2011.02.21 (Mon)
明日、民主党倫理委員会で処分をめぐって小沢氏が弁明
各国の大使館は治外法権、つまり、日本であっても、日本の三権が完全には及ばない特権を持っているため、米国大使館前でデモが禁じられているということなら、米国の属国である日本の警察が何としてもデモはさせたくなかったのだろう。米国大使館とその周辺は、日本であっても米国の法で統治されているのだ。警察もそのことを前もってデモをする人々に詳しく説明するべきだった。そうすれば、逮捕者がでることもなかっただろう。
米大使館付近で逮捕者2名発生
2011年 2月 20日 21:04
なんといっても、米国は、横断歩道以外を渡ったという理由で歩行者に罰金を課す州もある国だ。米国大使館の前でデモをしたら逮捕されるのは、当然だろう。しかし、警察も一旦は認めておいて、寸前になってダメだというのはおかしい。最初に話があったときに、米国大使館前でデモが禁じられていることや治外法権のことを知らなかったのだろうか。なんとも無知な警察である。
海形マサシさんの関連記事で、シー・シェパードに屈して今年は、日本が捕鯨を早めに切り上げたという記事もお勧めだ。鯨肉の横領をグリーンピースの職員に暴露され、その後、農水省の役人が横領した鯨肉を自分たちで大量に分けていたことを認め謝罪していたが、調査を口実に自分たちの利益のために税金で南極海まで行って、捕鯨していたことがばれたので、以前のように捕鯨を強行できなくなったのだろう。ウィキリークスにもあったが、鯨の捕獲数も限定され、より少なくなったのも早めに切り上げた理由だろうと思う。
捕鯨中止 シーシェパードに皮肉にも感謝
2011年 2月 19日 18:31
さてさて、小沢派の勇者16名の「会派離脱」表明に、びびった菅内閣は、思いっきり強がって、首相退陣を求める動きを牽制し、内閣総辞職、衆院解散も否定した。しかし、頼みの綱だった社民党も、2011年度関連法案の焦点となっている特例公債法案に反対することを今日正式に表明した。民主党内からも多数の反対者が出る可能性も高く、関連法案が成立する見込みは絶望的だ。そうなると、菅内閣は、否が応でも、総辞職または解散せざるを得ない状態になる。まあ、菅内閣が強がっていられるのは、せいぜい今のうちだけだろう。
いよいよ明日22日は、私の記憶が正しければ、民主倫理委によって小沢氏の聴取が行われる日である。実にタイミングよく『北海道365』という情報サイトが「小沢一郎元代表の処分は必要ですか?」というアンケート調査の結果を報告している。その結果はもちろん、「処分は必要ない」が7割超にのぼったそうだ。

写真:『北海道365』 2月22日の民主党倫理委員会で弁明へ
以下、アンケート調査の結果詳細をお伝えしたい。
Tags : 民主党 |
小沢一郎 |
民主倫理委 |
小沢聴取 |
沖縄 |
東村高江 |
ヘリパッド |
シー・シェパード |
捕鯨中止 |
2010.02.24 (Wed)
鯨肉「土産」の矛盾と調査捕鯨の不正隠ぺい
山道の狭い道だったので、一歩間違えたら崖の下に真っ逆さまに落ちていただろうけど、運よくその車は、かすり傷一つなく、手で合図しながら、すまなそうに目でわびながら、走り去っていった。こちらとしても、相手の車が故意にぶつかろうと思って向かってきたのではないことはわかっていたので、ぶつかりそうになった瞬間は怖い思いはしたけれども、しょうがないなという気持ちで許せた。
私の場合とは違って、一方が故意にぶつかってきたせいだろうと思うけど、このところ、どっちがぶつかってきたといってしょっちゅうもめているシーシェパードと日本の捕鯨船だが、オーストラリアを訪問した岡田外務大臣とオーストラリアのラッド首相やスミス外相と会談でもその内容は、捕鯨に関する事項に終始したそうだ。
オーストラリア側は、なんとか日本の捕鯨を廃止したい意向であり、国際捕鯨委員会(IWC)で解決できない場合は、国際司法裁判所への提訴も辞さない構えを示している。これに対して政権が変わっても、官僚にいまだに支配され続けている民主党の閣僚は、農水省に言われるがままに捕鯨の維持を主張し、日豪首脳の話し合いも平行線に終わっている。官僚に取り入られている上に外交下手な岡田外相が日豪関係を悪化させる可能性もある。
話は、少し変わるけど、あれからすでに1年以上もたって、すっかり記憶から遠のいていたグリーンピース・ジャパンの職員、佐藤潤一氏と鈴木徹氏が告発した鯨肉横領事件の初公判が2月15日にあったそうだ。
クジラ肉裁判初公判
「土産」の矛盾と調査捕鯨の不正隠ぺいが明るみに
【2月15日 青森】本日、青森地方裁判所でグリーンピース・ジャパンの佐藤潤一と鈴木徹に対するクジラ肉裁判(注1)の初公判が開かれました。
本日のスケジュールは以下の通り――
罪状認否:グリーンピース・ジャパンの佐藤と鈴木のスピーチ、それぞれ5分間(注2)
検察官と弁護団の冒頭陳述
検察官と弁護側請求証拠の取り調べ
証人尋問(運送会社の責任者):被害者とされるクジラ肉入りダンボール箱の配送業者
証人尋問(共同船舶):「調査捕鯨」を実施している傭船会社のクジラ肉販売担当幹部
主任弁護人の海渡雄一弁護士は初公判を終えて、「クジラ肉横領の不正な慣行が浮き彫りになった。今日の証人は矛盾だらけであり、今後行う日新丸乗組員たちの尋問で、さらに横領の実態が明らかにされるだろう」と感想を述べました。また弁護団の日隅一雄弁護士は、「本日の尋問で共同船舶の幹部が、日新丸船上において乗組員らが自室に塩を持ち込み、私用のために塩蔵鯨肉を作っていることを認めた。さらに、どのくらいの量を各自が作っているのか監督するシステムもないという証言が得られたのは、クジラ肉横領を明らかにする大きな一歩となる」と語りました。
次回は、3月8日から11日まで4日間の連続開廷となります。3月8日は午後2時から開廷。
(注1)クジラ肉裁判:2008年グリーンピース・ジャパンの職員、佐藤潤一と鈴木徹が調査捕鯨におけるクジラ肉の横領疑惑を追及する中で、公的機関に告発するために横流しの証拠としてダンボール箱入りのクジラ肉を確保したことにより、同年7月11日に窃盗・建造物侵入罪で青森地裁に起訴された事件の裁判。
(注2)佐藤と鈴木の5分間スピーチはウェブでご覧いただけます。
佐藤潤一、鈴木徹のスピーチ
枝野行政刷新相が、行政刷新会議による事業仕分け第2弾に向けて、仕分け対象となる独立行政法人と公益法人の問題点を、ウェブ上で広く一般から募集するそうだ。意見の募集は、ウェブサイト「ハトミミ.com」で23日から1か月間行われるそうなので、ぜひ、(財)日本鯨類研究所を仕分け対象にして欲しい。
Tags : 捕鯨問題 |
Green |
Peace |
グリーンピース・ジャパン |
鯨肉横領 |
|
佐藤潤一 |
鈴木徹 |
シー・シェパード |
日米関係 |
2010.02.07 (Sun)
南極海で日本の「第3勇新丸」がシー・シェパードの「ボブ・バーカー号」に衝突 (YouTube衝突動画あり)
日本側の主張:
シー・シェパード抗議船、また日本船に接触
(読売新聞 - 02月06日 21:17)
水産庁は6日、南極海で同日午後1時頃、調査捕鯨船「第3勇新丸」と反捕鯨団体シー・シェパードの抗議船「ボブ・バーカー(BB)号」が接触したと発表した。
第3勇新丸の乗組員にけがはないという。同庁によると、BB号は同日未明から調査捕鯨船団に、レーザー光線を照射したり、酪酸入りの瓶を投げつけたりと妨害を行っていた。勇新丸は後方から接近してきたBB号を避けようとしたが、左船尾がBB号の右舷と接触。勇新丸の鉄製の手すりが折れ曲がったという。
◇
【シンガポール=岡崎哲】シー・シェパードのポール・ワトソン代表は6日、衛星電話で読売新聞に、「日本側が故意に体当たりして右舷に傷ができた」と主張した。
シー・シェパード側の主張:
Sea Shepherd News Saturday, February 06, 2010
Bob Barker Rammed by Illegal Whaler
12:09 p.m.フレマントル(オーストラリア時間)第3勇新丸は故意にシー・シェパードのボブ・バーカー号に激突した。船体を貫通し、作業員の命を危険にさらすことが目的である。衝突は、65度21の南側、67度58の東側、ダーンリー岬からおよそ180マイル離れたオーストラリアの南極海域で起こった。
ボブ・バーカー号は、衝突が起こったとき、捕鯨工船「日新丸」の斜路を積極的にふさいでいた。「第1勇新丸」、「第2勇新丸」、「第3勇新丸」、「第2昭南丸」の4隻の捕鯨船が旋回しながら、シー・シェパード船の船尾と船首に近づいていた。ボブ・バーカー号は、その位置から動かなかった。そのとき、「第3勇新丸」は故意にボブバーカーに激突した。そして、シー・シェパード船体の水面より上、中央右舷側に約1メートルの深さの傷を残した。
この衝突で乗組員に負傷者はでなかった。ボブ・バーカーは「日新丸」の斜路をふさぎ続けます。そして、虐殺されたクジラの移動を防いで、違法な捕鯨活動を効果的に終了させる。
この事故は、南極海の捕鯨禁止地区で、違法な捕鯨船によってエスカレートした暴力の継続を示します。ポール・ワトソン船長は、スティーブ・アーウィン号の操舵室からつぎのように語った。「現在、ある行動に加わる過程であるが、日本の捕鯨団がアディ・ギル号を乱暴に沈没させても何の罪に問われることなく無事、逃げ切ったことで、彼らは今、明らかに望むことは何でもできる、そして、シー・シェパードの乗組員を危険にさらすことについても何の不安がないように見える。
我々が本当に必要としていることは、オーストラリア政府とニュージーランド政府が、あるいは、捕鯨船が次に何をするかについてわかっている人たちが、これらの海域の海事法を改善し、施行することだ。オーストラリア人とニュージーランド人の命は、これらの流れの中で毎日危険にさらされている。」
写真:衝突によるボブ・バーカーが受けたダメージ
ボブ・バーカーの乗組員は、衝突の直後、「第3勇新丸」が止まったことに気がついた。そして、「日新丸」の船尾の位置を維持していたボブ・バーカーの後部に現れた。衝突で「第3勇新丸」がダメージを負った可能性がある。
今年の日本の捕鯨団は過去に比べると、かなり過激な行動をとっている。
写真: (上) Glenn Lockitch, (下) Lincoln Shaw
まず、日本側は自分たちに都合の悪い動画は見せないようにしており、写真だけしか公開していないとこからしておかしい。シー・シェパード側が提供した2番目の動画を見る限り、日本の「第3勇新丸」が右側からシー・シェパードの「ボブ・バーカー号」に衝突しているように見えるし、シー・シェパードの説明の方が説得力がある。衝突されたときは、日本の捕鯨船4隻に囲まれていたということだから、よけようにもよけられない状態だったのだろうと思う。日本のマスコミはどこまで捏造情報を流せば気が済むのだろう。水産庁も不況でみんなが喘いでいるときに、国民の税金をこんな馬鹿げた争いを生む捕鯨に使うなんて許せることではない。
2010.01.10 (Sun)
日本は南極海での捕鯨から撤退するべきかというアンケートの結果の推移
Ben Packham and Alison Rehn From: Herald Sun January 09, 2010 4:02AM


2ちゃんねらーや農水産省や鯨研の皆様、本当にご苦労さまでした♪(笑)
今日もランキングの応援宜しくお願いします。

にほんブログ村 政治ブログ 現在 2 位
このエントリーは、
『鳩山政権 - トラックバック・ピープル』
http://member.blogpeople.net/tback/10641
『民主党 - トラックバック・ピープル』
http://member.blogpeople.net/tback/09160
『自エンド - トラックバック・ピープル』
http://member.blogpeople.net/tback/09077
ブログ村トラコミュ『鳩山政権』
ブログ村トラコミュ『自エンド』
にトラックバックしています。
【政権交代】を実現させたブロガーリスト
Tags : シー・シェパード |
南極海 |
日本 |
オーストラリア |
捕鯨 |
撤退 |
アンケート |
2ちゃんねらー |
農水産省 |
鯨研 |
2010.01.09 (Sat)
シー・シェパードが第2昭南丸の乗組員を告訴

まずは、『ヘラルドサン.com.au』が行ったアンケートの結果をご覧いただきたい。このアンケートでは、「日本の捕鯨船は南極海からすみやかに撤退するべきか」を問うたものだが、今朝は75%の人々が「イエス」と答えていた。この調査が2ちゃんねるで紹介されたため、「ノー」の数が朝方は25%以内だったのに、現在では30%近くまで増え、それにともなって「イエス」の割合も70%まで減少したのではないかと思われる。
昨日のエントリーで紹介した豪紙にもこの衝突事故が告訴に発展するだろうと書かれていたが、同じヘラルドサンの別の記事によると、シー・シェパードはすでに8日、この事故で第2昭南丸の乗組員を「海賊行為」に当たるとして、オランダ司法当局に告訴した模様だ。

Photo: "Sea Shepherd lodges piracy charge against Japanese ship"
『Herald Sun』AFP From: AAP January 09, 2010 3:59AM
Tags : シー・シェパード |
アディ・ギル号 |
第2昭南丸 |
衝突 |
海賊行為 |
ワトソン船長 |
ボーガンの矢 |
国際裁判 |
国際司法権 |
2010.01.08 (Fri)
捕鯨船衝突事故で回避義務を怠ったのはアディ・ギル号ではなく第二昭南丸だった
過去ログ:捕鯨問題
いつもこの時期になると、「財団法人日本鯨類研究所」の天下り役人や農水省の官僚がやたらと捕鯨問題を報道させたがるのは、予算の関係で多額の国庫補助金を望んでいるからであろう。一昨年だったか、メディアに捕鯨に関する報道を煽って、国庫補助金が増額されたのに味をしめているとしか思えない。
今回のシー・シェパードのアディ・ギル号と第二昭南丸との衝突事故がネット上でここまで大きく報じられるのも、アンチ捕鯨派と言われている鳩山首相の気を引くためであろう。
それにしても、天下りを廃止すると公約に掲げた民主党鳩山政権が、いまだに天下りの巣窟である「財団法人日本鯨類研究所」を温存し、彼らが主張するまま南極海での捕鯨を続行させているのはおかしい。鯨肉なんてほとんど食べないのに、この天下り団体を維持するためだけに多額の血税を支払っている日本国民が哀れだ。
今回の捕鯨船衝突事故でも、日本では日本側の主張のみを報道するという偏向報道に徹したメディアが多い。ネット上の議論を読んでも根拠なくシー・シェパードが悪いことになっている。勝手に私が「鯨博士」と呼んでいるカメクジラネコ氏が、久しぶりにJANJANに捕鯨問題に関する記事を投稿された。特に、衝突事故についての見解は見逃せないと思ったので、一部紹介させていただきたい。
マスコミが伝えようとしない調査捕鯨の「負の側面」
(JANJAN2010年01月07日)
以下は、国際条約である(※)COLREG条約の国内法に当たる海上衝突予防法の一文である。
第15条 2隻の動力船が互いに進路を横切る場合において衝突するおそれがあるときは、他の動力船を右げん側に見る動力船は、当該他の動力船の進路を避けなければならない。この場合において、他の動力船の進路を避けなければならない動力船は、やむを得ない場合を除き、当該他の動力船の船首方向を横切つてはならない。
鯨研とSSがせっせとメディアに配布している写真やビデオ映像を見れば、アディ・ギル号と第二昭南丸とがお互いに直進してきてぶつかったのは一目瞭然である。一義的な回避義務があったのは、すなわち相手の船を右舷側に見ていたのは、果たしてどちらだろうか?
下のYouTubeを見ても明らかだが、もちろん、回避義務があったのは、アディ・ギル号を右舷側に見ていた第二昭南丸の方である。
Tags : 捕鯨船衝突事故 |
回避義務 |
シー・シェパード |
アディ・ギル号 |
第二昭南丸 |
農水省 |
郡司農水副大臣 |
民主党 |
鳩山由紀夫 |
2008.08.19 (Tue)
シーシェパード(Sea Shepherd)の逆襲
Sea Shepherd Issues Arrest Order for the Japanese Whaling Fleet(英語)

去年の2月に起こったことで今頃逮捕なんて変だなって思ったんだよね。天下り財団人の鯨研が天下りで有名な警視庁公安部に協力を求めて逮捕状を発行してもらって、それを天下り受け入れ新聞社の読売を初めとする粗大ゴミじゃなくて、マスゴミが報道したたってとこだろう。天下りによる天下りのための天下りニュースだ。
それにしても、こういったいきさつを全く伝えないで、まるで日本が率先してシーシェパード活動家を逮捕するかのような日本のマスゴミの報道には、警視庁からの情報だけを強制的に報道させられているのがミエミエでリテラシーのかけらもなく、全く情けない。数ある報道陣の中で一社くらいこのニュースの裏に隠された真実を暴いてくれてもいいだろうに。
シーシェパードのワトソン船長にしてみたら、日本がなぜ責任者のワトソン船長には逮捕状を請求しないで、責任のないボランティアの活動家が逮捕されなくちゃならないのか、さっぱりわからないそうだ。日本の警察がそこまで無能だとは思わなかったのだろう。全く焦点の定まらない今回のシーシェパード活動家逮捕の報道なんて全く痛くも痒くもないし、何の意味も持たないと断言している。そればかりか、下のワトソン船長のコラムを読むと、日本への敵対心をますます燃やしているようだ。
Sea Shepherd News News Releases
Operation Musashi Heats Up Over Antarctic Whaling 08/18/2008
和訳:
武蔵作戦が南極海捕鯨をあぶりだす(2008年8月18日)
日本の警視庁は2006年の12月から2007年の2月までのシー・シェパードの鯨保護キャンペーン、レヴィアザン作戦に参加した3人のシー・シェパードの船員達を国際逮捕状を取った。
逮捕状が出たのは、米国人のジョン・バッチェラー氏、ラルフ・クー医師、英国人のダニエル・ビバウィ氏の3人。
「日本の警察がなぜ比較的目立たない3人の活動家をターゲットにしたのかさっぱりわからない。全てのシー・シェパードの活動家は船長である私の命令に従っているだけなのに。日本の違法な捕鯨船に抗議する全ての活動家の責任は私にあるのに、私に対する逮捕状はないなんておかしい。」とポール・ワトソン船長は語った。
この逮捕状は明らかに日本の捕鯨船「海幸丸」がシー・シェパードの「ロバートハンター号」に追突した事故が元になっているようだが、「海幸丸」の方が「ロバート・ハンター号」に衝突したという科学的な証拠がある。
「ロバート・ハンター号」の船首の支柱が前方向に曲がっている。つまりこれは、後ろから追突されたことを意味する。もし、「ロバート・ハンター号」が「海幸丸」に追突していたら、その支柱は、後方に曲がっただろう。
つづく
関連記事:
米英活動家3人に逮捕状=シーシェパード、捕鯨妨害容疑-国際手配へ・警視庁
(時事通信社 - 08月18日 17:01)
南極海で昨年2月、日本の調査捕鯨船団が米国の環境保護団体「シー・シェパード」から妨害を受けた事件で、目視専門船「海幸丸」(南淨邦船長)に発煙筒を投げ込むなどしたとして、警視庁公安部は18日、威力業務妨害容疑で、米国籍のラルフ・アンソニー・クー容疑者(41)ら同団体活動家3人の逮捕状を取った。近く国際手配する。
ほかに逮捕状が出たのは、米国籍のジョナサン・ラモント・バチェラー容疑者(30)、英国籍のダニエル・ジョージ・ベバウィ容疑者(28)。
公安部は海幸丸の乗組員からの事情聴取やビデオ映像の分析などを進め、3人を特定した。
調べによると、クー容疑者は昨年2月12日、海幸丸に対し、シー・シェパードの船から発煙筒を投げ込み、業務を妨害した疑い。
バチェラー、ベバウィ両容疑者は同日、ゴムボートで海幸丸に接近してロープを投げ込み、スクリュー部分に巻き付かせて、航行を妨害した疑い。
妨害をしたのは、ほかに少なくとも3人いるとみられ、公安部が特定を急いでいる。
マスゴミは、こんなことより、もっと他に報道することがあるだろうと思ったら、今日もランキングの応援宜しくお願いします。

にほんブログ村 政治ブログ 現在 1 位

BlogPeopleランキング
「政治」部門 現在 1 位

FC2政治ランキング 現在 1 位
このエントリーは、
『自エンド - トラックバック・ピープル』
http://member.blogpeople.net/tback/09077
ブログ村トラコミュ『自エンド』
http://politics.blogmura.com/tb_entry85445.html
『民主党 - トラックバック・ピープル』
http://member.blogpeople.net/tback/09160
にトラックバックしています。
2008.01.16 (Wed)
海外で日本の捕鯨問題がエスカレート

日本側は活動家によって酪酸を投げ込まれたと訴えている(画像:ICR)
2人の反捕鯨活動家が南極海で日本の捕鯨船に乗り込んだときに拘束された。シー・シェパードのキャンペーン・グループはイギリス人とオーストラリア人の二人が日本人船員らによって暴行された後、電波探知機の柱に縛り付けられたと言っている。
活動家の2人は、オーストラリアで誘拐の嫌疑で日本に対して訴訟を起こしたいと言っていた。
(財)日本鯨類研究所のモリモト・ミノル氏は、二人を拘束したことは認めたが、二人に暴行や傷害を加えたことは否定した。
モリモト氏は、二人の男性を縛り付けたというシー・シェパードの訴えは、全く真実ではないと言った。
海洋に浮かぶ他国の船に乗り込むのは、違法である。結果的に、二人の処分を決めている間、拘束したにすぎない。とモリモト氏は付け加えた。
捕鯨禁止令
オーストラリア人、ベンジャミン・ポッツと英国人、ガイル・レーンの二人はシー・シェパード船のスティーブ・アーウィンから第二勇新丸に乗り込んだ。
声明文では、シー・シェパードが二人の男性の捕虜を拘束した日本人乗組員を告訴した。
ポール・ワトソン船長は日本人捕鯨団に対して誘拐の罪で告発したいとオーストラリア連邦警察に通告した。
そのシー・シェパードのキャンペーン・グループは、反捕鯨活動家の二人が日本人乗組員に、捕鯨は違法であるということを伝えようとしただけだと発表している。
豪州連邦裁判所が、日本の「共同船舶」が調査捕鯨を行うのは違法であるとして、停止を命じる判決を下したからだ。
東京は過去にどんな捕鯨禁止令が裁判所で出ても、無視すると言った。
日本の捕鯨船は科学的調査という名目で、900頭のミンク・クジラと50頭のフィン・クジラを4月中旬までに殺す予定だ。
しかし、オーストラリアや他の国々は、調査ならクジラを殺さなくてもできるし、商業捕鯨を調査と読んでごまかしているだけと言う。
シー・シェパードと日本側の言い分に大きな違いがあるようだが、日本の水産庁のHPでは次のように書かれている。
第21次南極海鯨類捕獲調査に対する妨害について平成20年1月15日、南極海で鯨類捕獲調査に従事していた第二勇新丸に対し、反捕鯨団体シーシェパード(SS)所属乗組員による妨害行為がありましたのでお知らせします。
事件の概要
15日、南極海で鯨類捕獲調査に従事していた第二勇新丸に対し、反捕鯨団体シーシェパード(SS)所属の大型ゴムボートが酪酸と思われる液体の瓶の投げ込みやプロペラに絡めることを目的にロープを流す等の危険な妨害行為を展開した。
当該ゴムボートは一旦第二勇新丸から離れたが、その後、大型ゴムボートが第二勇新丸に急接近し、活動家2名が同船船内に侵入した。
侵入した活動家による暴力行為も想定されたことから、侵入後直ちに第二勇新丸乗組員が一時的に活動家2名を保護し、両名を船内事務室に収容した。
その後、SS側は第二勇新丸以外の調査船を含め複数回にわたる妨害活動を展開していたこと、さらに、言語上の問題もあり、SS側とのコミュニケーションに手間取ったが、活動家2名の第二勇新丸への侵入目的が、「抗議文の手交」であったことから両名をSS側に戻すこととした。
しかしながら、日本鯨類研究所が、調査船団の安全を確保したうえで、活動家2名を安全に戻すためのアレンジについてSS側に協力を求めるメッセージを複数回にわたり送付したが、SS側より一切の回答が得られず、適切なアレンジを進めることが不可能となっている。
なお、一連の妨害行為による双方の負傷者は、発生していない。

日本ではテロリスト、豪州では人質と呼ばれるシー・シェパードのベンジャミン・ポッツとガイル・レーン
どっちを信じるにせよ、世界中から日本の南極海での捕鯨が快く思われていないことは事実で、豪州連邦裁判所が捕鯨禁止令を命じているのにもかかわらず、まだ捕鯨を続けさせる日本の水産庁や反捕鯨活動家をテロリストなんて呼ぶ(財)日本鯨類研究所の判断はどうかと思う。日本にいると海外の反応がどんなに厳しくてもわからないのだろうか?
YouTubeのコメント欄で日本人の捕鯨賛成派と外人の捕鯨反対派とで激しい議論が繰り返されているのをみても、今世界中で捕鯨をめぐる論争がかなり感情的に盛り上がっていることがわかる。これが、捕鯨だけの問題にとどまるならいいんだけど、鯨を平気で殺す日本人の作ったものは買わないという日本製品の非買運動や、日本の留学生は受け入れたくないといった日本人留学生の拒否などに発展したら、日本は経済的にも教育的にもまずいことになるだろう。そういったものは、いますぐどうこうってことじゃないけど、ジワジワとやってくると思う。これだけ日本の評判を落としてまでも、南極海で捕鯨を続けるということは、果たして賢明かどうか水産庁のお役人の方々には、頭をやわらかくしてよく考えていただきたい。やらなくてもいいものを自民党に代表される古い体質のまま行っているということがないかどうか。
関連記事:
防衛省問題や捕鯨問題など
自エンドをめざして、今日もランキングの応援お願いします。

FC2政治ランキング2位
総合62位

にほんブログ村 政治ブログ
現在9位

BlogPeopleランキング
「政治」部門1位
『自民党 - トラックバック・ピープル』
http://member.blogpeople.net/tback/09077
と
ブログ村トラコミュ『自エンド』
http://politics.blogmura.com/rpc/trackback/85445/9w2tguyw8nnr
にトラックバックしています。
この記事へのトラックバックURL:
http://minnie111.blog40.fc2.com/tb.php/735-9ee18b9a

Tags : 捕鯨 |
オーストラリア |
シー・シェパード |
水産庁 |
(財)日本鯨類研究所 |