2008.08.27 (Wed)
セックス・アンド・ザ・シティ Sex and the City
Sex and the City (2008) OFFICIAL TRAILER
ブログの広告でも積極的に宣伝しているみたいだけど、今日本で上映されている映画版「セックス・アンド・ザ・シティ」は、1998年6月6日から2004年2月22日にかけて、ケーブルテレビ局HBOで放送されたアメリカの連続テレビドラマの最終話から4年後という設定で作られたもの。
テレビドラマのセックス・アンド・ザ・シティ (Sex and the City、又はSATC) は、全6シーズンで94回放送された。その人気は社会現象となり、放送終了後も世界中で幾度となく再放送されるなどして根強いファンを持つ。2008年の今でも北米のテレビでは再放送されているほどだ。
原作は、ニューヨーク在住のライター、キャンディス・ブシュネルが週刊誌ニューヨーク・オヴザーヴァーに連載していたコラム『セックスとニューヨーク』。
ストーリーは、堅い友情で結ばれたニューヨークに住む30代独身女性4人が、それぞれの恋愛やセックスなどを通して、さまざまな問題を抱えながらも奔放に生きる姿をコミカルに描いたもの。大人のセンスのセクシーなファッションやニューヨークで生きる女性達の粋な会話が話題を呼んで、エミー賞に50回以上もノミネートされ、7回受賞、ゴールデングローブ賞も24回ノミネートされ、8回受賞している。

逆にあまりにも性に対して奔放でありすぎるため、その性の不道徳さを宗教団体から批判されたり、女性特有のブランド品に身を固めた登場人物が極端なマテリアリズム(物質主義)であることや女性の典型として、反消費賛美者や反フェミニストから厳しい意見も出ている。又、各人物の描写が浅いこともこの作品の懸念材料の一つとなっている。
主な出演者:

この物語の主人公。各エピソードは彼女のナレーターで始まる。セックス・コラムニストとして新聞にコラム「SEX AND THE CITY」を連載していたが、そのボリュームが本の出版に繋り、かなりの有名人になる。ミスター・ビッグと付き合ったり、別れたりを繰り返すも、最後まで諦められない様子が、もどかしくいじらしい。綺麗な靴をこよなく愛し、ストレス発散に靴の買い物をすることがある。

美貌とパワーを兼ね備えたPR会社を経営するキャリアウーマン。とてもグラマーで、自分に自信を持ち、言いたい事は何でも言う。一人の男性と付き合うよりも、複数の男性と自由な恋愛を楽しむ主義で、数えきれないほどのセクフレを持ち、彼らに自分がセックスでクライマックスに達した1時間後にはいなくなって欲しいと要求する。豊胸手術をしようとして、乳癌を発見する。手術とキモセラピーが彼女に新しい人生観をもたらした。

アート・ギャラリーのディーラー。純愛主義のお嬢様。4人の中では最も一途で純粋なだけに、結婚願望が強い。2回目の結婚で、相手に合わせて改宗してしまうほど。テレビのシリーズでは、中国から養女を迎えたところで終わる。

ハーバード大学出身でマンハッタンの事務所に勤めるやり手の弁護士。アルツハイマーである義母の面倒など、ストレスの溜まる生活を送っている。

非常に裕福な実業家。キャリーと不思議な縁があり、再会を繰り返す。男らしい容貌で洗練されていて、ミステリアス。行動力もあり、ちょっぴり意地悪で、キャリーにとっては、まさに理想的な恋愛の対象で、とても魅力的な憧れの男性だが、ミスター・ビッグは、真剣にキャリーとつきあう気はないようだ。現にキャリーよりも10歳年下の女性、ナターシャと結婚してしまった。しかしながら、結婚後もキャリーとつきあい続け、ミスター・ビッグの結婚は破綻し、キャリーのもう一人の恋愛対象だった家具デザイナー、エイデンとの恋愛も終わりを迎える。最後のエピソードでは、キャリーのいない人生なんてありえないと悟る。大のジャズファンで、シガーのヘビースモーカーである。彼の本名は、最後まで明かされる事はない。
参考記事:
『ウィキペディア(Wikipedia)』セックス・アンド・ザ・シティ
『Wikipedia(英語)』Sex and the City
Cinema Cafe.net『セックス・アンド・ザ・シティ』
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