2011.11.10 (Thu)
福島第一原発事故を追究する人々
タイトル画像が消えてしまったり、YouTubeやFacebook,Twitterのアイコンが表示されなかったのは、vote2011さんがコメント欄に書いてくださったように、画像ファイルのURLの一部、「blog」という文字が自然消滅してしまったからだったようで、vote2011さんに言われたとおり直してみたら、見えるようになった。ただ、タイトル画像は、何度画像ファイルに「blog」という文字を入れても、保存するとなぜか消えてしまい、もう一度、画像を保存しなおさなければならなかった。
なので、もしかしたら、又消えてしまうかもしれない。なぜ、画像ファイルのURLの一部が自然消滅してしまって、何度直しても保存すると又消えてしまうのか、全くわからない。どなたか、おわかりの方がいらっしゃったら、ぜひ、教えてください。
そんなわけで、頻繁にコメント欄に貴重な情報を下さるvote2011さんのアドバイスのおかげで、ブログの表示の不具合が一時的にでも直ってよかった。vote2011さんには、心から感謝を述べたい。日本に帰ったら、お目にかかって直接お礼がしたいので、よかったら、連絡先を教えてくださいね♪
さてさて、昨日のブログでも原発事故の真相を追究する気骨あるジャーナリストの田中昭さんを紹介したが、今日も同じく真実を追究させたら、この人の右に出る人はいないだろうと思う上杉隆氏の『ニュースの深層』を紹介させていただきたい。ジャーナリストの今西憲之氏がゲスト出演している。
チベットのダライ・ラマ氏が原発推進派だったとは驚きだが、政府や東電が、史上稀にみる大惨事の福島第一原発事故を、いかになんでもなかったかのように見せようとしているということが再確認できた貴重な動画だ。
被曝者を増やさないためにも、日本政府や東電の言うことは全く信頼できないので、反原発派の学者やジャーナリスト、そして、私たち一人ひとりが、原発事故の真相を追究していかなくてはならない。
2011.11.04 (Fri)
園田康博政務官が飲んだのは、ただのミネラルウォーターだったのでは?
園田政務官が放射能汚染水を飲むことになったきっかけは、共同記者会見で記者からの質問に答えたことにある。10月7日に東京電力が福島第一原子力発電所5号機と6号機にたまっていた放射能汚染水を発電所内の山林へ散水しはじめたことが報じられると、10月13日の共同記者会見でジャーナリストの寺澤有氏から「東京電力は『(放射能汚染水は)口に入れても大丈夫』と答弁しているが、汚染水をコップに入れて飲むつもりはあるか」と聞かれた。
園田政務官は、一瞬、困惑の表情を見せたが、開き直ったような口調で、「パフォーマンスということではなくしっかり飲水させていただく」と答えたという。
予想外の答弁に質問した本人の寺澤氏は驚き、記者会見場からも「えっ!?」という声も漏れたそうだ。その日の寺澤氏のブログは、次のような言葉で締めくくられていた。
「今後、実際に園田政務官が放射能汚染水を飲むかどうかはわからない。しかし、そのぐらいの行動に出ない限り、政府の言うことが信用されなくなっている。」
これを受けて、園田政務官は、10月31日の共同記者会見で、敷地内に散布している5、6号機の建屋地下水を浄化し、沸騰消毒して、報道陣の前で処理水をコップに入れて一気に飲み干した。
日本の人はほとんどが、園田氏が本当の放射能汚染水を飲んだと思っている。武田邦彦氏も、「園田政務官が飲んだ水のセシウム137の濃度はおそらく0.1マイクログラム以下で、致死量には遠く及ばない。政務官は致死量から遠く離れた汚物を飲むことを知っているので飲んだ。実に狡猾だ。」とし、その行動を野蛮と批判しているが、私は、とても神経質そうな園田政務官が飲んだ水は、ただのミネラル・ウォーターだったと思う。
第一、日本国民は、こんな馬鹿げたパフォーマンスを信じるほど馬鹿ではない。福島第一原発の5号機や6号機にたまっている汚染水をその場で直接飲まない限り、あのコップの水が原発からの放射能汚染水だったことは証明できない。
一人のジャーナリストに煽られて、放射能汚染水を飲むまねをしただけだろう。実際に飲んだのは、ミネラル・ウォーターだったというオチがついているに違いない。
今回のパフォーマンスでは、園田政務官は、売られたけんかを買ったヤクザとおなじように単細胞であるということが世に知れ渡っただけだ。政務官ほどの人がこのような行動をとるとは、誰もが思わなかっただろう。
皮肉にも、ジャーナリストから、「水を飲むくらいの行動に出ない限り、政府の言うことが信用されなくなる」と言われて行ったことが、国民にとっては、政府をますます信用できなくしてしまったわけだ。
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2010.08.28 (Sat)
全く逆の結果を示す世論調査の怪
今日は、毎日系の『スポニチ』が、「菅首相より小沢新首相…サイト調査で圧倒8割」という記事を発表し、菅陣営を震え上がらせている(笑)。
スポニチが小沢氏の出馬表明をした26日の午後4時からアンケートを実施したところによると、マスコミ報道とは180度違った結果が出た。回答は、1676人からあった。
質問:「菅首相と小沢氏のどちらが民主党代表(首相)としてふさわしいと思うか?」
答え:小沢 80% 菅 20%
質問:「小沢氏が立候補を表明したことについてどう思うか?」
答え:「出馬した方が良い」82%
恐らく、官房機密費がスポニチまで行き渡らなかったのであろう。それとも、公明党効果か。それにしても、ここまであからさまな操作をした世論調査がこれまであったであろうか。まだ、10%や20%上乗せするなら、わかるが、小沢一郎への投票を菅への投票とし、菅への投票を小沢への投票と、回答をすりかえるとは恐れ入った。
大手新聞社やテレビの報道に官房機密費を使って国民を騙し、世論を誘導するつもりだろうが、今回の代表選は、有権者が投票するわけではないのに、世論誘導なんかしてどうするの?
ところで、日本の著名ジャーナリストたちは小沢出馬に関してどのように思っているのだろうか。
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2009.06.17 (Wed)
第2回党首討論で、鳩山代表が西川社長の続投問題に迫る
スクリプトは、毎日新聞の党首討論速報を元に話を進めたい。その他、ブログやメディアから、この問題を的確に批判しているものを参考にしながら、意見を述べたい。
まず、鳩山代表が、日本郵政西川社長の続投問題について追及した毎日の「速報1」より。
党首討論:【詳細速報その1】鳩山代表、日本郵政社長人事で「総理は判断できない、ぶれる、間違える」
◇鳩山由紀夫・民主党代表
私は国民の代表として、政府の代表である総理に対して、議論いたしたいと思います。その中で民主党と自民党の政策の違いを明らかにしたいと思います。
まず最初に、この話をすることを、民主党の同僚議員からは止められているのですが、国民の最大の関心事に触れないわけにはいきません。日本郵政の西川社長の続投問題であります。
この件に関して、国民の総理に対する支持率がたいへん悪化した原因を作った。なぜならば、判断できない、判断がぶれる、判断を間違える、この三つについて、一国の総理大臣の重要な判断が変わったと国民に思われている。そして私から見れば、間違った方の首を切ったのではないでしょうか。国民のみなさまにとって、これでは総理の器としていかがなものかと思われるのは当然ではないでしょうか。反論があればうかがいます。
前回の党首討論では、麻生が「国民の最大の関心事は西松建設献金問題だ」と現実とずれたことを言って、国民の嘲笑をかったが、今回、鳩山氏が、「国民の最大の関心事が、日本郵政の西川社長の続投問題である」と言ったのは、正しい。
これに対する麻生の答弁は、次の通り。
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2009.05.31 (Sun)
小沢スキャンダル報道で、日本のメディアは権力の言いなり(NYタイムズ全文和訳)
Memo From Tokyo
In Reporting a Scandal, the Media Are Accused of Just Listening
(小沢スキャンダル報道で、メディアは言いなり)
という記事で、日本のマスコミは権力の言いなりであることを厳しく批判している。日本のメディア、特に記者クラブ特権を持つ大手御用メディアの記者には、耳の痛い話だが、よく読んでおくように(笑)。なんと!この記事には、保坂展人議員の意見やブログも紹介されている。

『金融そして時々山』 ニューヨーク・タイムズ、検察に媚びる日本の新聞を切る (5月29日)が要点をうまくまとめて下さっているので、全文を読んでる時間のない方にはオススメ。
日本のことを日本のメディアからではなく、外国の新聞から学ばねばならないことは残念である。今日(5月29日)のニューヨーク・タイムズは「日本のメディアは検察庁が流す情報を丸投げ」という記事を書いていたがこれもその一つだ。
記事は西松建設からの政治献金問題で小沢前民主党代表の公設秘書が逮捕された件について、検察庁の政治的意図と検察ベッタリの大手メディアの報道を批判する。記者のFackler氏は保守論壇の中西輝政京大教授の意見から述べはじめる。曰く「マスメディアは国民にとって何が重要かということを告げることに失敗している。日本は政府を変えて、政治的マヒ状態から脱却するチャンスを失おうとしている。国民がそのことを知らないうちに」
実際のところ公設秘書逮捕以来落ちていた民主党の支持率は、鳩山代表選出後若干反発している。だが選挙見通しが混沌としていることに変わりはない。
記事によると日本のジャーナリストは小沢前代表に厳しく、全般的に検察寄りであることを認めているが「メディアは単に検察の発表を繰り返しているだけだ」という批判には怒りを示している。
(後略)
和訳全文は、続きを読むへ(↓)。
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2009.02.15 (Sun)
お知らせ: ガザ この現実 「たたかうジャーナリスト」志葉玲・緊急報告会
(共催企画のご案内) ガザ この現実 「たたかうジャーナリスト」志葉玲・緊急報告会
開催日時 2009年02月21日(2/20(金)@京都、21(土)@大阪&堺、22(日)@神戸)
開催場所 大阪府(2/20(金)@京都、21(土)@大阪&堺、22(日)@神戸)
ガザ この現実
「たたかうジャーナリスト」志葉玲・緊急報告会
2/20(金)@京都、21(土)@大阪&堺、22(日)@神戸
昨年末から22日間続いたイスラエルによるパレスチナ・ガザ地区への無差別攻撃では、 子ども400人以上も含む1300人以上が死亡し、 停戦に至った現在でも、国境封鎖は解かれておらず、 150万の人々は恐怖の日々を過ごし、水や食料、医薬品が不足しています。
国際人道法に反するガザ攻撃の被害について、 現地取材したフリージャーナリスト・志葉玲さんの緊急報告会を、近畿4都市で開催いたします。
どなたでも予約なしにご参加いただけます。
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2008.12.18 (Thu)
負のスパイラルに陥った自民党

昨日は日中とても暖かくて、雨が降っていたので、雪はほとんどとけたのに、夜から朝にかけて雪が降って、朝起きたら、これだもんな。ちっ。
いつできたのか知らないが、いつのまにか『The Journal』というプロフェッショナルなジャーナリストによる政治系のサイトができていた。
このサイトの主宰は、高野 孟(たかの はじめ)氏で、《THE JOURNAL》宣言によると、「「これがジャーナリズムだ!」という心意気で、インフォメーションの量の多さではなくインテリジェンスの質の高さを追求する、まったく新しいブログ・サイトを創設します。」という出だしで始まっている。
なんでも、「プロフェッショナルなジャーナリストをはじめ各分野の知の達人たちが協働して1つの情報解放空間を共有し、「これでいいのか、日本!」と論じ合っていくクオリティ高いメディア」だそうで、『The Journal』を構成しているブロガーには、政治家やプロのジャーナリストなど著名人の名前が連なっている(中にはトンデモ・テレビ・ジャーナリストや聞いた事もない占い師なども含まれているが・・・・笑)。
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