2020.05.02 (Sat)
「金正恩の死亡を99%確信」By池成浩(チ・ソンホ)

5月1日付の『新唐人電子合』という中国の報道には、現在韓国の議員で、脱北者の池成浩(チ・ソンホ)氏が韓国のメディアの電話インタビューに答えた内容が記載されている。それによると、チ・ソンホ氏は、金正恩の死亡を100%ではないが、99%確信していると述べている。発表が遅れているのは、今、北朝鮮内が後継問題で揺れているからということだ。下記にそのGoogle Translationした記事を記載する。
韓国の金正恩は99%死亡、北朝鮮は現在混乱状態
[NTD、2020年5月1日、北京ニュース]北朝鮮の脱北者で韓国の「未来韓国党」のメンバーである池成浩は、金正恩が99%の確率で亡くなっていることを1日明らかにした。池成浩氏は、北朝鮮内部の情報によると、金正恩は先週末、手術の後遺症で死亡したと語った。北朝鮮側は後継者問題で混乱した。
延報通信社は1日、金正恩氏が同日、電話で心血管疾患の手術にどれほどの期間耐えられるか心配しており、金正恩氏が先週末に亡くなったことを明らかにしたと報じた。
池成浩は、これは100%確実なニュースではないが、99%は確かであると言いました。継承の問題は非常に複雑であると聞きました。北朝鮮は今週末、金正恩氏の死のニュースを発表すると予測しており、ニュースの発表時間が延期され続ければ、北朝鮮が後継者問題をめぐって争っていることがわかる。
韓国のメディアである朝鮮ビズはまた、池成浩が4月30日に電話でインタビューしたと報じ、「北朝鮮内部の情報筋によると、金正恩は先週末に心臓血管関連の手術を受けた後にショックまたは他の後遺症で死亡した」と述べた。現在、北朝鮮の内部状況は混乱している。
池成浩は、金正恩の99%が死亡したと決定されていることを強調しました、もちろん、奇跡の可能性は除外されていませんが、確率は最小限です。しかし、彼は金正恩がどこで亡くなったのかを知りませんでした。
後継者について、金正恩の弟である金正哲と金正日の異兄弟である金平義が金正恩の子供たちの後継について話し合っているが、せいぜい人形に過ぎないことを明らかにした。
写真は、ミサイルのテスト発射を見ている金正恩
(STR / AFP /ゲッティイメージズ)
4月29日、Radio Free Asiaは10日前に、脳血管の破裂のために金正恩が平壌の緊急治療のために病院に送られたことを複数の情報源から学びました。医師は最初に脳出血と診断され、現在深刻な状態にあります。
北朝鮮外の関係者は、北朝鮮の公式情報筋は、「現在、金正恩はまだ危機的状況にある。意識はあるが、話すことは難しい」と述べた。
情勢に詳しい別の人は、北朝鮮当局が金正恩が彼の叔父であるジン・ピングリに一時的に軍事力を譲渡したと言ったと述べた。彼の姉妹ジンと鄭正は朝鮮労働党と北朝鮮の外交の党政務に責任がありますが、それらは一時的な任命であるため、彼らは公表されません。
同日、韓国のメディアである北朝鮮新聞も、金与正(キム・ヨジョン)が北朝鮮の新たな指導者になると報じた。
金正恩氏の死に関する映画は、北朝鮮と中国の国境地帯で流通し、金正恩氏は4月25日正午12時30分に亡くなったと伝えられています。北朝鮮は中国の国境地域に近く、多くの人々がこのビデオを見ています。
関係者によると、過去には、北朝鮮の最高指導者またはその家族から関連する噂が出次第、当局は直ちに行動を起こし、罰を与えると脅すことさえあった。しかし、今回は金正恩が重病で、死の噂さえ続いている。政府はそれに対処しなかった、そしてそれは人々を彼の現在の状況についてより疑わしくさせた。
現在、北朝鮮の人々は恐怖を感じており、金正恩の死の噂を聞いたが、誰もが知らないふりをした。金正恩氏の死の映画を見たと言う人もいるが、当局が誰が映画を国境に持ち込み、地方に広めているのか調査しているため、必死に知らないようにしようとしていた。
情報筋はまた、多くの人々がこれらの噂について密かに喜んでいたと述べた。金正恩がそんなに太っているのはなぜか、彼の国民はこのように痩せている。金正恩が再び太ると爆発するかもしれないと冗談を言った。
韓国の中央日報は4月29日に、金正恩の肥満した体と長期にわたる喫煙と飲酒の習慣について警告を発しました。
金正恩の死後、金正恩政権が崩壊したり、北朝鮮の軍事クーデター、内戦、人民蜂起などが起こったりすると、北朝鮮の状況は非常に混乱するだろうとコメントしている。準備ができています。
しかし、ブルーハウスは5月1日、金正恩が健康であると繰り返し述べた。 Qingwataiの中心人物は、北朝鮮では異常な動きは見られなかったと述べました。
(記者Li Yun /担当編集者:Li Quan)
中国でのほかの報道もいくつか読んでみたが、中国は地理的に北朝鮮に近く、脱北者を身近に見たり、「公開処刑」など金正恩氏がこれまでにやってきた悪政について私達日本人より詳しく知っているため、金正恩氏が死去して喜んでいる人が多い。「金正恩氏の死の映画」まで出回っているとは。これまで虐げられてきた北朝鮮の人々が少しでも幸せになれることを祈っている。
これから、北朝鮮をどの国が支配していくのかが問われる。中国かアメリカか。間違いなく北朝鮮は大きな変換期を迎えるだろう。
2020.03.09 (Mon)
急募:総理大臣

失礼なポスターだねぇ(笑)。
本人はまだ辞めたくないのに、こんなポスターが出回るなんて・・・・。
安倍総理は内閣総理大臣としての通算の在職期間が日本の歴代最長であることを誇るすばらしい人物だ。国民にものすごい人気で評判もいいから、いまだに総理でいられるんだと思ってたけど、こんなポスターが出回るなんて、おかしいなぁ(草)。
国民にここまで嫌われていても、全く動じない不屈の精神を持っている。
何度ピンチが訪れても、屁の河童。翌日には全く何もなかったかのように立ち直っている。
考えてみれば、彼が総理大臣になってからの日本は、どんどん北朝鮮化している。
メディアも自分に都合のいい記事を書く産経、TBS、NHKしか単独インタビューに応じないそうだ。
安倍総理「茶番」会見を変える 署名活動に込めた新聞労連委員長の覚悟
新型コロナウイルス対策についての安倍総理の記者会見をきっかけに、事前にやり取りが決められた総理大臣の会見の在り方を変えるための署名活動が始まっている。呼びかけたのは新聞労連の南彰委員長。署名はオンラインで集めるもので、当初の予定だった1万を超えた。南委員長は署名の狙いは「報道機関を変えること」と明言した。
メディアの記者の中にもこのような考えの人がいるというのは、心強いが、
国民のメディア不信を覆すのは、時間がかかりそうだ。
2012.01.17 (Tue)
田中優氏講演 『おとのちから、ことばのちから。』
ラビラビ×田中優『おとのちから、ことばのちから。』
田中氏の講演は、14:14から開始する。
2011.02.18 (Fri)
米国の属国である日本を動かしているのは、顔なし官僚
YouTubeでは、3部に分けてアップされているけれども、そのうちの第2部の「日米安保」と「小沢バッシング」についてウォルフレン教授が語った部分を『人類猫化計画』のレキさんが書き起こし、読みやすくして下さった。
このYouTubeの字幕にある和訳において、重要な部分ではないので、スルーしてもよかったんだけど、ウォルフレン教授が語っているのと、少し違いがあった部分だけ、修正してみた。さらに、ブログで読みやすいようにパラグラフを細かく分けた。とても、貴重な動画なので、たくさんの方に見ていただきたい。
水曜日のキャスターは小西克哉氏(国際教養大学客員教授)と金子秀敏氏(毎日新聞論説委員)。
小西:日米安保の変容をどう捉えていますか?
ウォルフレン:これは非常に重要な問題です。私自身、ずっと考え、いろいろと話してきた問題なので、質問に的確にお答えできるでしょう。
日米同盟は、実際は同盟ではありません。本来の同盟とは両国が対等な主張をし、それに合意したものです。日米同盟が不可能なのは、日本が事実上保護国同然で、真の独立国とは言えないからです。
この点を理解している日本人も何人かいますし、今、徐々に理解し始めている日本人もいます。しかし、このことについて全く考えもしない日本人が大半であるということ。これは、とても重大なことです。
一例として、鳩山前首相がオバマ大統領に会談を申し入れました。日米、東アジアの懸案を話し合うためでした。大統領は興味を示さず、国防省OBの取り巻きも冷淡でした。なぜでしょう?
日本は同盟国とは言えないからです。日本は米国に基地を提供する属国に過ぎないからです。日米安保条約の本質は基地提供にあります。
ここで日本に是非申し上げたいのは、米国が安保条約に違反している点です。海兵隊など米軍が基地を使用できるのは日本を防衛するためという条件があります。問題の多い沖縄の海兵隊は、日本の防衛について全く無関心でかつ無力です。
海兵隊はイラクやアフガンなどの攻撃に使われるのです。日本の米軍基地は中国を包囲するためのものになっています。
これは日本の防衛とは言えないし、日本のためにならないのです。日本人が理解すべき最も重要な点は、日本が真の独立主権国家になる必要があるということです。
鳩山前首相が訪米しても、主権国家の首相扱いはされませんでした。クリントン国務長官が来日した際も、主権国家として対応しませんでした。ゲイツ国防長官もそうです。みんな日本を属国扱いです。
これを問題だと理解しているのは、小沢一郎氏だけです。小沢氏はこの点を改める必要があると、再三言及しています。中国にしても、日本が対米従属的態度を変えない限り、日本と真剣に向き合おうとしません。
しかしその小沢氏が不人気で、彼の失脚を狙う動きがある理由は、小沢氏が外務省や防衛省の官僚から恐れられているからです。「日本を主権国家に」という小沢氏の主張の本質は、既得収益の仕組みを変えるものだからです。
小西:常になんらかのかたちで小沢潰しの報道があります。なぜ日本人は小沢氏を指導者として認めないのでしょう?
ウォルフレン:国民ではなく、高級官僚や新聞が彼を潰したいのです。既得権が侵害されると恐れているのです。
世界中を見ても、一人の政治家に対してかくも長期にわたる中傷キャンペーンの対象になるのは、極めて稀で異例です。なぜでしょう?
政治資金に汚い?ちょっと待ってください。
詳細を見ると、あれくらいの嫌疑で、大新聞が一面で国家反逆罪が起きたごとく報じるのは愚の骨頂です。日本政府がパンツ一枚でつっ立っているかの様な愚行です。
日本の政治やメディアはもっと誇りをもつべきです。小沢氏のような政治家がいることを誇りにすべきです。
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2010.08.03 (Tue)
『殺人予告』にみられる警察と右翼団体とマスコミの癒着

『小沢氏の代表選出馬はあり得るか』というエントリーが純一さんによって『阿修羅』に投稿された。現在、『阿修羅』の拍手ランキングで4位、アクセスランキングで5位になっている。
メディア・コントロールによって増加したアンチ小沢の数も多いと思うが、小沢総理に期待する人はそれ以上でかなりの数にのぼると思われる。コメント欄には、小沢氏の過去の政治家としての言動から、あまり期待しすぎないほうがいいというアドバイスも見受けられる。現在沈黙を守っている小沢氏にとっても、国民があまり期待すぎると、代表選に出馬しにくくなる可能性があるので、熱くなり過ぎず、あせらず、冷静に見守っていくべきだと思う。
関連記事:
「小沢の沈黙が意味するもの」 政治評論家 平野貞夫 《特集 自壊する菅政権》 『月刊日本』8月号
http://www.asyura2.com/10/senkyo91/msg/527.html
投稿者 明るい憂国の士 日時 2010 年 7 月 29 日 08:45:35: qr553ZDJ.dzsc
もちろん、小沢氏は9月の民主党代表戦のこともきちんと考えているはずだ。小沢氏の政治家としての歴史的使命は、「裏切られた革命」を権力の簒奪者から取り戻し、今一度政権交代の理念に立ち返ることにある。そして、小沢氏の理念の背景に、国内政治的には『共生社会』の実現、対外的にはポスト・「ポスト冷戦」という新時代への対応という大きな軸があることは、繰り返し強調しておきたい。
★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK91 > 705.html
小沢氏の代表選出馬はあり得るか : [自信喪失の菅首相、意気軒昂な小沢前幹事長] (カナダde日本語)
http://www.asyura2.com/10/senkyo91/msg/705.html
投稿者 純一 日時 2010 年 8 月 01 日 21:28:53: MazZZFZM0AbbM
又、例の殺害予告の件で、リチャード・コシミズ氏のブログにて、きっこちゃんやジャーナリストの岩上さんのTwitterのつぶやきと共に紹介された。
「殺害予告犯」の「愛国者」さんのおかげで、世間様の注目が一気に集まっているようです。
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2010.01.28 (Thu)
特捜部の敗北、民意の勝利:小沢幹事長への再聴取見送りへ
昨日のエントリーでも紹介した『週刊朝日』の検察からのリークがあったという検察官の証言を紹介した記事を執筆された上杉隆氏が、『ダイヤモンド・オン・ライン』で、その記事へ大きな反響が編集部や彼のTwitterに届いていることを伝えている。その中で特に見逃せなかったのが、記者クラブメディアに読者から検察のリークに関する抗議が殺到しているということだ。
「検察という国家権力にすり寄る記者クラブメディアの醜悪」より抜粋
一方で、既存の記者クラブメディアには抗議が殺到しているという。だが、これまでと同じように記者クラブメディアは自らに不利な情報を一切報じようとしない。そのために抗議の内容は明らかになっていないが、各社の幹部に取材した。
「今回は、これまでの抗議とは量も質も違っている。『小沢が悪い、検察が悪い』ではなくて、検察のリーク報道に対して、『本当なのか、説明しろ、騙してきたのか』という例のない類のものばかりだ。正直、手をつけられない」(朝日新聞政治部記者)
「視聴者センターへの抗議の電話本数については把握していないが、相当寄せられているというのは確かだ。その8割程度は検察とその報道に対する苦情だそうだ」(NHK報道局幹部)
これまでは政治に無関心だった国民も小泉政権でよほど懲りたのだろう。国民主権政治を目指して、自分たちがリーク報道に対してどう感じているのかなどの意見をはっきりとメディアに伝えていると聞いて嬉しくなった。さすがに、ここまで抗議が多くなると、記者クラブから特捜部へ、「ちょっとまずいことになってますよ、旦那。」という連絡がいったのかどうかは不明だけど、特捜部が勝手に予定していた小沢幹事長への再聴取も世論を反映してか、見送りになったようだ。国会前に秘書を3人も逮捕しておいて、今更、政治的影響を考慮するもなにもないと思うが・・・・。
小沢氏の再聴取、見送りへ 特捜部、政治的影響も考慮
2010/01/27 22:38 【共同通信】
小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる収支報告書虚偽記入事件で、東京地検特捜部は27日までに、小沢氏に対する2回目の事情聴取を見送る方針を固めたもようだ。
特捜部は23日に約4時間半にわたり小沢氏を聴取。一定の説明を受けた上で「被疑者調書」2通を作成し、当初の目的は果たしたと判断した。
聴取に再度踏み切った場合、政治的影響が一層大きくなることへの懸念も考慮したとみられる。
ただ、元私設秘書の衆院議員石川知裕容疑者(36)=政治資金規正法違反容疑で逮捕=らの供述次第で、小沢氏の聴取を再度検討する可能性もある。
小沢氏は聴取後の会見で「収支報告書の記載について全く把握していなかった。相談されたり、報告を受けたこともない」と事件への関与を否定。
焦点となっている2004年の土地購入の際に陸山会に貸し付けた4億円について「事務所に保管していた個人の資金」とした上で「不正な裏金は一切受け取っていない」と、水谷建設(三重県桑名市)などゼネコンからの裏献金報道も全面否定していた。
小泉の言葉を借りれば、「まさか、こんなに早く特捜が敗北するとはね~」というところだろうか。
一方、特捜部を批判する側の上杉氏には特読者からの反響とは裏腹に、捜部から圧力がかかっているようで、仕事も干されてきていると語っている。社会部の検察担当の元記者らからも、「お前、本当、冗談抜きでまずいぞ。仮に電車に乗っていて何もしていなくても痴漢として逮捕されるぞ。」と言われたエピソードを紹介している(下のYouTube動画1/2の5:00あたり)。私には、植草氏の事件を暗示しているかのように聞こえたが、警察はやろうと思えば何でもできるということは上杉氏も認めている。
上杉隆が語る「検察リークと記者クラブ」2/2
上杉氏も上のインタビューで検察の取調べの実態について書かれているが、『反戦な家づくり』や『世に噛む日日』も検察の拷問のような取調べについて具体的な時間数に触れて警告を与えている。
この資料は、魚住昭氏のウェブマガジン『魚の目』から引用したもので、このサイトには、石川議員の弁護人である安田好弘弁護士が「弁護士業の現場から」と題したブログが記載されており、そこに弁護側が作成した書類が公表されている。
小沢一郎・民主党幹事長にからむ政治資金規正法違反事件で同党の石川知裕衆院議員ら3人が逮捕されました。以下に掲げる文書は石川議員の弁護人になった安田好弘弁護士らが法務・検察や裁判所にあてて出したもので、初めて公開されるものです。捜査進行中の事件で弁護側が作成した書類が公表されるケースはあまり ありません。小沢事件の本質を考えるうえで参考になると思いますので、もしご興味があれば、お読みください。(編集者注)
このサイトによると、もうすでに、安田弁護士は、取調べの全面可視化や取調べの時間短縮、弁護士との接見機会の確保、さらには、勾留裁判への準抗告申立書などの申し入れを千葉景法務大臣や特捜部に提出済みだ。それでも、今のところ、特捜部からは全て無視され続けている状態らしい。千葉景法務大臣はいったい何をしているのだろう。
2010.01.14 (Thu)
ここまでやるか東京地検特捜部:陸山会の土地取引疑惑で関係先を強制捜査
元外交官の佐藤優氏の下記の記事を読むと、東京地検特捜部が小沢幹事長の土地購入をめぐる疑惑で強制捜査に今乗り出したのには理由があるようだ。
【佐藤優の眼光紙背】千葉景子法務大臣は検察を適切に指導せよ
2010年01月12日11時00分 / 提供:眼光紙背
佐藤優の眼光紙背:第66回
1月18日に国会が始まると国会議員は、当該国会議員が所属する院の同意なくして逮捕できなくなり、現在、民主党が過半数をはるかに超える議席を擁する衆議院で、石川知裕衆議院議員(民主党、北海道11区)の逮捕許諾が認められる可能性はゼロに近いため、特捜としては国会が始まるまでに行動に出なくてはならないという。特捜は、18日までに何とかして石川氏の身柄を拘束したいと考えているのではないだろうか。
石川氏を突破口にして、小沢幹事長につながる事件を無理やりでも摘発したいと考えているようだ。そこで、石川氏に関するさまざまなリークがなされ、国民の怒りをかき立て、捜査がやりやすい環境を一部の検察官僚がつくりだそうとしているのだそうだ。
佐藤優氏は、今回の事件は、基本的に「国家を支配するのは誰か」という問題をめぐり官僚と民主党の間で展開されている権力闘争であろうと鋭い洞察力で見抜いている。
【佐藤優の眼光紙背】特捜検察と小沢一郎
2009年11月24日11時00分 / 提供:眼光紙背
佐藤優の眼光紙背:第63回
上記の佐藤氏の記事によれば、検察官僚は、恐らく明治憲法下の「天皇の官吏」という発想の延長線上の権力観をもっているらしく、資格試験(国家公務員試験、司法試験)などの資格試験に合格した官僚が国家を支配すべきと考えているそうだ。
一方の小沢氏は、国民の選挙によって選ばれた政治家が国家を支配すべきと考えており、その意味で、小沢氏は、現行憲法の民主主義を、より徹底したものにしたいと考えているという。民主主義は最終的に数の多い者の意思が採択されるので、小沢氏が権力の実体があるのは、8月30日の衆議院議員選挙で圧勝した民主党であると考えるのは当然であろう。
個人的には、国民の生活に影響を与える権力は民意の反映された選挙によって選ばれた政治家が持つべきであると考える。国家試験に受かった人々が試験に受かったからという理由だけで日本の国家権力を握ることができるとしたら、とんでもないことである。資格試験では個人の記憶力や理解力のみが評価されるだけだからだ。
国家権力を手にする人物は記憶力や理解力だけではなく、人とのコミュニケーション能力や斬新なアイディアを生む思考能力、善悪を判断する能力、将来の明白なヴィジョンを描く創造力や、それを実行する能力、問題に直面したときにそれを解決する能力、人に同情したり、人を思いやるやさしさなどが求められる。国家試験では、国民の生活を向上させる役割を担う権力者に求められる資質は全く問われない。
だから、国家試験に受かれば、何をやってもいいと考えるのは大間違いだと思う。こういった明治時代から続く古い発想を固持する検察官僚には、日本を変えるためにも、一刻も早く退職していただきたい。
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2010.01.08 (Fri)
小沢幹事長の政治資金収支報告書について虚偽報道を垂れ流すマスコミ
【オムニバス】東京地検特捜部による執拗な小沢幹事長攻撃
2010年01月01日
又、『ふじふじのフィルター』のふじふじさんが「04年の収支報告書に記載されていた!小沢氏から4億円借入したことが!」という記事で小沢幹事長の収支報告書についてマスコミが虚偽報道を流していたことを教えてくださった。
昨日、「国民主権は、マスコミの翼賛報道を乗り越えてこそ。」に、
「東京地検」に「小沢一郎の元秘書で民主党の石川知裕衆院議員ら3人」を、「政治資金規正法違反」で告発した「世論を正す会」は、団体か個人かもわからない正体不明であり、告発内容は、
土地を購入した平成16年ではなく、登記した平成17年に政治資金収支報告書に記載したのが虚偽記載だ。
という脱力もの。
と書いたばかりですが、なんと、04(平成16)年に、陸山会は、小沢一郎氏から4億円を借りたと報告していることがわかりました!!
脱力ものの虚偽記載自体すらなかったと判明しました!
この報告をご覧になりたい方は、『雑談』のudonenogureさんがブログで平成17年9月30日の官報号外・223号の247ページに記載された記録の写しを紹介しているので、ぜひご覧いただきたい。
さらに、匿名の方からも下記のコピペコメントをいただいたので紹介させていただきたい。
> 小沢幹事長は「参考人」として聴取へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100107-00000732-yom-soci
http://www.asyura2.com/10/lunchbreak32/msg/584.html
これ2004年の土地取引で小沢氏からの4億円の現金が使われ収支報告書に4億円借入の記載が無かったと報道されていた分だよね?
調べてみたらちゃんと04年の収支報告書に4億円の借入を小沢氏から行っていたことが記載されている。
報道内容と全く違いますよ?
もしかしてマスコミは嘘報道してる?
そして返済は05年に2億円、06年に2億円となってる。(借入残高の推移で判断)
これって総務省のHPで収支報告書を閲覧しようとすると過去3年分しか見れないことを承知でマスコミは嘘報道をしたのだろうか?
そして陸山会は大久保秘書逮捕のときに強制捜査されて過去の帳簿類は全て没収され、2004年度(平成16年度)の収支報告書等は一切ない状況である。
それを承知で検察は嘘リークをしたのであろうか?、そうであるのなら悪質極まりないと言える。
2004年度 陸山会収支報告書 162ページ(247)
(注:PDFファイルである)
http://www.soumu.go.jp/main_content/000047155.pdf#page=162
普通に探すと無いが、政治資金関連資料で探すと10年前まで官報が閲覧出来るのだよ。
2009.09.02 (Wed)
メディアの民主党鳩山政権への逆襲

永田町の衆議院議員会館で、議席を守れなかった議員事務所の引っ越しが行われているそうだが、保坂展人議員もその一人で、引越しの様子をブログで伝えている。
『保坂展人のどこどこ日記』
議員会館の資料の片づけをしながら思うこと
前回の落選の時には、ダンボール150箱分の資料を事務所へ運んでから必要な書類と不必要な書類を仕分けしたので、事務所がダンボール箱でほぼ一杯になってしまったということなので、今回は運ぶ前に不必要な書類は捨てる予定だとか。保坂氏には、来年夏の参院選に今度は参院議員に転向して民主党から出馬していただきたい。そして、それまでの間には、資料の整理をして、税金がどこで誰によってどう使われているのかを徹底解明されることを期待したい。
今回の政権交代で、民主党への官僚詣でが早速始まっているようだが、下野した自民党では、公設秘書500人が失職するそうだ。これまでは無縁だった失業者の気持ちがわかるようになって、自民党がこれまでやってきた弱いものいじめの政策を反省して欲しい。
今日の日本のニュースは政権が変わったというのに、相変わらず民主党バッシングが目立った。きっと機密費を全部使いきるために、自民党がマスコミに民主党のネガキャンをさせているのではないかなどと勘ぐってしまう。又、これまでは記者クラブの恩恵を受けていた読売、毎日などの大手新聞社が、民主党政権になると記者クラブが廃止されるので、最後の悪あがきで民主党に対して意地悪な記事を書いているのかもしれない。
特にひどいと思ったのが、鳩山論文へのバッシング。きっこちゃんが「ニポンのマスコミは粗大ゴミ」というエントリーで詳しく解説されているけど、記事を書くことでお金をもらっているプロの記者が、鳩山論文の内容も確かめないで、論文の抜粋記事のみを鵜呑みにして「アメリカ国内で波紋」などと言いがかりをつけてくるところなんか、おそ松君さえもがあきれちゃうほどお粗末な内容だ。
ESQさんも「鳩山論文とアメリカ政府に踊らされる日本のマスコミ」というエントリーで述べられている通り、鳩山氏の論文が北米で波紋を広げているようなことはなく、目だった批判も出ていない。それなのに、鳩山次期総理の論文がまるで日米関係を悪化させるかのように書き立てているのだ。
あまりにも低脳な日本のマスコミには脱力感を感じてしまう。公明党が勢力を失ってこれまでのように広告依頼もなくなるわけだから、路頭に迷う新聞記者も出てくるわけだ。これまで自民党マンセー記事を書いてきたために、すでに国民の信用を失ってしまった記者クラブの面々も、政権交代のこの機会に、総入れ替えしたほうがいいと思われる。特にこれまでも捏造記事を垂れ流してきた産経、ゴミ売りは、とっとと倒産して、記者全員が失業して、失業者の気持ちを味わって欲しいと思うのは私だけではないだろう。
最後にこれからは、民主党の鳩山内閣人事がどうなるのかが注目されると思うけど、とらちゃんが情報を集めてくださったので、紹介する。たしかに珍しく短いタイトルだね♪
2009.05.02 (Sat)
政治資金問題第三者委員会でマスコミの偏向報道が明らかに
『雑感』のudonenogureさんが、「国民の知る権利と産経新聞の嘘」というエントリーで、私が探していた情報を提供してくださった。
第三者委員会が設置されたことは、ニュースで流れてはいても現実にWEBで繋いで見たり聞いたりした方はあまり多くないと思う。
GWに入り時間が取れる方は、一度暇つぶしでも構わないので、ご覧になっていただきたい。
第一回目から順番に読み又、ビデオを見ていくことで、今回の西松問題が秘めている問題点が、小沢氏本人の問題ではなく、与野党議員はじめ一般国民全ての問題である事と私は思う。
私も全部はまだ見ていないけれども、時間ができたら、ぜひ全部見てみたいと思う。

「小沢氏は首相の資格ない」カーティス米教授が酷評
4月24日12時29分配信 産経新聞
民主党の「政治資金問題をめぐる政治・検察・報道のあり方に関する第三者委員会」(座長・飯尾潤政策研究大学院大教授)の第3回会合が24日午前、ジェラルド・カーティス米コロンビア大教授を招き都内のホテルで開かれた。
小沢一郎民主党代表の違法献金事件について、同氏は「代議士会で続投に合意を得ただけでは国民は納得しない」と指摘。さらに「国民とのコミュニケーション能力に欠ける人は首相になる資格はない」と述べた。
また、「党内に代表は辞任すべきだという人がいなければ、政権交代は遠くなる」とも述べ、民主党の現状を批判した。
検察当局に対しては「政治的な影響が大きい。逮捕のタイミングについて説明しなければならない」とし、「マスコミがもっと検察を厳しく追及すべきだ」と述べた。
その会見で、カーティス氏が実際に説明したのは次の通り。
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