2009.07.21 (Tue)
衆院解散:自民党崩壊カウントダウン (あと40日)

このところ、涼しくいいお天気が続いているカナダ東部。葡萄の実もだいぶ大きくなった。
業務連絡:
夏みかんさまから、下記のコメントをいただいたのですが、阿修羅に行くと、「すみません。ファイルがみつかりません。」と表示されてしまいます。もう一度、ファイルを確認していただけますか。
その後、新たなリンクをいただきました。みなさまもどうぞ、ご参加ください。
はじめまして
突然ではございますが、
7月22日(新月・皆既日食)
8月6日(満月)
その後の(新月・満月)に
植草一秀さんの実刑判決、収監に異議あり!!
抗議、その他 ブログで同日一斉発信をしたいと思います。
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植草一秀さんを守りたい!「みんなでブログ・デモ行進」のお知らせ。
ブログで同日一斉に発信!
http://www.asyura2.com/09/senkyo67/msg/624.html
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自由参加です。
よろしくお願いいたします。
面白そうな企画ですね。詳細がわかり次第、ぜひ、参加させていただきます。物理的な問題があってデモには参加できないけれども、ブログで発信はできますので。
やったぁ!ついに衆院解散した。やっぱりや~めたなんて、ブレないでね、太郎さん(笑)。
さてさて、このブログで、衆院解散を訴えて足掛け3年になる。今日、長年夢にまでみた衆院解散が実現する。解散の閣議書に署名することを拒んでいた与謝野も辞任騒ぎなどを経て、今朝の閣議に参加し、反麻生派の閣僚たちも全員が閣議所に署名し、解散が閣議決定された。
それでも、両院議員懇談会は非公開だから、なんとなく歯切れの悪い解散となるなと思っていたら、閣議は非公開だったけど、両院議員懇談会は突如、麻生の気変わりで公開することになったそうだ。
本当に最後の最後までブレまくり大王の麻生だったというオチが笑える(爆)。
これで、いよいよ40日後の総選挙をめざしての本格的な闘いが始まった。民主党には緊張感がみなぎっている(毎日)そうだが、まあ、いまから緊張しすぎても疲れてしまうので、リラックスしていきましょう。
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2009.07.18 (Sat)
麻生が「なんちゃって衆院解散」
中川秀直元幹事長ら反麻生派は、衆院を麻生で闘えないとして、両院議員総会開催を求める署名を集め、両院議員総会で麻生に退陣を迫ろうとしたが、党所属議員の3分の1に当たる128人に満たないという理由で却下された。実際は、署名は133人に達したが、細田氏ら執行部が15日夜から16日夜にかけて、中川氏らの署名に応じた議員の切り崩しに全力を上げたせいで、署名を撤回する議員が数人出た。又、自民党都議団なども、麻生降ろしに加担する国会議員は、衆院選で応援しないと圧力をかけた。中川氏とともに署名活動の中心となった加藤紘一元幹事長は「党公認を外すとか、若手議員への圧力があった」と悔しさをにじませた。
一方の野党が内閣不信任決議案を衆院に提出し、否決させて「麻生おろし」の動きを抑えたことも功を成した。自民党内で「麻生おろし」が激化した場合、執行部は、「内閣不信任決議案」が否決されたことを理由に「麻生おろし」の動きを抑えることも可能であろう。国民にとっても、古鼠以降、これまで民意の反映されない無能な首相が安倍、福田、麻生と1年ごとに変わり、この上、4人目を迎えることはとうてい許されることではない。
だいたい、内閣不信任決議案を衆院本会議で与党の反対多数で否決しておいて、「麻生おろし」をするというのはかなり矛盾していると思ったが、結局はそういった姑息な手を使ったせいで「麻生おろし」は失敗に終わった。本気で「麻生おろし」をしたかった自民党議員たちは、内閣不信任決議案を否決するべきではなかった。
さてさて、これからが面白くなる自民党崩壊の最後のクライマックスだが、果たして、自民党から多くの離党者が出て、党が2つに分断されるのかどうかに注目が集まっている。今回、中川秀直の後ろには、古鼠の影がちらほら見えるが、小池百合子もわざわざ自身のブログ(探したが見つからず。メルマガのことか?)で、小泉が「麻生さんは堂々と両院議員総会を開いて、堂々と出ればいい。」と述べたことを紹介し、「総会で小泉さんがほえたら、さぞかし流れが変わるだろう」と勘違いもほどほどにしろと言いたくなるような期待を述べている。小池は、小泉のパワーがいまだに健在であると思っているらしい(笑)。
今回の自民党内のごたごたで、閣僚で三役も負かされ、珍重されているかのように見えた与謝野馨までが麻生を裏切ったのは意外だった。石破茂の意見が二転、三転したのも笑えた。政治の世界の汚れた一面を見たようだった。いまだに自民党内の解散への抵抗勢力は強いのではないか。
最後の最後に両院議員懇談会で、衆院解散を拒む閣僚が出たら、解散できなくなるのではという不安もあったが、それもいらぬ心配だったようだ。首相官邸側は、署名を拒む閣僚の罷免手続きなどに掛かる時間を確保するために、衆院解散を決定する21日の閣議の開始時間を午前9時から8時へ1時間早めたそうだ。閣僚が署名を拒否した場合、麻生太郎首相が直ちに罷免し、首相による閣僚兼任や、閣議書の再作成などの手続きを経て、解散を閣議決定するとしている。かなりの強硬手段をとりながらの警戒解散らしい。
麻生は去年秋就任直後に解散しておけば、これほど馬鹿で無知であることを晒すこともなかっただろう。その後も何度も解散のチャンスはあったはずなのに決断力のない麻生はそのつど見送った。今回の解散は、「小雨の間、いつまでも雨宿りし続け、最後は土砂降りの中、飛び出さざるを得なくなった最悪のタイミング」で行われる「土砂降り解散」、逃げ場を失った「がけっぷち解散」、自ら自然崩壊する「自滅解散」、政権交代のための「政権交代解散」、何も考えずにただ自暴自棄で行われる「破れかぶれ解散」など絶妙なネーミングがつけられているが、結局のところ、投開票日は8月30日で衆院任期満了の9月10日からすると10日早まっただけであり、とても解散とは呼べないものであるのは確かなようだ。「なんちゃって解散」「任期満了に限りなく近い解散」と名づけた方がいいかもしれない。
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