2012.02.26 (Sun)
大企業の本社大阪移転と黒い物質の謎
一方、カナダの太陽光発電パネル製造大手、カナディアン・ソーラーの日本法人(東京)は23日、東北での新工場建設を検討していることを明らかにした。3月下旬にハーパー首相が訪日し、フリー・トレードについて交渉する予定だ。
そんな折り、福島第一原発から25km離れた南相馬市で1kgあたりおよそ108万ベクレルという非常に高濃度の放射性セシウムが検出された黒い物質が見つかったことが人々に新たな衝撃を与えている。神戸大学の山内教授によると、地衣類の一種で、カリウムを吸収するようにセシウムを摂取して、非常に高いレベルの放射性物質になってしまったのではないかということだ。色は黒くて砂鉄みたいなかんじだが、乾いてくると風で舞い飛ぶくらいの細かいもので、南相馬市内のいたるところに点在しているらしい。報道によると、α線、β線も高いそうだ。
又、この黒い物質は、乾燥して舞い飛ぶということなので、春一番が吹き荒れる季節などには、外出する際、吸い込まないよう、ぜひ気をつけていただきたい。
20120224 南相馬“黒い物質”から高濃度セシウム by PMG5
モーニングバードより。
福島第一原発から25km離れた南相馬市で見つかった黒い物質には1kgあたりおよそ108万ベクレルという非常に高濃度の放射性セシウムが検出された。
色は黒くて砂鉄みたいなかんじだが、乾いてくると風で舞い飛ぶくらいの細かいもので、町のいたるところに点在している。
神戸大学の山内教授に依頼して測定したところ、地衣類の一種ではないかという。地衣類は生長が早いので、カリウムを吸収するようにセシウムを摂取して、非常に高いレベルの放射性物質になってしまったのではないか。
環境省も1kgあたり8000~10万ベクレルものについてはコンクリートで固めて埋めようという議論をしているが、これは100万という一桁上のレベルのものが街中に落ちているという状況だ。
南相馬市の大山市議は、市は除染一辺倒で、除染すれば解決する、復興で皆さんめざしましょうと言ってるが、その前に住民の安全のためには危険なことはすばやく対処して解消するという手だてを打てないことに危機感を持っていると語る。
山内教授は、これから春一番が吹く、二番が吹くということになるが、簡単に飛散すると思う。
一部は家の中に入ってくるかもしれない。そういうことを心配しないといけないんじゃないかと話しています。
これは南相馬だけの問題ではないはずだと思われます。
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2009.11.30 (Mon)
郵政民営化見直し:亀井静香vs竹中平蔵(YouTube動画あり)
植草一秀の『知られざる真実』 亀井静香郵政相との直接対決完敗の竹中平蔵氏
11月28日の読売テレビ「ウェークアッププラス」に亀井静香郵政担当相と竹中平蔵氏が生出演し、直接対決した。論議は明らかに亀井郵政担当相の勝利だった。
郵政改革と経済政策が論議された。いずれも竹中平蔵氏が日本政治史に大きな汚点を残した分野である。
鳩山政権与党は8月30日の決選の総選挙に際して、「郵政改革の実現」を政権公約に掲げて選挙を戦った。国民は鳩山政権与党を全面的に支持し、圧倒的多数の議席を付与した。「郵政改革の実現」は国民の強い意志である。
1995年の総選挙で国民は小泉竹中政治の郵政民営化路線にゴーサインを与えた。この選挙結果を受けて郵政民営化が実施されたが、郵政民営化は国民の意思を離れた方向に向かってしまった。「郵政民営化」の美名の下で進展したのは「郵政米営化」あるいは「郵政私物化」と呼ばれるものであった。
この動画を見ると、郵政民営化によって私腹を肥やした竹中が必至で民営化を正当化しようとしているんだけど、ぜんぜん説得力がなく、植草さんが述べられているように、完全に亀井静香郵政相に負けていた。いまや、郵政民営化が失敗だったことは周知の事実である。
それにしても、竹中・小泉のイヌ、西川善文前日本郵政社長が今度は三井住友銀行の顧問に就任したとか。
『晴天とら日和』 亀井静香Vs竹中平蔵+西川善文前社長が三井住友銀行の顧問に就任.
もし、三井住友銀行に口座を持っていたら、絶対に他の銀行に移しただろう。散々郵政民営化で利権を得てきた西川に、これ以上儲けさせたくないからね(笑)。
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