2009.09.13 (Sun)
Stoney Ridge Wineryで働く人々

カべルネ・フランの葡萄

横着をして車からズームで写真を撮ったらボケてしまった。

葡萄の実が大きくなるように余分な実をカットした後。
Cabernet Franc(Wikipedia)より
カナダ
カべルネ・フランはオンタリオのナイアガラ・ペニンシュラ、プリンス・エドワード・カウンティ、エリー湖の北岸、ピーリー・アイランド、BC州オカナガン・ヴァリーなどに植えられてから、より人気が出て、人々にもよく飲まれるようになってきた。カべルネ・フランはよく他の品種の葡萄にブレンドされて使われるが、最近では、一つの品種のワインとして、又アイスワインとしても人気を得ている。カベルネ・ソヴィヨンに比べて、葡萄が早く実るため、他の赤ワイン用葡萄よりもカナダの涼しい気候に適している。オンタリオ州のカべルネ・フランはマイルドな酸味とともにワインに植物やラスベリーの風味を加味する。、
今日は、私がワイナリーに勤めてから、すでに3人の新人が入ったので古いメンバーと共に紹介しようと思う。
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2009.09.08 (Tue)
Stonry Ridge Estate Wineryでのイベント

7日の月曜日が労働者の日(日本で言えば勤労感謝の日)だったので、カナダは3連休だった。ワイナリーでは日ごろからお世話になっているお客様に無料でランチを提供するイベントがあり、先週末から月曜日にかけて何百人というすごい人でごった返し、あまりにも忙しくて家に帰ってからはクタクタになってしまったので、とてもネットで記事を更新する気力が残っていなかった。

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2009.08.11 (Tue)
カナダのStoney Ridge Wineryから
週末はワイナリーへの訪問者が多いので、結構忙しい。結構というのは、このワイナリーで働いている人たちにとってはとても忙しいようだけど、以前ナイアガラ・オン・ザ・レイクで働いていたワイナリーに比べたら、今働いているストニー・リッジ・ワイナリーはそれほど忙しいとはいえないからだ。
以前働いていたワイナリーがいかに超人的な忙しさだったかがよくわかる。おかげで、今働いているワイナリーではめったなことでは慌てることはなく、余裕で働いている。
2つのワイナリーを比べると、雇用者の管理形態がとても違うのが面白い。働く者にとっては楽なほうが嬉しいのだが、労働者や利益を管理する側にとっては、雇用者を厳しく管理する方がやりやすいだろう。
昨日はカナダは日曜日だったので、雨にもかかわらず、ワイナリーへの訪問客が多かった。そして、とっても珍しい訪問者も訪れた。

それはちょうど、雨がやんだので、
ランチ10人分のテーブルセッティングを裏庭に面したデッキで
準備していたときだった。スタッフの一人が、「Oh My God! Look!」
といったので、そちらを見てみたら、ワイナリーの裏庭で、
鹿さんが一匹、木から落ちた姫りんごを食べていたのだった。

私はあわててカメラをバッグから取り出して、そっと鹿さんの様子を写した。
都会ではめったにみることのない鹿さんの姿をみなさまにお見せしたかったからだ。

鹿さんは何を食べているのかしらないけど、かなり大きかった。
そのスタッフによると、去年もちょうど大勢のランチの予約が入って、
みんながデッキで食事していると、父、母、子供の3匹で鹿さん一家がやってきたそうだ。
そのスタッフが、「今日は、みなさまのために鹿の一家もお呼びしておきました。」
と冗談で言ったら、みんな本気にしていたと笑っていた。
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2009.07.27 (Mon)
ワイナリーでの仕事

今働いているワイナリー
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2007.11.09 (Fri)
カナダ・ワイナリー・ツアーその1:ボジョレー・ヌーヴォの異常人気は日本だけ

フランスのブルゴーニュ地方・ボージョレー地区でその年に採れたぶどうで造った新酒ワインだけが「ボジョレー・ヌーヴォ」と呼ばれるため、カナダ産の同じガメイ種の葡萄からできたワインは「ガメイ」とか「ガメイ・ノアール」と呼ばれている。英語ではGamayでギャメイと発音される。
日本人はボジョレー・ヌーヴォが好きだと評判があったのか、私が働いていたワイナリーでは日本人観光客にはこのガメイ・ノアールを赤ワインとしてサービスしていた。
でも、はっきり言って、飲みごたえのあるフル・ボディなワインが好きな私の好みではない。あまりにも軽すぎて、コクもなくて、フルーティなだけがとりえのワインだからだ。水のようにがぶ飲みできてしまうし(笑)。日本人がなぜここまでボジョレー・ヌーヴォにこだわるのかとというと、日本人は季節感を大切にし、「初物」を珍重する人種だからだろう。その上、ヨーロッパからの舶来品という感覚がいまだにあるからに違いない。日本人にとっては車もそうだが、品質は関係なく、国産よりも外国産の方が価値が高いと見る傾向があるようだ。
ボジョレー・ヌーヴォのブームが始まったのはバブルで日本経済が潤っていたときだった。それまで殆ど注目されていなかったブルゴーニュの田舎の安ワインがフランスの醸造家と売国奴広告会社「電通」のマジックによって、日本人はボージョレーがお洒落で高級な飲み物であるかのように洗脳されてしまったのだ。その頃はたった5~600円しかしなかったワインが日本では1万円近くもの値段で売られていたのである。
それでもバブル崩壊後は「ボジョレー・ヌーヴォ・ブーム」は下火になったようで、ボジョレーも高級なワインから庶民のワインへと様変わりしただろうか。しかしながら、経済がここまで悪化している今でもボージョレー解禁の時期には他のものが空輸しにくくなるほど多量のボジョレー・ヌーヴォを輸入する日本って?他にももっと美味しいワインはたくさんあるのにさ。
前置きが長くなってしまったが、今日はボジョレー・ヌーヴォ以外にもこんなにいろいろなワインがあるよという宣伝も兼ねて、とてもローカルな話題でも。二日ほど前に書こうと思った"Taste the Season"というナイアガラ・オン・ザ・レイクのワイナリーでのイベントについて紹介したい。

日本語に訳せば、「季節を味わおう」ということになるんだろうが、ナイアガラ・オン・ザ・レイクのワイナリーが11月の週末に企画したチャリティーのワイナリーツアーのパスを$40で買うと、17ヶ所のワイナリーでワインとフード・ペアリング(ワインとそれに合ったおつまみのようなもの)が楽しめるというもの。この収益は恵まれない人に寄付される。期間は11月の週末ということになっており、4週ある土・日のうちの1週の土・日しか選べない。時間は午前11時から午後5時まで。
私は第一週目を選んで友達と一緒に2日間で17ヶ所のワイナリーでフード・ペアリングを楽しんできた。
まず、第一日目の土曜日にまわった8ヶ所のワイナリーでのフード・ペアリングは次の通り。
1.ジャクソン・トリグズ
Jackson-Triggs 2005 Jackson-Triggs Proprietors' Reserve Meritage – Braised Beef Short Rib Stew

ショート・リブのビーフシチューっていうからカップでビーフシチューをいただけるのかと思っていたら、舟のような形のとんでもなく小さなものだったのでがっかり(汗)。でも、とても美味しかった。

一般の訪問者とは別の部屋へ案内され、VIP感覚を味わった。

テラスからは、一面に広がる紅葉した葡萄の木が望めた。

会議室のような部屋。

一階の入り口にある大きな暖炉。
2.ジョゼフズ・エステイト・ワインズ
Joseph’s 2002 Cabernet Merlot – Peanut Butter Toblerone Cheesecake
写真を撮るのを忘れちゃった。あまり印象のワイナリーだったけど、ピーナツバターチーズケーキが最高においしかった。でもあまりに甘すぎたせいか、ワインがとても酸っぱく感じた。
3.ピリッテリ
Pillitteri Pillitteri Estates Unoaked Chardonnay – Tartlet of Brie de Meaux with Quince preserve

やはり、2階の席に案内されて特別な気分を味わったのはいいけど、建物がなんとなく安っぽかったので、ジャクソン・トリグズでのようなVIP感はあまり感じなかった。でも、クインスのタルトはボリュームもあり、その点ではまあまあだったかな。

窓から下をみたら、夏にブドウ畑などをツアーするときに乗るのであろう面白いトレイラーがとまっていた。
4.サニーブルック・ファーム
Sunnybrook Spiced Apple Wine – Apple Cheese Tartlet
このワイナリーはチェリー、アップル、アプリコットなどのフルーツワインが豊富に揃っていて、普通のワイナリーとはちょっと違った雰囲気がある。でも、この日のスパイスの効いたアップルワインは写真を撮るのを忘れるほど、まずかった。で、タンクも普通はステンレススティールや木を使うんだけど、プラスチック製だったのが印象を悪くしちゃったかも。アップルチーズタルトが甘すぎたのもワインがまずく感じられた一因だろう。
5.ストゥルーン
Strewn Strewn Gewurztraminer "Terroir" – Carmelized Onion Tart

グヴルツトラミーナはいまひとつ風味に欠け、キャラメル化された玉ねぎのタルトも温かかったらもっとおいしかったかもしれなかった。全体の配色といい、カーペットが敷かれたワインバーのデザインはちょっと時代遅れな雰囲気だった。今はほとんどが木かタイルか石造りの床でモダンになっているのに。
6.コンツェルマン
Konzelmann 2006 Zweigelt Reserve –Roasted tortilla goat cheese wraps with cracked black pepper & tarragon

ズワイゲルトがカナダで作られているとは。スパイスが効いていてなかなか美味しかった。あら挽き黒胡椒とタラゴンのソースがかかったヤギのチーズラップのローストは名前負けしているという感が強かった(笑)。

入り口はとても仰々しかった。私はこういったつくりが好きなんだけど。

ドイツ系のワイナリーであり、外装は昔のお城風?

最近リノベーションしたばかりのコンツェルマンの内装は、ストゥルーンと対照的で、これまで行った中でも最も近代的なワイナリーの一つだった。

ズワイゲルトが美味しかったので、これはいけると思い、他にもいくつか種類のワインを飲んで見た。2004年ピノ・ノアールと2006年カベルネ・フランクと2006年シラーズととても珍しいシラーズから作られた赤アイスワイン。テーブルワインはどれも値段も安いし、美味しかった。アイスワインはちょっと味が薄かった。
7.パラタイン・ヒルズ
Palatine Hills 2006 Riesling Traminer – Mango Sorbet in a Pastry Cup
コンツェルマンで飲みすぎて、酔いがまわってきたため、ワインとマンゴシャーベットの写真を撮り忘れた。このエントリーの一番上の樽が並んだ写真はここでとったもの。リースリングとグヴぇルツトラミーナをブレンドしたワインはあまり特徴がなかった。マンゴシャーベットは美味しかったけど。
8.ストーンチャーチ・ヴィンヤーズ
Stonechurch Vineyards 2004 Vidal Icewine – Icewine drizzled Berries & Cream.
アイスワインの写真を撮るのを又忘れた。だいぶ酔いがまわってきちゃったのかな?(笑)

かなり古い造りのワイナリーだったけど、ワインやワイングラスの値段がとても安かった。普通は一つ45ドルくらいするReadelのピノノアールのクリスタルグラスが29ドルだった。ワインも面白いデザインのグラスの2006年のリースリングがとても美味しくて15ドル以下だったので、1ケース買いたいくらいだった。
長くなったので今日はこの辺で。2日目のツアーは又後ほど。
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2007.08.10 (Fri)
ペニンシュラ・リッジというワイナリーでランチ

オンタリオ湖の南にそって位置するナイアガラのワインベルト
このナイアガラ地域はワインの産地として最近は知られているんだけど、昔はコンコルドやナイアガラと呼ばれているジュース用の葡萄しか育たなかった。それを品種改良して、ワイン用の葡萄も育つようになった。カナダの気候は朝晩涼しくて、日中は暑いため、酸味と糖分のバランスがいい白ワイン用ぶどうが育つ。
五大湖の中ではもっとも深いので真冬でも凍ることのないオンタリオ湖が太陽の熱を吸収して、気温が湖の水温よりも低くなると暖かい空気を上空に噴き出すんだけど、それが、北風に乗って、この地域を循環する。だから、冬、寒さが厳しいカナダでもワインが作られるそうだ。

ビームズビルにあるペニンシュラ・リッジというワイナリー

遠くにオンタリオ湖が見渡せ、とても眺めがいい

とてもこじんまりとしたレストランのテラス
レストランのテラスは広いのに、テーブルは5つしかなくて、こじんまりとしていた。自分がオーナーだったら、空間をもっと有効に使うんだけどなんて思った。そこが日本人らしいところかも(笑)。カナダ人はあまり人が多すぎるのを嫌うのでこういったこじんまりとした雰囲気を好む。

ラムのテンダーロインとシラーズがとてもよく合った
ラム肉はとてもやわらかくておいしかったけど、牛肉はそれほどやわらかくなかった。けっこう高めのレストランで、一人$50くらい。私にしてはめったに行けない場所なのにサービスが遅くて、この日は外はかなり暑かったので、少しいらついた。ワインはとてもスパイスの効いたシラーズで、ほどよい酸味のフル・ボディの赤。なかなかおいしかったので、ワイナリーで買おうと思ったら、もうとっくに売り切れだって。このシラーズ、レストラン専用のワインらしい。

ウェイトレスの一人

ワイナリーの中の棚が一本ずつ区切られていた

ワイナリーの中からすばらしい景色が眺められる
ワイナリーで働いていても、他のワイナリーを見て回るのは楽しい。ワインを飲むだけよりも、レストランで食事をしながらワインを飲むほうがどちらかというと好きだけど、お金がかかる上にダイエットにも悪影響がありそうなのでそうしょっちゅうはいけないのが残念。
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2007.05.09 (Wed)
ワイナリーでの初仕事

カナダでもやっと桃の花が咲くようになった。りんごの花も咲くようになってきた。この頃になるとやっと春らしくなってくる。

5月7日の月曜日はワイナリーで初めて働いた日だった。大学の授業も連続して立っているのは、ほんの2時間ほどだし、前に働いていたワインショップでは長くても5時間程度で、客のいないときは、座っていることができたんだけど、新しい職場ではランチタイム以外は、一日中立って働かなければならないのでけっこう疲れそうだ。まあ、そのうち慣れるだろうけどね。

今のところはまだそれほど忙しくないので、時間がたつのが遅く感じられるんだけど、そのうち、忙しくなったら、あっという間に一日が過ぎていくのだろう。
このワイナリーではペアを組んで働くようになているんだけど、働き始めた初日にペアを組んだのは、ナナナナナント!アヒルじゃなくて、ドナルドだった(笑)。ドナルドは20年ほど前にイギリスのウェールズ地方からカナダに移住してきたおっさんだ。だから、彼の英語には、いまだにイギリス英語のアクセントが残っている。その日はカナダの国旗を立てることから始まった。

とても簡単なので、私にもすぐできそうだったんだけど、ドナルドがみんな1人でやってしまって私にはやらせてくれなかった(涙)。
その後は、アイスワインのコーナーを担当したのだが、アイスワインは特にアジア系の人々に好かれるらしく、アジア系のお客が多かった。
先週は、ゴールデンウィークにもかかわらず、日本人客はあまり来なかった。やっぱり日本の一般国民は不景気なのかな。でもその日は3組の日本人客を接待した。最初はミシガンの大学でりんごの香りを作るために修士を終えた女性とその家族。同じ分野で博士号もとる予定だとか。
次は日本の国立大学の医学部で勉強している男性。Yale大学医学部での2週間の研修に参加して、カナダに立ち寄られたらしい。ぜんぜん飲めないといいつつ、このワイナリーに来る前に5箇所くらいのワイナリーでグラス4杯ずつくらい飲んだ上に、このワイナリーでもテーブルワイン4杯とアイスワイン1杯飲んでいた。米国と日本の学生の違いを聞いたら、やっぱり米国の学生の方が真剣に勉強していて、その差は大きいと言っていた。
最後の日本人のグループは地元のレストランで働いている男女2人づつの人達。私の生徒の1人がたまたま同じレストランでアルバイトしていたので、宜しく伝えておいてもらった。

そんなわけで、一日働いただけで、足がすごく重くなってしまったし、外にも出たりして直射日光をもろに浴びて、お肌がかなり乾燥してしまったので、翌日の休みには近所のSPA(日本のエステのようなもの)に行ってフェイシャルと全身マッサージをお願いしたんだけど、そのSPAが人手不足でフェイシャルは女性のエステシャンがいるけど、全身マッサージは男性のエステシャンになってもいいかと聞かれたときは、ドキっとしてしまった。結局男性のエステシャンに全身マッサージをしてもらうことになったんだけど(汗)、詳しくは又次回に書こう。

ワイナリーで一日働いて稼いだお金が時給$10として8時間で$80としたら、エステの費用はその3倍以上かかってしまい、このまま行ったら破産間違いなし。やっぱり私は家でただひたすらブログをしているのが一番向いているのかも(笑)。
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2007.05.04 (Fri)
ワイナリーでのトレーニングとワインの効果
ワイナリーでのトレーニングは無事今日で4日目を迎え、明日が最終日となる。私はワインが大好きなので、いくらでも飲める方なんだけど、今回のトレーニングではこの私でさえも、悲鳴を上げたくなるほど、本当に毎日たくさんのワインを飲まされた。口に含むだけで吐き出さねばならないので、本当に飲まされたというわけではないから、「飲まされた」という表現は適当ではないかもしれない。ワイン好きの私は、吐き出すのがもったいなくて、口に含んだうち、約半分の量は、吐き出さずに飲み込んでいたので(笑)。
すでに書いたように、初日はランチにワインが飲み放題で、飲みすぎてしまい、2日目は、ワインの味を表現するために、グラスを5つ並べて白ワインを4種類と赤ワインを4種類飲み比べたんだけど、そのとき、口に含むだけで吐き出さなくてはならなかったのに、半分は飲み込んでいたので、けっこう酔っ払ってしまった。
又、3日目はワイナリー探索で、5ヶ所のワイナリーで1ヶ所につき、グラス4杯くらいづつ試飲したので、この日はかなりつらかった。あまりにもたくさん飲むと、今度は味もわからなくなってしまうのだ。その上、自分のワイナリーに戻った後も、スパークリングアイスワインとテーブルワイン(アイスワイン以外の普通のワイン)が待っていたのだ(汗)。

4日目の今日は自分のワイナリーのツアーと、姉妹関係にあるワイナリーのツアーに参加し、最後にそれぞれ、ワインを試飲した。その後、家で試して、どんな食べ物と一緒に飲んだか、味はどうだったかについて明日、報告するようにと赤と白、合計で6本のワインをいただいた。
いつも夕食と一緒にグラス2,3杯のワインを飲む私でも、これだけ昼間からワイン漬けだと、夕食は、ワイン抜きで食べたくなる。それでも試さねばならないんだけど、試してみるとおいしいので、一杯では済まなくなる。おまけにワインは健康にいいと思うと、ついつい飲みすぎてしまう。
定期的に適量のワインを飲むこと(毎日1~3杯が理想的)は身体にいいという結論を導いた初期の研究の一つとして知られているのが1979年に"LANCET"という英国の権威ある医学雑誌で発表されたSt.Legerらによる研究だった。ワインは医薬品ではないんだけど、鉄分の欠乏からなる貧血症や、ミネラルの吸収促進、不眠症や過眠症などの睡眠障害などに効果的だという報告がある。昔から食事時にワインを飲むと消化や栄養の吸収を高めると言われていたが、最近では悪玉コレステロールの値を下げたり、健康な心臓を保つ役割を果たすとも言われている。
そして、過去30年間、世界中で1億人以上の被験者を使って行われた学術的な研究によって、適量のワインを飲む人は全くワインを飲まない人に比べて、寿命が数年長いことがわかった。ワインを飲むことによってさまざまな種類の心臓病や癌などを予防したり、病気の進行を遅らせることができるからだ。
"French Paradox"(「フレンチ・パラドックス」フランスの矛盾)という言葉を聞いたことがあるだろうか。フランス人は大のチーズやクリーム好きで、こういった乳製品は心臓にかなり負担をかけたり、悪影響を与えることで知られているから、心臓病の発生率が高そうなんだけど、なぜか、フランスは世界でも心臓病で亡くなる人が最も低い国の一つになっているという矛盾があるという説。これはフランス人がワインを飲むからだと言われている。
最も最近の研究では、健康をもたらすフラヴォノイドとノン・フラヴォノイド・ポリフェノールという重要なオーガニック成分がワインに含まれることが新たにわかった。この成分は他のアルコールには含まれていない。特にぶどうの皮に含まれるResveratrol(リズヴェラトロール)という成分が心臓病や癌の予防に効くようだ。つまり、この成分はぶどうの皮によって色づけられる赤ワインのみに含まれているらしい。尚、"American Journal of Enology and Viticulture"という『米国ブドウ・ワイン学会の学会誌』によると、1000本のワインを調べたところ、カナダのワインにはこのResveratrol(リズヴェラトロール)が他の有名なワインの原産国によって作られるワインに比べて2,3倍多く含まれていたそうだ。これは、私の想像だけど、カナダは気候が厳しいので、ぶどうの果実を守るために皮が自然と厚くなるからResveratrol(リズヴェラトロール)の量も多くなるんじゃないかなと思う。
最後に、『らくちんランプ』のスパイラルドラゴンさんから、彼も大のワイン好きだということがわかるコメントをいただいたので、最後に勝手に引用させていただこう。
日常の生活の中に「ワイン」があると、生活が豊かになりますね。
私も昨日、東京国際フォーラムで開催されているイベントでの、ルーマニアのある楽団の演奏を聴きながら、ロゼシャンパンとボルドーの赤を楽しみましたが、私は「ワイン」という飲み物は、神が人間に「生きているありがたさ」を実感させるために与えた、最も大切な「食物」だと思っています。
確かに一日の終わりに美味しい食事とワインがあると、とても幸せな気分になれるから他には何もいらないかも・・・・。

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2007.05.01 (Tue)
ブラピとアンジェリーナが別居!?
さすがワイナリーだけあって、ランチではワインを飲み放題だったんだけど、思わずたくさん飲みすぎてしまって、午後の講習を聞いている間眠くて目を開けているのが大変だった(汗)。
ランチの後は、少し講習があって、その後、2つのグループに分かれて対抗する「シャレード」というゲームをした。各チームから代表が1人前にでて、くじを引き、そこに書かれているワイン関連の言葉を絵に描いて、それを同じチームのメンバーが当てるゲーム。チームの結束力を養うためのトレーニングだったのだが、勝ったチームには1人に1本づつ、棚から好きなワインをくれるということだったので一生懸命みんなでがんばったのだが、私達のチームは負けてしまった。
勝ったチームが1人1本づつワインをもらうのを見て、すごくくやしかったよ。ところが、最後には、負けたチームにも1人に1本づつワインをくれたのだった!私はまだここのワイナリーのMerlotを飲んだことがなかったので、棚に5本しか残っていなかったんだけど、それをこっそりともらった(笑)。
そんなわけで、今日は朝から夕方まで、楽しいトレーニングがあった後、美容院に寄って髪の毛を切ってもらった。私の髪はずっと放置プレーしてたんだけど、どんどん長くなってしまって手入れも大変になってきたので思い切って肩の辺りすれすれの長さに切ってもらった。私は本当は長い髪が大好きなんだけど、夏は髪が長いと暑いし、手入れもめんどうだから、短くしちゃった。
かなり長かったので、癌の患者さんのためのカツラを作るために、自分の髪を寄付しようと思ったら、その美容師さんにバージン・ヘアじゃないとダメだって言われた。え?どうして、私がバージンじゃないってわかったんだろうと一瞬びっくりしたんだけど(笑)、バージン・ヘアといっても「処女の髪」という意味じゃなくて、染めてない髪という意味だったんだ。染めてある髪はきっと患者さんにとって有害なんだろうね。次は染めないで伸ばしてみようと思う。
そんなわけで、今日はものすごく疲れていて、又明日の朝も早く起きなくてはならないので、今話題のゴシップを少しだけ紹介して終わろうと思う。
ナナナナナント!ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーが『オーシャンズ13』の映画撮影の間、別居を試みるらしい。
英語では、トライアル・セパレーション(trial separation)ということなので、ためしに別居してみて、その方がお互いに生活し易いと思ったら、そのまま別れて暮らすけど、もし、やっぱり一緒に暮らした方がいいと思ったら、又よりを戻すのだ。ただ、これは、『オーシャンズ13』の役作りに集中したいからというブラッドの意向もあるのかもしれないので、映画の撮影が終わったら、又、元に戻る可能性も十分にある。

↑「Angelina Jolie And Brad Pitt To Have Trial Separation?」より
このニュースを最初に知ったのが、スーパーにおいてある雑誌だったんだけど、テレビのニュースでも騒いでいたので、信憑性は高いのではないかと思う。
それにしても、いくら映画の仕事に集中したいと言っても、同じLAで暮らしているのに、愛する人や子供と別れて暮らすというのはちょっと不可解だ。今ブラピとアンジェリーナが別居しちゃったら、アンジェリーナの養子の3人の子供達と実子のシャイロちゃんはいったいどうなっちゃうのだろうか。やはり、次から次へと養子をもらい続けるアンジェリーナにブラピが愛想を付かしたのか?
ジェニファー・アニストンはいまだにブラピが忘れられなくて、しょっちゅう電話しているみたいだし、ブラピがジェニファーの元に戻るのではという憶測も飛び交っているようだ。
今はまだ不確かな噂程度かもしれないけど、又、何か情報が入ったら、報告するね♪
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