2007.12.09 (Sun)
チャプター27 (Chapter27)
Wikipedia 『Chapter27』
1980年の12月、ジョン・レノンを殺す目的でマーク・チャップマンという男がニューヨークの地に降り立った。レノンの熱狂的なファンであったチャップマンが有名になりたいがためにレノンを殺すまでの3日間の精神的な葛藤を描いたカナダの映画、『チャプター27』が東京で12月15日に公開される。アメリカでは来年の3月に初公開ということなので、洋画なのに日本での公開が先行するという非常に珍しいケースになるが、これは、アメリカでこの映画がボイコットされているかららしい。
理由は、この映画はただ有名になりたいというだけで、レノンを銃撃したチャップマンの願望をかなえかねないという意見があるからだ。こういう映画を作ると同じような目的を持った馬鹿者が後をたたないだろう。現に、つい最近も、米国のオマハでクリスマス・ショッピングを楽しんでいた8名の買い物客が、犯人の「有名になりたかったから」という身勝手な理由で殺されている。
『チャプター27』という映画のタイトルは、サリンジャーの『ライ麦畑でつかまえて』の続きというところからきている。というのも、チャップマンはその本の主人公であるホールデン・コールフィールドを人生のモデルとしており、レノンを銃撃した際にも、チャプター26で終わる『ライ麦畑でつかまえて』を抱えていたからだ。
Chapter 27 - Movie Trailer
チャップマン役はジャレッド・レト(36)で、主な共演者はリンジー・ローハン(21)。

若い頃のジャレッド・レト
ジャレッド・レトは元はと言えば、とても痩せていて太りにくい体質だったんだけど、チャップマンの役作りのために、ハーゲンダッツのアイスクリームを電子レンジでとかして飲みまくったり、マクドナルドなどのファストフードを食べ続けて、30キロも増量したとのこと。映画撮影中にも体重維持のためにミルクシェーキをかかさなかったそうだ。あまりにも急激に体重を増やしたおかげで、足に負担がかかり、最終的には車椅子の生活を強いられたというつらいエピソードも。

一方、共演者のリンジー・ローハンは薬物中毒のため、今年になって数多くの問題を起こしている女優で、ブリトニー・スピアーズが通っていたアルコール中毒患者のためのリハビリセンターで治療を受けたり、コカインを吸っている画像をネットに流されたり、飲酒運転で逮捕されたり、その他もろもろ。
恋愛に関しても、自由奔放で、共演者のジャレッド・レトと付き合っていたかと思ったら、『チャプター27』の撮影で知り合ったジョン・レノンの息子、ショーン・レノンと付き合ったり、恋の噂は絶えない。
「この尻軽女が神聖なるジョン・レノンの映画を台無しにしている」という批判もあって、この映画の評価は今ひとつといったところ。う~ん、実は私もまだ見ていないので、なんとも言えないんだけどね。でも、ぜひ見てみたい映画の一つ。
映画タイトル:Chapter27 (2007)
ジャンル: 犯罪 / ドラマ
IMDB 投票結果: 5.7/10 (投票数:940)
監督: J.P. Schaefer
キャスト: Jared Leto, Matthew Humphreys, Judah Friedlander, Lindsay Lohan, Brian O’Neill
リンク: IMDB, Wikipedia, 日本語Trailer





最後にジョン・レノンの命日である12月8日に
彼が訴えていた世界平和を実現させるために
この動画を紹介させていただきたい。
John Lennon - "Happy Xmas"
罪もない人を殺す戦争がこの世から一日も早くなくなることを祈って。
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1980年の12月、ジョン・レノンを殺す目的でマーク・チャップマンという男がニューヨークの地に降り立った。レノンの熱狂的なファンであったチャップマンが有名になりたいがためにレノンを殺すまでの3日間の精神的な葛藤を描いたカナダの映画、『チャプター27』が東京で12月15日に公開される。アメリカでは来年の3月に初公開ということなので、洋画なのに日本での公開が先行するという非常に珍しいケースになるが、これは、アメリカでこの映画がボイコットされているかららしい。
理由は、この映画はただ有名になりたいというだけで、レノンを銃撃したチャップマンの願望をかなえかねないという意見があるからだ。こういう映画を作ると同じような目的を持った馬鹿者が後をたたないだろう。現に、つい最近も、米国のオマハでクリスマス・ショッピングを楽しんでいた8名の買い物客が、犯人の「有名になりたかったから」という身勝手な理由で殺されている。
『チャプター27』という映画のタイトルは、サリンジャーの『ライ麦畑でつかまえて』の続きというところからきている。というのも、チャップマンはその本の主人公であるホールデン・コールフィールドを人生のモデルとしており、レノンを銃撃した際にも、チャプター26で終わる『ライ麦畑でつかまえて』を抱えていたからだ。
Chapter 27 - Movie Trailer
チャップマン役はジャレッド・レト(36)で、主な共演者はリンジー・ローハン(21)。

若い頃のジャレッド・レト
ジャレッド・レトは元はと言えば、とても痩せていて太りにくい体質だったんだけど、チャップマンの役作りのために、ハーゲンダッツのアイスクリームを電子レンジでとかして飲みまくったり、マクドナルドなどのファストフードを食べ続けて、30キロも増量したとのこと。映画撮影中にも体重維持のためにミルクシェーキをかかさなかったそうだ。あまりにも急激に体重を増やしたおかげで、足に負担がかかり、最終的には車椅子の生活を強いられたというつらいエピソードも。

一方、共演者のリンジー・ローハンは薬物中毒のため、今年になって数多くの問題を起こしている女優で、ブリトニー・スピアーズが通っていたアルコール中毒患者のためのリハビリセンターで治療を受けたり、コカインを吸っている画像をネットに流されたり、飲酒運転で逮捕されたり、その他もろもろ。
恋愛に関しても、自由奔放で、共演者のジャレッド・レトと付き合っていたかと思ったら、『チャプター27』の撮影で知り合ったジョン・レノンの息子、ショーン・レノンと付き合ったり、恋の噂は絶えない。
「この尻軽女が神聖なるジョン・レノンの映画を台無しにしている」という批判もあって、この映画の評価は今ひとつといったところ。う~ん、実は私もまだ見ていないので、なんとも言えないんだけどね。でも、ぜひ見てみたい映画の一つ。
映画タイトル:Chapter27 (2007)
ジャンル: 犯罪 / ドラマ
IMDB 投票結果: 5.7/10 (投票数:940)
監督: J.P. Schaefer
キャスト: Jared Leto, Matthew Humphreys, Judah Friedlander, Lindsay Lohan, Brian O’Neill
リンク: IMDB, Wikipedia, 日本語Trailer





最後にジョン・レノンの命日である12月8日に
彼が訴えていた世界平和を実現させるために
この動画を紹介させていただきたい。
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2006.12.08 (Fri)
教育基本法改悪で「ゆぅとぉり教育」を復活させようとしている安倍内閣
おかげさまで、昨日の教育基本法のアンケートには、たくさんの方に投票していただいたようで、かなりいい結果がでている。このせいかどうかわからないが、本会議での採決も先送りになったようだ。この調子であきらめず、教育基本法の改悪には反対し続けよう!
ところで、みなさまは、今日12月8日が何の日かご存知だろうか。
ジョン・レノンの命日と答えた人は多いけれども、真珠湾攻撃の日と答えた人は少ないのではないか。
1941年12月8日(日本時間)、つまり、65年前の今日、日本軍が真珠湾(正確には真珠港)を攻撃した日である。この攻撃が太平洋戦争を勃発し、日本が第二次世界大戦に突入するきっかけとなってしまったのだ。YouTubeでこの時の様子が見られるので、紹介しよう(日本語)。
そして、『パールハーバー』(2001)という映画のワン・シーンから壮絶な攻撃シーン。
映像を見ればわかるが、この時、国民は軍のいうことには、絶対服従しなくてはならない教育、『反戦の家づくり』で紹介されていた言葉を借りて言えば、「ゆとり教育」じゃなくて「ゆぅとぉり教育」を受けていた。だから、国のために死ねと言われたら、その通りに死ななくてはならなかったのである。
その後、65年たってせっかく国民が言いたいことが言える時代になったのに、それを安倍内閣は戦時中の軍国主義教育に戻そうとしている。それこそ「ゆとり教育」じゃなくて「ゆぅとぉり教育」に逆戻りさせようとしているのだ。
ブロガーのなかにも、戦時中に育った親から「ゆぅとぉり教育」が伝播されてしまったのか、いまだに政府を批判することを政府に歯向かうことだと勘違いしている人がたくさんいることに驚かされているのだが、そういった考えを持つ人達は、思考力を持たない人か、学歴や知性の低い人達が多い。
又、世の中には面白いことに、学歴が高くても自分の利益のために、政府の「ゆぅとぉり」に従う『きまぐれな日々』の 「御用学者にだまされるな」という記事に出てくるような御用学者という人たちもいる。彼らは、正しくないと知りながら、自分の利益のために政府に都合のいい意見を言って国民を惑わしている。国民はこういった御用学者に騙されることがないように、メディア・リテラシーを身ににつけなくてはならない。kojitakenさんのコメント欄で読んだ情報によれば、有名大学教授でも最近は特に慶応大学教授らの御用学者発言が目立っているそうだ。
あまり知られてないことだが、慶応大学は創価学会と強い結びつきがある。ちなみに創価学会名誉会長の池田大作の息子は3人とも慶応大学を出ている。慶大には池田から莫大な寄付金が流れているに違いない。(もしかしたら、これはあくまで私の想像だが、慶大生の50%以上が創価学会員だったりするかもしれない。汗)こうしてみると、何故、慶大の教授が御用学者に成り下がっているのかも容易に察しがつくだろう。その他の公明党-創価ネタは、『創価学会ウォッチ』が詳しい。
話を真珠湾攻撃に戻して、戦争について言えば、体験者のメッセージを読んだり、聞いたりすることの大切さを最近実感している。『花・髪切と思考の浮游空間』では、戦争体験者で護憲派のメッセージを紹介しているのだが、それがまた実体験者の言葉として、とても心に響くのだ。興味のある方には、是非、お読みいただきたい。
「ピーコ、日本国憲法を大いに語る」
「澤地久枝または「満を持す」ということ」
あのピーコがこんなまじめで心に感動をもたらす文を書くとは、びっくりだが、話にピーコがでたついでに、最後に、tnさんからコメントをいただいたこともあり、ゲイ・メリッジ(同性婚)について書こうと思う。
tnさんが教えてくださったインターナショナル・ヘラルド・トリビューンの記事には、今のところ世界で同性婚が認められているのは、カナダのほかにベルギーとオランダとスペインと南アフリカとアメリカの州の中では唯一、マサチューセッツ州だけだということだ。tnさんによれば、同性「準」婚に関しては、エルトン・ジョンがカナダ人と同性婚したことで有名なイギリス、仏独などEUの大多数の国や、アメリカでもヴァーモントやコネチカットでOKだそうだ。
でも、保守派のハーパー首相は、カナダで同性婚が認められることに反対で、同性婚を廃止することを総選挙のときにも公約として掲げていたのだ。ところが、今日それが否決されてしまった。
tnさんからは、下記のコメントをいただいた。
これは、つい2日くらい前のリベラル・パーティーのリーダーにStephane Dionが就任したニュースの後、今日テレビで大きく報道されていたんだけど、ハーパー政権の閣僚が、「残念な結果に終わったが、カナダは民主主義国家だから、国民の意向は尊重しなくてはならない」と言っていたのが印象的だった。
一方、民主主義であるにもかかわらず、国民の意志を全く無視した政治を行っているのが安倍内閣なんだけど、教育基本法のアンケートを見ると、ネットでは、かなりの人が反対しているということがわかる。これは、リアルでの意見と大きな差はないんじゃないかというのが私の見解なんだけど、どうかな?自民党の中には、ヒューマン・チェーンをやらせだと言ってる議員もいるようだけど、タウンミーティングに代表されるように、なんでもやらせの政党にいると、これだけみんなが寒い中、なんの報酬も期待せずにがんばっているのが信じられないんだろうね。かわいそうな奴だ。
これだけ多くの国民の声を無視して、教育基本法が改悪されてしまったら、「国民との対話を大切にしたい」と掲げた安倍内閣は「あべこべ独裁政権」の烙印を押され、国民の信頼を失うだろう。

追記:(12/8)tnさんから下記のコメントをいただいたので、文を一部訂正した。
英国はmarriageではなく、civil partnershipと呼ばれる「準」婚制度です。この程度のものであれば、仏独などEUの大多数の国や、アメリカでもヴァーモントやコネチカットのcivil unionはこれにあたります。
関連記事:
保守党、同性愛結婚見直し動議提出?-?2006年12月08日?-?カナダローカルニュース
注:このところ、TBの不調が続いている件について。
1.『花・髪切と思考の浮游空間』のブログを初め、ヤメ蚊記者や保坂議員のブログなど、数日前からgooブログにはなぜかTBできないようになってしまいました。TBいただいても返せないのということを、ご了承下さい。できれば、gooブログにこのことを伝えて、原因を追求し、解決していただけたらと思います。
2.アメブロは、TBはできるのですが、コメントが書けるブログと書けないブログがあるようなので、その違いはどこから来るのかご存知の方がいらっしゃったら、教えてください。『Like a rolling bean』にメッセージを残そうと思ったら、登録しないと残せなくなっていました。

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ジョン・レノンの命日と答えた人は多いけれども、真珠湾攻撃の日と答えた人は少ないのではないか。
1941年12月8日(日本時間)、つまり、65年前の今日、日本軍が真珠湾(正確には真珠港)を攻撃した日である。この攻撃が太平洋戦争を勃発し、日本が第二次世界大戦に突入するきっかけとなってしまったのだ。YouTubeでこの時の様子が見られるので、紹介しよう(日本語)。
そして、『パールハーバー』(2001)という映画のワン・シーンから壮絶な攻撃シーン。
映像を見ればわかるが、この時、国民は軍のいうことには、絶対服従しなくてはならない教育、『反戦の家づくり』で紹介されていた言葉を借りて言えば、「ゆとり教育」じゃなくて「ゆぅとぉり教育」を受けていた。だから、国のために死ねと言われたら、その通りに死ななくてはならなかったのである。
その後、65年たってせっかく国民が言いたいことが言える時代になったのに、それを安倍内閣は戦時中の軍国主義教育に戻そうとしている。それこそ「ゆとり教育」じゃなくて「ゆぅとぉり教育」に逆戻りさせようとしているのだ。
ブロガーのなかにも、戦時中に育った親から「ゆぅとぉり教育」が伝播されてしまったのか、いまだに政府を批判することを政府に歯向かうことだと勘違いしている人がたくさんいることに驚かされているのだが、そういった考えを持つ人達は、思考力を持たない人か、学歴や知性の低い人達が多い。
又、世の中には面白いことに、学歴が高くても自分の利益のために、政府の「ゆぅとぉり」に従う『きまぐれな日々』の 「御用学者にだまされるな」という記事に出てくるような御用学者という人たちもいる。彼らは、正しくないと知りながら、自分の利益のために政府に都合のいい意見を言って国民を惑わしている。国民はこういった御用学者に騙されることがないように、メディア・リテラシーを身ににつけなくてはならない。kojitakenさんのコメント欄で読んだ情報によれば、有名大学教授でも最近は特に慶応大学教授らの御用学者発言が目立っているそうだ。
あまり知られてないことだが、慶応大学は創価学会と強い結びつきがある。ちなみに創価学会名誉会長の池田大作の息子は3人とも慶応大学を出ている。慶大には池田から莫大な寄付金が流れているに違いない。(もしかしたら、これはあくまで私の想像だが、慶大生の50%以上が創価学会員だったりするかもしれない。汗)こうしてみると、何故、慶大の教授が御用学者に成り下がっているのかも容易に察しがつくだろう。その他の公明党-創価ネタは、『創価学会ウォッチ』が詳しい。
話を真珠湾攻撃に戻して、戦争について言えば、体験者のメッセージを読んだり、聞いたりすることの大切さを最近実感している。『花・髪切と思考の浮游空間』では、戦争体験者で護憲派のメッセージを紹介しているのだが、それがまた実体験者の言葉として、とても心に響くのだ。興味のある方には、是非、お読みいただきたい。
「ピーコ、日本国憲法を大いに語る」
「澤地久枝または「満を持す」ということ」
あのピーコがこんなまじめで心に感動をもたらす文を書くとは、びっくりだが、話にピーコがでたついでに、最後に、tnさんからコメントをいただいたこともあり、ゲイ・メリッジ(同性婚)について書こうと思う。
tnさんが教えてくださったインターナショナル・ヘラルド・トリビューンの記事には、今のところ世界で同性婚が認められているのは、カナダのほかにベルギーとオランダとスペインと南アフリカとアメリカの州の中では唯一、マサチューセッツ州だけだということだ。tnさんによれば、同性「準」婚に関しては、エルトン・ジョンがカナダ人と同性婚したことで有名なイギリス、仏独などEUの大多数の国や、アメリカでもヴァーモントやコネチカットでOKだそうだ。
でも、保守派のハーパー首相は、カナダで同性婚が認められることに反対で、同性婚を廃止することを総選挙のときにも公約として掲げていたのだ。ところが、今日それが否決されてしまった。
tnさんからは、下記のコメントをいただいた。
カナダの国会(下院)は、同性婚廃止に向けた首相の動議を、圧倒的多数で否決したそうです。とりあえずよかったです。もし通っていたら、日本への影響も計り知れません。支援者のご機嫌取りのためにマイノリティいじめ、「保守」政治家のやり口はどこの国でも同じようです。
これは、つい2日くらい前のリベラル・パーティーのリーダーにStephane Dionが就任したニュースの後、今日テレビで大きく報道されていたんだけど、ハーパー政権の閣僚が、「残念な結果に終わったが、カナダは民主主義国家だから、国民の意向は尊重しなくてはならない」と言っていたのが印象的だった。
一方、民主主義であるにもかかわらず、国民の意志を全く無視した政治を行っているのが安倍内閣なんだけど、教育基本法のアンケートを見ると、ネットでは、かなりの人が反対しているということがわかる。これは、リアルでの意見と大きな差はないんじゃないかというのが私の見解なんだけど、どうかな?自民党の中には、ヒューマン・チェーンをやらせだと言ってる議員もいるようだけど、タウンミーティングに代表されるように、なんでもやらせの政党にいると、これだけみんなが寒い中、なんの報酬も期待せずにがんばっているのが信じられないんだろうね。かわいそうな奴だ。
これだけ多くの国民の声を無視して、教育基本法が改悪されてしまったら、「国民との対話を大切にしたい」と掲げた安倍内閣は「あべこべ独裁政権」の烙印を押され、国民の信頼を失うだろう。

追記:(12/8)tnさんから下記のコメントをいただいたので、文を一部訂正した。
英国はmarriageではなく、civil partnershipと呼ばれる「準」婚制度です。この程度のものであれば、仏独などEUの大多数の国や、アメリカでもヴァーモントやコネチカットのcivil unionはこれにあたります。
関連記事:
保守党、同性愛結婚見直し動議提出?-?2006年12月08日?-?カナダローカルニュース
注:このところ、TBの不調が続いている件について。
1.『花・髪切と思考の浮游空間』のブログを初め、ヤメ蚊記者や保坂議員のブログなど、数日前からgooブログにはなぜかTBできないようになってしまいました。TBいただいても返せないのということを、ご了承下さい。できれば、gooブログにこのことを伝えて、原因を追求し、解決していただけたらと思います。
2.アメブロは、TBはできるのですが、コメントが書けるブログと書けないブログがあるようなので、その違いはどこから来るのかご存知の方がいらっしゃったら、教えてください。『Like a rolling bean』にメッセージを残そうと思ったら、登録しないと残せなくなっていました。

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