2011.05.12 (Thu)
カナダにもようやく春が訪れたようだ

日本語のクラスが終わった途端、ワイナリーが忙しくなってきた。今年は『WagJag』という(グルーポンのイベント版)のディスカウント・クーポンが手に入るウェブサイトにワイナリーのイベントを載せたら、すごい人気で、2200枚のクーポンが売れちゃったのだ。だから、今年はものすごい人がワイナリーに押し寄せている。
ちなみに、そのディスカウント・クーポンはCAN$59で、6人分のツアー、ワインの試飲、ランチ、そして、ワインを買った場合、CAN$20の割引が含まれている。本来なら、CAN$200かかるところをCAN$59と安い値段なので、申し込みが殺到するわけだ。
まだ始まったばかりなので、本格的な忙しさはこれからなんだけど、なにせ、肉体労働なので、結構疲れてしまう。おまけに1日の終わりにはワインを飲むとすぐに眠くなって、朝まで寝てしまうこともある。でも、一日中パソコンの前で、ネットしながらブログを書くのが大好きな私だけど、ちょうど目の疲れが溜まってきたところだった。ワイナリーで働いてしばらくパソコンから離れると、目の調子がまたよくなってきた。何事もやりすぎには気をつけたほうがいいらしい。

2010.08.23 (Mon)
ナイアガラのワイナリーで結婚式はいかが?
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昨日はワイナリーで結婚式があった。新郎新婦とは、もう一年以上も前からこの日のために何度もワイナリーで、いろいろとプランを練ってきた。招待客は120名、式は5時に始まり、その後披露宴は夜中の1時までと延々と続いた。
色のテーマは、白、黄色、グレーだったので、
テーマに合わせて庭から白いハイドランジアや黄色いマリー・ゴールド、
グレープの葉っぱなどを集めて、セレモニー用のアーチを作った。
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牧師さんを呼んでのセレモニーの後は、庭で写真撮影。
花嫁の両隣には、結婚式の第2の主役であるベスト・フレンドたちが。
この親友の2人は花嫁にそっくりだったので、妹さんかと思ったんだけど、全くの他人だった。
仲がいいと似てくるのか、似ているから仲がよくなったのか。

披露宴は庭にテントを張って行う。
披露宴用のデコレーションは、本人や友人たちが用意。

披露宴のテーブルには、レモンや黄色い菊が色鮮やかに飾られた。
2010.07.22 (Thu)
暑い日はアイス・バッグでワインを冷やして飲む

このところ、仕事から帰ってきて、裏庭にあるデッキで池の小さな滝の音を聞きながら、ワインを飲むのが楽しみになっている。その日の夕食のメニューによってワインの赤か白を選ぶんだけど、白ワインを冷蔵庫に入れるのを忘れたときに限って、白ワインが合う夕食が食べたくなってしまう。
ウチの室温は人間が生活する上での適温が21~22℃くらいだとすると、節電のため、ちょっと高めの24℃に合わせてある。冷蔵庫で室温の白ワインを、飲むのに適した温度である10℃前後まで冷やすとなると数時間はかかってしまう。冷凍庫で冷やすという裏技もあるけど、あまりに急激に温度が下がるため、ワインの風味をそこなってしまう。だから、結局はチキン料理なのに、赤ワインを飲んでしまったりすることが以前はよくあった。
でも最近は、アイスバッグという便利なものができたので、そんなことはなくなった。このバッグは特にワインを冷やすためのもので、水漏れは100%なし。耐久性にも優れている。色も赤、青、黄色、オレンジ、黒など何種類もあって、自分に合ったカラーが選べるようになっている。

そして、何よりもすばらしいのは、なんと、このバッグに氷と水を入れてワインを冷やせば、たったの15分で白ワインを飲む適温になるのだ。だから、白ワインを冷蔵庫に入れ忘れても、これさえあれば、お料理を作っている間に適温まで冷やせるっていう寸法だ。
ピクニックに持っていっても便利だし、お花を生けることもできる。実際、ワイナリーではこのアイスバッグにお花を生けてあって、「おお!こんな使い方もあるのね。」と買っていくお客さんが多い。

ウイッ。暑い日は適温に冷やした白ワインがおいしいので、ついつい飲みすぎてしまった。
あまり、飲みすぎると、Cocoちゃんにたしなめられるので、今日はこの辺でやめとこうっと。
2010.07.19 (Mon)
メガロマニアックというワイナリーに行ってみた
入り口には小さな看板があるだけなので、1度目は通りすぎてしまった。入り口を入ってから、車でブドウ畑の丘を2,3分登ってやっとワイナリーにたどりついた。

そこからの眺めは絶景で、なんともいえぬ開放感に満ちた感情があふれてきた。どんな開放感かというと、人里離れた眺めのいいところにひっそりとあるので、「お酒が美味しそう。よし、飲むぞ~。」という開放感。

その建物はまるで、洞穴のような感じで、一昔前、ワイナリーの一般的なイメージが「お城」であるとしたら、それとはかけ離れていた。万里の長城のような壁が印象的だった。

なんとなく刑務所のような、とてもシンプルな入り口(笑)。

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2010.06.10 (Thu)
クレマチスの季節
2010.05.13 (Thu)
ワイナリーでの出来事
下の写真はジョーダンのお別れ会をジョーダンの希望で日本料理店「みちのく」で行ったときの写真。

ジョーダンはまだ21歳だけれども、家が貧しくて子供の頃から働いていたので、とても21歳とは思えないほどしっかりしている。ジョーダンには、お父さん違いのお姉さんがいて、お姉さんにはファーム・ヴィルのお隣さんにもなっていただいた。
その隣りにいるのが中国人のジェームス。今、中国に帰国中で、7月に帰ってくる予定。彼も25歳だけれども、自分が25歳だったときと比べるとかなり大人に見える。でも、ワイナリーのお客さんから、私の息子かと聞かれたときにはかなりショックだった。お客さんからすると、なぜか私がワイナリーの所有者で、ジェームスがお母さんを手伝っているかのように見えるらしいのだ。最初は本当に失礼しちゃうって思って憤慨していたけれども、最近ではそう言われるたびにおかしくて笑ってしまう。だって二人はぜんぜん似ていないのに同じアジア人だからというだけでそう言われるなんて。中には、「それは、ひどいわねぇ。」って言ってくださるお客さんもいらっしゃるけど、同情して言ってくれてるのか、心からそう思っているのかはわからない(苦笑)。確かに私が若く結婚していて、息子がいたら、25歳くらいになるだろう。でも、せめて、お母さんじゃなくて、お姉さんくらいに間違えてもらえたらと心から願うのだ。
左の手前にいるのがワイナリーのチーズ・ブティックで働くアン。ワイナリーのチーズ・ブティックはもともとアンが所有していたもので数年前にワイナリーに売却した。63歳だけれども、とっても若々しい。この冬は3ヶ月間ほどフロリダで過ごしてカナダに戻ってきたばかり。こんがりと日焼けした肌が健康的だ。カナダ人の場合は年に関係なく日焼けしているようだけど、私にはしみやしわが気になってとても無理だと思う。その隣にいるのがルイーズで、元ケベックの修道女だった。その後、アンのチーズ・ショップを手伝い、今は、小学校の音楽教師をしながら、週末だけワイナリーを手伝ってくれている。
アンとルイーズはこの夏、キューバで休日を過ごすそうだ。ジョーダンは、女性の年齢は全く関係ないというタイプなので、一緒にキューバに行って、アンとルイーズのマッサージ・ボーイになりたいと言っていた。もちろん、ジョーダンの言うことだから、冗談かもしれないけれども(笑)。
2010.03.12 (Fri)
ワイン三昧の日
2010.02.14 (Sun)
バレンタインズ・デイ@ワイナリー
今日は、ワイナリーのビストロにご年配のカップルやレズビアンのカップルも含めていろいろなカップルにお越しいただいたんだけど、カナダ人の初老の夫婦が、バレンタインデーに食事をしながら、音楽を聴きながら、手を握りあっていた。それを見て、いくつになっても恋愛中みたいでいい感じだなあって思った。
いつもこのブログをお読みいただいている読者の方々に、ハッピー・バレンタインズ・デイ♪

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2009.11.21 (Sat)
チーズ・フォンデュの季節がやってきた

前のワイナリーに務めていた頃は、11月に入るとワイナリーの仕事はめっきり減って、週に1,2度になっていたんだけど、今働いているワイナリーは、11月に訪問客が減少するのを見越して、ワイナリー内に、新しくフレンチ・ビストロをオープンさせたので、これまでと同じように忙しい。特に、11月は木曜日から土曜日まで、ディナーは半額になるので、たくさんの訪問客でにぎわっている。
例えば、ブフ・ブルギニョン(赤ワインで煮込んだビーフ・シチュー)やココ・ヴァン(白ワインで煮込んだチキン・シチュー)は、普通は12ドルなんだけど、木曜日から土曜日のディナー・タイムでは6ドルになる。そして、メディトリニアン・チリ(地中海風スパイシー野菜シチュー)は、7ドルが3.50ドルになる。お料理は『Niche』というケイタリング・サービスの会社に注文している。
食事の値段が安いからか、サービスがいいからかどうかわからないけど(笑)、お客さんは、たくさんのチップを残して帰る。例えば、うちのワイナリーのウェイターの1人は、昨日は約45ドルの食事をした4人テーブルで、20ドルのチップをもらっていた。普通は15%前後なのに、45%のチップをもらったことになる。1日5組の客が入れ替わって、みんながそれぞれ20ドルくれたら、1日のチップだけで100ドルの儲けになる。
昨日は、夕方から忙しくなってきて、6時で仕事が終わるはずだったのに、結局9時半まで働いた。ビストロが忙しかったので、手伝うはめに。
食事は半額なので、ほとんど儲けはないけれども、その分、ワインを売らなくてはならない。レストランで食事するお客さんがグラス・ワインをたくさん注文したり、帰りにワインを買ってくれたりすると嬉しい。でも、食事だけでワインを飲まないお客さんが増えたら、儲けにならないので、ビストロは閉じなければならないと思う。今のところ、半額だからたくさんの人が来るけれども、普通の値段になったら、ピタリと訪問客がなくなったりして・・・・(汗)。


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2009.10.11 (Sun)
Stoney Ridge Wineryの一日

シドニーさんは身長が180cmくらいあるだろうか。とにかく足が細くて長くてかっこいいのだ。

その上、お料理もプロの腕を持つ。笑顔もかわいいし、こんな奥さんが欲しい。

今日はひまだったので、シドニーさんがハンドメイドのラベンダー・ショートブレッドを焼いてくれた。

とにかくサックリしていてラベンダーの香りがほのかにして、めちゃくちゃ美味しい。

ジョーダンはまだ21歳だけど、かなりしっかりしている。

疲れたときは彼の笑顔に癒される。

クランベリー・ワインとラベンダー・ショート・ブレッドの組み合わせなんていかが。

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