2012.05.30 (Wed)
消費増税をめぐる小沢、野田会談平行線で終わる
たとえ、会談が平行線に終わったとしても、今回の小沢、野田会談はとても意義のあるものだったと思う。なぜなら、官僚のパペットの首相と1時間半も話し合ったということは、野田氏に小沢氏の考えを十分に聞いてもらえたことを意味するからだ。
会談後に野田氏が、「1時間半にわたってかなり率直な天下国家の議論をした。きょうの会談を反すうしながら考える。」と述べたとおり、これまで、官僚や前原、岡田などの反小沢派の意見しか聞いていなかった野田氏にも、今回の会談で小沢氏と議論したことをじっくりと考える機会を与えることができたことはよかったと思う。
民主党内に100人以上の派閥をかかえる小沢氏に対して、野田氏は、消費増税法案の成立にむけての協力を求めたが、小沢氏は、「国民に大きな税負担をさせる前に政権としてやることがあるのではないか。」と延べ、民主党が増税前にやることとして、次の3つを主張した。
1.国の仕組みを中央集権から地方主権に変える。
2.政権交代で訴えた社会保障改革を実現する。
3.デフレ経済から脱却し、日本経済を立て直す。
小沢氏の発言を100%支持したい。今の野田政権がやっていることは、自民党とほとんど変わらず、増税によって社会保障がどのように改革されるのか、政治家や官僚はどのような痛みを分け合うのかを全く議論しないまま、増税だけを国民に訴えている。そんな政府の方針に国民が納得するはずはない。おそらく、社会保障改革とは言葉ばかりで、実際は改悪になるので、語らないのだろうが、それでは、全くお話にならない。
小沢氏から袖にされた一方で、これまで、自民党に秋波を送ってきた野田政権が、小沢氏と会談したことで、自民党からは、「二股をかけている」と批判が相次いだ。批判するほうもするほうだが、小沢氏の説得に失敗した野田政権は、今回の会談によって、増税法案の成立からますます遠のいてしまったという印象だ。
さて、今晩9時から小沢氏がテレビ出演するのでお見逃しないように。
Ozawa Ichio Website
【TV出演のご案内】
本日、30日(水)NHK「ニュースウォッチ9」 に小沢一郎代議士が生出演いたします。
■放送日 : 5月30日(水)
■放送時間 : 21:00~
■放送局 :NHK
■番組名 : ニュースウォッチ9
■聞き手 :大越キャスター・井上キャスター
■主な内容 :野田首相との会談内容について
社会保障と税の一体改革、消費増税について 今後の政治行動について等
■番組HP :ニュースウォッチ9
ぜひ、ご覧下さい。
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2012.05.13 (Sun)
岡田克也衝撃映像:政権交代前には「私達の魂がこもったマニフェスト」
その他、『日々坦々』の「指定弁護士たちによる控訴は、「憲法」で保障する基本的人権を破り「弁護士法」を無視し「検察審査会法」の不備を利用する脱法控訴であり懲戒請求に値する!」というエントリーにも難癖をつけている。
頭のネジが少しゆるんでいるこの共産党系のブロガーは、『日々坦々』の「『杉並からの情報発信』の山崎氏が『懲戒請求して弁護士資格を剥奪しよう!』と呼びかけているが、まさに、この暴挙を許してはおけないという国民の意思は示しておく必要がある。」という文章に対して、
「「国民の意思」って、あなた、信者さん仲間の「意思」としてだったら わたしも理解いたしますが・・・」
と書きつつ、「面倒だから あえて一言 付け加えておきます 私は 今回の控訴には賛成ではありません」などとやっぱり「日本国民に共通した意思」の持ち主であることを暴露したり・・・・。やはり、頭のネジがゆるんでいるとしか思えないような文章力だ。
特にこの人の文章で、日本語教師として許しがたいのは、文の最後に句点(。)をつけたりつけなかったりしているところだ。つけないなら、全部につけなかったりするならまだ許せるが、つけるときとつけないときがある文章を読むのは、なんとも気持ちの悪いものだ。よく、私の日本語の初級クラスにこのような文を書いている生徒がいるが、もしかして、この人、日本人じゃないのか?
又、この阿修羅の記事のコメント欄でも書かれているが、小沢氏を支持する人たちをひとくくりにして、信者と呼んで、宗教信仰者扱いしていることからして狂っているとしかいいようがない。その最後には、
「信者様たちの頽廃を 憐れんでいる 今日この頃であります」
と意味不明な文章で終わっている。こんな頽廃性ブロガーに憐れんでもらうのは、民主党の中でも自分が政権交代のときに言ったことを全て忘れてしまって、政権をとった後は、全く逆のことを言っている野田や岡田などの健忘症の政治家だけで十分だ。
参考記事:植草一秀の『知られざる真実』衝撃映像岡田克也氏編「不正直王は誰だ!」
上の動画を見ていただければおわかりの通り、幹事長時代の岡田克也が、政権交代前には、マニフェストについて、次のように述べている。
「民主党議員みんなで朝早くから国会が10時に議員同士が議論し、現場でみなさんの意見を聞きながら、作ったもので、私たちの魂がこもったマニフェストだ。」
「財源がないという批判もある。私たちは、208兆円ある一般会計、特別会計、この中で約9兆円のカネを作り出そうとしている。与党はできっこないと言っているが、彼らは、自分たちができないからできないと言っている。でも、私たちはできるんです。」
それが、政権交代後には、同じマニフェストについて岡田は、
「誰が見てもできないことを、いつまでもできるというのは、まさしく私は国民に対する不正直だと思います。」
などと180度違うことを言って、観衆から大きな野次が飛んだのだった。
この悪徳政治家に真っ向から立ち向かっているのが、小沢一郎氏だ。マニフェストで国民に約束したことを実現させるため、メディアで彼らを批判しつつ、説得しようと働きかけている。
有権者のみなさん、まだ若いのに、このように自分が言ったことを本当に忘れてしまったのか、忘れたふりをしているのかしらないけれども、国民に対して実に不誠実な政治家は、2度と当選させてはいけません。このような政治家を悪徳政治家と呼ぶのだ。悪徳政治家の野田、岡田、前原は、次期選挙で絶対に落選させましょう。
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2011.08.11 (Thu)
菅の後任は、小沢一郎氏しかいない
今使っているHPのモニターは買ってちょうど3年になるけれども、Farmvillのゲームなどでかなり酷使しているので、きっともう寿命なのかな。だから、今日はいつ画面が真っ黒になるかを気にしながらかかないといけないので、いつにもまして短い記事で行こうと思う。
そんなわけで、今日は菅が辞任を示唆したニュースで盛り上がっているようだけど、今度こそは本当に辞任するのだろうね。
もし、その後任に野田がなるようなことになったら、まさに、上の動画で亀ちゃんが言っているように、クビを挿げ替えただけになってしまうので、絶対に反対。一番いいのは、小沢一郎氏が代表になることだけど、初公判は今年の十月で、代表選後となる。ほとんど無罪は決まりだろうけど、裁判の都合上、代表になるのは難しいのだろうか。
もしそうだったら、小沢一郎氏がこの人と思う人物を代表にして欲しい。今の無能な寄せ集めのような菅内閣閣僚からは1人も次期内閣には入閣しないで欲しい。
明日は新しいモニターを買いに行ってこようっと。
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2011.02.20 (Sun)
菅内閣は総辞職をして罪を償うべき

『日々坦々』や『板垣 英憲「マスコミに出ない政治経済の裏話」』をすでに読まれた方ならご存知だと思うけど、小沢系16人の「会派離脱」構想は、日本一新の会の平野貞夫代表の提案だったそうだ。『朝日』によれば、昨年末に平野氏が小沢氏と会った際に「(民主党から離党者を出さずに)菅首相を代えるには、この方法しかない」と勧めたそうだ。
この時は小沢氏が「私は民主党に参加して政権を取った」と断り、立ち消えになったという。その後、平野氏は比例単独議員の1人にも構想を打ち明け、徐々に賛同者が増えて16人が行動を起こした。小沢氏は17日、平野氏に電話で『16人の意思には参った。この決断は理解しないといけない』と語ったという。」
■『日々坦々』会派離脱の仕掛け人・平野貞夫氏が「新党結成」に言及!& 原口一博氏の倒閣宣言!
■『板垣 英憲「マスコミに出ない政治経済の裏話」』菅直人首相、岡田克也幹事長ともに、小沢一郎元代表の軍師・平野貞夫元参院議員の計略に気づかなかった
その平野代表が本日10時よりテレビ朝日の「サンデーフロントライン」という番組にテレビ出演する。そのタイトルが、「特集・菅総理最大ピンチ!?小沢系16人反乱の裏側」ということで、どこかで聞いたような気もするが(笑)、「会派離脱」に関するコメントを語られるという。ぜひ、ご覧いただければと思う。
この16名の志士の反乱に関しては、同じ朝日が、「小沢氏系造反―異様な行動に理はない」という社説でめちゃくちゃな批判をしているが、すでに、『永田町異聞』や『世に噛む日日』らのブロガーに論破されている。
■『永田町異聞』 16議員の行動を非難する朝日社説に「理」はあるのか
■『世に噛む日日』朝日新聞の政権機関紙化―異様な言動に理はない
この朝日の社説は、財務省の官僚に書かされたような官僚寄りの社説だ。特に菅違いもはなはだしいのが、「ばらまき型のマニフェストが財源不足で破綻(はたん)していることは誰の目にも明らかだ。必要なら見直すのは、政権与党のむしろ責務だろう。確たる恒久財源の当てもなく、「マニフェスト実現」のスローガンばかりを繰り返す方がよほど無責任である。」という部分だ。
まず、鳩山政権時のマニフェストは、財源不足で破綻などしていない。鳩山政権では、政治主導で総予算組み替えや天下り廃止などの公務員制度改革などを実行することによって、無駄を徹底的に削除するつもりだった。それを菅政権になってからは官僚に言われるままに、予算の組み替えや公務員制度改革は全く手付かずのままで、逆に消費税増税で、国民から税金を必要以上に徴収し、財源に充てようとしているのである。こんなことをしていたら、マニフェストを変更するしかなくなるだろう。つまり、マニフェスト詐欺だ。
本来、国民に約束したやるべきことをやらずに、国民を騙すのは、政治家として最低だ。これでは、党内分裂、国民から愛想をつかされて当然である。一日も早く、国民やマニフェストを守ろうとしている同志に謝罪し、内閣総辞職をして、その罪をつぐなってほしい。
『永田町異聞』には、大手新聞がこぞって増税を支援している理由が書かれていた。読売新聞は、財務官僚OBを社外監査役として天下りさせ、「消費増税」に備えているのだという。カナダもそうだが、英国のように食料品など生活必需品の税率をゼロ、もしくは軽減するよう世論を誘導し、その生活必需品のなかに、さりげなく新聞をもぐりこませるという計画が進んでいるとか。
生活必需品の税率をゼロにするのはいいけど、その中に新聞を含めるというは、官僚によって支配されているNHKの受信料を国民から徴収するのと同じくらい愚の骨頂である。新聞は生活必需品ではなく、NHKと同じ単なる国民洗脳メディアだからだ。
また、『永田町異聞』によれば、読売新聞社が財務官僚OBの天下りを率先しておこなっている理由として、「再販制度」と「特殊指定の特権」の保護が挙げられている。新聞社としての存続をかけた経営の論理が、新聞の「社論」になり、「社説」として書かれている。記者クラブの独占的取材体制など新聞協会の既得権に手厳しい小沢一郎がメディアからいかに手厳しいバッシングを受けたかを知る賢い国民ならとっくの昔にこのからくりに気付いているだろう。国民の新聞離れは、最近の新聞販売部数の激減にも現れている。
官僚による国民洗脳機関でしかない大手メディアは、菅政権と共に、国民の力で抹殺しなければならない。
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2010.08.19 (Thu)
小沢一郎が代表選出馬検討で菅首相は((((;゚Д゚)))ガクブル
民主代表選、小沢氏が出馬を検討 (2010年8月19日03時05分 読売新聞) ">民主代表選、小沢氏が出馬を検討
(2010年8月19日03時05分 読売新聞)

その条件として、小沢氏は、小沢グループ以外に鳩山前首相グループや旧民社党系や旧社会党系の支持が得られることをあげているが、それならすでに整ったも同然である。
軽井沢での鳩山研修会に鳩山グループ以外に、小沢グループや旧社会党グループの輿石東参院議員会長も参加するということは、すでに事前に示し合わせができているということである。又、「山本モナの結婚報告は、メディアによる小沢攻撃の一環では?」というエントリーでも紹介したが、毎日新聞のインタビューに輿石東参院議員会長は下記のように答えている。
連立の行方:与野党キーマンに聞く/6 輿石東 民主党参院議員会長
(毎日新聞 2010年8月18日 東京朝刊)
--9月の代表選挙で菅首相は再選への意欲を示しています。
◆誰が首相になっても「こういう方向に持って行く」という強いリーダーシップとともに、「みんなで議論する」という両面を持たないとならない。(7月29日の)両院議員総会でも菅首相に批判的な意見があった。「誰も責任を取っていない」との発言もあった。そういったことも含めて、代表選では「現状では駄目だ」と思った人はどんどん出てもらい、みんなで選ぶしかない。そして選ばれた人を中心に挙党態勢を作るしかない。
--挙党態勢とは。
◆菅首相に近いとか遠いとか、小沢一郎前幹事長に遠いとか近いとか、鳩山由紀夫前首相に近いとか遠いとか、内部抗争みたいなことをいつまでもやっていれば、民主党も国民から見放される。党内にグループはあっていいが、いつまでも内部抗争のように言われている間は駄目だね。
つまり、小沢排除で党内分裂を招いたばかりでなく、マニフェスト実現からどんどん遠のく現状の菅政権を批判し、誰とは書いていないが、新しい強力なリーダーを求めているのだ。現状に不満をもち、一致団結して挙党体制を作れる新しいリーダーとは、言わずもがな小沢一郎しかいない。
先の読売の記事の中にはいくつかの誤りがある。まず、『小沢総理待望論』にも引用したが、ウィキペディアによると、小沢グループは、第45回衆議院議員総選挙直後は『朝日新聞』の調査で150人だったが、産経では120人となっている。又、2010年現在では、日経によると、120人と報じられている。
又、「鳩山氏や旧社会党系の輿石東参院議員会長は、挙党態勢構築を条件に首相続投支持を明言している。」というのも事実とは違うだろう。鳩山氏は、インタビューを受けた「その時点で」ということを強調しており、3Kの記者に「最終的には首相続投支持は白紙になるのか」と問われると、「それは想像におまかせします。」とお茶をにごらせている。又、輿石東参院議員会長は、上の毎日のインタビューでの回答から、菅総理を支持しないばかりか、新しいリーダーを求めていることを証明している。
読売は、このように真実の情報のように見せかけて偽情報を発信するので、内容はよくよく吟味する必要がある。
又、NHKニュースによると、小沢氏の意見として、党内外に「『総理大臣が毎年のように代わるのは好ましくない』として菅総理大臣の再選を支持する意見も強いことから、今後の党内外の情勢も見極め慎重に判断する」と書かれているが、毎年のように代わることよりも無能な人間があと3年も総理として君臨することの方が国益を損なう可能性がずっと大きい。菅総理の再選を支持する意見が強いというのは、捏造調査の結果のことか?(笑)
軽井沢で骨休めをしたばかりの菅直人首相だが、小沢一郎の代表選への出馬検討のニュースを聞いて、今頃は真っ青になってガクブルしているに違いない(笑)。 ((((;゚Д゚)))ガクブル ((((;゚Д゚)))ガクブル ((((;゚Д゚)))ガクブル ((((;゚Д゚)))ガクブル

2009.10.16 (Fri)
マスコミの民主党攻撃は官僚の指示か

写真:『Wadaフォトギャラリー』より
このところ、仕事とMixiのアプリで忙しかったんだけど、今日『きっこのブログ』を読んだら、きっこちゃんまでもが病気で体調をくずされていて、ブログを2日間更新していなかったにもかかわらず、Mixiのゲームで私を含んだマイミクの農場のお世話をしてくださっていたのを知ってびっくりした。
私はB型だからものすごくはまりやすい性格なんだけど、きっこちゃんはA型なのにはまりやすい性格だったんだね。これまでは、きっこちゃんは政権交代のために一生懸命政治に関することを書いてきて下さったんだけど、政権交代が実現して、ほっと一息ついて気が抜けた一瞬に体調をくずしちゃったのかもね。睡眠と栄養とビタミンをたっぷりと摂ってきっこちゃんが、一日も早く回復されるようにお祈りしています。
私の場合は、ゲームをやっていると、難しいことは何も考えなくて済むから、とっても楽で、その状況に脳が慣れてしまって、今度はブログを書くパワーが全てゲームに吸い取られてしまった感じ。たいしたことは書いていなくても、ブログを書くのって結構いろいろと考えて書かなくちゃならないから、気力も体力も必要なんだなってしみじみ思った。
おまけに最近は一日中外で働いているので、その日の疲れを次の日に引きずらないように、睡眠もある程度しっかりととらなくてはならなくて、ネットに費やす時間も少なくなってきたのもあるんだよね。なんとワイナリーのパソコンでは日本語が表示されないだけでなく、ブログの写真も表示されないから、ひまなときにブログできないし。でも、ワイナリーの方は冬はひまになるし、そうすれば家でブログをやる時間もできると思う。
普通ならめったにゲームなんかにははまらないんだけど、今回は珍しくはまってしまったんだけど、B型は熱し冷めやすいといわれている通り、そろそろあきてきたから、又いつもどおりブログを毎日更新できると思う。ただ、これまでネットに時間を費やしすぎてきたなと思うので、以前に比べて文章は短いものが多くなる可能性あり。
もっともこのところ、民主党の支持率が高いせいか、マスコミの民主党攻撃がますます激化しているようで、読むに耐えない記事が多いんだよね。恐らく、官僚が何らかの圧力を加えてくるのだろうと思うけど。特に『産経』はもちろんのこと、『ゴミ売り』や『時事通信』や『日テレNEWS24』とかいうのがひどいね。例えば、補正予算にしても、執行停止額がほぼ、3兆円に到達してるのに、何この記事のタイトル。
補正見直し2兆9259億、3兆円に届かず
(読売新聞 - 10月16日 09:58)
これが自民党だったら、ゴミ売りも毎日新聞のようなタイトルをつけただろうに。
補正予算:執行停止額を閣議決定 目標の3兆円ほぼ達成
(毎日新聞 - 10月16日 11:12)
とにかく、自公政権が続いていたら、3兆円もの血税が無駄になるところだったわけだから、民主党が一生懸命がんばって無駄を省いてくれていることは国民にとってはありがたいことだと思う。
これで又、今度は鳩山首相が赤字国債を増発しても実行することに世論の反対が強いと判断した場合は、公約を一部見送ることもあり得ると述べると、ブレてるとか文句言い始めるんだろうね。でも、民意を反映するために、国民が反対するなら、優先順位の低い公約を見送るのは当然のことだろう。
他にも、いまだに鳩山首相の献金問題を延々と追及しているし、鳩山、小沢体制にたった1ヶ月で溝が生じているとか、まだ政権が始動してから1ヶ月しかたっていないのに、とにかく自民党系マスコミは、官僚によって指示されているのか知らないけど、民主党叩きに余念がない。官僚とマスコミによる民主党イジメの構図が見えてくるようだ。
参考ブログ:
■植草一秀の『知られざる真実』 鳩山新政権の2010年度予算編成について
■『晴天とら日和』 1163の公益法人に9900人のOBが天下っていた。(ええ加減にせぇよ~!)
■『雑感』 おばか過ぎる
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2009.09.21 (Mon)
子供手当ては所得制限をつけるべき
特に夜遅くに記事を更新したときは、もう疲れきっていて、脳は半分眠り始めて、マブタも半分閉じているので、その記事を書いた後に読み直すこともできない。そんなときは翌朝起きてから読み直して誤字脱字を訂正するようにしている。本とは違って、ブログはいつでも訂正可能だし、最初にアップしたときに誤字脱字があってはならないという規則もないので、最終的に訂正すれば誤字脱字はOKだと思っている。
自分で気づかない誤字脱字も数多くあって、それをいつも指摘してくださるきっこちゃんには心より感謝している。上述のきっこちゃんのエントリーにきっこちゃんに誤字を指摘されて激怒した人がいたって書かれてあったけど、せっかく親切に誤字脱字を教えてもらったのに、その気持ちをわからずに怒り出すような人は社会に出てもうまくやっていけないだろう。間違いを指摘されて怒り出すなんて何様だと思っているのか。
確かに、いきなり誤字を指摘されてムッとする気持ちはわからなくはないけど、指摘して下さったのは、ブログにケチをつけるつもりではなくて、ブログの信頼性を高めるためだということを理解できないといけない。私だったら、そのブログに何の愛着もなく、どうでもいいと思ったら、わざわざ時間を割いて、間違いを指摘することはしない。だから、私の場合は、どんなに小さな間違いでも指摘してくださった方には、心から感謝している。時間のあるときはお礼を述べるし、ないときは心の中で「ありがとう。」とつぶやく。
本になると、出版される前に編集者が全てチェックしているから誤字脱字はほとんどないけれども、プロの作家だって誰もチェックしなかったら、誤字脱字は必ずある。何度もチェックして出版されてから誤字脱字が見つかる場合もある。だから、私たちのような毎日ブログを書いている普通のブロガーが誤字脱字をするのは当然だと言えよう。きっこちゃんのように長文を書く人や、海外在住で日常、漢字を使わない人には特に多く見られるので、大目に見て欲しい。

今日は前置きがプチ長くなってしまったけど、先日、消費者・少子化担当相になられた瑞穂タンが「民主党の子供手当てに所得制限をつけるべき」と発言したことから、所得制限をつけるべきか否かが議論されているので、そのことに関して私の意見を述べたい。
私のブログの読者の方ならすでに「子供手当ての問題点」というエントリーを読まれているのでお分かりの通り、私は子供手当てには絶対に所得制限をつけるべきだと思う。そもそも手当ての目的は、自民党・小泉政権によって格差が広がってしまったのを是正するためであると理解しているが、もし、所得制限をつけずに、全ての中学生までの子供のいる家庭に子供手当てを支給した場合、「格差是正」という子供手当ての本来の目的は意味のないものとなってしまう。
例えば、年収5000万円で中学生までの子供のいる家庭に子供手当てが支給されたら、年収500万円で中学生以上の子供のいる家庭や子供のいない家庭との格差はますます広がってしまう。子供のいる家庭が全て低所得とは限らないので、子供手当ては1000万円以下とか2000万円以下とか所得制限をつけないと、おかしなことになってしまう。上述のエントリーで述べたとおり、カナダでは所得制限がつけられているし、もし、制限をつけなかったら、必要のないところに、血税が流れることになり、莫大な税金の無駄遣いとなるだろう。
つまり、民主党マニフェスト(テキスト版)の「税金のムダづかいを徹底的になくし、国民生活の立て直しに使う。それが、民主党の政権交代です。」とうたっている公約違反となる。
藤井裕久財務相は「政治に対する信頼は、マニフェスト(政権公約)に書いたものを断固守るということだ。民主党のマニフェストには断固所得制限なしでやると書いてある」と述べているが、民主党のマニフェストをチェックしたところ、どこにも所得制限なしでやるとは書いていないのだが・・・・。
たとえ、民主党のマニフェストのテキスト版に書いてあったとしても、社民、国民新との連立政権となったのだから、瑞穂タンや亀井静香センセの意見に耳を傾けながら、マニフェストを調整するべきであろう。
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2009.09.09 (Wed)
民主党新政権の行方

民主党御三家の似顔絵は、『壱花花WebSite』より
『市民のML』
「ピープルズ・プラン研究所」とは、20世紀の世界がゆきついた「持続不可能」な状況へのオルタナテイブを探求する開かれたグループで、1年半の準備期間を経て、1998年6月に設立されたそうだ。
地球規模の環境破壊、資本主義による国内外の貧富の拡大、国際政治経済軍事権力の集中、被差別集団の権利拡大に対する反動、政治的無力感の蔓延など、個人の努力だけでは変えることのできない現在の社会の圧力に絶望しない力をつけよう―ピープルズ・プラン研究所はそこから出発します。世界各地ですでに始まっているオルタナティブな社会システムをつくりだす闘いと相互に作用し合い、社会変革をめざす20世紀の運動をふりかえり、既存のカテゴリーを問い直し、新しい理論と思想を生み出すための知的作業、研究・普及・ネットワーク活動を、研究者と運動者の協力で進めます。
とても参考になったので、さっそくブログで紹介させていただきたい。莫大な情報量なので、興味のあるトピックだけお読みいただけたらと思う。
【重複ご容赦、転送・転載歓迎】
ピープルズ・プラン研究所の山口です。
以下の記事をウェブサイトに掲載しましたので、ご覧ください。
『季刊ピープルズ・プラン』編集長の白川真澄が、民主圧勝の結果を生んだ日本
社会の空気を読み解くと同時に、民主新政権を「日米安保」、「雇用・社会保
障」、「右翼ナショナリズム」の3点から厳しく分析します。
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「総選挙・政権交代と新政権の行方」
白川真澄
2009年9月6日
http://www.peoples-plan.org/jp/modules/article/index.php?content_id=29
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◆「民主党マニフェストを採点する」シリーズ
【1】外交・安全保障/憲法(山口響)
http://www.peoples-plan.org/jp/modules/article/index.php?content_id=18
【2】刑事政策/治安対策(山口響)
http://www.peoples-plan.org/jp/modules/article/index.php?content_id=19
【3】子ども・男女共同参画(漢人明子)
http://www.peoples-plan.org/jp/modules/article/index.php?content_id=20
【4】障害者政策(つるたまさひで)
http://www.peoples-plan.org/jp/modules/article/index.php?content_id=21
【5】雇用・社会保障(白川真澄)
http://www.peoples-plan.org/jp/modules/article/index.php?content_id=23
【6】税制(白川真澄)
http://www.peoples-plan.org/jp/modules/article/index.php?content_id=24
【7】分権改革(稲村和美)
http://www.peoples-plan.org/jp/modules/article/index.php?content_id=25
【8】教育政策(大内裕和)
http://www.peoples-plan.org/jp/modules/article/index.php?content_id=26
【9】農業政策(大野和興)
http://www.peoples-plan.org/jp/modules/article/index.php?content_id=28
※上記シリーズにいくつかの選挙分析論文を追加して、手刷りの冊子にする予定
です。発行の際にはあらためてご案内します。
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2009.08.13 (Thu)
衆院解散後、最初で最後(?)の鳩山vs麻生党首討論
それにしても、これまで次々と首相が途中で責任を放棄し、責任力とはほど遠い自民党だが、今回の討論会で麻生は「民主党とのいちばんの違いは責任力だ」と恥ずかしげもなくよく言えたな。さらに、自分たちだって給付金などでバラマキしたくせに、民主党に向かって子ども手当などは財源のないバラマキなどと揶揄するところはさすが官僚が準備した原稿をただ棒読みするだけの麻生ならではのKY発言と言えよう。
衆議院選挙が来週18日に公示されるのを前に、麻生総理大臣と民 主党の鳩山代表が党首討論で直接対決しました。麻生総理大臣が「 民主党とのいちばんの違いは責任力だ」と訴えたのに対し、鳩山代 表は「官僚任せの政治を打破するためには政権交代が必要だ」と強 調しました。2009.8.12
麻生内閣総理大臣と鳩山民主党代表の党首討論 (あらたにす 動画)でも党首討論の一部始終が見られる。
関連記事:とらちゃんが注目選挙区レポートとして、石川2区の森喜朗vs田中美絵子や東京12区の太田昭宏vs青木愛などの情勢を交えて党首討論の情報を集めてくれている。
『晴天とら日和』自民党のオオモノ連中、民主党の姫刺客に惨敗必至!(<自民・民主党首討論>全編動画オンデマンド配信中)
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2009.07.28 (Tue)
民主党がマニフェストを発表 (自エンドまであと34日)

夕食後の散歩道で
「自エンド」TBPにTBされた多くのブロガーの方たちが、すでに麻生の失言については書かれていたので、詳しくは触れないが、植草さんも「高齢者の尊厳と人権を踏みにじる麻生首相発言」というエントリーに書かれていた通り、こういった言葉の端々にその人の心の中が表れるものだと思う。麻生の場合は、高齢者に対する侮蔑の失言はこれが初めてじゃないし、麻生の中では、国民はただ利用するためだけのものという考えがあるのは明らかだ。高齢者いじめ制度と言われている「後期高齢者医療制度」を考え出したのも自民党だし、そんな麻生を総裁として選んだ自民党を代表する意見と思われてもしょうがないだろう。
民主党の鳩山代表が27日の夕方に記者会見をして、マニフェストを発表した。まさに自民党による国民イジメ、日本土建化計画、官僚天国などのこれまでの悪政と真っ向から対立したマニフェストで国民の生活向上に目が向けられたすばらしいものだった。
内容は、1.無駄遣い、2.子育て・教育、3.年金・医療、4.地域主権、5.雇用経済の5つを柱とした国民生活の向上を目指すための民主党の政策。
具体的な内容は美爾依流(大雑把)に言えば、下記の通り。
1.税金の無駄遣いをなくすために、予算を組み替え、これまで自民党が見てみぬふりをしてきた官僚による税金の無駄遣いや天下りの根絶を目指す。
2.子育て・教育に関しては、中学卒業まで1人31万2000円の子供手当てを支給すると同時に、公立高校の無償化、大学への奨学金拡充で、親の収入の格差によって生じる子供の教育の格差を縮める。
3.年金では、消えた年金問題に2年間徹底的に取り組み、年金制度の一元化、最低保証年金月額7万円を実現させる。医療では、医師数を増やすために、医学部学生の数を今の1.5倍に増やし、後期高齢者医療制度を廃止する。介護人材を増やすために、ヘルパーなどの月給を4万円増加させる。
4.地域主権では、中央集権から地域主権の政治に切り替える。農業を再生し、食料自給率を高めるために、「個別所得保障制度」を創設する。暫定税率を廃止し、高速道路を無料化し、地域と経済を活気づける。
5.雇用・経済対策では、中小企業の法人税を18%から11%に下げて支援し、全国の最低賃金平均1000円を目指す。「求職者支援制度」を創設し、職業訓練を受ける失業者に月額最大10万円を支給する。製造現場への派遣や企業献金を禁止する。温暖化対策税の導入を検討する。
より詳しく内容を知りたい方は、民主党マニフェストをご覧いただきたい。こちらには、民主党政権が政策を実行する手順から、それぞれの政策の具体的内容が見やすくまとめられており、さらにわかりやすいように資料が表やグラフなどで補足されている。
これまでの政治があまりにもひどかったので、これでも「バラ色のマニフェスト」と与党は呼ぶが、欧米では、これが普通である。これまでの自民党の政策は諸外国のいいところを全く参考にしようとせずに、ひたすら国民の税金を「悪徳ペンタゴン」に流してきた。民主党の政策はその流れを国民に向けただけの話だ。
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