2007.10.17 (Wed)
ピノ・ノアール試飲会 Pinot Noir Party
昨日のワインのテーマはピノ・ノアール(Pinot Noir)。

ピノ・ノアールは特にマッシュルーム料理とよく合うのでマッシュルームを使った料理を持ってきた人が多かったんだけどどれもとてもおいしかった。その中で特においしかった「ハム詰めマッシュルーム」のレシピを同僚のクリスティンからいただいたので、後ほどご紹介しよう。

カリフォルニア産、フランス産、カナダ産、ニュージーランド産、オーストリア産の5種類のピノ・ノアールを飲んだ中で、私が一番おいしいなと思ったのが一番最初に飲んだフランシス・コッポラ2006年ピノ・ノアール、シルバーラベル Francis Coppola 2006 Pinot Noir Silver Label。調べてみたら、日本でもこのワインを取り扱っているところがあって、ネットでも買えるみたいだけど、値段が米国で買うのと比べると倍くらいしちゃう。それでも3650円で買えるのでまあまあか。

このワインはその名前から想像した人も多いと思うけど、『ゴッド・ファザー』の監督で知られるフランシス・コッポラ氏が経営しているカリフォルニアはナパ・バリーのワイナリーで作られたワインで、ダイヤモンド・コレクションの中の一つ。

色は透明感のある真っ赤なルビーで、プラムや花や甘いスパイスの香りがする。飲んでみると最初はブラック・チェリー、ダーク・カラント、イチゴの豊かな味がして、最後はサンダル・ウッドの香りで終わる。とてもマイルドだけれど濃厚な口当たりのするピノ・ノアールだった。これまではピノ・ノアールのイメージを180度変えてくれたコッポラダイアモンドコレクションのピノ・ノアールの味は決して忘れられないだろう。

ワインが好きな人には是非オススメの映画「サイド・ウェイ」でも、ピノ・ノアールには好き嫌いがあると言っているけど、やはり、良いワインとの出会いはその品種への固定観念を崩してくれるのかもしれない。

それではクリスティン(上の写真一番左)が教えてくれたマッシュルームのレシピをここに紹介しよう。
材料:
マッシュルーム 16個
削ったチェダーチーズ 1/2カップ
細かく切ったハム 1/2カップ
パン粉 1/4カップ
細かく切ったシャロット 1tbsp(テーブルスプーン)
ディジョン・マスタード 1tbsp
マヨネーズ 1tbsp
よく水切りしたホースラディッシュ 1tsp(ティースプーン)
1.マッシュルームをぬれた布でよく拭いて、茎をはずす。
2.軽くバターを塗ったベーキングシートにマッシュルームを丸みのある方を下にして並べる。
3.ボールにチーズ、ハム、パン粉、シャロット、マスタード、マヨネーズ、ホースラディッシュを入れて混ぜる。
4.マッシュルームに混ぜたものを詰める。
5.375Fのオーブンで8分間焼く。チーズが溶けて、マッシュルームに熱が通ったら出来上がり。

最後にノバスコシア産のマスカットで作られたアイスワインを飲んで終わった。もちろん、このスタッフの中にはなりたての公認ソムリエも約2名ほどいるので、とても詳しいワインのお話が聞けてためになった。月に一度でもこういった試飲会をすると、いろいろなワインが味わえてなかなか面白いと思う。
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