨退職処分に

読売新聞 記事盗用で退職処分(NHKニュース 5月27日)
「読売記者が中国新聞の記事盗用」というエントリーで触れた中国新聞のスポーツ記事を盗用した読売新聞の記者が6月付けで諭旨退職処分となることに決まった。まあ、当然の結果だろう。ただ、これだけ記事の盗用を繰り返していたのに、懲戒解雇じゃなくて、諭旨退職というのがよくわからないのだが・・・・。
中国新聞からの盗用は計8回 読売、記者を退職処分へ
(共同通信 5月27日)
読売新聞大阪本社の運動部記者が中国新聞の野球コラムを盗用した問題で、記者は計8回にわたり盗用を繰り返していたことが26日、読売新聞大阪本社の内部調査で分かった。
読売新聞大阪本社は同日、中国新聞社(広島市)にあらためて謝罪。盗用を認めた本田祐介記者(32)を6月にも諭旨退職、監督責任を問い大阪本社の運動部長を減給とけん責、岸本弘一常務取締役編集局長をけん責の懲戒処分にする方針。
読売新聞大阪本社によると、既に判明している1件を含む8件は、昨年1月から今年5月20日付朝刊までに掲載された、広島カープに関する記事。
うち今年3月25日付夕刊の前田健太投手を取り上げた開幕特集記事は、「昨季9勝の勢いは封印し」の書き出しをはじめ、42行中31行の表現が同1月30日付中国新聞朝刊の記事に酷似していた。
本田記者は2007年11月からカープを担当。インターネットで中国新聞記事を検索し、表現などを記憶して執筆時に盗用していた。内部調査に「原稿を書いている最中に行き詰まり、やってしまった」と話したという。中国新聞以外からの盗用は確認できなかったとしている。
先日、大津留さんの娘さんが出産後に会社の都合で解雇されたにもかかわらず、会社から自己都合退職にしてくれと言われたと聞いて、とんでもない話だと思っていたばかりだけど、労働トラブル~法律ではこうなっています!によると、懲戒解雇・諭旨解雇・諭旨退職の違いは次のようになっている。
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2009.05.24 (Sun)
読売記者が中国新聞の記事盗用

読売新聞の記者が、13日付中国新聞のプロ野球コラム「球炎」を盗用して記事を執筆していたことが分かったそうなんだけど、その記者ってのが、どのニュースを見ても、大阪本社の運動部記者(32)としか書かれてなくて、未成年じゃないんだから、実名入りで報道するべきなのに、日本のメディアって本当におかしいよね。それも、盗用された方の中国新聞の記事はもちろん見つかったけど、読売の盗用した記事の方はネットでは見つからないようになっている。
読売新聞大阪本社広報宣伝部によると、なんでも、21日に読者から指摘があって、中国新聞の記事とそっくりだったということが判明し、その盗用記事を執筆した記者に確認したところ、盗用したことを認めたそうだ。読売は中国新聞社に謝罪し、23日朝刊におわび記事を掲載したらしいが、その後の調査で、4月16日朝刊スポーツ面の記事でも、3カ所が中国新聞の08年9月11日朝刊スポーツ面の記事と表現が似ていた。
盗用があったのは、オリックス-広島戦の広島の大竹寛投手についての原稿約40行で、読売新聞の20日朝刊スポーツ面に掲載された。読売新聞社によると、「抜群の能力を持ちながら、力んでしまう」という冒頭部分と2段落目にかけての計14行が中国新聞の13日朝刊スポーツ面に掲載されたコラムとほぼ同じだったそうだ。
参考記事:
読売記者が中国新聞盗用 野球コラム酷似、謝罪
(2009/05/23 01:28 【共同通信】)
読売新聞:運動部記者が野球コラム盗用…中国新聞に謝罪
(毎日新聞 5月23日)
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